2025年2月

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  • 商品番号:NYCX-10511

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    発売日:2025年02月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    - 今回の録音において、私はテオルボ版の編曲に関して自身なりの解答を見出すことができたと考えている。本演奏を通じて、皆様に共感を抱いていただければ幸甚に思います。 … 今村泰典 日本語解説より 大バッハのリュート作品全集(8.573936)で高い評価を受けた今村泰典が、名作「無伴奏チェロ組曲」に取り組みます。今村はこの組曲を演奏するにあたり、リュート属の中で音域がチェロに非常に近いテオルボで演奏することを選択。チェロの旋律に対する通奏低音のバスを補完することが、バロックのスタイルに最も忠実であると考え、曲によっては新たな装飾を付け加えるなど、豊かな演奏経験に裏打ちされた解釈を披露しています。 ※国内仕様盤には今村泰典氏による日本語解説が付属いたします。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10513

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    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第6番・第7番
    劇付随音楽『テンペスト』(抜粋) 詳細ページ
    [サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、エーテボリ交響楽団]

    発売日:2025年02月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロウヴァリ&エーテボリ響のシベリウスここに完結!2019年初頭からリリースが開始された、スウェーデンの名門エーテボリ交響楽団と当時その首席指揮者に就任したばかりだったフィンランドの俊英サントゥ=マティアス・ロウヴァリによるシベリウスの交響曲全集。これまでになく個性的で踏み込んだ解釈と深い説得力とを両立させたその演奏は、シベリウス演奏史に新風を巻き起こし、世界中から注目されてきました。 ほぼ作曲順に発表されてきたそのチクルスも、今回の第6番、第7番をもっていよいよ完結となります。シベリウスの作曲活動最後期に書かれたこれらの交響曲は、ゆったりとした曲想を基調とした観想的な面が突き詰められ、併せてその高度な作曲技法と思想に基づく様々な実験的要素も共存したもの。ロウヴァリの作り上げる音楽はこれまで同様実に活き活きとしつつ心地よい鋭さを併せ持っており、隅々まできめ細やかに歌いこみながら力強い流れをごく自然に作り上げ、クライマックスの雄大さもまた格別という、作品の特色を最大限生かし切ったものとなっています。 またこのチクルスの特色として凝った管弦楽作品が組み合わされておりますが、今回はシベリウスがその後半生約30年の作品をほぼ発表しない生活に入る前、最後に書かれた大規模な作品の一つであり、その作風の頂点をなす傑作とも目される『テンペスト』から、管弦楽部分の抜粋を収録。その管弦楽法の面白さを明確に示しつつ内容に深く寄り添った演奏で、聴かれる機会の少ないこの作品の素晴らしさを存分に知らしめています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10514

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    発売日:2025年02月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フェリックスとファニー、
    2人の「無言歌」をパシチェンコが1836年製オリジナルのグラーフで奏でる
    イル・ガルデリーノとの共演によるモーツァルトの協奏曲録音が世界的に高い評価を得ているオルガ・パシチェンコ。久しぶりとなるソロ録音は、2人のメンデルスゾーンの作品集です。 フェリックス・メンデルスゾーンが残した愛らしい小品集として人気の『無言歌集』ですが、その創始者は姉のファニーという説もあり、彼女もまた多くの「無言歌(ピアノのための歌)」を残しています。この2人による数多くの無言歌からの抜粋を中心に、その作品の魅力をCD1枚めいっぱいの30曲盛り込みました。 パシチェンコがここで選んだ楽器は2人が存命中に製造されたコンラート・グラーフのオリジナル。美しい声で語り掛けてくるようなその音色は、詩情豊かなこれらの作品を表現するのに実にふさわしく、パシチェンコが持ち前の高い感性で瑞々しく歌い上げています。

  • 商品番号:NYDX-50394

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《アラベラ》 詳細ページ
    [ベルリン・ドイツ・オペラ サラ・ヤクビアク、エレナ・ツァラゴワ、アルベルト・ペーゼンドルファー他、ドナルド・ラニクルズ、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団]

    発売日:2025年02月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ベルリン・ドイツ・オペラより
    クラッツァー&ラニクルズによる充実の《アラベラ》登場!
    《アラベラ》は、貴族社会が崩壊しつつある時代を背景に、男女の愛情と打算、そのすれ違いを苦みのある笑いに託した喜劇オペラ。この作品でシュトラウスは《ナクソス島のアリアドネ》の序幕に始まる、伴奏付きレチタティーヴォを楽想の中心に据えドラマの進行に演劇的なスピード感を持たせるという作劇法を推し進めました。 鬼才トビアス・クラッツァーの演出は、ホフマンスタールがシュトラウスのために書いた最後の台本となった《アラベラ》の中にある斜陽の貴族社会へのノスタルジーが、どの様に現代的な問題と地続きになっているかを読み解こうとする野心的試み。歌唱陣にはベルリン・ドイツ・オペラ2022/23のシーズンにコルンゴルトの歌劇《ヘリアーネの奇蹟》のヘリアーネ役で好評を博したサラ・ヤクビアク(アラベラ役)、さらにドリス・ゾッフェル、アルベルト・ペーゼンドルファー、エレナ・ツァラゴワら粒ぞろいの名歌手をフィーチャー。歌手たちの優れた歌唱と共に音楽監督を務めるドナルド・ラニクルズのベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団を駆使したシュトラウスならではの豊潤な響きに彩られた音楽が聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50396

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    プッチーニ(1858-1924)
    歌劇《トスカ》 詳細ページ
    [フィレンツェ五月音楽祭 ヴァネッサ・ゴイコエチェア、ピエロ・プレッティ、アレクセイ・マルコフ他、ダニエーレ・ガッティ(指揮)、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団]

    発売日:2025年02月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    フィレンツェ五月音楽祭よりポポリツィオ&ガッティによる
    迫真の《トスカ》新プロダクション登場!
    フィレンツェ五月音楽祭より新プロダクションの《トスカ》の登場です。演出は2018年にオペラの演出家としてデビューしたマッシモ・ポポリツィオ。舞台や映画の俳優・声優で知られる人物で、最近では映画『帰って来たムッソリーニ Sono Tornato(伊2019)』が評判となりました。 ノーツの中で、この《トスカ》の制作にあたり「ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画『暗殺の森 Il conformista (伊 1970)』を参考にし(ファシズムが台頭する)1930年代のローマの雰囲気を描こうとした」と語っています。このエロティシズムとサディズムに満ちた刺激的な演出を背景に、題名役のくっきりとした美声ソプラノ、ヴァネッサ・ゴイコエチェアが情熱的な歌唱を聴かせます。 さらに、艶のあるテノール、ピエロ・プレッティの端正なカヴァラドッシ役、抑制された表情から冷酷さがにじみ出でるアレクセイ・マルコフのスカルピア役を加えた主役の三人による迫真のドラマを、ダニエーレ・ガッティのタクトが導く重厚で華麗なプッチーニ・サウンドが豊かに包み込みます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10508

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    J.S.バッハ/ネヴァーマインド編曲:
    ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 詳細ページ
    [ネヴァーマインド(アンナ・ベッソン、ジャン・ロンドー、ロバン・ファロ、ルイ・クレアック)]

    発売日:2025年02月21日

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:3,960円(税込、送料無料)

    ジャン・ロンドー、アンナ・ベッソンらのネヴァーマインドがゴルトベルク変奏曲を!編曲作品あまたのゴルトベルク変奏曲ですが、近年では古楽界の大物たちがこぞって挑んでいるのも興味深いところ。そんな中、自身来日公演やソロ・アルバムでも刺激的なゴルトベルクを聴かせてくれたジャン・ロンドーとその盟友たちが、アンサンブルによる演奏をリリースします。 編曲の中心となったのはロンドーと、ガンバを弾くロバン・ファロ。アンナ・ベッソンの伸びやかなトラヴェルソを前面に押し出しながら他のメンバーも随所で活躍、多声的な絡みも異なる楽器によるアンサンブルならではの立体感で聴かせます。ロンドーはソロの録音でも使用したジャーマン・モデルのチェンバロのほか、イタリアン・スタイルのチェンバロと2種のオルガンを弾き分けるこだわりぶり。彼らならではの独創的かつスリリングな編曲で、作品の新たな地平を切り開いています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10507

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    〈2月14日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年02月14日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリによるモーツァルトがARCANAから登場!ドイツ・グラモフォンからのリリースに続き、話題のシリーズがARCANAから発売となります。 ケルン大学在学中にピリオド楽器とその奏法に触れる機会があったものの、当時はその研究に十分な時間が充てられず、いつかじっくり挑みたいと考えていたと語る庄司紗矢香。2020-21年に訪れた新型コロナ・ウイルスによる世界的パンデミックで思いがけずその「いつか」が到来し、18世紀の音楽を中心に研究書を読みふけったということです。 その成果とも言えるのが、ガット弦とクラシック弓を用いた今回のシリーズ。カシオーリの奏でるフォルテピアノと共に、伸びやかな音色としなやかな表現を駆使し、活き活きとした美しい演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10509

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    発売日:2025年02月14日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    リシャール=アムランが誘う、ショパンとスペインの詩情2015年ショパン国際ピアノ・コンクール第2位とソナタ賞ほか輝かしい経歴を持ち、日本にもファンの多いシャルル・リシャール=アムラン。特に高い評価を得ているショパンですが、今回のアルバムでは19世紀終盤に作曲されたスペインのレパートリーと組み合わせるという興味深いプログラムを聴かせています。 収められたショパン、グラナドス、アルベニスはいずれも卓越したピアニストであり、彼らの作品は個性豊かな旋律と洗練された和声、そして高い創造性といった点が共通。さらに収録作品では詩情と舞踏が絶妙に織り交ぜられており、一連のプログラムとして非常に高い親和性とバランスを感じさせるものとなっています。 リシャール=アムランの技量とセンスがこれまで以上に生かされた、たいへん聴き応えのある美しいアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10510

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    ハイドン(1732-1809)
    オラトリオ『天地創造』 詳細ページ
    [サイモン・ラトル(指揮)、バイエルン放送交響楽団&合唱団、ルーシー・クロウ、ベンヤミン・ブルンス、クリスティアン・ゲルハーエル]

    発売日:2025年02月14日

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:5,280円(税込、送料無料)

    ラトル、バイエルン放送響&合唱団の首席指揮者就任記念演奏会のライヴ録音、
    得意曲の『天地創造』が登場!
    2023/24シーズンからヤンソンスの後を継いでバイエルン放送交響楽団&合唱団の第6代首席指揮者に就任したサイモン・ラトル。ここに登場する『天地創造』は、先にリリースされたマーラーの交響曲第6番と共に新天地でのラトルの船出を飾ったプログラムで、特に合唱団との就任後最初の演奏会として重要なものでした。 ラトルはハイドンの2作のオラトリオを得意とし、『天地創造』は1990年にバーミンガム市交響楽団&合唱団と録音しており、これは今も現代オーケストラによる代表的な演奏の一つとされています。ベルリン・フィルでの首席指揮者としての最後のシーズンのオープニングでも『天地創造』をとりあげており、節目でとりあげる「勝負曲」の一つとしている模様。ラトルはこの曲の魅力を「壮大な合唱、優美なメロディ、最高度に洗練されたポリフォニー、すべてが人類に対する楽観的な見方にしっかりと根ざしています」と語っています。そのアプローチは、オーケストラでトランペットとトロンボーンにピリオド楽器を使いつつ、サウンドの先鋭さで耳を惹こうとすることなく、作品の壮大さと包容力を存分に伝えてくれます。バーミンガム市響との録音は英語版でしたが、ここではドイツ語版で演奏しています。 1796年から1798年にかけて作曲されたこのオラトリオ「天地創造」。興行主ザロモンの依頼によって書かれた作品で、旧約聖書の「創世記」第1章とミルトンの「失楽園」を元にした台本を使っています。第1部は天地創造の第1日から第4日までが描かれ、混沌としたものの中から光が生まれ、天使たちが舞い、神の栄光が歌われます。第2部は第5日と第6日。まず生き物たちが地と空を覆い、その後ようやく人間が造られます。そして第3部ではその造られた人間「アダムとエヴァ」が主役となって物語を進め、最後は対位法を駆使した壮大な合唱で創造主を讃える大団円となります。 ※国内仕様盤には舩木篤也氏による日本語解説と、歌詞対訳が付属いたします。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574637

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    モーツァルト(1756-1791)
    〈ミサ曲全集 第4集〉
    ミサ曲 ハ長調 「ドミニクス」 K.66
    ミサ・ブレヴィス ト長調 K.140
    ミサ・ブレヴィス へ長調 K.192 詳細ページ
    [クリストフ・ポッペン、ケルン室内管弦楽団、ケルン大聖堂声楽アンサンブル]

    MOZART, W.A.: Masses (Complete), Vol. 4 - K. 66, 140, 192 (Cologne Cathedral Vocal Ensemble, Cologne Chamber Orchestra, Poppen)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:8.574637

    CD価格:1,900円(税込)

    クリストフ・ポッペンが指揮するケルン室内管弦楽団によるNAXOSのモーツァルトのミサ曲全集シリーズ。この第4集では、合唱団がこれまでのケルン西ドイツ放送合唱団から1996年に設立されたケルン大聖堂声楽アンサンブルに替わりました。アルバムにはモーツァルトが10代で作曲した3曲を収録。 1773年に作曲されたと推定されるK.140は一度は偽作とされたものの、最新の研究では真作とされており、6/8拍子で書かれたグローリアによって、パストラル(田園風)・ミサの別名を持つことで知られています。 K.66は1769年の作品。モーツァルトの幼馴染が新任司祭に任命された際に演奏された荘厳ミサで、大規模なオーケストレーションと劇的な進行が特徴。オペラ的な要素も随所に見られ、和声や対位法の深みも際立ちます。 1774年の K.192は、ヨーゼフ・ハイドンやミヒャエル・ハイドンの影響が垣間見えるとともに巧みな対位法も際立っています。簡潔な書法ながらも豊かな表現が特徴です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579140

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    ショール(1970-)
    〈作曲家のノート 第2集〉
    「私の本棚から」
    フルート協奏曲 第1番 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ、ジャスミン・チェイ 他]

    SHOR, A.: Composer's Notebook, Vol. 2 - From My Bookshelf / Flute Concerto No. 1 (Abduraimov, J. Choi, Kyiv Virtuosi Orchestra, Caldi, D. Yablonsky)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:8.579140

    CD価格:1,900円(税込)

    ウクライナ出身のショール作品第2集にアブドゥライモフ登場現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショール。彼の作品は、国際的に活躍する音楽家たちによって、多くの演奏や録音が行われています。このアルバムにはショールの3作品を収録。 幼い頃、彼の寝室の本棚にあった児童文学の名作にインスパイアされたという「私の本棚から」は、文学と音楽の融合をテーマに、各々の登場人物を音で表現。作品全体を本棚のように仕上げています。登場するキャラクターには、シンデレラやドン・キホーテ、トム・ソーヤーなどのおなじみの人物たちをはじめ、『ノートルダム・ド・パリ』のクァジモド、そしてヤヌシュ・コルチャックの「マチウシ1世」などが含まれ、曲の終わりではシェイクスピアの「ロメオとジュリエット」をロマンティックに描いています。 「別れの夜想曲」は、「私の本棚から」のアンコールの役割を担う短く親しみやすい作品。グリンカ作品に着想を得ながらも、ショールは新たな方向性を模索し、豊かな和声と装飾を与えることで、より深い作品を作り上げました。この2作品でピアノを担当するのがウズベキスタン出身のアブドゥライモフ。作品の個性を引き出す見事な演奏を聴かせます。 3曲目のフルート協奏曲は、ショール自身の「クラリネット協奏曲」を編曲したもので、快活でエネルギッシュな第1楽章、抒情的な第2楽章、明るい結末を迎えるロンド形式の第3楽章で構成されており、この演奏でのソリスト、ジャスミン・チェイの技量も存分に楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579161

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    パリのパリジャン
    21世紀パリのギター作品集 詳細ページ
    [ガブリエル・ビアンコ、エクリス・カルテット]

    Guitar Music (21st Century Parisian) - BEFFA, K. / KALAMPALIKIS, O. / MATTON, J. / PÉPIN, C. (A Parisian in Paris) (Gabriel Bianco, Quatuor Eclisses)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:8.579161

    CD価格:1,900円(税込)

    世界50か国以上で演奏、高く評価される1988年生まれのギタリスト、ガブリエル・ビアンコ。このアルバムは彼の故郷のパリで活躍する作曲家たちの新作が収録されています。 印象派の絵画からインスパイアされたペパンの「秋のリズム」、一日の24時間になぞらえた24の変奏が楽しいベッファの「時の鏡」、ビアンコの多彩な要望を採り入れたというトーマス・ヴィロトーの「バスティーユの夜」、ギリシャ神話に登場するアラクネを描いたカランパリキスの「アラ」、ギター四重奏との迫力ある応酬が魅力的なステファネッリの「エリプシス」など興味深い作品が並んでいます。

  • 商品番号:ACD-323

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    ストゥチェフスキー(1891-1982)
    コントラバス編曲によるチェロ作品集 詳細ページ
    [パヴェウ・ヤブウチンスキ、ユスティナ・スコチェク]

    STUTSCHEWSKY, J.: Cello Works (arr. P. Jabłczyński for double bass and piano) (Jabłczyński, Skoczek)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD323

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    ウクライナ出身のユダヤ人音楽家ヨアヒム・ストゥチェフスキーは、若い頃からクレズマー音楽に親しみ、12歳でチェロを始めるとすぐさま才能を発揮、音楽家を志しました。以降、ユダヤ音楽を追求し、クレズマー特有のメロディを取り入れたチェロのための作品を数多く生み出しました。 ヤブウチンスキは、ストゥチェフスキー作品を編曲する際、ただ楽譜をコントラバスの音域に移し替えるだけではなく、独自の音色とその微妙なニュアンスを追求することに努め、時にはすすり泣くような高音から、コントラバスならではの重低音までを駆使、アルバムの冒頭と最後に自作曲を加え、作品に込められた心情を描き出しています。 コントラバス奏者で作曲家、編曲家としても活躍するヤブウチンスキは、ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミーで学び、ベルン芸術大学で博士課程を修了しました。2015〜2016年にはザクセン州立歌劇場管弦楽団で演奏し、スコットランド室内管弦楽団や他の著名なアンサンブルとも共演。ソリストとしてもベルン交響楽団などと共演しています。編曲家としては特にコントラバスの独自編曲に情熱を注いでいます。

  • 商品番号:ACD-339

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    リフレクション
    ハープのための現代作品集 詳細ページ
    [アドリアン・ノヴァク]

    Harp Recital: Nowak, Adrian - BOGUSŁAWSKI, E. / GELBRUN, A. / HAUBENSTOCK-RAMATI, R. / MALINOWSKI, P. (Reflection)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD339

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    アドリアン・ノヴァクは18歳でハープを始め、クラクフ音楽アカデミーを優秀な成績で卒業、オーストリアやドイツでさらなる研鑽を積みました。2023年からクシシュトフ・ペンデレツキ音楽アカデミーで教鞭を執るなど、ポーランド国内外で活躍する注目の奏者です。 このアルバムでは、ポーランドの知られざる作曲家の作品から選び抜いたレパートリーを披露しています。

  • 商品番号:ACD-341

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    パヌフニク(1914-1991)
    合唱作品集 - 平和への祈り 詳細ページ
    [アグニェスカ・フランクフ=ジェラズニ、ウカシュ・ボロヴィチ、ポーランド国立ユース合唱団]

    PANUFNIK, A.: Choral Works - Universal Prayer / Winter Solstice (Polish National Youth Choir, Franków-Żelazny, Borowicz)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD341

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    ポーランド国立ユース合唱団が歌うアンジェイ・パヌフニクの合唱作品集。このアルバムは、彼が政治的な理由で1954年にポーランドを離れ、亡命先のイギリスで活動した時期の作品で構成されています。 これらはイギリスで書かれましたが、ポーランドの伝統的な旋律や民謡の影響が大きく、彼の祖国への思いが窺える仕上がりとなっています。例えば「聖母マリアへの歌」は中世のポーランドの詩に基づき、五音音階や独特の和声で祈りの雰囲気を醸し出しており、「平和への祈り」はポーランド時代に作曲した交響曲の一部を基に再構成されています。 カンタータ「普遍的な祈り」はイギリスの詩人アレキサンダー・ポープの詩を用いた4人の独唱者、3台のハープ、オルガン、混声合唱のための作品。パヌフニクの作品中でも重要なものの一つとされています。「冬至」はクリスマス用の曲で、ソプラノとバリトン独唱、混声合唱、器楽アンサンブルのために書かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-344

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈弦楽のための作品集〉
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
    2つのヴァイオリンのためのソナタ 詳細ページ
    [シモン・クシェショヴィエツ、バルトウォミェイ・ニジョウ、エルズビエタ・ムロジェク=ロスカ、アダム・クシェショヴィエツ]

    WEINBERG, M.: String Music - Sonata for 2 Violins / Sonata No. 2 for Solo Violin / String Trio (S. Krzeszowiec, Nizioł, Mrożek-Loska, A. Krzeszowiec)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD344

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    ミェチスワフ・ヴァインベルクの弦楽のための作品集。 このアルバムに収録された全ての作品は、モスクワとその周辺地域で書かれ初演されたもので「ロシアの作品」と思われがちですが、彼自身はロシア人ではなくポーランド出身のユダヤ人で、ワルシャワからの亡命者でした。作品を初演したヴァイオリニストたちもウクライナ出身のユダヤ人で、ヴァインベルクの父がかつて劇場でヴァイオリン奏者として働いていた、オデッサ在住の奏者でした。 今作では、ポーランドの名手クシェショヴィエツ兄弟と友人たちがこれらの作品を演奏。三重奏曲の4楽章版は世界初録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1117

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    Be Still My Heart
    グント(1865-1927)、グロス(1894-1939)
    歌曲集 詳細ページ
    [クリスティアン・イムラー、ヘルムート・ドイチュ]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    イムラーとドイチュが誘う、忘れられたウィーンの歌ロベルト・グントはスイスに生まれウィーンで活躍、ピアニスト、教師、作曲家として大きな成功を収めました。60曲以上を出版したほか、100曲を超える未出版作品を残していますが、今日ではほとんど忘れられています。 ヴィルヘルム・グロスはウィーンの裕福なユダヤ人の家庭に生まれて音楽教育を受けた後当地で活躍、やがてベルリンに移り映画音楽で成功しますが、ナチスの台頭を受けイギリスを経てアメリカへ移住、ポピュラー音楽で成功し、ヒュー・ウィリアムズの別名で発表した「Red Sails in the Sunset」はビング・クロスビー、ルイ・アームストロング、ナット・キング・コール、ビートルズらにカバーされて大ヒットしました。しかしながらその作品の多くもまた、現在ほとんど顧みられることがありません。 ドイツ出身でドイツ語圏の知られざる歌曲作品の発掘に力を入れているクリスティアン・イムラーは長年手を組んでいる名手ヘルムート・ドイチュと共に、後期ロマン派の流れを汲みながらジャズなど他ジャンルの影響も色濃い、これら知られざる作品の魅力を紐解いていきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1120

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    眩い光
    現代合唱作品集 詳細ページ
    [クリストファー・ローリー、アンサンブル・アルテラ]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    光に包み込まれるような合唱サウンド!アメリカのカウンターテナー、クリストファー・ローリーがアメリカ合唱界の中心を担うべく組織したヴォーカル・アンサンブル、アルテラによるALPHAから2枚目のアルバム。今回は「光」をテーマに世界各地の現代合唱作品を主に収録しています。輝かしく、厚みと温かみのあるハーモニーに包み込まれる稀有な体験を味わう、極上の一枚です。

  • 商品番号:BIDD85055

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    戦前の英国を代表するデュオの
    アコースティック録音によるヴァイオリン・ソナタのすべてを復刻
    アルバート・サモンズは1886年に靴職人の家に生まれ、熱心なアマチュア・ヴァイオリニストだった父と兄の手ほどきで演奏を始めました。自作のヴァイオリンでメンデルスゾーンの協奏曲を演奏しているところをビーチャムが聴いて自身のオーケストラにスカウト。ティボーやイザイ、カザルスらに高く評価され、英国を代表するヴァイオリニストとして活躍しました。特にエルガーの録音は今も同曲を語る上での必聴盤の一つとされています。 ウィリアム・マードックは1888年にオーストラリアの技師の家に生まれ、法律家を志して勉学を積みながら、奨学金を得てロンドンの王立音楽学校でピアノを学びました。在学中に2度も金メダルを得ながらも法律家への道を歩もうとしていたマードックですが、名歌手クララ・バットのツアーに抜擢されて高い評価を得たことが音楽家への道を決定づけました。 サモンズとマードックは第1次大戦中に英国近衛歩兵連隊軍楽隊(グレナディア・ガーズ・バンド)で出会い、意気投合。人気ヴァイオリニストとお気に入りの伴奏者による主従関係のようなデュオが主流だった当時としては異色の、対等のデュオとして高い評価を得ました。 (曲目・内容欄に続く)

  • 商品番号:C560270

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    朝鮮半島のコムンゴ 詳細ページ [Lee Jae-hwa, Jung Hwa-young]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    朝鮮半島伝統の琴の一種コムンゴ(玄琴)は6本の弦を持ち、左手で弦を押さえ、右手に持つスルテという棒で弦を叩いて演奏する楽器。このアルバムは、コムンゴのみの少ない音で幽玄に奏でられる前半と、後半にはチャング(撥で叩く、日本の鼓を大きくしたような形の太鼓)が加わる散調(サンジョ)を収録。

  • 商品番号:CHSA5360

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    ウォルトン(1902-1983)
    〈管弦楽作品集 第1集〉
    ヴァイオリン協奏曲
    歌劇《トロイラスとクレシダ》による交響的組曲 詳細ページ
    [チャーリー・ラヴェル=ジョーンズ、ジョン・ウィルソン、シンフォニア・オブ・ロンドン]

    発売日:2025年02月28日

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    ジョン・ウィルソンとシンフォニア・オヴ・ロンドンによる新しいシリーズはウィリアム・ウォルトンの作品集。第1集にはヴァイオリン協奏曲を含む3作品を収録しています。 歌劇《トロイラスとクレシダ》は、当時のパートナーであったアリス・ウィンボーンからの影響を受けて構想されました。しかし、台本がやや冗長で扱いにくいうえに歌手たちの調達がうまくできず、1954年ロンドンの初演の際は、準備不足がたたり音楽面での評価は分かれてしまいました。この作品はその後、他の都市でも上演されたものの、結局批評家からは厳しい意見を受け、ウォルトンは改訂を行いました。このアルバムに収録されているのは、1987年、アレンジャー、クリストファー・パーマーが作品をもとに製作した4曲からなる交響的組曲です。各曲は登場人物や事件を表現しており、最後には悲劇的なクライマックスを迎えます。 ヴァイオリン協奏曲は、ヤッシャ・ハイフェッツからの委嘱作ですが、当時のウォルトンは映画音楽の作曲に心が動いており、こちらを優先すべきか迷っていたといいます。しかしここでもアリス・ウィンボーンが彼の背中を押しこの協奏曲が書かれることになりました。第2楽章の情熱的なタランテッラが作品を難度の高いものにしています。1938年に全曲が完成、翌年アメリカで初演。1943年にはオーケストラ・パートの改訂を行い、ウォルトンの代表作の一つとなりました。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD778

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    発売日:2025年02月28日

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    マチェラルと手兵WDR響によるラフマニノフの交響曲を一挙全集で1980年ルーマニア生まれ、2024年にはフランス国立管を振ったエネスクでドイツ・グラモフォン・デビューするなど、現在ヨーロッパで躍進中のクリスティアン・マチェラル。彼が首席指揮者を務めるケルンWDR交響楽団とのLINN第4弾(第3弾はトルプチェスキとのブラームスの協奏曲)は、ラフマニノフの番号付き交響曲を一挙に全集でリリースという力の入ったものとなりました。 若き日の意欲作ながら初演の歴史的失敗で知られ、大きく失望した作曲者自身の手によりその後陽の目を見なかったため歿後にやっと評価された第1番、初演から大成功を収め現在までラフマニノフの代表作の一つに数えられる第2番、ロシアを離れた晩年に作曲された充実作第3番を中心に収録。演奏される機会の少ない「ジプシーの主題による奇想曲」は交響曲第1番と同時期の若々しい作品、さらに交響曲第2番を成功させた充実期の「死の島」も併せて収録しています。 ラフマニノフらしい美しいメロディと躍動的なリズムに彩られながらもそれぞれに個性的なこれらの作品を、マチェラルが深い共感を持ってたっぷりと歌い上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS150

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    聖母被昇天のミサ曲 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ、ルイ・シャンピオン、ダヴィド・トリクー、ロマン・シャンピオン ほか マルグリット・ルイーズ管弦楽団&合唱団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスの実力派たちが伝える「偉大なる世紀」の宗教音楽の集大成ルイ14世の王室音楽総監督リュリがその台頭を恐れて活動を妨害、フランス王室直属のポストを得られずパリ市内を中心に活躍を続けた天才作曲家シャルパンティエ。イタリア仕込みのみずみずしい感性で多様なジャンルの音楽を追究したこの作曲家が晩年に織り上げた一大ミサ曲を中心に、聴かれる機会の少ない器楽曲や同時代のオルガン曲なども収録した充実アルバムが、ヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂で収録されました。 フランスの古楽シーンで確かな信頼を集めるダヴィド・トリクーやロマン・シャンピオンといった歌手たちと共に、驚くべき玄妙な響きを聴かせる児童合唱を伴う合唱団と繊細な古楽器演奏でそれらの演目を形にしてゆくのは、近年フランス・バロック音楽劇シーンで豊かな実績を築いてきたガエタン・ジャリ率いるアンサンブル、マルグリット・ルイーズ。トラヴェルソのセバスティアン・マルクやテオルボのマルク・ヴォルフ、低音管楽器セルパンの名手パトリック・ヴィバールら実力派続々の器楽陣の頼もしさもさることながら、フランス流のラテン語の響きを魅力的に聴かせる独唱者勢と合唱も見事なもの。 同レーベルの常通り解説(仏語、英語、独語)も充実、『真夜中のミサ曲』や『テ・デウム』といった有名曲のさらに先をゆくシャルパンティエ晩年の新境地をじっくり聴き確かめられる1枚に仕上がっています。

  • 商品番号:CVS162

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    ヴェッルーティ
    イタリア歌劇界最後のカストラート
    詳細ページ
    [フランコ・ファジョーリ、ステファン・プレヴニャク、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    ファジョーリ縦横無尽!
    ロッシーニの時代まで活躍した大物カストラートの至芸
    日本を含め世界中に熱狂的なリスナーを持つカウンターテナー歌手フランコ・ファジョーリの新たなソロ・アルバムは、初期ロマン派時代に活躍したカストラート歌手ヴェッルーティの得意曲を集めた意欲的なプログラム。変声期前に去勢手術を受け、成人後も力強く輝かしい高音域の歌声を保ったというカストラートがオペラの舞台で最も活躍したのは18世紀で、やがて社会規範と音楽嗜好の変化により徐々に劇場で求められなくなりますが、19世紀初頭には未だその黄金期を知る人も多く、カストラート向けの役にふさわしいアリアを書いた作曲家も少なくありません。 そうした最後の需要に応えた名歌手の一人が本盤の主人公、パガニーニと同世代のジャンバッティスタ・ヴェッルーティ(1780-1861)。メルカダンテやパチーニ、マイアベーアといった後年の大家たちの作品でも活躍しましたが、絶頂期はロッシーニ全盛の1810~20年代で、本盤ではその時期のイタリアを沸かせたニコリーニやモルラッキ、ベートーヴェン世代のボンフィーキといった作曲家たちの名品も選ばれています。 18世紀作品より大がかりな構成の曲が続く中、ファジョーリの歌は見事に冴えわたり、カストラートの伝統が最後に見せた熱狂をありありと彷彿させてやみません。18世紀劇音楽の解釈で確かな実績を重ねるプレヴニャク率いるヴェルサイユの楽団も意欲充分、堅固なサポートで生のままの19世紀音楽の姿を21世紀の現代に蘇らせてゆきます。

  • 商品番号:DDX-21105

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    イアン・スティーヴンス(1974-)
    室内楽作品集 詳細ページ
    [マンディ・バーヴィル、ジョナサン・スモール、フィッツウィリアム弦楽四重奏団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    英国のチェリスト・作曲家イアン・スティーブンス。彼の作品は美しい旋律と明快な構造を持ち、随所に民謡の素材が用いられています。 ケルト音楽の伝統にインスパイアされた、クラリネットとチェロのための「ケルティック・エレジー」や、彼の想い出から生まれた「クラリネット五重奏曲」など、現代的な響きの中にほのかな郷愁を感じさせる作品が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DE3610

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    ニューヨークを拠点に活動し、「ミュージカル・アメリカ」のニューアーティストおよび「BBCライジングスター」に選出されたイアン・ニーダーホッファーは、現在最も躍進中の若手指揮者の一人。2019年に彼が組織した室内オーケストラ「パルランド」と共に、ソヴィエト連邦で検閲に苦しめられた作曲家たちの作品を集めたアルバムを制作しました。それぞれの作品に深い共感を示し切れ味の鋭い演奏を聴かせており、中でもミルゾヤンとヴァインベルクは素晴らしい聴き応えとなっています。 最後には収録した3つの作品について、国家による検閲の影響をニーダーホッファー自身が論じています(英語)。

  • 商品番号:FUG834

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    組曲 第3番
    ロココの主題による変奏曲 詳細ページ
    [ドミトリー・リス、ボリス・アンドリアノフ、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    ラ・フォル・ジュルネ TOKYOなどで度々来日してきたドミトリー・リス指揮ウラル・フィルによる、チャイコフスキーの管弦楽組曲。全4作のうち充実した内容と美しいメロディで初演も大成功を収めた第3番を収録。現在では交響曲やバレエ音楽の人気に隠れてしまっている感のあるこの作品の魅力をリスが解き明かします。 カップリングはロシアの名手アンドリアノフを迎えたロココの主題による変奏曲(フィッツェンハーゲン版)を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM072

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    私たちの願望の国
    19-20世紀の歌曲集 詳細ページ
    [アカデミー・オルセー=ロワイモヨン]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴェロニク・ジャンスとスーザン・マノフの後援のもと、2024年のアカデミー・オルセー=ロワイモヨンでは若手歌手とピアニストによる4組のデュオが、修道院から美術館へと続く絵画と音楽の形式の交錯によって織りなされた歴史をテーマにしたプログラムを作り上げました。 リートや歌曲の巨匠であるフランツ・シューベルト、クロード・ドビュッシー、アンリ・デュパルクに加え、アイヴァー・ガーニーや尹伊桑といった作曲家たちの作品も取り上げられています。

  • 商品番号:LDV136

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    発売日:2025年02月28日

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    ベアトリス・ベリュが描く魔法の世界ピアノのための編曲作品を中心に様々なレーベルから精力的にアルバムをリリースするスイスのピアニスト、ベアトリス・ベリュ。La Dolce Voltaではマーラーとシェーンベルク作品のピアノ・トランスクリプションを収めたアルバム(LDV100)が好評を得ている彼女が、魔法やおとぎ話をテーマとしたアルバムをリリースします。 自ら編曲した「魔法使いの弟子」や、イタリアのピアニスト、グイド・アゴスティによる「火の鳥」など、目の覚めるようなテクニックと物語の見事な語り口を両立させる表現の幅が見事。ベリュの自作「語られざる物語」は、おとぎ話と女性の権利を擁護するムーヴメントを結び付けたという意欲作です。 最後には映画音楽の名作も収録。

  • 商品番号:MEX-77120

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    デュフール(1943-)
    世界の起源 ― ピアノ作品集 詳細ページ
    [マリリン・ノンケン、ジョナサン・ハース、NYU・コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブル]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    ピアニストのマリリン・ノンケンによるスペクトル楽派ピアノ音楽の3作目のアルバムです。 今作で取り上げたユーグ・デュフールは1943年リヨン生まれ。哲学と音楽を学び、ジュネーヴでピアノと作曲の研鑽を重ねた後、現代音楽の分野で活躍し、「スペクトル技法を用いて彫刻のような音の構造を創り出す」ことで知られており、ノンケンの演奏は、その特徴を引き立てています。 ゲーテの詩に触発された「An Schwager Kronos」や「Meeresstille」などの作品はニューヨークのトロイ・セーヴィング・バンク・ホールの豊かな音響のもとで録音され、デュフールの音楽が持つユニークな音響の特徴が生かされています。オーケストラを伴う「l’Origine du monde」はピアノと他の楽器の音色が共鳴し、更なるスペクトル音楽の可能性を探求しています。

  • 商品番号:MEX-77136

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    The Gentle Erasure of Time
    独奏ヴィオラとエレクトロニクスのための作品集 詳細ページ
    [ネイサン・シャーマン、グスタフ・リンドステン]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    ダブリンを拠点とするアメリカ人ヴィオラ奏者ネイサン・シャーマン。彼のデビュー・ソロ・アルバム『The Gentle Erasure of Time』は、独奏ヴィオラとエレクトロニクスのための新作委嘱作品を集めたもので、記憶、動き、美をテーマにしています。 冒頭の「Erasure of Time」からヴィオラとエレクトロニクスが緊張感あるサウンドスケープを展開し、最後のリンダ・バックリーの「The Thin Veil」の内省的で叙情的な曲でアルバムが締めくくられます。

  • 商品番号:NXW76178

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    Prelude to the Divine Realm
    (神域への前奏曲) 詳細ページ
    [ガオ・ホン(高虹)、チャオ・シャオシャ(趙暁霞)]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,025円(税込)

    中国琵琶の名手ガオ・ホン(高虹)と古琴の名手チャオ・シャオシャ (趙暁霞)。若い世代の中国伝統音楽のトップ・アーティストである二人が「梅花三弄」や「陽関三畳」など中国でよく知られた伝統的な曲に、即興演奏と創造的魅力に満ちたアレンジで新たに取り組みます。 アルバム『Prelude to the Divine Realm(神域への前奏曲)』は、ただ素朴な聴覚的な饗宴ではなく、精神的な旅、哲学的な思索でもあります。二人の美しい即興演奏を通して、聴き手は音楽の純粋さと美しさを体験し、伝統文化の無限の魅力に満ちたイマジネーションの世界へと導かれます。 伝統と現代性の完璧な融合、芸術と哲学の間の深い対話であり、ガオ・ホンとチャオ・シャオシャの卓越した音楽性を示す作品になっています。

  • 商品番号:OA1392D

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    シェイクスピア
    『夏の夜の夢』 詳細ページ
    [ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー]

    発売日:2025年02月28日

    DVD価格:3,825円(税込、送料無料)

    現実の世界と妖精の世界が交錯する夏の一夜四人の若い恋人たちが、アテネの宮廷を逃れて魔法に満ちた森に迷い込み、妖精の王と女王に出会うことで、様々な混乱が引き起されます。シェイクスピアの魅力的なコメディー『夏の夜の夢』が、エレノア・ローズ監督の手によってロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのポップで驚きと笑いに満ちた舞台として蘇ります。

  • 商品番号:ORC100319

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    マット・クック(1989-)
    交響組曲「ブレイヴシップ」 詳細ページ
    [マット・クック、アズラ管弦楽団]

    COOK, M.: Braveship (Mirusia, Azra's Orchestra, M. Cook)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:ORC100319

    CD+BOOK価格:7,800円(税込、送料無料)

    作曲家、作家、エコノミストとして活躍するマット・クック。この「ブレイヴシップ」は長編小説として翻案されたものをヴィデオ・ゲームやライヴ・コンサートなどのマルチメディア・プログラムに発展させた作品です。空中に浮かぶ大陸が点在する宇宙を魔法の飛行船で旅する少年の物語。彼は変装した王女と出会い、フィンと呼ばれる無法者とともに旅を続けながら新しい文化を発見してきます。 アルバムは12の部分に分かれ、アイルランドの俳優メアリー・ヒラリーのナレーション(Intro)に続いて音楽が演奏されてゆきます。最後にアンコール(ボーナストラック)として置かれた「Fly with Me」では、オーストラリアの人気ポップス系ソプラノ歌手ミルシアが美しい歌声を披露。アルバムには物語のシーンを描いた美しいアートワークやストーリー紹介(英語)、オーケストラのメンバーと参加アーティストの紹介などが含まれた特別サイズのブックレット(74ページ、フルカラー)が付属します。 このアルバムは2024年の Hollywood Music in Media Awardを受賞しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100332

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    アンディ・サマーズ:
    Vertiginous Canyons 詳細ページ
    [アンディ・サマーズ(エレクトリック・ギター)]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズ。
    写真と音楽を融合したアルバムを発表
    ロック界で50年以上活躍し、グラミー賞を5回受賞、2003年にはロック界の殿堂入りを果たすとともに、熟練のビジュアルアーティストとしても活躍するアンディ・サマーズ。このアルバム『Vertiginous Canyons』は、サマーズの写真集『A Series of Glances』のページに合う音楽を作ってほしいという出版社からの依頼をきっかけに生まれたもの。写真をスクリーンに投影し、即興的に2〜3時間演奏することで、写真と音楽を自然に結びつけたトラックが完成しました。ブックレットには作品の元となった8枚の写真が掲載されています。

  • 商品番号:ORC100362

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    ロンドン・コーラル・シンフォニアの新アルバムは、世界初録音を含むマルコム・アーノルドの作品集。ディレクターのマイケル・ウォルドロンは、幼少期に触れたアーノルド作品への思いを新型コロナのロックダウン中に再燃させ「ジョン・クレアのカンタータ」などの合唱曲を発掘、このアルバムで紹介しています。 また壮大かつ神秘的なオルガン協奏曲や、ジャック・リーベックとアレクサンダー・シトコヴェツキーが魅力的な演奏を披露する「2つのヴァイオリンのための協奏曲」なども収録。アーノルドのエネルギーと機知を象徴するダイナミックな作品を存分に堪能できます。 最後に収録された「パドストウの救命ボート」は、吹奏楽ファンにもおなじみの作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100363

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    1999年設立、2024年に結成25周年を迎えたトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン。デンマークを拠点に世界中で活躍するピアノ三重奏団です。 この最新アルバムではラヴェルのピアノ三重奏曲とシューベルトのピアノ三重奏曲 第1番を演奏。シューベルトは前作(ORC100282)で第2番をヴァインベルク作品を組み合わせて紹介していましたが、ここでは輝くような色彩感とリズムの複雑さを持つラヴェル作品と併せることで、作品の持つ抒情的な美しさと軽快さを際立たせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100365

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    シューマン(1810-1856)
    メンデルスゾーン(1809-1847)
    グッドイヤー(1978-)

    ピアノ協奏曲集 詳細ページ
    [スチュワート・グッドイヤー、アンドルー・コンスタンティン、BBCスコティッシュ交響楽団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    ピアニスト・作曲家のスチュワート・グッドイヤー。このアルバムではシューマンとメンデルスゾーンの2曲の名作ピアノ協奏曲と、自身のオリジナル作品2曲「ラプソディ」と「序奏とロンド・カプリチオーソ」を組み合わせています。グッドイヤーの作品はどちらも世界初録音で、前者は愛と喪失をテーマにした抒情的な作品、後者はアフリカのリズムにインスパイアされた情熱的な作品です。 グッドイヤーは今作でも確かな技巧を駆使し、コンスタンティンが指揮するBBCスコティッシュ交響楽団とともに各々の作品の魅力を存分に伝えています。

  • 商品番号:ORC100367

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,175円(税込)

    クラシックを基盤に、ジャズ、ロック、テクノなど多彩な音楽要素を融合した現代のエチュードを収録。カプースチンのジャズ要素を融合した「エチュードOp.40」、ゲーム音楽の名手、浜渦正志の印象派的かつノスタルジックな「エチュードOp.4」、スパンズウィックが森麻衣子のために書いたミニマリズムの作品「カズム」、田中カレンの「テクノ・エチュード」は、スピード感と中毒性のあるリズムで聴衆を引き込みます。

  • 商品番号:RIC471

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    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    マレ晩年の個性的曲集を、フランス屈指の名手たちと近世フランスの貴族社会で最も愛された弦楽器ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の達人で、ルイ14世の王室楽団の指揮者として活躍したマラン・マレの偉業は、5集に及ぶヴィオール作品集に凝縮されています。その傍ら彼はイタリアの音楽にも早くから関心を寄せ、かの南国の音楽家たちが得意としたヴァイオリンのためにイタリア流儀のソナタも書きました。 そのマレが亡くなる5年前、1723年に出版した『音階、およびその他の合奏曲』に収められた3つの充実作の全てを、古楽器演奏シーンの第一線で活躍を続けてきたフランス屈指の名手たちのアンサンブルで聴ける最新録音が登場。レ・タラン・リリークはじめ多くの楽団で活躍する酒井 淳、ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとして知られるフィオナ=エミリー・プパール、フランス古楽に通暁したブリス・サイーらが練り上げた演奏解釈の機微を、古楽器の響きを40年以上にわたり録り続けてきたエンジニア=音楽学者のジェローム・ルジュヌが隅々まで余さず収録。 シンプルな音階の上下から小さなオペラのような展開が広がる異色作「音階」、伊仏両様式の間で作曲家の個性が光る「マレ風ソナタ」、そして執拗な低音音型の繰り返しの上でヴァイオリンが変幻自在の立ち回りをみせる「鐘」、いずれ劣らぬ名作の味わいをじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555152

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    ゲルンスハイム(1839-1916)
    ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.16 詳細ページ
    [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)、ヘルマン・ボイマー(指揮)マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団 他]

    GERNSHEIM, F.: Piano Concerto, Op. 16 / Cello Concerto, Op. 78 / Zu einem Drama (Triendl, Hülshoff, Mainz Philharmonic State Orchestra, Bäumer)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555152-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ユダヤ人医師を父としてヴォルムスに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモシェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活躍を始めるとともに、指揮者として同世代の作品を積極的に演奏するなど活躍しました。このアルバムには、ゲルンスハイムの3つの作品を収録。 ピアノ協奏曲は初期の傑作で、ブラームスやシューマンの影響が感じられる技巧的かつ豊かな旋律が特徴です。1870年にブラームスの支援でウィーン楽友協会で初演され、ゲルンスハイム自身がピアノを演奏しました。 円熟期に書かれたチェロ協奏曲は、ラプソディックな自由形式による単一楽章の作品です。チェロが主導的役割を果たし、美しい旋律と巧みなカデンツァが特徴で、響きは保守的ながら実験的な要素も含まれ、ドホナーニの同時代の作品と通じるものがあります。 交響詩「あるドラマのために」はチェロ協奏曲以前の1902年頃の作曲とされ、1910年にベルリン・フィルによる初演、1911年にはアメリカ初演も行われました。後期ロマン派らしい劇的な性格を持ちながらも明確なテーマは示されていない謎めいた作品です。 指揮者のボイマーは、これまでにゲルンスハイムの4つの交響曲(777758、777848)を録音。いずれも高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555375

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    〈2月21日発売予定〉予約受付中

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    シンディング(1856-1941)
    ピアノ三重奏曲集 Op.23、64、87
    チェロとピアノのための6つの小品 Op.66 詳細ページ
    [ハイペリオン・トリオ]

    SINDING, C.: Piano Trios, Opp. 23, 64, 87 / 6 Stücke (Hyperion Trio)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555375-2

    CD 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    美しいピアノ曲「春のささやき」で知られるノルウェーの作曲家クリスティアン・シンディング。この2枚組には1893年から1908年に作曲されたピアノ三重奏曲を中心に収録。 第1番は勇壮な旋律で幕を開け、アンダンテ楽章では楽器の複雑な絡み合いを通じてアール・ヌーヴォーの美学を表現、終楽章では第1楽章の動機を再現させて統一感を持たせています。第2番では第1楽章展開部の力強い旋律でヴァイオリンにスル・ポンティチェロ奏法を使って効果を上げ、第3番はグリーグ、ワーグナーへのオマージュを取り入れた創意あふれる作品です。 1903年のチェロとピアノのための「6つの小品」はシンプルな構成ながら、物語性と感情的な深みを持つ曲集。第5曲「ロマンス」の憂愁に溢れたチェロの旋律がとりわけ印象的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555439

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    テレマン(1681-1767)
    フランス風典礼歴カンタータ集 1714/1715 第4集 詳細ページ
    [フェリックス・コッホ(指揮)、グーテンベルク・ソロイスツ、ノイマイヤー・コンソート 他]

    TELEMANN, G.P.: Cantatas (Französischer Jahrgang, Vol. 4) (Gutenberg Soloists, Neumeyer Consort, F. Koch)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555439-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    テレマン作品の復興に力を注ぐcpoレーベルのシリーズ、1714/15の教会歴(典礼歴)のために作曲されたカンタータ全72曲の録音プロジェクト。このカンタータ集はフランス風舞曲の要素や、オペラ・アリアを思わせるソロ・パートと聖書詩句の融合が特徴です。 第4集には10曲のカンタータを収録。待降節の音楽と、教会暦の通常の日曜日のために書かれたカンタータは、どちらにも瞑想的な瞬間があるものの、全体を通して豊かな色彩感に溢れており、牧師であり詩人でもあったエルトマン・ノイマイスター(1671-1756)のテキストによる礼拝のメッセージの核心を的確に伝えます。 また途中におかれたシンフォニア「暁の星のいと美しきかな」TWV31:37は、1735年から1740年にかけて書かれた、テレマンのハンブルク時代の作品です。もともとオルガン用ですが、ここではこのアルバムのアンサンブルにふさわしいスタイルに編曲されています。 フェリックス・コッホの指揮によるこのプロジェクトは、バロック歌唱に実績のあるヴェテラン歌手とともに、このプロジェクトのために選抜された若き歌手たちが組織するヴォーカル・アンサンブル「グーテンベルク・ソロイスツ」が演奏します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555574

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    ブッシュ(1891-1952)
    ピアノ協奏曲 Op.31
    ピアノ作品集 詳細ページ
    [フローレンス・ミレー(ピアノ)、デイヴィッド・マーロウ(指揮)、グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団]

    BUSCH, A.: Piano Concerto, Op. 31 / Agitato / Allegro vehemente (Millet, Vogtland Philharmonic Orchestra Greiz-Reichenbach, Marlow)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555574-2

    CD価格:2,775円(税込)

    アドルフ・ブッシュは、ドイツを代表するヴァイオリニストの一人で、ソリスト、弦楽四重奏団のリーダー、教育者として活躍しました。当時のドイツの伝統的な音楽家として演奏と作曲の両立を志向し、交響曲から器楽曲、歌劇に至るジャンルで作品を遺しています。 このアルバムに収録されたピアノ協奏曲は、1922年に出会い意気投合したルドルフ・ゼルキン(後に娘婿となった)のために作曲し、1924年12月19日に兄フリッツの指揮、ゼルキンの独奏により、ドレスデンのゼンパーオーパーで初演が行われました。全体的にブラームスやレーガーの影響が感じられる調性的で明確な構造を持ち、独奏パートには高度な技巧を要求するとともに、オーケストラの伴奏は対位法を駆使した豊かな響きを持っています。この曲を大切にしていたルドルフの息子、ピーター・ゼルキンが病床で当盤のピアニスト、ミレーに作品を紹介するように勧めたということです。 他のピアノ曲は、ブッシュの家族や友人のために書かれたもので、最晩年の作品「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」はピーターがアンコール曲として愛奏していたことでも知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555672

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    〈弦楽四重奏曲集 第5集〉
    第1番、第7番、第11番 詳細ページ
    [フォーグラー弦楽四重奏団 他]

    DVOŘÁK, A.: String Quartets, Vol. 5 - Nos. 1, 7, 11 / 8 Waltzes, Op. 54 (Vogler String Quartet)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555672-2

    CD 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    フォーグラー弦楽四重奏団によるドヴォルザークの弦楽四重奏曲集。およそ13年間にわたる全集録音がこの第5集で完結となります。 今回のアルバムにはワーグナーとリストの影響が感じられる1862年作曲の第1番と、冒頭からスラヴ民謡風の旋律が印象的に用いられた1874年の第7番、ウィーンで演奏するために書かれたため、スラヴ色の表出が比較的抑えられた1881年の第11番を収録。最後に置かれたワルツはもともとピアノのために書かれた「8つのワルツ」からドヴォルザークが2曲を選び弦楽四重奏用に編曲。後にコントラバスをオプションで加え、弦楽オーケストラでの演奏も可能となった作品です。 演奏するフォーグラー弦楽四重奏団は1985年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽アカデミーの学生たちによって結成されたアンサンブル。創設以来、メンバーの交代をすることなくハイドンからバルトークまで幅広いレパートリーを演奏、時にはタンゴやポップスも演奏することで知られます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555677

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    グラナドス(1867-1916)
    ゴイェスカス 詳細ページ
    [ディナ・ストイルコヴィチ(ピアノ)]

    GRANADOS, E.: Goyescas, Books 1 and 2 / El pelele (Stojilkoviić)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555677-2

    CD価格:2,100円(税込)

    フランシスコ・デ・ゴヤの芸術にインスパイアされてグラナドスが作曲したピアノ組曲「ゴイェスカス」。後にオペラに発展したこの作品は、スペイン音楽史上重要な位置を占めています。 グラナドスがゴヤに魅了されたのは1896年、プラド美術館での展覧会がきっかけで、その後、1909年から「ゴイェスカス」の作曲を開始、1911年までにピアノ組曲を完成させました。全体はゴヤの版画「カプリチョス」の印象やスペインの民俗音楽、詩的表現を取り入れた多彩な楽章で構成されており、愛、死、幻想的な物語が織り込まれています。特に、「愛の言葉」や終曲の「幽霊のセレナード」はその象徴的な楽章として知られています。また、「ゴイェスカス」と関連する別の作品「わら人形 エル・ペレレ」では、スカルラッティ風の技巧的な表現を取り入れ、躍動感あふれる音楽を作り上げました。 演奏するディナ・ストイルコヴィチは1994年生まれの才能豊かなピアニスト。13歳から活動を開始し、いくつかの国際コンクールでの優勝歴を誇り、早くから注目を集めました。彼女はグラナドスの熱心な支持者であり、彼の作品についての修士論文を執筆しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1145

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    Lines of life - それぞれの天職
    シューベルト&クルターグ歌曲集 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル、ジェルジ・クルターグ、ピエール=ロラン・エマール、ジェイムズ・ベイリュー]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,775円(税込)

    ベンヤミン・アップルが、敬愛するジェルジ・クルターグ全面プロデュースのアルバムを製作ドイツ出身、数回にわたる来日公演で日本でも人気のバリトン歌手ベンヤミン・アップルは、2019年にハンガリーの作曲家ジェルジ・クルターグと出会い、それ以来彼と共に活動を続けています。アップルにとってのクルターグは「音楽家としても人間としても、もしかすると誰よりも私を形作ってくれた存在」とのこと。 アルバムはシューベルトやブラームスによるドイツ・ロマン派歌曲と、クルターグによる声楽作品を交互に収録、そのうち5曲は世界初録音となっています。クルターグ自身シューベルトとブラームスの2曲でピアノを担当、ほかはアップルの信頼する旧友であるピエール=ロラン・エマールとジェームズ・ベイリューが共演しており、すべてクルターグのプロデュースのもとで制作され、最後には「Gyuri bácsi(ジョージおじさん)」ことクルターグへの、アップルによる興味深いインタビューが収められています。 アップルはこう語ります。「このアルバムの目的は、ジェルジ・クルターグの無限の宇宙を垣間見てもらうことです。彼は遠慮深く、厳しい自己批判者であり、逡巡する研究者、内面への問いかけを怠らない者、気取らない知識人、卓越した作曲家、そして並外れた人間です。」

  • 商品番号:ARIADNE5035

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    ファリャ(1876-1946)
    バレエ音楽『恋は魔術師』(1964年録音)
    リハーサルとインタビュー 詳細ページ
    [レオポルド・ストコフスキー、BBC交響楽団、サンフランシスコ交響楽団]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,250円(税込)

    伝説的指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)の貴重な記録を収めたアルバム。1964年のロイヤル・アルバート・ホールでのファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』の演奏、1952年のサンフランシスコ交響楽団との『恋は魔術師』およびベルリオーズ序曲「ローマの謝肉祭」のリハーサル、1959年のBBCでのインタビューが収録されています。1964年の『恋は魔術師』はモノラルながら鮮明な音質です。 レオポルド・ストコフスキーのユニークなスタイルといえば、効果的な音響を求めてオーケストラ内の配置を変更し、中でも今日では「通常配置」と呼ばれる1stと2ndのヴァイオリンを並べる形(ストコフスキー・シフト)を提唱したほか、弦楽器奏者それぞれの自由なボウイングを尊重する柔軟性、イングリッシュホルンやホルン等のソロパートのヴィブラートや音色への強いこだわり、そして指揮棒を使わない独自の指揮技法などが挙げられ、これらは彼の人気と独特な豊かなサウンドを形作る要素となっていました。本アルバムに収録されたリハーサルでは、ストコフスキーの創造的なプロセスを垣間見ることができます。アルバムに収録された『恋は魔術師』の演奏は、彼のカリスマ的な音楽作りを象徴する例です。 30分にわたるインタビュー「フランクリー・スピーキング 率直に言って」(英語)では3人のインタビュアーの質問にストコフスキーが答えるというスタイルで、演奏旅行先でのウィーンの印象から、ツアーで訪れたドイツ、イタリア、ポーランドでのコンサートについて、また音楽を演奏する喜びを語り、ベートーヴェンの作品の演奏を例に挙げ、音楽を解釈する重要性を説いていきます。そしてディズニーとの会話、ポーランド移民であった父と幼少期の思い出、音楽に対する姿勢などを明快に答えていきます。「音の魔術師」の異名を持つストコフスキーの飾らない表情が窺えるインタビューです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCS48725

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    エルガー(1857-1934)
    ヴァイオリン協奏曲/愛の挨拶
    ディーリアス(1862-1934)
    ヴァイオリンと管弦楽のための組曲(室内楽編曲版) 詳細ページ
    [ニコラ・ドートリクール、フレデリック・シャスラン、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、カプリチオ弦楽四重奏団]

    ELGAR, E.: Violin Concerto, Op. 61 / Salut d'amour / DELIUS, F.: Suite (Dautricourt, Chaslin, Capriccio Quartet, BBC National Orchestra)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:CCS48725

    CD価格:2,775円(税込)

    高い技術力と幅広い音楽性で世界中から高く評価されているフランスのヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールのCHANNEL CLASSICSへの初録音。 エルガーの大作ヴァイオリン協奏曲と、彼が婚約者のために名作「愛の挨拶」を書いたのと同じ年、ディーリアスが書き上げた組曲を収録。ドートリクールの張りのある音色と表現力が冴えわたります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8038

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    パガニーニ(1782-1840)
    24のカプリース Op.1 M.S.25
    (ドル・G・アムランによるマンドリン編) 詳細ページ
    [ドル・ギドン・アムラン]

    PAGANINI, N.: 24 Caprices, Op. 1, MS 25 (arr. for mandolin) (Amran)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:CDS8038

    CD価格:2,175円(税込)

    ニコロ・パガニーニの「24のカプリース」は、ヴァイオリンの驚異的な技巧と自由な創造性を融合させた代表作で、リストやラフマニノフら後世の作曲家たちに多大な影響を与えただけではなく、編曲版なども広く人気を集めています。この作品を、ドル・ギドン・アムランがマンドリン用に編曲。イスラエルのアリク・ケルマンが製作した楽器を使用し、卓越した技巧と音楽性で全曲を鮮やかに演奏しています。 イスラエル出身のドル・ギドン・アムランは、多くのオーケストラと共演し、イスラエル・マンドリン・ソリスト・アンサンブルの編曲も手がけています。彼はAICF(アメリカ=イスラエル文化財団)の奨学金を受け、イタリアのモデナで開催された国際マンドリンコンクールで第2位を受賞するなど高い評価を得ています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8054

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    リヴィアベッラ(1902-1964)
    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [ハンス・リヴィアベッラ、ジャンルカ・アンジェリッロ]

    LIVIABELLA, L.: Violin and Piano Works (H. Liviabella, Angelillo)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:CDS8054

    CD価格:2,175円(税込)

    リーノ・リヴィアベッラは、20世紀前半に活躍したピアニスト・作曲家。サンタ・チェチーリア音楽院でレスピーギに作曲を学びました。彼は、オペラの影響からイタリアの器楽音楽を解放しようとする運動の先駆者でもあり、聴き手の感情を鼓舞するダイナミックな作品を数多く作曲、1936年のベルリン・オリンピック芸術競技(オーケストラ作曲部門)で銀メダルを受賞するなど、多くの受賞歴を誇ります。教育者としてもフランコ・ドナトーニをはじめとする多くの後進を育てました。本アルバムに収録された作品は、20世紀前半のイタリアにおけるヴァイオリンとピアノのための重要な作品群の一部として評価されています。 アルバムでは、作曲者の孫であるヴァイオリニスト、ハンス・リヴィアベッラが演奏。彼はルガーノの「エネルジエ・ノーヴェ四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者であり、同アンサンブルと共に精力的な演奏活動を繰り広げています。ピアニストのジャンルカ・アンジェリッロはトリノ生まれ。モスクワ音楽院で3年間、レフ・ナウモフに師事し、世界的に活躍しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20383

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    発売日:2025年02月21日

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    EMI Polandから2008年に発売されたグレツキの3曲の弦楽四重奏曲に、今回初出となる「5つのクルピエ地方の歌」をカップリングしたアルバム。2枚組ながら特別価格での発売です。 3曲の弦楽四重奏曲はいずれも晩年の作で、クロノス・クァルテットの委嘱で書かれました。第1番は1988年に書かれた単一楽章の作品で、16世紀の作曲家ヴァツワフ・フォン・シャモトゥイの歌「Modlitwa, gdy dziatki spać idą 子どもたちが寝るときの祈り」の旋律が用いられています。第2番は「クワジ・ウナ・ファンタジア 幻想曲風に」という副題を持ち、ベートーヴェンの影響が感じられる古典的な4楽章構成の作品。第3番は1994年から95年にかけて作曲されたものの、2005年まで初演が行われることがなく、楽譜の献辞には「長年この四重奏曲を辛抱強く待っていたクロノス・クァルテットに」と記されています。タイトルはロシアの詩人ヴェリミール・フレーブニコフの詩から採られており、全曲を覆うテーマは、嘆き、哀悼、追悼、慰めと、彼の代表作「悲歌のシンフォニー」に通じるものがあります。 「5つのクルピエ地方の歌」はワルシャワ西部の民謡に基づいた合唱曲が原曲。グレツキ自身が「この作品は弦楽四重奏でも効果的に演奏できる」と提案しており、今回シレジア弦楽四重奏団によってそのヴァージョンの世界初録音が実現しました。 シレジア四重奏団は、ポーランドを代表する室内楽アンサンブルの一つ。コンセルトヘボウ、カーネギーホール、ウィグモアホールなど世界各地で演奏を行い、2019年にはBBCプロムスに初登場しました。ポーランド国立放送交響楽団の専属アンサンブルとして活動するとともに、1993年から2017年まで国際室内楽フェスティバルを主宰しました。自国の作品を主なレパートリーとし、2017年、グラジナ・バツェヴィチの弦楽四重奏曲全集の録音(CHANDOS)でグラモフォン賞を受賞、2023年にはミェチスワフ・ヴァインベルクの弦楽四重奏曲全集(CD ACCORD)をリリース、こちらも高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:INV1016

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    コエーリョ(1555頃-1635頃)
    音楽の花束 〈第4集〉 詳細ページ
    [フェルナンド・ミゲル・ジャロート(チェンバロ)]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    ポルトガル・ルネサンス期のオルガニスト、ハーピスト、作曲家マヌエル・ロドリゲス・コエーリョの現存する唯一の作品集『Flores De Mvsica(音楽の花束)』。1620年に印刷され、スペイン王フェリペ3世に献上された500ページ以上にもなるこの曲集を体系的に録音するシリーズの第4集です。 1620年の初版から400年となる2020年を機会に刊行が開始された校訂譜が使用され、研究の成果が活かされています。 今作ではポルトガルの俊英鍵盤奏者ジャロートが、7つのテントとラッススの有名な「シュザンナはある日」に基づく作品がチェンバロで演奏しています。BRILLIANT CLASSICSやRAMEEといったレーベルにフランス・バロック作品の録音で好評を得ていたジャロートが、クリスチャン・ファーター製チェンバロの精巧なレプリカ楽器を使用し、母国の作曲家コエーリョへの敬愛の念を込めた鮮烈な演奏でその作品の魅力を存分に伝えています。 17世紀のポルトガルの貴重な鍵盤作品を優れた演奏でお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00057

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    水の反映 詳細ページ [百采<佐藤采香、鐵百合奈>、石原悠企]

    発売日:2025年02月21日

    SACD-Hybrid価格:3,740円(税込、送料無料)

    優美な旋律。豊潤な音色。ユーフォニアムとピアノが奏でる新たな美しい世界。
    ユーフォニアム版ブラームス:ホルン・トリオを収録!
    2018年リエクサ国際コンクールにて日本人初の優勝を果たすなど、日本を代表するユーフォニアム奏者となった佐藤采香と、豊かな感性と作品への深い洞察で高い評価を受けるピアニスト鐵百合奈の二人が新たなデュオ「百采(ひゃくさい)」を結成。当アルバムがデュオ・デビューアルバムとなります。息の合った軽やかなアンサンブルで、彩り豊かにメロディを奏でます。 水面のように煌めく音色が美しい向井響「水の反映Ⅱ」。チェロの代わりにユーフォニアムで奏でるショパン「序奏と華麗なポロネーズ」は、二人の鮮やかな妙技と音色が全開です。また注目は、ヴァイオリニスト石原悠企を迎えたブラームスのホルン・トリオ<ユーフォニアム版>。ブラームスの繊細で美しい世界観をユーフォニアムとヴァイオリン、ピアノというアンサンブルでご堪能下さい。 無限に広がる「百采」の世界。ぜひお聴き下さい。

  • 商品番号:OC1905

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    ブルックナー(1824-1896)
    オルガン編曲による交響曲 ヘ短調 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト]

    BRUCKNER, A.: Symphonies (Organ Transcriptions), Vol. 10 - Symphony, WAB 99, "Study Symphony" (H. Albrecht)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:OC1905

    CD価格:2,175円(税込)

    ハンスイェルク・アルブレヒトの「オルガン編曲によるブルックナー交響曲全集」の最後に録音され、BOXのみに収録されていたアルバムの分売です。 冒頭には、ブルックナーが1886年にウィーンの聖シュテファン大聖堂で、新しいヴァルカー製オルガンの除幕式で即興演奏した幻想曲を再構築した作品が収録されています。記譜が残されていないため、ブルックナー研究家であり、この全集でも多くの作品を編曲したエルヴィン・ホルンが、ブルックナーの名刺に書き留められた2つのテーマを基に、伝えられている演奏のスタイルに基づいて構築しました。 また、このシリーズでは、収録されている交響曲にインスパイアされた新作をブルックナーへの「フェンスター(窓)」として収録しているのも特徴。「始まりと終わり」を意味するシュナイダーの「アルファとオメガ」は全集の締めくくりにふさわしい作品で、ブルックナーの交響曲創造の出発点となった《交響曲ヘ短調》(別名「習作交響曲」)へと繋げています。なお、第1楽章と第4楽章のリピートは省いて演奏されています。 ブルックナーがオーストリアを代表するオルガン演奏家として招かれ、サン=サーンスやフランクから絶賛されたという故事にちなみ、パリで収録されました。

  • 商品番号:RES10350

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    バッシ-(1958-)
    声楽作品集 詳細ページ
    [マーカス・ファーンズワース、アリソン・ローズ、リビー・バージェス 他、マーティン・バッシ-(指揮)]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    「声」の扱いに定評のある英国の作曲家マーティン・バッシ-の作品集。 「A Brother Abroad」はミドルセックスのピンナー教区教会の奉献700周年を記念して作曲されたカンタータ。14世紀に実在したフランシスコ会の司教“ボローニャのペトロ”(1260頃-1332)の生涯を描いたもので、司教、修道士、政治家としての役割を果たしたペトロの姿が、独唱パリトンとフルート、ホルン、パーカッションによる演奏で描かれています。添えられた2曲の無伴奏作品は、カンタータの素材を発展させたものです。 アルバムにはホイットマンの詩による「Children of Adam」とブロンテの詩による「A Chainless Soul」も収録。バッシ-によるドラマティックな物語を堪能できます。

  • 商品番号:RES10351

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    Lonely Landscape
    ハリソン(1915-1990)
    室内楽作品と歌曲集 詳細ページ
    [アリス・ニアリー、ジェームズ・ギルクリスト、ジェームス・コールマン、ロイヤル・ウェールズ・チェンバー・プレイヤーズ]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    英国ケントで生まれた作曲家パメラ・ハリソン。王立音楽大学でゴードン・ジェイコブに作曲を、アーサー・ベンジャミンにピアノを学び、1943年にチェロ奏者のハーヴェイ・フィリップスと結婚。その後も作曲活動を続け、室内楽を中心に作曲活動を行いました。 このアルバムは、クラリネット奏者ロバート・ブレーンが選曲した1枚で、ハリソン作品の入門にもふさわしいものです。師ジェイコブから「最高の現代作品」と高い評価を受けた1947年初演のチェロ・ソナタにはじまり、BBC放送やウィグモアホールで演奏され、聴衆からも絶賛された繊細な表情を持つ歌曲集「The Kindling of the Day」やブロンテ、ドーソンの詩を用いた歌曲に続き、結婚生活が破綻した1959年の以降の作品が並びます。 この頃は大規模な作品が減少したものの、親しい友人たちのための小品がいくつか生まれました。やがて1980年代に創作意欲を取り戻した彼女は、ベートーヴェンを想起させる七重奏曲や田園八重奏曲などのような、古典的な楽器編成や田園的なテーマに焦点を当てた作品を書き上げるとともに、ジャケットに使用されているような美しい風景画の製作に心を傾け、ブライトンで75年の生涯を閉じました。 美声を誇るジェイムズ・ギルクリストの歌唱と、名手たちのアンサンブル、ロイヤル・ウェールズ・チェンバー・プレイヤーズによる演奏でお聴きください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10352

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    〈2月21日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    バルバラ・ストロッツィは、17世紀イタリアで活躍した女性作曲家。養父で詩人のジュリオ・ストロッツィが運営するサークルで、知識人や芸術家たちとの交流を持つ文化的な環境で育ちました。フランチェスコ・カヴァッリに作曲を師事し、1644年から1664年にかけて8巻の楽譜を出版、そのうち7巻が現存しています。 彼女の作品の大半はソプラノ独唱と通奏低音のために書かれており、恐らく彼女自身が歌ったであろうと推測されています。これらは、愛の憧れや人生への疑問、解放への願望をテーマにしており、その音楽は、詩の意味を深めるだけでなく、時には覆すことで聴衆を魅了しました。 このアルバムではストロッツィの作品を中心に、彼女に影響を与えた先人たちの作品を収録。2人のソプラノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ、テオルボ奏者をメンバーとするチェルレオが見事な演奏を聴かせます。このチェンバロはサトコ・ドイ=ラック(土井聡子)が担当しています。

  • 商品番号:RES10353

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    パッヘルベル(1653-1706)
    オルガン作品全集 第4集 詳細ページ
    [マシュー・オーウェンズ(オルガン)]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    イギリスで様々な要職に就く実力派オルガニスト、マシュー・オーウェンズによるパッヘルベルのオルガン作品集第4集。 「パッヘルベルのカノン」が突出して有名なパッヘルベルですが、その鍵盤作品は同時代のブクステフーデらと並び、当時から称賛され、J.S.バッハにも大きな影響を与えました。古楽演奏が盛んになってから徐々に鍵盤作品の録音も出てきてはいますが、まだまだ体系的な録音は少ないので、マシュー・オーウェンズによるこのシリーズも完成が待望されています。今作では、パッヘルベルの巧みな対位法書法が聴ける作品と独創的なコラール前奏曲が選曲されています。当時のルター派のオルガン音楽の魅力が詰まった作品群です。 オーウェンズは、この録音で、現代オルガン製作の名工オーベルタンが2015年に製作したイーストサセックス州にある私邸に設置された比較的小型のパイプオルガンを使用。卓越した演奏でパッヘルベルのオルガン作品の真価を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0695

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    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,250円(税込)

    フィリップ・グラスの「20のピアノ・エチュード」出版10周年記念リリース。ジュスト・ディ・ラッロはこの曲の既存の録音の多くが、作曲者の意図とは異なるテンポやダイナミクスやフレージングで演奏されていることに注目、10曲を選び楽譜通りの演奏を目指しています。 ジュスト・ディ・ラッロは、1996年以来、ソリスト、伴奏者として活躍。レパートリーは古典派から現代音楽、実験音楽までと幅広く、近年はイタリアと英国でフィリップ・グラスの「エチュード」を特集したコンサートシリーズを行い高く評価されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0697

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    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,250円(税込)

    2021年から録音が始まったシャルヴェンカの編曲によるベートーヴェンの交響曲全集が、ついにこの第6集「交響曲第9番」で完結します。合唱を伴う大作「第九」をピアノ版に編曲するのは困難で、リストの見事な編曲(独奏用、2台ピアノ用)の他には、合唱を伴うワーグナーの編曲やヴァイオリンとピアノによるハンス・ジットの編曲など、ほんの僅かの版が存在するのみです。 編曲者のクサヴァー・シャルヴェンカはポーランド系ドイツのピアニスト・作曲家で、ツェルニーの弟子であったテオドール・クラクにピアノを師事しており、この編曲もベートーヴェン直系の弟子(ツェルニーはベートーヴェンに直接師事していた)ならではの作品に対する敬愛が感じられる見事な仕上がりです。 演奏しているのは南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。2010年からロンドンを中心に各地で活躍しています。2015年からシャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の演奏を開始。作品を手中に収めた素晴らしい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.226924

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    O Listen!
    クレーク(1922-2008)
    パーゼ(1924-2016)

    合唱作品集 詳細ページ
    [マルティナ・バティッチ(指揮)、デンマーク国立声楽アンサンブル]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,400円(税込)

    デンマーク国立声楽アンサンブルと新首席指揮者マルティナ・バティッチの最新アルバム。ここではバティッチの故郷、スロベニアの作曲家ウロシュ・クレークと、電子音楽の先駆者エルセ・マリー・パーゼの作品が取り上げられています。 クレークの作品は調性感を持つハーモニーの中に、民族音楽の影響を受けたポリフォニーが取り入れられたもので、どれも神秘的な美しさをたたえています。パーゼの合唱曲は、1950年代の作品と電子音楽を用いた「マリア」(1980)を収録。「マリア」は、戦争のトラウマを癒すために書かれた作品で、聖母マリアの苦しみの段階を描いた11の楽章で構成された大作。現代宗教音楽の傑作の一つと評価されています。この曲の電子音楽の部分は1972年に彼女自身が作成したもので、演奏時はスピーカーで再生されます。 ここで清冽なソプラノ・ソロを聴かせるのはデンマーク出身のアンナ・ミルマン。2023年からデンマーク国立声楽アンサンブルのメンバーとして活躍しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.571431

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    1941年生まれのトルコの名ピアニスト、イディル・ビレットは幼少期からバッハの音楽に触れており、とりわけ、4歳の時に78回転レコードで聴いたエトヴィン・フィッシャーが弾く「平均律クラヴィーア曲集第2巻」のヘ短調を聴いて深い感銘を受けたと言います。その後はバッハの鍵盤のための協奏曲や室内楽作品を多く演奏し、特にニ短調協奏曲は彼女のコンサートにおける定番曲となりました。彼女はバッハの作品を「時代を超えた存在」として捉え、回顧録やインタビューでは「バッハが音楽の核心にあり、彼への信頼は変わらない」と語っています。 2002年、トルコの指揮者エロル・エルディンチの提案により、イディル・ビレット、アイシェギュル・サルツァ、ハンデ・ダルキリチがバッハの鍵盤のための協奏曲を演奏するプロジェクトが実現。なかでもハンデはイディルのコンサートで譜めくりを務め、アイシェギュルからピアノを学んだ経験を持ち、この共演を大変光栄に感じていました。リハーサルでは、イディルの提案による「ノン・レガート」での演奏など、特別な経験を得たことを述べています。 アイシェギュル・サルツァはイスタンブール音楽院とパリ音楽院で学んだトルコを代表するピアニストで、作曲家ジェマル・レシット・レイの作品の録音でも知られています。ハンデ・ダルキリチはビルケント音楽大学で博士号を取得し、現在ハジェテペ大学で教鞭を執るとともに、トルコの作曲家の作品を積極的に演奏しています。エロル・エルディンチはトルコとフランスで音楽を学び、1983 年から 2000 年までイスタンブール国立交響楽団の首席指揮者を務める他、ビルケント大学の音楽学部長を務めました。ギュレル・アイカルはロンドンのギルドホール音楽院やイタリアのサンタ・チェチーリア音楽院で指揮を学び、トルコに戻ってからは数多くのオーケストラを指揮、1981年にトルコの「国家芸術家」の称号を受けました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574601

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    ピアノ・ソナタ 第1番・第2番
    交響詩「死の島」(ピアノ編) 詳細ページ
    [ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)]

    RACHMANINOV, S.: Piano Sonatas Nos. 1 and 2 / The Isle of the Dead (arr. G. Kirkor and B. Giltburg for piano) (Giltburg)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:8.574601

    CD価格:1,900円(税込)

    ギルトブルグ得意のラフマニノフ、
    ソナタ2曲に加え「死の島」ピアノ版にも注目!
    ギルトブルグが弾くラフマニノフはこれまでにも高く評価されており、ピアノ協奏曲第1番と第4番のアルバム(8.574528)は、BBCミュージックマガジンで「個性的で繊細、技術的に素晴らしい」と評されました。 このアルバムに収録されているピアノ・ソナタ第1番は、知名度と演奏頻度こそ第2番に譲るものの、シンフォニックなスケールと素晴らしいドラマ性を持つ優れた作品です。傑作として名高く、演奏機会の多い第2番では改訂版を使用。引き締まった造形、豊かな感情表現、ダイナミックなピアニズムが聴かれます。 交響詩『死の島』は、マックス・クリンガーの「死の島(ベックリンの絵画による)」にインスパイアされた陰鬱な管弦楽曲。不規則な5/8拍子と「怒りの日」(Dies Irae)のモチーフが用いられ、不安にうねる波と舟の漕ぎ手の動きが描写されています。この録音では、ゲオルギー・キルコールが1957年に行ったピアノ編曲版をもとに、ギルトブルグ自身が大幅に改訂した版を使用。彼は、オリジナルの管弦楽版の複雑な構造をピアノで忠実に再現しようと試み、演奏しやすさを犠牲にしながらも原作の忠実な再現を目指しました。 ブックレットにはギルトブルグ自身による作品の詳細な解説(英語)が記載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579180

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    ハーゲン(1961-)
    Everyone, Everywhere
    誰でも、どこでも
    詳細ページ
    [ニューヨーク・セシリア合唱団&管弦楽団、マーク・シャピロ(音楽監督・指揮)]

    HAGEN, D.A.: Everyone, Everywhere (Barkidjija, Bryan Murray, Shavon Lloyd, A. Farid, The Cecilia Chorus of New York with Orchestra, Mark Shapiro)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:8.579180

    CD価格:1,900円(税込)

    2023年12月16日、ニューヨークのカーネギーホールで初演されたダロン・ハーゲンの「Everyone, Everywhere 誰でも、どこでも」は、ニューヨーク・セシリア合唱団の委嘱により、世界人権宣言(UDHR)採択75周年を記念して作曲された壮大なカンタータです。この作品は5楽章構成で、合唱団、児童合唱団、2人のソリスト、オーケストラによる演奏を通じて、UDHRの条項や人権擁護者たちの言葉を音楽的に表現します。 音楽はドラマティックかつ説得力があり、ベートーヴェンやブリテンの作品を思わせる規模と深みを持ちながら、現代的で緊迫感のある表現を追求するもので、第1楽章は明るいファンファーレで始まり、第2楽章では痛ましくも美しい音楽が展開します。第3楽章は子供たちが歌うラプソディを中心に据え、第4楽章では「私は人間です」という静かな主張が響き渡ります。最終楽章では、高揚感に満ちた喜びの音楽が繰り広げられ、最後は穏やかに終結します。ニューヨーク周辺に在住する奏者たちがこの日のために結集したオーケストラの力強い演奏も聴きどころです。 アルバムには、ウィリアム・バトラー・イェイツが描く第一次大戦で戦死したグレゴリー少佐のエピソードに基づく曲と、エイブラハム・リンカーンが南北戦争で息子を失った未亡人に宛てた手紙を題材にした曲が添えられており、戦争の人的犠牲がしめやかに歌われます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660568

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    チレア(1866-1950)
    歌劇《グロリア》 詳細ページ
    [アナスタジア・バルトリ(ソプラノ)、カルロ・ヴェントレ(テノール)他、フランチェスコ・チッルッフォ(指揮)、カリアリ歌劇場管弦楽団&合唱団]

    CILEA, F.: Gloria [Opera] (Chikviladze, A. Bartoli, Vassallo, Ventre, Teatro Lirico di Cagliari Chorus and Orchestra, Cilluffo)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:8.660568

    CD価格:1,900円(税込)

    チレアは代表作《アドリアーナ・ルクヴルール》(1902年)に続き、オペラ《グロリア》を作曲しましたが、1908年のミラノ初演(トスカニーニ指揮)は失敗に終わり、作曲活動を断念しました。その後、教育者として活動する中で出版社の要請に応じて改訂し、1932年にナポリで再演され好評を得ましたが、イタリアの情勢もあり、レパートリーとして定着するには至りませんでした。 本作は、埋もれた歌劇作品の蘇演を旺盛に展開するサルデーニャのカリアリ歌劇場の新制作。表題役を歌うのは2021年東京・春・音楽祭のリッカルド・ムーティ指揮《マクベス》のマクベス夫人役で日本デビューを果たした新星アナスタジア・バルトリ。ドラマティックでありながら、優れた歌唱技術に裏づけられた清冽な表現が光る知性派ソプラノです。リオネット役は、伸びやかで輝かしい歌声を持つ日本でもお馴染みのカルロ・ヴェントレ。さらに世界の檜舞台で活躍するヴェルディ・バリトンのフランコ・ヴァッサッロが、暗い情念を歌う敵役として見事な歌唱を聴かせます。 近現代の作品を中心レパートリーとするフランチェスコ・チッルッフォが導くカリアリ歌劇場のオーケストラが、優れた歌唱陣と共に作曲家最後の歌劇に新たな光をもたらしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900223

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    交響曲 第7番
    スケルツォ・カプリチオーソ 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)、バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,325円(税込)

    ベルナルト・ハイティンクは1958年にバイエルン放送交響楽団を初めて指揮して以来、長く良好な関係を続けました。このCDはバイエルン放送交響楽団の創設75周年を記念したハイティンク・ポートレート第2集からの分売です。 ハイティンクにとって意外にもドヴォルザークは録音の少ないレパートリー。第7番はコンセルトヘボウ管との1959年盤がありましたが、同管の指揮者に就任する2年前の演奏とあって、初々しくもやや几帳面さを感じさせるものでした。その22年後に、すでに20年余りにわたって共演を続けていたバイエルン放送響と行った録音が世に出ることは、この指揮者の解釈の成熟と辿る上で貴重な音源と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1080

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    若き俊英ロマン・ボリソフが卓越した表現力で描く「過去との対話」2022年、若いピアニストたちの登竜門として知られるキッシンゲン国際ピアノ・オリンピック(キッシンガー・クラヴィアオリンプ)に最も若いコンテスタントとして19歳で出場、見事に優勝を果たしたロシア出身のロマン・ボリソフ。2023年にはALPHAの<次世代ソリストたちによるモーツァルト>シリーズに登場、協奏曲第11番、第13番の素晴らしい演奏を聴かせましたが、初のリサイタル盤となるこのアルバムでは、ピアノ音楽の巨人たちが過去の作曲家と向き合った作品を集めています。 超絶技巧で知られるゴドフスキーがラモーやコレッリといった作曲家たちの作品を自由に編曲した「ルネサンス」全16曲から5曲、フランクによる大バッハへのオマージュとも言われる作品、ボリソフの祖国の大ピアニストであったラフマニノフが、亡命したアメリカで最後に完成させたピアノ曲であるコレッリによる変奏曲と続けられるプログラム。それは現代の若き世代であるボリソフが、さらにこれらの作品と対話するという入れ子のような構造も連想させます。 ピアニスティックな魅力に溢れる難曲揃いですが、ボリソフは高い技術力でこれらを危なげなく弾きこなすのはもちろん、滾々と泉が湧くような実に瑞々しい表現で作品の魅力を十二分に引き出しています。

  • 商品番号:ALPHA1118

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    愛ゆえに
    19-20世紀転換期のオペラ・アリア集 詳細ページ
    [ヴァニナ・サントニ、ジャン=マリー・ゼイトゥニ、フランス国立リール管弦楽団]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    気鋭歌手と実力派指揮者の美質が最大限に活かされた充実のアリア集この10年ほどで躍進めざましく、ヨーロッパで着実に活躍の場を拡げつつあるコルシカ出身のソプラノ歌手ヴァニナ・サントニ。19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアとフランスを賑わせた数々の傑作から、サントニの当たり役を中心に愛の強さゆえ自ら運命を決するオペラの主人公たちが歌う名ナンバーを厳選、充実したプログラムのアリア集を制作しました。 指揮はマスネ《グリセルディス》の全曲録音(2025年1月発売、BZ1058)でもサントニと共演しているフランス語圏カナダの俊才ジャン=マリー・ゼイトゥニ。サントニがしなやかに繰り広げる縦横無尽の歌唱表現をよく受け、オペラ本編から切り離された名場面それ自体で完結する精緻な小宇宙を織り上げてゆきます。 リール国立管弦楽団の緻密なアンサンブルも見事なもの。プッチーニ《トゥーランドット》の補筆者として以上のアルファーノの真価に気づかされるトルストイ原作の意欲作《復活》に始まり、サントニのルーツにもつながる最後のトマジ歌曲の管弦楽伴奏版まで、欧州歌劇界最前線の充実に目を見張る瞬間がそこかしこに詰まった1枚に仕上がっています。

  • 商品番号:CCS47525

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    黄色い蝶
    ラテン・アメリカン・フェイヴァリッツ 詳細ページ
    [ダナ・ゼムツォフ、アンナ・フェドロヴァ、アンジェロ・フェルプルーヘン、クラウディオ・コンスタンティニ、ニコラス・シュワルツ、アンドレ・フルーン]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    ダナ・ゼムツォフが綴る、自らのルーツのメロディメキシコシティ生まれのヴィオラ奏者ダナ・ゼムツォフは、色鮮やかなラテン・アメリカの文化に日頃から深い愛着を抱いてきたといいます。そんな彼女がガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』に出会い、そこに描かれた黄色い蝶の生き生きととした文学的イメージに強く触発され、自らの最初期の音楽的記憶を巡る旅へと出ることにしました。 ここに収録された曲は、スペイン語圏の人々であれば空で歌うことの出来るメロディばかり。アレンジはスペインの作曲家ジョアン・アルベルト・アマルゴスとここでバンドネオンを担当するクラウディオ・コンスタンティニを中心に、一部ゼムツォフなども担当しており、ラテン・アメリカに漂う哀愁、荒々しさ、活気、そして喜びを伴うシュールさを自然に呼び起こす詩情豊かなものです。盟友アンナ・フェドロヴァが多くの曲で参加しているほか、オランダの名トランペッター、アンジェロ・フェルプルーヘンが活躍し、味わい深い演奏を聴かせます。

  • 商品番号:CHSA5271

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    ブラームス(1833-1897)
    ドイツ・レクイエム Op.45 詳細ページ
    [ヨハンナ・ヴァルロート(ソプラノ)、ブライアン・マリガン(バリトン)、エドワード・ガードナー(指揮)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団]

    BRAHMS, J.: Deutsches Requiem (Ein) (Wallroth, Mulligan, Bergen Philharmonic Choir and Orchestra, E. Gardner)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:CHSA5271

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    1865年から1868年にかけて作曲されたブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、ラテン語によるレクイエムのテキストではなく、ルター派の聖書から自ら選んだ言葉を用いており、死者のための祈りよりもこの世に残されて生きる者に慰めを与えることを意図した構成になっています。エドワード・ガードナー指揮のベルゲン・フィルと合唱団は、透明度の高い澄んだ響きで、穏やかに温かく、この曲の世界を音にしてゆきます。 ヨハンナ・ヴァルロートは、ウィーン音楽芸術大学卒業後、2019年のミリアム・ヘリン国際歌唱コンクール優勝で国際的な注目を集め、2021年にはビルギット・ニルソン奨学金を受賞、2023年にはカーディフ世界歌手コンクールにスウェーデン代表として出場した期待の若手ソプラノ。すでにグラインドボーン音楽祭やウィーン国立歌劇場の舞台に立ち、その歌声は人々を魅了しています。ブライアン・マリガンは、アイルランド系アメリカ人のドラマティック・バリトン。メトロポリタン歌劇場やサンフランシスコ歌劇場をはじめ、欧米や日本の主要な歌劇場や音楽祭に定期的に出演、録音でも高い評価を受けています。 美麗な音色を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD752

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    サムソン・ツォイ、ソロ・デビュー・アルバムは
    ブラームスを中心に時代を超えた巨人たちを繋ぐプログラム
    カザフスタン出身のサムソン・ツォイ、パヴェル・コレスニコフとのデュオで既にアルバムをリリースしている彼による初のソロ・アルバムが登場。ブラームスが大バッハを手本として書き上げたオルガンのための「11のコラール前奏曲集」からブゾーニがピアノ用に編曲した6曲の間に、若き日のブラームスがヘンデルのクラヴサン組曲HWV 434に含まれる8小節のアリアを元に書き上げた大曲、ブラームスが左手のみのために編曲した大バッハの「シャコンヌ」、レーガーがピアノ独奏用に編曲した「4つの厳粛な歌」などを配した意欲的な内容です。 ツォイは持ち前の高い技術力と内省的とも言える感性で、これらの作品のピアニスティックな魅力を十二分に引き出しつつ、その精神的な繋がりを明らかにする見事な演奏を聴かせています。

  • 商品番号:COL15027

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    シモン・エッグル(1995-)
    Xenotopia 詳細ページ
    [シモン・エッグル(パーカッション、シンセサイザー、ヴォーカル) 他]

    発売日:2025年02月14日

    LP価格:4,050円(税込、送料無料)

    イタリア、シランドロ(ドイツ名:シュランダ-ス)出身のシモン・エッグルは作曲家、マルチ楽器奏者、プロデューサー、DJ、サウンドエンジニアとして活動しています。 彼のデビュー・アルバム『Xenotopia』は、自然と文化、人間とテクノロジーの関係を反映した作品で、アナログとデジタルの境界を超えた未知の領域への探求を音楽で表現しています。さまざまな楽器の演奏者と歌手たちが参加しており、これらのサウンドが高度な音響処理を経て巧みに融合されています。

  • 商品番号:COL20467

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    クリストフ・レッシ(1989-)
    Short Stories 詳細ページ
    [クラングフォルム・ウィーン、ブラック・ページ・オーケストラ]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,175円(税込)

    オーストリアのエルステ銀行(Erste Bank)は1989年の設立以来、毎年優れた作曲家に賞を授与しており、受賞作品はクラングフォルム・ウィーンの演奏によって、ウィーン・モデルン現代音楽祭で披露されるとともに、作曲家のポートレート・アルバムが作られます。 2021年の受賞者であるクリストフ・レッシは、オーストリア出身の作曲家、演奏家、メディア・アーティスト、ソフトウェア開発者で、クラシック音楽からエレクトロニカ、ユーロダンス、ノイズ、コンピューターゲーム音楽まで幅広いジャンルを融合した独創的な作品が知られており、このアルバムには、受賞作「short stories」など、全3曲が収録されています。

  • 商品番号:CVS131

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    後期バロックの豊かさを示すムファットの傑作、名手フォクルールの解釈で!ゲオルク・ムファットはフランスとイタリアの間にあったサヴォワ公国で生まれ、リュリの楽団でフランス流儀の弦楽奏法を学んだ後ドイツ語圏に移り、ザルツブルク大聖堂でビーバーと、ローマでコレッリと知遇を結んだ末ドイツ南部のパッサウ大聖堂の楽長を務めました。ドイツ語圏にフランス宮廷音楽のノウハウを伝えた傑作合奏曲集『音楽の花束』(1695)で有名なこの大家は、欧州各地の音楽語法を一つの美意識のうちに調和させようと腐心したことでも知られています。 1690年に刊行された『オルガニストのための曲集』はその意識が鍵盤音楽の領域で示された意欲作で、欧州各地の名手たちから学んだという多様なオルガン語法を12のトッカータを通じて網羅的に示した内容。ここではバッハ以前のドイツ・オルガン音楽を徹底追究してきたベルギーの名匠ベルナール・フォクルールが、ヴェルサイユのフランス古典式楽器を用い、きわめて自然な音運びでムファットの多面性を解き明かしてゆきます。 プログラムの中盤にはチェコの世界遺産宮殿に残る写本で知られるムファット唯一のヴァイオリン・ソナタも収録。フランスを中心に近年ソリストとしても注目されつつあるバロック・ヴァイオリン奏者マリー・ルキエが、大オルガンの響きの中で伸びやかに美しく旋律線を綴り、この作曲家の芸術性の奥深さに改めて気づかせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS181

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    ツィンガレッリ(1752-1837)
    歌劇《ジュリエッタとロメオ》 詳細ページ
    [フランコ・ファジョーリ、アデル・シャルヴェ、クリスティアン・アダム、ヴァレンティーノ・ブッツァ ほか ステファン・プレヴニャク、ヴェルサイユ王室歌劇場]

    発売日:2025年02月14日

    DVD+Blu-ray 各1枚組日本語字幕無し価格:4,650円(税込、送料無料)

    ベッリーニやグノーを先取りした晩期古典派の傑作、ついに映像化!ハプスブルク領ミラノ公国がナポレオン率いるフランス軍の手に落ちる直前の1796年1月、スカラ座で初演されたツィンガレッリ作《ジュリエッタとロメオ》。ロメオ役には男声高音歌手が宛てられ、名カストラートのクレシェンティーニが初演を務めた後もマリブランなど女声歌手がこれを当たり役として歌いこなすなど息の長い人気を保ちました。 作曲者ツィンガレッリはモーツァルトやサリエリと同世代の1752年生まれ。18世紀のオペラ語法を咀嚼した上で深くこなれた音楽を紡ぎ出し、ロッシーニ登場前段階でのイタリア・オペラの充実を示す重要作曲家となりました(為政者ナポレオンもこの作品を気に入りツィンガレッリをパリに招いています)。 表題役二人にシャルヴェ&ファジョーリという今を時めく名歌手を迎え、2021年に本作の抜粋盤CDをリリースしたプレヴニャク&ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団は今回、同じ主役2人に4人の実力派歌手を加えた編成で全曲上演の映像をリリース。衣装は近年オペラや古典演劇でも活躍をみせるオートクチュールの名匠クリスチャン・ラクロワが手がけ、18世紀末のファッションを的確に反映した古雅な舞台作りがスタイリッシュな古楽器演奏の魅力をいや増しに引き立てています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP4665

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    ロシア系モルドバ人の音楽一家に生まれ、現在はベルギーを中心に活躍するタチアナ・サムイル。1998年のベルギー国際ヴュータン・コンクールでの優勝が国際的キャリアの第一歩となった彼女にとって、今日あまり演奏の機会のないヴュータンのソナタを取り上げることは大きな目標の一つでした。今回はその手稿譜にまでさかのぼって研究、その成果を生かした瑞々しい演奏を聴かせます。 カップリングは、ヴュータンが活躍したフランスで大オルガニストとして名を馳せたヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタ。共演はベルギーの名手ヨハン・シュミットです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DE3612

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    マーク・ハガティ:
    ユナイテッド・サウンズ・オヴ・アメリカ 詳細ページ
    [ジェームズ・アレン・アンダーソン、デラウェア大学交響楽団、ツイン・ポエッツ、マケダ・ハンプソン、ジョナサン・ホイットニー]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    アメリカ合衆国の多様な響きをテーマにした「ユナイテッド・サウンズ・オヴ・アメリカ」は、心地よいラップのようなストリート・ポエトリーの力強さとリズムを、交響楽団の表現力と融合させ、緊急性の高い社会問題をシンフォニックな舞台で問いかけます。重いテーマに触れる一方で、心温まる幼少期の思い出や、希望とユーモアに満ちた高揚感ある瞬間が織り込まれ、最終的には力強い団結の呼びかけへと昇華しています。

  • 商品番号:DSL-92281

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    パーシスト
    フルートと弦楽器のための作品集 詳細ページ
    [アリソン・ロギンス=ハル(フルート)、エセル(アンサンブル)]

    LOGGINS-HULL, A.: Persist / MUZIK, X.: PillowTalk / WU, Sam: Terraria (Loggins-Hull, ETHEL)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:DSL-92281

    CD価格:2,325円(税込)

    グラミー賞受賞歴を持つ弦楽四重奏団エセルと、作曲家でフルート奏者のアリソン・ロギンス=ハルによるアルバム「Persist=粘り強く続けること」。アルバムのコンセプトは困難な状況に置かれた人々の勇気と回復力を讃えるもので、どの曲も情熱と希望に溢れています。 プロデューサーとしてグラミー賞に5度ノミネートされた宮嶋みぎわをはじめとした4人の作品に加え、ロギンス=ハル自身も作品を提供しています。

  • 商品番号:FUG832

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    ジョージ・ガーシュウィン
    ハビエル・モンサルバーチェ
    レナード・バーンスタイン
    ジェニー・ペーニャ・カンポ
    詳細ページ
    [ダンカン・ウォード、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、アドリアーナ・ビニャーニ・レスカ]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    南オランダ・フィルとその首席指揮者ダンカン・ウォードによる、アメリカ音楽を中心としたアルバム。ガーシュウィンとバーンスタインの有名曲のほか、現代キューバの作曲家カンポによるダンサンブルな作品、スペインの作曲家モンサルバーチェがキューバに暮らす黒人の生活を描写した代表曲「黒人の歌」を収録。楽しさとメランコリックな面を併せ持ったアルバムです。

  • 商品番号:IBS182024

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    近現代のサクソフォン四重奏曲集
    ニン、グリーディ、グラナドス、イバロンド、トルドラ 詳細ページ
    [ガマン・アンサンブル]

    Chamber Music (Saxophone) - GRANADOS, E. / GURIDI, J. / IBARRONDO, F. / NIN, J. / TOLDRÀ, E. (Gaman Ensemble)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:IBS-182024

    CD価格:2,475円(税込)

    新進気鋭のサクソフォン四重奏団「ガマン・アンサンブル」。このアルバムでは過去1世紀にわたるスペインとフランスの文化的な結びつきとその音楽的影響を描いています。収録されているのは、バスク、アンダルシア、カタルーニャといった地域の出身でパリでの活動経験を持つ5人の作曲家の作品。アンサンブルのメンバーも全員がパリで学び、同地の文化に深い関心を寄せており、深い共感に溢れた演奏を聴かせます。 彼らは、トルドラの「海の景色」の他、ニンとグリーディの曲を自らサクソフォン四重奏用に編曲したバージョンや、グラナドスの舞曲をアレンジして演奏。イバロンドの Il dolore はガマン・アンサンブルによる委嘱作品で、これが初録音です。

  • 商品番号:IBS192024

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    ガルドシアーナ
    ベガ(1978-)
    管弦楽作品集 詳細ページ
    [ルシア・マリン(指揮)、ナバラ交響楽団、マルタ・サバレタ、マリア・エステル・グスマン]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,475円(税込)

    グラン・カナリア島出身の作曲家ラウラ・ベガの管弦楽作品3編を収めたアルバム。タイトルのガルドシアーナは同島出身の作家で、スペインではセルバンテスに次ぐ名声を持つというベニート・ペレス・ガルドスにちなんだもの。グラン・カナリア島の自然や生活にインスパイアされた様々な音の風景が広がります。 作曲家、指揮者、二人のソリストが揃って女性なのも特徴。3曲目のギター協奏曲「光、愛、法悦」は演奏時間20分あまりの大作で、マリア・エステル・グスマンが時に情緒豊かに、時に切れ味鋭く聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM071

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    発売日:2025年02月14日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フシュヌレ兄弟を中心として録音が続けられるシューマンの室内楽ライヴ録音シリーズの第4弾。 ピエール・フシュヌレのほか、リール国立管弦楽団コンサートマスター田中綾子、名手フランソワ・サルクらによるストラーダ四重奏団が演奏する弦楽四重奏曲と、テオ・フシュヌレを迎えたピアノ五重奏曲を収録。いずれも1842年に立て続けに作曲された充実作を、メリハリのある活き活きとした演奏で楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RAM2401

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    西洋芸術史に絶大な影響を及ぼした皇帝の素顔に迫る好企画16世紀中盤のヨーロッパに君臨し、スペイン王カルロス1世としてイベリアとネーデルラントおよび新大陸を統べる一方、神聖ローマ帝国の盟主としてドイツ語圏に絶大な影響を及ぼしたハプスブルク家の皇帝カール5世。その治世はイタリア戦争やルター派プロテスタント勢力との対立など苦難続きでしたが、あらゆる文化領域に優れた人材が集まり宮廷芸術の洗練がひときわ進んだ時代でもありました。ここでは華麗さと威容に彩られた公の場での皇帝ではなく、スペインの修道院で静かな隠棲生活を送っていた晩年のカールに光を当て、彼が愛したポリフォニー芸術の粋を小編成で追求、死へと向かう一芸術愛好家の音楽的肖像を浮かびあがらせます。 ルネサンス歌唱に通暁した5人の実力派歌手がヤン・ファン・アウトレイフェの奏でるリュートを交え、多声の教会音楽やリュート伴奏の歌曲、リュート独奏など親密かつ豊かな多声世界を展開。葬儀の場で実際に歌われたモラレスの作品ではなく、カール5世の死の2年前にフェリペ2世がスペイン王位を継いだ時点で王室フランドル聖歌隊に招かれたマンシクールの充実作を選んでいる点も見逃せません。 静謐さの中でルネサンス芸術の真髄を知る、秀逸古楽レーベルRameeならではの1枚です。

  • 商品番号:SM477

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    スイスの愛
    愛の苦しみと欲望の歌曲集 詳細ページ
    [フランツィスカ・ハインツェン(ソプラノ)、ベンヤミン・ミード(ピアノ)]

    Vocal Recital (Soprano): Heinzen, Franziska - ESCHMANN, J.C. / KEMPTER, L. / RÖTHLISBERGER, Y. (Swiss Love - Der Liebe Leid und Lust)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:SM477

    CD価格:2,175円(税込)

    19世紀半ばのスイスでは、芸術家が専門教育や雇用機会を得る場が限られており、作曲家たちはドイツなどの国外でキャリアを追求しました。彼らが自国に戻り作曲したドイツ風の歌曲(リート)は家庭や合唱活動で楽しまれ、国民的アイデンティティの形成やコンサートで重要な役割を果たしました。 アルバムにはドイツで教育を受けた作曲家たちの作品を収録。特に注目されるのは、女性作曲家イヴォンヌ・ロースリスベルガーの「7つの歌」です。この作品は1912年のスイス作曲家フェスティヴァルで演奏され、19世紀から20世紀初頭の女性作曲家の作品がほとんど紹介されなかった中で評価を受けました。 スイスのソプラノ、ハインツェンとピアニスト、ミードが、ドイツの伝統を継承した歌曲や方言による歌曲、民謡を織り交ぜた多彩な作品を丁寧に演奏しています。

  • 商品番号:SM479

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    イザイ(1858-1931)
    無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ 詳細ページ
    [エルヴィン・ホッジャ・ガニエフ(ヴァイオリン)]

    YSAŸE, E.: 6 Sonatas for Solo Violin, Op. 27 (Hoxha Ganiyev)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:SM479

    CD価格:2,175円(税込)

    1997年生まれのヴァイオリニスト、エルヴィン・ホッジャ・ガニエフが弾く、瑞々しい解釈によるイザイのヴァイオリン・ソナタ集。 5歳でヴァイオリンを始めたガニエフは、チューリッヒ音楽院の若手学生プログラムに入学し、8歳で祖父のサーバー・ガニエフと共に初めてオーケストラとのコンサートを行いました。その後は10歳でモスクワ・ヴィルトゥオーゾと共演するなど才能を発揮、ドイツのハノーファー音楽舞台芸術大学でクリストフ・ヴェグリズィン教授に師事し修士号を取得、またスペインのレイナ・ソフィア音楽院でザハール・ブロン教授のクラスで学び学士号を取得しました。現在はエッセンのフォルクヴァング芸術大学でアレクセイ・セメネンコ教授のもとで学んでいます。 彼は数々の国際コンクールの受賞歴があり、2023年にはカロル・シマノフスキ国際音楽コンクールで2位を獲得、2021年にはジョルジェ・エネスク国際ヴァイオリンコンクールで特別賞を受賞。2021年には、現代作曲家ジェム・エセンとファジル・サイの作品を録音し、現在も新たな録音プロジェクトが進行中です。 使用楽器は1715年製のジュゼッペ・グァルネリ「フィリウス・アンドレア」です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19161CD

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    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:SWR19161CD

    CD 3枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    エレガンスと自然な深み - ネルソン・フレイレをしのんで、SWRのアーカイヴから貴重な放送録音をCD化。初出音源多数!フレイレは1944年10月19日、ブラジルのボア・エスペランサで生まれ、5人兄弟の末っ子として育ちました。4歳でピアノを始め、すぐに才能を認められます。6歳で家族と共にリオデジャネイロに移住。フレイレ自身は「幼少期は扱いにくい子供だった」と振り返りますが、両親は彼にピアノを強制せず自由に学ばせた結果、週末はビーチで遊び、日々2時間の練習をしつつ、毎年様々なプログラムのリサイタルを行う少年時代を過ごしたということです。 1957年、12歳のフレイレはリオデジャネイロでの国際ピアノコンクールで決勝に進出し、リリー・クラウスとマルグリット・ロンら審査員を驚かせるほどの演奏を披露、翌年にはウィーンに留学、フランツ・シュミットの教え子ブルーノ・ザイドルホーファーに師事しました(グルダやブッフビンダーと同門)。マルタ・アルゲリッチとはウィーンでの学生時代からの友人で、後にデュオとしての演奏活動も行っています。以降は国際的な演奏活動を展開し、1967年にはCBSと専属契約して翌年ソロ・アルバムを発表。2001年にはデッカと契約を結び、円熟した解釈によるアルバムを次々と発表。死の直前にはシューベルトやスクリャービンに取り組む計画がありましたが、腕の骨折により実現しませんでした。2021年11月、77歳で生涯を閉じました。 (曲目・内容欄に続く)

  • 商品番号:TOCC-653

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    フルーリー(1896-1967)
    歌劇《カサノヴァとアルベルトーリ》 詳細ページ
    [アッレマーノ、ビーニ 他、ディエゴ・ファソリス(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団]

    発売日:2025年02月14日

    CD 2枚組価格:2,775円(税込)

    リチャード・フルーリーはスイスの作曲家。ゾロトゥルンを中心に活動し地元のオーケストラや合唱団を指揮しながら、自作の演奏を通じて広く活躍するとともに、音楽教育にも力を注ぎました。 彼の3作目の歌劇《カサノヴァとアルベルトーリ》は、スイスの祝祭日にまつわるエピソードを題材にしたもので、プッチーニ風の豊かな旋律に加え、ティチーノ地方の民謡やヨーデルの合唱を取り入れるなど意欲的な作風が特徴。当時フルーリーは多忙を極めていたため、友人の作曲家エドゥアルド・ファーブル(1872-1946)がオーケストレーションを手助けし作品を完成させました。1938年に行われた初演は大成功を収め、その後も序曲や主要なナンバーがラジオで頻繁に放送されるなど、フルーリーの代表作の一つとして広く知られるようになります。 本録音では、ディエゴ・ファソリス率いるスイス・イタリア語放送管弦楽団と歌手たちが、この作品の魅力を余すところなく引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-747

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,175円(税込)

    ハンブルク出身のワルター・ニーマンは、ライプツィヒでフンパーディンクとライネッケに作曲を師事。その後、ジャーナリストとして『ライプツィヒ新報』に多くの音楽評論を寄稿し、ブラームスやシベリウスの評伝も執筆。晩年は作曲活動に専念し、ピアノ曲を中心に約1,000曲を書き上げました。 本アルバムには、代表作のひとつである組曲「ルビー」 Op.161などを収録。フリードリヒ・ヘッベルの小説に基づくこの作品は、原作の持つアラビア風の雰囲気を反映することをせず、シューマンを思わせる主要登場人物や物語の要素を音楽的に描写しており、印象派的な色彩と勇壮な雰囲気が特徴です。また、自然主義の詩人イェンス・ペーター・ヤコブセンの詩に基づく組曲 Op.43も収録されており、こちらは美しく夢幻的な描写が際立ちます。特に最終楽章では「霧の中の幽霊」というテーマが鮮烈に表現されています。 他4作も後期ロマン派の抒情的な作品で、伝統的な形式を取り入れつつ、親しみやすさとユーモアを備えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-750

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    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,175円(税込)

    1950年にバーミンガムで生まれたデレク・スコットは、軽音楽の演奏及びその歴史の研究でも知られています。その作品はポピュラー音楽への深い関心を反映しており、熟練の作曲技術と、美しいメロディを生み出す持ち前の感性によって、聴き手の心に一瞬で響く音楽となっています。 この第4集に収録されているのは、いずれもスコットの最新の作品。2つの舞踏組曲のうち第2番は、1960年代初期に流行したツイストなどのダンス音楽から着想を得ており、第1番は19世紀から20世紀初頭に流行したダンス音楽を基にした、アーサー・ベンジャミンやパーシー・フェイスのアレンジを思わせる優雅な作品です。「セレナード」は、感情のより深いところに優しく触れる繊細な表情をもつ音楽。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-755

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    デュプレ(1886-1971)
    ピアノ曲と室内楽曲集 詳細ページ
    [ハロルド・ファブリカント(ピアノ)、フィリップ・ニクソン(ヴァイオリン)、ロザン・ハント(チェロ)]

    発売日:2025年02月14日

    CD価格:2,175円(税込)

    ルーアン生まれのオルガニスト、作曲家、教育者であるマルセル・デュプレは、同世代のフランス人オルガン奏者の中でもよく知られる人物の一人です。彼は欧米で2000回以上の演奏会を行い、特にバッハの全オルガン作品を暗譜で演奏したことで広く注目を集めました。作曲家としては65作を遺しましたが、オルガン曲以外の作品はこれまでそれほど注目されてきませんでした。 このアルバムには、デュプレのピアノ曲と室内楽曲を収録。学生時代に作曲し、ヴィエルヌに捧げられた「ヴァイオリン・ソナタ」や「エレヴァシオン」、さらにパリ音楽院でピアノ科教授を務めたルイ・ディエメに献呈された「6つの前奏曲」、デュプレの母のために作曲された「3つの小品」など、フォーレやヴィエルヌの影響が感じられる作品が並びます。また、友人の劇のための付随音楽をピアノ用に編曲した「4つの小品」はクララ・ハスキルに献呈されたことでも知られています。これら5つの作品を通じて、デュプレの多彩な音楽世界を堪能することができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224740

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    Echoes 詳細ページ [Lars Møller]

    発売日:2025年02月07日

    CD価格:2,475円(税込)

    デンマークのサクソフォン・プレイヤー、コンポーザー、ラーシュ・メラーによる2019年デンマークのオーフスでのライヴ。その後北ドイツ放送のスタジオで追加録音を施し、音楽作品としてアルバムを完成させている。 同じくデンマークの伝説的トランペッター、パレ・ミッケルボルグも全面的にフィーチャー。メラーが持つスカンジナビア的な内省とブラス・セクションの力強さ、そして感情豊かなインド音楽の要素が融合され、高められていく様が圧巻。

  • 商品番号:C230141

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    バルトーク(1881-1945)
    中国の不思議な役人
    ヴァイオリン協奏曲 第2番 詳細ページ
    [ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ウィーン放送交響楽団、エルンスト・コヴァチッチ(ヴァイオリン)]

    BARTÓK, B.: Miraculous Mandarin (The) / Violin Concerto No. 2 (E. Kovacic, ORF Vienna Radio Choir and Symphony, M. Gielen)

    発売日:2025年02月07日 NMLアルバム番号:C230141

    CD価格:2,400円(税込)

    バルトークのパントマイム「中国の不思議な役人」は、売春や殺人、愛の死を扱ったあまりにも生々しい台本を持つ舞台作品。初演時は不協和音に満ちた音楽も相俟って、スキャンダルを巻き起こし公演が中止されたほどでした。「ヴァイオリン協奏曲第2番は、バルトークがアメリカ移住前に作曲し、1939年の初演後すぐに20世紀の重要な協奏曲の一つとして高く評価された名作。 この2作を、現代音楽への深い関心を持つミヒャエル・ギーレンが、過度な感情移入を行うことなく精巧に演奏。「中国の不思議な役人」は2007年のバーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団との演奏が知られていますが、こちらは幾分テンポが速めの引き締まった印象です。 ヴァイオリン協奏曲第2番にもクリスティアン・テツラフとロンドン・フィルとの1990年の名演がありますが、こちらも安定感のある見事な演奏です。ここでソロを務めるコヴァチッチは1943年オーストリア生まれ。若い頃から現代音楽の弾き手として活躍、1996年から1998年まで、ウィーン室内管弦楽団の首席指揮者および芸術監督を務めた後、2007年1月から2014年6月まで、ポーランドのヴロツワフにあるレオポルディヌム室内管弦楽団の芸術監督を務めた名手です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5540

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    シンディング(1856-1941)
    〈交響曲全集〉
    交響曲 第1番-第4番 詳細ページ
    [カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)、ノールショピング交響楽団]

    SINDING, C.: Symphonies Nos. 1-4 (Norrköping Symphony, Steffens)

    発売日:2025年02月07日 NMLアルバム番号:C5540

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    美しいピアノ曲「春のささやき」で知られるノルウェーの作曲家クリスティアン・シンディング。彼は鉱山の町コングスベルグで生まれ、父の死などの苦難を経て音楽の道へ進み、ライプツィヒ音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、後に作曲家に転向。成功を収めました。 シンディングはワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受け、特に交響曲第1番(1890年発表、後に改訂)は高い注目を集めました。甘美な旋律や色彩豊かな楽器編成はチャイコフスキーやメンデルスゾーンの影響もあるものの、重厚な響きや感傷的な旋律からはすでに確立した彼の個性が感じられます。 第2番(1917年初演)は、スケルツォを排した3楽章構成。批評家や聴衆からは若干時代遅れとみなされてしまいましたが、初演時には「メンデルスゾーンとワーグナーの出会い」と評されています。 交響曲第3番は、53歳の時にオスロで作曲を開始し、翌年、アルトゥール・ニキシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって初演され大成功を収めました。当時はシェーンベルクやプロコフィエフなど革新的な作曲家も台頭していましたが、シンディングの音楽は後進的とはみなされず、最もドイツ的な性格を持つ北欧の作曲家」としてバックスやヴォーン・ウィリアムズと並ぶロマンチックな交響曲の作り手として称えられています。ちなみにこの時期、彼の年金は増額され、ロチェスターのイーストマン音楽学校で教える機会もありましたが、すぐに辞職。オスロの王城敷地内のアパートに移り住み、そこで余生を送りました。 彼の最後の独創的作品となった交響曲第4番は80歳の誕生日の2日後に初演、もともと「霜と春 - 管弦楽のための狂詩曲」として構想され、バスクラリネット、ハープ、ピアノを加えたオーケストレーションが特徴で、彼の作品の中で最もリヒャルト・シュトラウス的な要素を持っています。また代表作「春のささやき」との関連が考えられ、物語的な要素とシンフォニックな展開が融合した作品です。 シンディングの交響曲全集はこれで3種目で、ドイツの指揮者とスウェーデンのオーケストラのコンビがこれらの曲の「ドイツ的な性格」が持つ魅力を適切に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20330

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    発売日:2025年02月07日

    CD価格:2,400円(税込)

    トリオ・ガスパールによるハイドンのピアノ三重奏曲全曲録音シリーズ。この第4集には1789年から90年代に書かれた4作を収録しています。 出版社の要請で急いで作曲されたという第26番、ハイドンがロンドンに滞在していた際に書かれた第34番、同時期に書かれエステルハージ侯爵夫人マリア・ヘルメネギルトに献呈された第36番、1792年頃に書かれた第31番。第31番は最初にヴァイオリンとピアノのためのソナタとして出版されましたが、後に出た版にチェロ・パートがあることから、ハイドンが三重奏曲として構想していたと考えられています。 最後に置かれたのはトリオ・ガスパールのためにサリー・ビーミッシュが書き上げた「トランス」で、この曲はハイドンのピアノ三重奏曲第40番からの影響と、認知症を患う彼女自身の母との関係が描かれた「変化、推移、消失」をテーマとする瞑想的な5分半の作品です。 トリオ・ガスパールは、2010年にドイツ、ギリシャ、イギリス出身のメンバーで設立。ワイマールで行われたヨーゼフ・ヨアヒム室内楽コンクールやウィーンでのハイドン国際室内楽コンクールなどで優勝した実力派のアンサンブルで、創設当時からハイドンの作品を積極的に演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99333

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    フランツ・シュミット(1874-1939)
    オルガン作品集 詳細ページ
    [エリザベート・ウルマン(オルガン)]

    発売日:2025年02月07日

    CD価格:2,550円(税込)

    2024年に生誕150年を迎えたフランツ・シュミットのオルガン作品集。 使用楽器は1878年にエバーハルト・フリードリヒ・ヴァルカー社が制作した作品306番の大オルガンで、アントン・ブルックナー立ち合いのもと、教会に受け入れられました。収録曲は、高度な演奏技術を要する2曲の「前奏曲とフーガ」の他、シュミット初のオルガン独奏作品「自作主題による変奏曲とフーガ」、1926年に出版された「4つの小コラール前奏曲」です。 演奏するエリザベート・ウルマンはオーストリア、ツヴェットルの生まれ。アントン・ハイラー、アロイス・フォラーに師事、マリー=クレール・アランからも指導を受けています。1976年ライプツィヒのバッハ国際音楽コンクールのオルガン部門、1978年リンツのブルックナー国際オルガン・コンクールのそれぞれで優勝を果たし、1979年からザルツブルク・モーツァルテウム大学のオルガン科で教鞭を執っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99337

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    D.スカルラッティ(1685-1757)
    10のソナタ集 詳細ページ
    [クリスティナ・カチンスキ=コゼル(ピアノ)]

    発売日:2025年02月07日

    CD価格:2,550円(税込)

    カナダ生まれのピアニスト、クリスティーナ・カチンスキ=コゼルが演奏するドメニコ・スカルラッティのソナタ集。これらの作品は、イベリアの民族音楽の要素と、急速な調性の変化、カスタネットやギター、狩猟用ホルンの描写が特徴的で、手の交差と大きな跳躍、アルペジオなどの高度な技術が求められます。また、明るくリズミカルな楽章から内省的で抒情的な楽章まで、幅広い表情を持っています。

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  • 商品番号:GRAM99344

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    ウルマン(1898-1944)
    旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌 詳細ページ
    [ヘルムート・モースハマー(朗読)、ゼンカ・ブランコヴィッチ(ピアノ)]

    発売日:2025年02月07日

    CD価格:2,550円(税込)

    2024年10月は、作曲家ヴィクトル・ウルマンの没後80周年にあたり、彼の芸術的遺産に焦点をあてる良い機会となりました。この「旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌」はリルケの祖先であるクリストフ・リルケが神聖ローマ帝国とオスマン帝国との戦闘に旗手として参加して戦死したというエピソードに基づき書かれた叙事詩。ウルマンの他にはマルタンやクレナウなど何人かの作曲家がこの詩に音楽を付けています。 ウルマンは、第一次世界大戦中にこの作品に強い感銘を受け、テレージエンシュタット強制収容所でメロドラマを作曲。1944年に命を落とす直前に完成させました。 アルバムではオーストリアのピアニスト、センカ・ブランコヴィッチが緊迫感に満ちた音楽を演奏、俳優ヘルムート・モースハマーが言葉の重みを活かした抑揚ある朗読でリルケの物語を再現。音楽とテキストの見事な融合が味わえます。

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  • 商品番号:KCD-2085

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    グラウンド
    ミカラ・ペトリ×西山まりえ 詳細ページ
    [ミカラ・ペトリ(リコーダー)/西山まりえ(バロック・ハープ)]

    発売日:2025年02月07日

    CD価格:3,300円(税込、送料無料)

    リコーダーの女王、ミカラ・ペトリのデビュー50周年アニバーサリー・イヤーに、デンマークのOURレコーディングス、日本のOMF、日欧共同制作による、新アルバムが誕生。古楽から現代曲までの多岐にわたる珠玉のプログラム。リコーダーとバロック・ハープが織り成す究極の癒しの調べ。

  • 商品番号:ODE-1451

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    エルガー(1857-1934)
    オラトリオ「ゲロンティアスの夢」 Op.38 詳細ページ
    [ジョン・フィンドン(テノール)、クリスティン・ライス(メゾ・ソプラノ) 他、ニコラス・コロン(指揮)、フィンランド放送交響楽団]

    ELGAR, E.: Dream of Gerontius (The) (C. Rice, Findon, R. Williams, Helsinki Music Centre Choir, Finnish Radio Symphony, Collon)

    発売日:2025年02月07日 NMLアルバム番号:ODE1451-2D

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    絶好調のコロン&フィンランド放送響の記念碑的企画、ゲロンティアスの壮麗なライヴ!エルガーの「ゲロンティアスの夢」は、オックスフォード大学の著名な神学者、学者、司祭でもあったジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801–1890)の同名の幻想的な詩を用いたオラトリオ。作品はゲロンティアス(主人公)の臨終の祈りに始まり、死後の目覚め、審判、そして煉獄への旅が3人の独唱者、合唱、オーケストラによって切れ目なく描かれます。 エルガーは原稿の最終ページに「This is the best of me これが私の最高の作品だ」を書き記したほどの自身作でしたが、1900年10月3日、バーミンガム音楽祭での初演(ハンス・リヒター指揮)では批評家たちから作品として一定の評価を得たものの、準備不足や合唱・ソリストの質の問題もあって一般の聴衆からの支持を得ることはなかったようです。その後、入念な準備を行いドイツで2回上演された際には、上演を聴いていたリヒャルト・シュトラウスが大絶賛、そして1903年のロンドン初演以降、英国内での評判が確立。最終的には「ゲロンティアスの夢」はオラトリオの主要作品、そしてエルガーが書いた最高傑作の1つとして正当に評価されるようになりました。 2021年からフィンランド放送響の首席指揮者(英国人として楽団史上初)を務める二コラス・コロンにとって、この演奏会とライヴ録音は一つの節目となるものでした。母国の記念碑的作品の上演に際して英国からすぐれたソリストを招いたのみならず、母校ケンブリッジ・クレア・カレッジ(コロンはオルガン・スコラーを務めていた)の合唱団を招いての合同演奏という、個人的にも熱のこもった企画。演奏もこれにふさわしい高揚感を聴かせます。

    収録作曲家: