2014年12月

※複数語による AND OR 検索はできません

絞り込み 参考キーワード

35 件 / 35件中 準備中…

  • 商品番号:NYCC-10002

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヤナーチェク(1854-1928)
    ヴァイオリン・ソナタ 詳細ページ
    [間脇佑華/佐藤佑美]

    Violin and Piano Recital: Mawaki, Yuka / Sato, Yumi - JANÁČEK, L. / SUK, J. / DVOŘÁK, A. / RACHMANINOV, S. / MONTI, V.

    発売日:2014年12月17日 NMLアルバム番号:NYCC-10002

    CD価格:3,300円(税込、送料無料)

    待望の新人ヴァイオリニスト 間脇佑華、デビュー・アルバムついに登場!新鋭ヴァイオリニスト、間脇佑華の奏でるチェコの作曲家たちの音楽集です。メインとなるのは、難曲で知られるヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタ。彼女はこの曲に込められた熱い情念を、自身のフィルターを通して昇華することで完全に手中に収め、不思議な清々しさを加え、彼女でなくては表現できない独自の世界を描き出しています。そして特筆すべきはドヴォルザークやスークなどの小品でしょう。確かな技巧に支えられた変幻自在な音の乱舞は、確かにチェコの遥かなる森の空気を感じさせる清澄さと荘厳さも備えたものです。この新しい才能を紹介できることに、心からの喜びを隠しきれません!

  • 商品番号:CDR90000150

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    トゥリーナ(1882-1949)
    弦楽とピアノのための室内楽作品集 詳細ページ
    [リンカーン三重奏団]

    TURINA, J.: Chamber Music (Lincoln Trio)

    発売日:2014年12月26日 NMLアルバム番号:CDR90000-150

    2CD価格:1,824円(税込)

    スペインで生まれ、一時期パリに留学し、ヴァンサン・ダンディに作曲を師事しモーリス・モシュコフスキにピアノを学んだというホアキン・トゥリーナ(1882-1949)。一時期はフランスの印象主義風の音楽を作曲するも、アルベニスから「スペイン人としての自覚を持つ」ように促され、その後はスペイン国民音楽の創造に取り組んだ人です。 この作品集では、彼の初期の作品であるヘ長調のトリオに始まる、ピアノを含む室内楽の全作品を聴くことができます。躍動のリズムと甘さのあるメロディが特徴的な多彩な音楽です。ここで演奏しているリンカーン三重奏団は、Cedille Recordsレーベルでのデビュー作品である「Notable Women」で注目を浴びたアンサンブル。ヴィオラで参加している小笹文音氏は2011年のプリムローズ国際ヴィオラ・コンクールで最優秀賞を獲得した俊英です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDR90000152

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーリス・グリーン(1699-1755)
    序曲集 詳細ページ
    [シュレーダー/バロック・バンド/クラーク]

    GREENE, M.: Overtures / Collection of Lessons (A) (Schrader, Baroque Band, Clarke)

    発売日:2014年12月26日 NMLアルバム番号:CDR90000-152

    CD価格:1,824円(税込)

    英国生まれのバロック・ヴァイオリニスト、指揮者ゲイリー・クラークと、シカゴのピリオド・オーケストラ「バロック・バンド」が演奏する18世紀の作曲家、モーリス・グリーン(1699-1755)の珍しい序曲集です。グリーンは聖職者の息子としてロンドンに生まれ、セント・ポール大聖堂の少年聖歌隊員となり、その後は大聖堂のオルガン奏者を務めます。1730年からはケンブリッジ大学の音楽の教授と英国王室学長も務めた人です。残念なことに、彼の音楽は現在ほとんど聞く機会がありませんが、この徹底的に楽しい序曲を一度でも聴けば、この作曲家の復興を願う人が増えることは間違いないでしょう。ドイツやフランスのバロックとは一味違う「イギリス・バロック」をお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC440

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ラフマニノフ(1873-1943)
    交響曲 第1番 ニ短調
    幻想曲「岩」 詳細ページ
    [ギュルツェニヒ管/キタエンコ]

    RACHMANINOV, S.: Symphony No. 1 / The Rock (Gürzenich Orchestra, Kitayenko)

    発売日:2014年12月26日 NMLアルバム番号:OC440

    CD価格:2,025円(税込)

    ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのチャイコフスキー・ツィクルスを堂々完成させたドミトリー・キタエンコ、次はラフマニノフ(1873-1943)の交響曲全集に挑戦です。もちろん曲数は少ないのですが、どの曲もぎっしりと内容が詰まっており、相手としては申し分ありません。新しいサクセス・ストーリーの始まりです。まずは1895年に完成された交響曲第1番から。初演が大失敗したことで知られるこの作品(ラフマニノフはこの失敗で大きな精神的打撃を受けました)、失敗した原因の一つには初演を指揮したグラズノフの悪い演奏があるともされています。もしキタエンコが初演したなら…その後のロシアの音楽的歴史は大きく変化した…かも知れませんね。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC687

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第6番(1881) 詳細ページ
    [ハンブルク・フィル/ヤング]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 6 (ed. L. Nowak) (Hamburg Philharmonic, Simone Young)

    発売日:2014年12月26日 NMLアルバム番号:OC687

    SACD Hybrid価格:2,475円(税込)

    ブルックナー(1824-1896)の交響曲の中では、5番と同じく改訂されていないため、異稿版も存在しないこの第6番。シモーネ・ヤングの指揮も極めてオーソドックスなものであり、いつのもように精度が高く、燃えるような情熱を傾けた素晴らしい演奏となっています。この演奏の素晴らしさには、いつもは口うるさい批評家たちも、2013年12月16日の「Hamburger Abendblatt」紙上で全員が賛辞を送ったということです。ヤングのブルクッナー・ツィクルスもそろそろ終盤戦に突入。一層の名演が期待されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:777458

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ルドルフ(1840-1916)
    交響曲 第3番
    自作主題による変奏曲 Op.24 詳細ページ
    [ボーフム響/ベールマン]

    RUDORFF, E.F.K.: Symphony No. 3 / Variations on an Original Theme (Bochum Symphony, Beermann)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777458-2

    CD価格:2,608円(税込)

    ベルリンに生まれ、ヴォルデマール・バルギールにピアノを学んだ後、ライプツィヒ音楽院でモシェレス、プレディ、リーツから音楽を学んだというエルンスト・ルドルフ(1840-1916)。彼はケルン音楽院でピアノを教えているときに、ケルン・バッハ協会を設立し、バッハ作品の普及に努めた他、ヴェーバーやモーツァルトなどの楽譜の校訂を行うなど活発な活動をしました。ブラームスやヨアヒムとも懇意にしていて、往復書簡も残っています。彼自身の作品も3つの交響曲をはじめ、管弦楽曲、室内楽曲、そして数多くの歌曲が残されていますが、残念ながら彼の作品は、同時期のヘルツォーゲンベルクやゲルンスハイムのようにほとんどが忘れられてしまっています。 そんなルドルフは自然を愛し、その破壊に心を痛めたといわれ、環境保護運動にも力を入れたことで知られています。作品にも雄大な雰囲気が仄かに感じられます。ここで聴ける音楽は、例えばユニゾンで始まる交響曲の第3番の第1楽章など、かなりユニークな作風を有しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:777652

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    スク(1874-1935)
    弦楽四重奏曲全集
    ピアノ五重奏曲 詳細ページ
    [ミンケ四重奏団/キルシュネライト]

    SUK, J.: String Quartet Works (Complete) (Minguet Quartet, Kirschnereit)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777652-2

    2CD価格:3,648円(税込、送料無料)

    日本では一般的に「ヨゼフ・スーク」と呼ばれる作曲家ヨゼフ・スク(1874-1935)。彼は同名のヴァイオリニスト、ヨゼフ・スークの祖父であり、またドヴォルザークの義理の息子でもありました(ドヴォルザークの娘オチルカと結婚したため)。そんな彼の作品からは、やはりドヴォルザークとブラームスの影響が強く感じられるのは、時代から考えても当然のことでしょう。しかし彼の中期から後期の作品からは、ドビュッシーやマーラーなどの後期ロマン派や印象派的な響きも聴かれ、これは彼自身の探究心の結果でもあり、なかなか興味深い音楽が展開されています。 第2番の四重奏曲は野心作であり、1912年にこの曲が初演された際は大きな騒動が起きたといい、これはドホナーニが静かに嫉妬心を抱いていたらしいシェーンベルクにも張り合えるほどの「時代への挑戦状」ともいえる作品だったのです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:777716

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    北ドイツのバロック時代のオルガン作品集 第13集
    M.プレトリウス:
    オルガン作品全集 詳細ページ
    [フランメ]

    Organ Works of the North German Baroque, Vol. 13 - PRAETORIUS, H.: Organ Works (Complete) (F. Flamme)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777716-2

    SACD-Hybrid 2枚組価格:6,080円(税込、送料無料)

    この2枚のSACDの中に、ミヒャエル・プレトリウス(1571/72-1621)をはじめとしたルネサンス期から初期のバロック期までの、様々な北ドイツの作曲家によるオルガン曲作品が収録されています。メインであるミヒャエル・プレトリウスはプレトリウス一族の中で最も名の知られた人で、この時期のも最も多作であった作曲家であり、また、プロテスタントの賛美歌の発展に寄与したことでも知られています。彼はドレスデンのザクセン宮廷に使え、当時流行のヴェネツィア楽派によるイタリア音楽を演奏し、その作品にもイタリアの様式が感じられます。ルター派教会のために1000曲以上のコラールを書き、また同時代の音楽についての素晴らしい論文を残しています。 またこの時代に活躍したオルガニスト、作曲家たちの作品からも、当時の雰囲気が伝わります。演奏しているのはお馴染みのフリードヘルム・フランメ。どんな時代の作品でも研究に研究を重ねた説得力ある演奏を聞かせる人です。

  • 商品番号:777838

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ラジオの音楽集 第2集
    ラジオのための組曲と序曲
    詳細ページ
    [ドレスデン国立歌劇場管/タイス]

    Orchestral Music - SCHREKER, F. / TOCH, E. / KÜNNEKE, E. (Suites and Overtures for the Radio, Vol. 2) (Dresden State Opera Orchestra, Theis)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:777838-2

    2CD価格:5,216円(税込、送料無料)

    ドイツにおけるラジオ放送の初期の時代には、様々な音楽が放送され、これには現代音楽と古典音楽、ポピュラー音楽の境界は全くありませんでした。当時の「現代音楽家」たちはこの媒体を愛し、数多くの実験的な作品を書き上げました。その中にはヴァイル、ヒンデミット、トッホ、シュレーカー、ハースなど当時の革新者たちの名前があり、彼らが「ラジオ」というものにどれ程の期待を抱いていたかが良くわかるというものです。 この2枚組は当時の作品を掘り起こし、エルンスト・タイスとドレスデン・シュターツオペレッタ管弦楽団が見事に再現したものです。当時の前衛音楽を改めて聴いてみませんか? CD2の方は一層興味深い作品が並んでいます。

  • 商品番号:8.555578

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第1集
    交響曲 第1番
    交響的バラード「グラジーナ」 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 1 - No. 1 / Grazhyna (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555578

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀のウクライナにおける音楽界の基礎を作った作曲家ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)。彼は牧師の家庭に生まれ、幼い頃からピアノとヴァイオリンに習熟し、10代の半ばで最初の作曲を行ったとされています。やがてキエフ音楽院でレインゴリト・グリエールに作曲を師事、グリエールの没後には遺作となった「ヴァイオリン協奏曲」Op.100の補筆を手がけたことで知られます。 もちろん彼の作品にも先人からの影響は感じられ、特に第1番の交響曲は1919年に完成されたものの、彼自身が少しずつ改訂を加え、様々な要素を取り込みながら進化してきた作品。もともとは第2楽章だけが独立した「叙情詩」でしたが、その後第1楽章が付け加えられ、第2楽章を改訂し、終楽章を加え、1923年にようやく完全版として初演されたというものです。 1955年に書かれた交響的バラード「グラジーナ」は彼の最も熟練した作品の一つであり、ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれたものです。リトアニアの神話に登場する女性騎士を主人公をしたミツキェヴィチの詩がスコアの冒頭に付され、戦いに身を投じ悲劇的な死を迎える彼女の姿を克明に音楽で描いていきます。カリンニコフをはじめ、ロシア、東欧系の作品に強いクチャルの素晴らしい指揮による演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.555579

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第2集
    交響曲 第2番・第3番 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 2 - Nos. 2 and 3 (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555579

    CD価格:1,900円(税込)

    「ウクライナ音楽の父」ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲第2集です。1935年から1936年に書かれた交響曲第2番は、当時の時代の乱れを反映した暗く重い音楽。第1番ではリヒャルト・シュトラウスやチャイコフスキーを思わせる幾分のどかな表情を持っていた彼の作品も、この時期のウクライナの政治的不安定と抑圧を反映して、ここまで不穏なものとなってしまったのです。神経質さと粗暴さを孕むこの交響曲は、至るところに「音の爆発」があり、第2楽章では幾分神秘的な要素を見せますが、やはり不吉な音で中断を余儀なくされてしまいます。第3楽章も混乱する音が交錯し、果てしない不安を齎すものと場っています。交響曲第3番は彼の作品の中では最も知られるもので、初演時には大きなセンセーションを巻き起こしたと言われています。当初は「戦争を打ち負かし平和になる」と終楽章に碑文が付されていましたが、ソ連の検閲によりこれを削除、1954年に改訂を施されることとなります。最後は勝利で終わるかと思いきや、すっきりと終わらないところが面白いです。爆演ファンにはたまらない1枚でしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.555580

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第3集
    交響曲 第4番・第5番「スラビャンスカヤ」 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 3 - Nos. 4 and 5 (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555580

    CD価格:1,900円(税込)

    リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲集第3集、ここには彼の第4番と第5番が収録されています。1963年に完成した第4番は、ネイサン・ラクリンの指揮により、当時のレニングラード(サンクトペテルスブルク)フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。この作品は当時の音楽の隆盛からは完全に外れたところにあり(リヒャルト・シュトラウスが最後まで調性を捨てなかったように)、あからさまな調性を持ち、またウクライナの民俗音楽も取り込んでいたのです。無論評論家たちは、この作品を「ウクライナ音楽の発展」に寄与しないと評しましたが、様々な音楽が入り混じっている現代にこの作品を聴いてみると、全く問題なく、このある意味「わかりやすさ」が却って人気を獲得するのではないかと感じます。 そして、1950年代初頭からスラブ音楽に興味を持っていたリャトシンスキー、彼自身の音楽性の解放は交響曲第5番第1楽章の高らかな金管の咆哮で明らかになったのかもしれません。副題に「スラビャンスカヤ(スラヴの意味)」を持つこの交響曲には、やはり騎士道の物語の精神が流れています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.555741

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    スタンコヴィチ(1942-)
    交響曲 第1番・第2番「英雄的」・第4番 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    STANKOVYCH, Y.: Symphonies Nos. 1, 2 and 4 (Ukraine National Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555741

    CD価格:1,900円(税込)

    ウクライナ生まれのイーヴェン・スタンコヴィチ(1942-)は、この国の最も重要な現代作曲家として多くの賛辞を得ています。彼はキエフ音楽院でボリス・リャトシンスキーとミロスワフ・スコリクから作曲を学び、12曲の交響曲、5つのバレエ、協奏曲、室内楽曲、そして映画音楽を多数作曲し、1998年からはキエフ音楽院の作曲家の教授を務め、後進の指導にあたっています。 彼の作品からは、わかりやすい「ソ連への忠誠心」というものは感じられず、それ故に演奏されることもほとんどなく、このアルバムに収録された3つの作品もすっかり忘れ去られてしまっています。この3つの作品のうち、1973年に書かれたシンフォニア・ラルガはシュニトケへの伏線であり、自由な音が乱舞しています。1975年の交響曲第2番「英雄的」は、拡大されたパーカッション・パートを持つ大規模な作品。チェレスタはピアノ、ハープなども使われ悲痛な面持ちを感じさせますが、根底に流れるのは勝利を願う強い意志でしょう。1977年の第7番「シンフォニア・リリカ」はまた静かな世界を感じさせるスクリャービンを思わせるような「新ロマン主義」に属する音楽です。すっかりお馴染みとなったクチャルの説得力溢れる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570572

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドホナーニ(1877-1960)
    ピアノ五重奏曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [ウォルフィッシュ/エンソ弦楽四重奏団]

    DOHNÁNYI, E.: Piano Quintets Nos. 1 and 2 (Wallisch, Ensō String Quartet)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.570572

    CD価格:1,900円(税込)

    名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父に当たるドホナーニ・エルノ(1877-1960)の2つのピアノ五重奏曲です。1897年、オイゲン・ダルベールとともに学んでいたドホナーニは、ベルリンでピアニストとしてデビューするための準備を始め、ドイツとオーストリアでコンサートを行い、ハンス・リヒターの招きでロンドンに出かけ、ここでベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏して、素晴らしい成功を収めます。その後、彼はリストに親しくなることを目論み、ロシアとアメリカを含むコンサート・ツアーを行い、その後は紆余曲折を経ながらもハンガリーの音楽の発展に力を尽くします。 この1895年に書かれた第1番のピアノ五重奏曲は、ブラームスに絶賛されたという魅力的な作品です。確かにブラームスからの影響を強く受けたと思われる雰囲気が横溢し(特に第3楽章)、これは若き作曲家の意欲を示すとともに、その行く末を暗示させるかのようなドラマティックな側面も見せています。それに比べ、1914年に書かれた第2番の五重奏曲は、冒頭から重苦しく激しいもので、ドホナーニの作風の変化を目の当たりにすることができるでしょう。第3楽章のメロディも民謡調であり、第2主題はただただ厳粛です。名手ウォルフィッシュとエンソ弦楽四重奏団による迫力ある演奏は、聴くものの心を捉えてやみません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.571305

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    イディル・ビレット 室内楽エディション 第1集
    シューマン(1810-1856)
    ピアノ五重奏曲 Op.44
    交響的練習曲 Op.13 詳細ページ
    [イディル・ビレット/ボルサン四重奏団]

    SCHUMANN, R.: Piano Quintet / Symphonic Etudes (Biret Chamber Music Edition, Vol. 1)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.571305

    CD価格:1,900円(税込)

    トルコの名ピアニスト、イディル・ビレットの最新録音はシューマン(1810-1856)のピアノ五重奏曲と交響的練習曲という組み合わせ。このピアノ五重奏曲が素晴らしい出来栄え。思いの他落ち着いたテンポ設定と、たっぷりとした美しい音色は、シューマンのこの悩ましい世界を完璧に表現しています。共演しているボルサン弦楽四重奏団は2005年に設立されたトルコのアンサンブルですが、アルバン・ベルク四重奏団やジュリアード四重奏団のマスタークラスに参加し、その技術と表現力に磨きをかけた人たち。このシューマンではビレットの錚々たるピアノと真っ向から立ち向かい、納得の演奏を繰り広げています。 後半の「交響的練習曲」はビレットの個性的な持ち味が炸裂。ねっとりと聞かせるビレット節をたっぷりとお楽しみください。なお遺作の5曲は曲中に挟みこまれる形で演奏されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.572874

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    レクイエム Op.89 B165 詳細ページ
    [リボー/ヴォラク/モナルチャ/ワルシャワ・フィル/ヴィト]

    DVOŘÁK, A.: Requiem (Libor, Wolak, Kirch, Monarcha, Warsaw Philharmonic Choir and Orchestra, Wit)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.572874-75

    2CD価格:2,900円(税込)

    2人の子どもを相次いで失うというドヴォルザーク(1841-1904)自身の悲しい経験に基づいた「スターバト・マーテル」とは違い、この「レクイエム」はイギリスのバーミンガム音楽祭からの新作依頼に応えて作曲されたものです。彼は1884年と1885年にイギリスを訪れており、1884年にロイヤル・アルバート・ホールで演奏した「スターバト・マーテル」が好評だったため、この作曲依頼が来たのでしょう。曲は1890年の1月から10月にかけて作曲され、全曲は素朴で美しいメロディに満ち溢れており、曲の冒頭には彼が敬愛したバッハの最高傑作「ロ短調ミサ」からの引用もあるなど、渾身の力が込められた大作となっています。通常の典礼文とは一部変更が加えられているため、教会で演奏するよりも、あくまでも演奏会用の作品として位置づけられています。 1891年にバーミンガム音楽祭でドヴォルザーク自身の指揮で初演された際は、もちろん大好評を持って迎えられました。古今東西のレクイエムの中では、かなり地味な風情を持っていると指摘されることもありますが、この静かな感動はじっくり聴いてみてこそ味わえるもの。もちろん「怒りの日」は充分な激しさを有しています。このような声楽付きの大作は、ポーランドの名指揮者アントニ・ヴィトにお任せを。清冽な響きが心の隅々まで浸透します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573130

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    レスピーギ(1879-1936)
    ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
    ピック=マンジャガッリ(1882-1949)
    ヴァイオリンとピアノのための作品全集 詳細ページ
    [ベルネコーリ/ビアンキ]

    RESPIGHI, O.: Violin and Piano Works (Complete), Vol. 2 / PICK-MANGIAGALLI, R.: Violin and Piano Works (Complete) (Bernecoli, Bianchi)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573130

    CD価格:1,900円(税込)

    「ローマ三部作」で知られるイタリアの名作曲家レスピーギ(1879-1936)。彼の父親は地元の音楽教師であり、祖父も名高い音楽家であり、そのためレスピーギも幼い頃からピアノとヴァイオリンを学び、長じてからはヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者としても活躍しています。そのため、このようなピアノとヴァイオリンのための作品を書くのは当然の成り行きだったに違いありません。このヴァイオリン・ソナタは1917年に完成したもので、その直前に「ローマの噴水」が初演されるなど、彼の創作意欲は絶頂期にあり、20年前に書かれた「ニ短調ソナタ」に比べると、その音楽的な深化には格段の違いがあります。アグレッシヴな第1楽章、叙情的で官能的な第2楽章、濃密な空気が漂う終楽章と、管弦楽作品とはまた違う魅力を見せるレスピーギをご堪能ください。 アルバムの残りの部分に収録されているのは、ストラコニツェで生まれた作曲家、ピック=マンジャガッリ(1882-1949)のヴァイオリン作品集。生まれはボヘミアですが、幼い頃にミラノに移住したため、ほとんどレスピーギと同世代のイタリアの作曲家と称してもよいのではないでしょうか? 彼のロ短調ソナタ(奇しくもレスピーギと同じ調性を持つ)は、作曲年代が早いためか、まだまだロマン派の作風に則ったものですが、独創的なピアノ・パートなど聴くべき箇所はたくさんあります。知られざる作曲家を聞く楽しみもたっぷりです。

  • 商品番号:8.573175

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モシェレス(1794-1870)
    フルートとピアノのための作品集
    協奏的ソナタ/協奏的大ソナタ
    ディヴェルティメント 詳細ページ
    [瀬尾和紀/上野真]

    MOSCHELES, I.: Flute and Piano Music - Sonate Concertante / Flute Sonatas / Divertimento à la Savoyarde (Kazunori Seo, Makoto Ueno)

    ■室内楽

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573175

    CD通常価格:1,900円特価!:390円(税込)

    チェコに生まれライプツィヒで没した作曲家、ピアニスト、イグナーツ・モシェレス。彼の名前は、現在では「ピアノの練習曲」やピアノ教本で良く知られていますが、19世紀当時は最も尊敬された音楽家であり、ベートーヴェンの伝統を受け継ぎ、ロマン派のメンデルスゾーン、シューマン、ショパン、リスト等全てと交流があり、彼らの大先輩的な存在だったのです。とりわけ、モシェレスの息子、フェリックスの名付け親でもあるメンデルスゾーンとは家族ぐるみでの付き合いがあったことでも知られています。 そんな彼の作品は、ピアノ曲はもちろんのこと、管弦楽作品や室内楽作品にも素晴らしいものがあり、このアルバムに収録されているフルート作品も、美しいメロディはもちろんのこと、驚くほどに見事な技巧が凝らされた活きの良いものばかりなのです。輝くばかりのフルートパートを支える入念なピアノ・パート。この2つが織り上げる極上の音楽は、単なる「古典派の一人の作曲家」の作品と片付けてしまうには、あまりにももったいないものです。 ここで演奏しているのは、日本が誇る2人の音楽家たち。フルートの瀬尾氏はフランスと日本で活躍する名手であり、ピアノの上野氏はリストをはじめとした超絶技巧ものから、フォルテ・ピアノでの繊細な演奏までなんでもござれの凄腕。まさに火花が飛ぶような熱い音楽が展開されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573196

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    DE PROFUNDIS - 深き淵より 詳細ページ [ヴァサーリ・シンガーズ]

    Choral Concert: Vasari Singers - PIZZETTI, I. / MALIPIERO, G.F. / ALLEGRI, G. / MACMILLAN, J. / PUCCINI, G. (De Profundis, Miserere, Requiem)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573196

    CD価格:1,900円(税込)

    DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。 そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。 続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。

  • 商品番号:8.573229

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バツェヴィチ(1909-1969)
    弦楽のための交響曲
    弦楽オーケストラのための協奏曲
    ピアノ五重奏曲 第1番 詳細ページ
    [クピーク/カペラ・ビドゴスティエンシス/スモリー]

    BACEWICZ, G.: Symphony for Strings / Concerto for Strings (Kupiec, Capella Bydgostiensis, Smolij)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573229

    CD価格:1,900円(税込)

    ポーランドの女性作曲家において、最初に国際的に認知されたのがこのグラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)です。父からヴァイオリンとピアノを学び、1928年にワルシャワ音楽院に入学、1932年に卒業してすぐにヴァイオリニスト、作曲家として活動を始め、奨学金を得ながらパリに留学、エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェの薫陶を受けます。ヴァイオリニストとしてはカール・フレッシュに師事、演奏家としても作曲家としてもその才能に磨きをかけました。 そんな彼女の作品にはヴァイオリンをメインにしたものが多いのですが、この戦後に書かれた「弦楽のための協奏曲」はバロック時代の様式を模したスタイルで書かれた闊達な音と大胆な動きを持つ作品で、なぜか聴き手の闘争本能を掻き立てるような不思議な魅力を放っています。その2年前に書かれた「弦楽のための交響曲」も活力と欲求が漲るギラギラとした光に溢れたもの。一度聴いたら底なし沼に沈むかのように抜け出せない音楽です。スモリー自身が室内管弦楽用に編曲した「ピアノ五重奏曲 第1番」は彼女の作品の中でも、最も人気の高いものの一つですが、原曲の持つ力強さと荒々しさが一層強調されたこの編曲ヴァージョンは、一層の歯ごたえを感じさせるものです。ポーランドの名手クピークのピアノも聴き所です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573230

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴィエンヌ(1759-1803)
    フルート協奏曲集 第1集
    第1番-第4番 詳細ページ
    [ガロワ/スウェーデン室内管]

    DEVIENNE, F.: Flute Concertos, Vol. 1 - Nos. 1-4 (P. Gallois, Swedish Chamber Orchestra)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573230

    CD価格:1,900円(税込)

    18世紀末、フランスで活躍した作曲家フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)。彼の作品はほとんどが管楽器のためのもので、その中にフルート協奏曲は13曲ほど存在します。もともとはバスーン奏者で20歳の時にパリ・オペラ座管弦楽団のバスーン奏者として入団した後にフルートを始めたといいますが、その3年後にはパリのコンセール・スピリテュエルで自作のフルート協奏曲を演奏してデビューしたという才能! 作品の中には交響曲はありませんが、オペラは12曲あり、これは当時かなりの人気を誇ったと言います。彼は指導者としても素晴らしく、1795年に創立された(もともと存在した音楽学校が改組された)パリ音楽院の学校管理者およびフルートの教授に任命されたのです。 彼のフルート協奏曲はほとんどが3楽章構成となっていて(例外もあり)急-緩-急の整った形を持っています。この第1集には第1番から第4番を収録、名手パトリック・ガロワの安定した演奏でこれらの才気煥発な作品を存分に楽しむことができます。本当に爽やかなパリの風をどうぞ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573243

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴィラ=ロボス(1887-1959)
    交響曲 第10番「アメリンディア」 詳細ページ
    [ネイバ/ジャバン/サンパウロ交響合唱団&交響楽団/カラブチェフスキー]

    VILLA-LOBOS, H.: Symphony No. 10, "Ameríndia"(Neiva, Javan, São Paulo Symphony Orchestra and Chorus, Karabtchevsky)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573243

    CD価格:1,900円(税込)

    最近、人気沸騰中の作曲家ヴィラ=ロボス(1887-1959)は、ブラジル音楽文化の発展のために大変な力を尽くしました。この交響曲第10番「アメリンディア」はサンパウロ創立400周年の記念行事のために1954年に作曲された、壮大なカンタータです。曲はしばしば暴力的なリズムと野性的な響き、そして時には繊細さを持つ、ブラジルのセンチメンタリズムを想起させるもので、色彩的で派手な様相を備えています。 ヴィラ=ロボスの交響曲は、第9番までは基本的にオーソドックスなもので、珍しい楽器を使ったり、型破りなことなどはせず、彼の作品の中では「おとなしいもの」として捉えられており、演奏される機会もあまりありません。しかしこの第10番は例外的な仕事であり、この作風の多様性と折衷主義はとてもユニークなものとして聴き手の目に映ることでしょう。この楽譜のスコアには2つの副題が付けられており…「アメリンディア」と「Sume, Father of Fathers(神話の登場人物)」…ベートーヴェンの第9のようではなく、マーラーの第8番、もしくはヤナーチェクのグラゴルミサのようなものと説明されています。様々な事象が内包された素晴らしいこの作品。ぜひ味わってみてください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573267

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヒル(1869-1960)
    弦楽四重奏曲集 第5集 詳細ページ
    [ドミニオン弦楽四重奏団]

    HILL, Alfred: String Quartets, Vol. 5 (Dominion String Quartet) - Nos. 12-14

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573267

    CD価格:1,900円(税込)

    オーストラリアが生んだ作曲家アルフレッド・ヒル(1869-1960)。彼の弦楽四重奏曲集もこれが第5集。あと1集を残すのみとなりました。彼は2歳から17歳までニュージーランドで過ごし、その後はライプツィヒに留学、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーら当時の音楽を吸収しました。彼はここでピアノとヴァイオリンを学び権威ある「ヘルビッヒ賞」を獲得、またオーストラリアに戻り、ニュージーランドを行き来しながら、ヨーロッパの伝統と、この地の音楽の融合を図り、時にはマオリの民謡を取り入れながら、数多くの作品を生み出したのです。 この第12番から第14番の弦楽四重奏曲は、初期の作品のように、あからさまな先人からの影響を感じさせることなく、良い感じの独自性が発揮された作品群です。未だに出版されていない第12番(オーストラリア国立図書館所蔵)、若干無調音楽に足を踏み入れている第13番、番号付けが混乱している1951年頃に書かれた第14番、この3曲は20世紀と19世紀の2つの時代を自由に揺れ動く不思議な味わいを持ち、またヨーロッパの音楽の伝統がどのように広まり、独自の根を張っていくかを見るための、素晴らしいサンプルとしても役に立つものなのです。第12番の冒頭の深い音色を持つチェロの歌には、思わず背中がぞくぞくしてしまいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573295

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    アルベニス(1860-1909)
    ピアノ作品集 第6集
    スペイン/願い/木の下で(ソルツィーコ)
    イヴォンヌの訪問 詳細ページ
    [サクリスタン]

    ALBÉNIZ, I.: Piano Music, Vol. 6 (Sacristán) - España / Deseo / Arbola-pian, zortzico / Yvonne en visite

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573295

    CD価格:1,900円(税込)

    アルベニス(1860-1909)のピアノ全作品を集めたシリーズの第6集です。このアルバムには、初期の時代に書かれたサロン風の小品が収録されていて、このまばゆいばかりの光に満ちた音楽は、ショパンやリストのピアノ曲にも似た華麗さを持ちながら、スペイン風のリズムも楽しめる、いかにもアルベニスらしいものです。彼の波乱万丈な人生については、最近ではかなりの創作が含まれていることが判明し、その作品番号も実際の作品年とはずれているため、ここでは2001年に発表されたハシント・トーレスによる整理番号も併記されています。 ショパンを思わせるワルツ「シャンパーニュ」、スペインの香り漂う「タンゴ」、リストも顔負けの超絶技巧を要求する「願い」など、冒頭からしっかり惹きつけられること間違いなし。魅力的過ぎる組曲「スペイン」をはさみ、またロマンティックな作品が並びます。「イヴォンヌの訪問」は若き弟子イヴォンヌ・ガイドについて作曲したもので、サティ風の単純な楽想に隠されたユーモアが光ります。最後に置かれた「軍隊行進曲」は彼が8歳から9歳の時の作品で、ブルッフ子爵に捧げられています。シンプルかつ確固たる楽想に貫かれた魅力的な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573296

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    デュカス(1865-1935)
    交響曲 ハ長調
    交響詩「魔法使いの弟子」
    舞踏劇「ラ・ペリ」 詳細ページ
    [アイルランド国立響/タンゴー]

    DUKAS, P.: Symphony in C Major / L'apprenti sorcier / La Peri (Ireland RTÉ National Symphony, Tingaud)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573296

    CD価格:1,900円(税込)

    パリで銀行家の父の下に生まれた作曲家ポール・デュカス(1865-1935)。その作品は華麗なオーケストレーションと色彩的な表現で知られています。彼の最も有名な作品である「魔法使いの弟子」は、自己批判が厳しすぎた彼による破棄を免れた自信作。あの映画「ファンタジア」に使われて一躍有名になりました。この物語、あまり知られていませんが、原作はゲーテによるもので、ゲーテが、シリア人のルキアノスの詩「嘘を好む人たち」を基にして書き上げたバラード(物語詩)を使っています。映画では名指揮者ストコフスキーがオーケストレーションに手を加えていて、こちらの響きが広く知られていますが、ここでは指揮者タンゴーが探索した初稿版を用いることで、華美さを取り去った「作曲家のオリジナルの意図」を反映した演奏で楽しむことができます。 「ラ・ペリ」はロシア・バレエ団からの委嘱作品。当初は蓮の花の精ペリはナターリヤ・トゥルハノヴァ、イスカンデル王をニジンスキーが演じることになっていましたが、ディアギレフの介入でトゥルハノヴァが降板、しかしデュカスは彼女のために音楽を完成させたといわれています。この作品も危うく破棄されるところでしたが、何とか生き残ったのでした。デュカス30歳のときに書かれた交響曲は、彼が残した唯一の交響曲で、軽快さと優美さ、重厚さを兼ね備えた隠れた名作です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573313

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ハイドン(1732-1809)
    十字架上の最後の七つの言葉 Hob.XX:1C(ピアノ版) 詳細ページ
    [ヤンド]

    HAYDN, J.: 7 letzten Worte unseres Erlosers am Kreuze (Die) (The 7 Last Words) (version for keyboard) (Jandó)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573313

    CD価格:1,900円(税込)

    ハイドン(1732-1809)の「十字架上の最後の七つの言葉」はもともと1786年に管弦楽曲として書かれたものです。当時54歳、円熟期のハイドンはスペインのカディス大聖堂から聖金曜日の礼拝のための音楽を書くように依頼されました。それは聖金曜日の礼拝用で、福音書のキリストの十字架上の七つの言葉をそれぞれ読み、瞑想する時間に奏される音楽を書くというものだったのです。信者たちが瞑想する時に奏される音楽のため、全てがゆったりとした曲である必要があり、これは全曲を通す上でもかなり困難なことでしたが(確かに変化が乏しくなる危険性を孕んでいます)、ハイドンは見事な音楽を書き、その期待に応えたのでした。曲は序奏に始まり、7つのソナタを巡って、最後はイエスが死を迎えた時に起きたとされる地震を表す音楽で終わるという荘厳なもの。ハイドンはこの管弦楽版がいたく気に入り、自身の編曲で弦楽四重奏版を作り、更にこのアルバムで聴くことができるクラヴィーア版も監修しました。 その後、この作品に他人が歌詞をつけたオラトリオ版というものを耳にしたハイドンは、自身がその編曲に手を加え、正式なオラトリオ版として完成させたというエピソードまであります。そこまでハイドンのお気に入りとなったこの作品。イェネ・ヤンドーの説得力溢れる演奏で聞いてみてください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573426

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    野に咲く花
    ヴォーン・ウィリアムズ
    フィンジ/ガーニー/バターワース
    合唱作品集
    詳細ページ
    [シティ・オブ・ロンドン合唱団/ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/ウェットン]

    Choral Music - VAUGHAN WILLIAMS, R. / FINZI, G. / GURNEY, I. (Flowers of the Field) (City of London Choir, London Mozart Players, Wetton)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573426

    CD価格:1,900円(税込)

    これらの作品には、全て第一次世界大戦における大虐殺への悲しみが根底に流れています。4人の作曲家たちはそれぞれ、バターワースのようにその戦いで命を落とすか、多大なる犠牲を払いながら後々の生涯を生きていくことになります。「シュロップシャーの若者」は彼の同名の歌曲集のエピローグとして構想された、人生のはなかさをそのまま閉じ込めたような美しい作品です。歌曲集の中の「最も美しい樹」のメロディが使われた郷愁溢れるメロディは涙を誘わずには入られません。 フィンジはこの戦いで彼の最愛の教師アーネスト・ファーラーを失いました。無論彼はそれ以降も波乱万丈の生涯を送るのですが、当時彼は師だけでなく、最愛の家族も失うなど、人生観に大きな影響があったことは間違いありません。この室内レクイエムは恐ろしいまでの静けさに満ちています。未完成で終わった作品ですが、一度はP.トーマスの加筆版が演奏され、高く評価されました。ここではクリスチャン・アレクサンダーによる新版での演奏です。 ガーニーは戦場で吸い込んだ毒ガスにより健康を失い、その後半生を病院で送りました。この「トランペット」は人類の愚かさを告発する作品です。そしてヴォーン・ウィリアムスの「悲歌」は、彼の失われた友人のために書かれた作品であり、普段はそういう音楽を書かなかった彼が、晩年になって至った境地を表しているものです。合唱はほとんど言葉を発することなく、物語は語り手によって紡がれていきます。

  • 商品番号:8.660357

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇「オテロ」 詳細ページ
    [R.D. スミス/アニェレッティ/カターナ/オルフェオン・ドノスティアラ/オヴィエード・フィラルモニア/ハイダー]

    VERDI, G.: Otello [Opera] (R.D. Smith, Angeletti, Catana, Orfeón Donostiarra, Oviedo Filarmonía, Haider)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.660357-58

    2CD価格:2,900円(税込)

    1871年12月、歌劇「アイーダ」が大成功を収めた後のヴェルディ(1813-1901)は、ある意味「燃え尽き症候群」に陥ってしまったのか、名作「レクイエム」を完成させた他は、何も生み出すことができずにいました。しかし彼の才能を信頼していたリコルディ社の総帥ジューリオは、彼に新作を書かせるべく、秘密裏に作戦を立てて、台本作家ボーイトをはじめとした各関係者に声をかけました。もちろんヴェルディにはそれを悟られないように。しかしながら、まずボーイトがシェークスピアの「オセロ」に基づいた台本を完成させるも、まだまだヴェルディはオペラの作曲に取り掛かることはなく、結局、紆余曲折を経て(その間にライヴァルであったワーグナーも死去し、ヴェルディの心は折れてしまいます)、この歌劇「オテロ」が完成したのは1886年12月のことでした。出来上がったこの作品は、長い間のブランクなど全く感じさせないほどの充実したものであり、各々の登場人物の心情風景が巧みに描写された完璧な作品です。 指揮者のハイダーは、最初はエディタ・グルベローヴァの伴奏者として現れ、そのうちリヒャルト・シュトラウスの研究家として名を上げ、このオビエド・フィラルモニアとも良き関係を築き、2007年には来日して素晴らしい演奏を聞かせています。オテロ役のロバート・ディーン・スミスをはじめとした歌手陣も見事です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-3

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2014年12月24日

    2CD価格:3,420円(税込、送料無料)

    J.S.バッハの「管弦楽組曲」はブランデンブルク協奏曲に並ぶ代表作ですが、最近は、この作品を「組曲」ではなく「序曲」と称する場合が増えています。もともとバッハ自身もこの作品を「組曲」とは呼ばず(バッハ自身の中で、組曲というものは別の定義があったため)、「フランス風の序曲から始まる作品」と位置づけていたようです。もともと「フランス風序曲」とはルイ14世の宮廷でバレエやオペラの開始の際に奏でられた音楽の形式で、ゆっくりとした開始部分と、速いフーガ風の部分の対照的な2部分からなる曲であり、これを通常の組曲の冒頭に取りいれたものが「フランス風序曲」と呼ばれ、このバッハの作品もそれに類するため、「序曲」と呼ぶのです。 最近のバロック・オーケストラによる革新的過ぎるバッハも良いですが、やはり「丁寧なバッハ」を聴きたいという人にこそ、このエガーとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックによる「管弦楽組曲」をオススメいたします。とは言え、エガーの演奏ですから普通のバッハではありません。この作品の背景を丹念に洗い出し、フランス風序曲の形式を重んじた上で、通常よりも更に低いフランス・ピッチを採用、落ち着いた雰囲気と名人芸が見事にマッチした名演を繰り広げています。また弦楽器パートは奏者が各一人、フルート、ファゴットも各一人、オーボエ、トランペットが3人、ティンパニとエガーのハープシコードという引き締まった編成によるすっきりとした響きも極めて魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NBD-46

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2014年12月24日

    Blu-ray Audio価格:2,175円(税込)

    2人の子どもを相次いで失うというドヴォルザーク(1841-1904)自身の悲しい経験に基づいた「スターバト・マーテル」とは違い、この「レクイエム」はイギリスのバーミンガム音楽祭からの新作依頼に応えて作曲されたものです。彼は1884年と1885年にイギリスを訪れており、1884年にロイヤル・アルバート・ホールで演奏した「スターバト・マーテル」が好評だったため、この作曲依頼が来たのでしょう。曲は1890年の1月から10月にかけて作曲され、全曲は素朴で美しいメロディに満ち溢れており、曲の冒頭には彼が敬愛したバッハの最高傑作「ロ短調ミサ」からの引用もあるなど、渾身の力が込められた大作となっています。通常の典礼文とは一部変更が加えられているため、教会で演奏するよりも、あくまでも演奏会用の作品として位置づけられています。 1891年にバーミンガム音楽祭でドヴォルザーク自身の指揮で初演された際は、もちろん大好評を持って迎えられました。古今東西のレクイエムの中では、かなり地味な風情を持っていると指摘されることもありますが、この静かな感動はじっくり聴いてみてこそ味わえるもの。もちろん「怒りの日」は充分な激しさを有しています。このような声楽付きの大作は、ポーランドの名指揮者アントニ・ヴィトにお任せを。清冽な響きが心の隅々まで浸透します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OA1149D

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ダーシー・バッセル
    ドキュメンタリー・フィルム
    詳細ページ

    BUSSELL, Darcey: Darcey's Ballerina Heroines / A Ballerina's Life (Documentaries) (NTSC)

    発売日:2014年12月24日

    DVD字幕なし価格:2,925円(税込)

    ダーシー・バッセル(1969-)は、イギリス・ロンドン出身の名バレエダンサーです。13歳でロイヤル・バレエ学校に入学し、1986年に開催されたローザンヌ国際バレエコンクールで入賞、1987年にサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に入団しました。彼女はその天性の才能と努力で、次々と舞台を制覇しましたが、中でも1988年の「バコダの王子」の主役抜擢は驚くべきニュースでした。その時に、振付家ケネス・マクミランに才能を見出された彼女は、ロイヤル・バレエ団に遺跡し、1989年にプリンシパル・ダンサーに昇格して以降、数々の古典的レパートリーと現代バレエを踊り、20年間に渡ってこのバレエ団の顔となり活躍しました。2006年にはプリンシパル・ダンサーから引退、2007年には完全に舞台から引退した彼女ですが、このBBCが製作した2つのドキュメンタリーでは、これまで知られることのなかった彼女の素顔を知ることができるはずです。映像には彼女へのインタビューも含まれています。

  • 商品番号:OA1151BD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴェルディ(1813-1901)
    オペラBOXセット[5DVD BOX] 詳細ページ

    VERDI, G.: Classic Operas Box Set - Aida / La Traviata / Rigoletto (5 DVD Box Set) (NTSC)

    発売日:2014年12月24日

    DVD 5枚組日本語字幕なし価格:4,650円(税込、送料無料)

    イタリア・オペラの最高峰、ヴェルディの3つのオペラをセットにした価値あるBOXです。全て演奏は定評のあるものであり、もちろん装置も衣装も最高のものを収録しています。BBC製作のドキュメンタリー「鏡の国のヴェルディ」が含まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OA1158D

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2014年12月24日

    DVD日本語字幕あり価格:4,650円(税込、送料無料)

    ワーグナー(1813-1883)の最後の歌劇「パルジファル」は人類の至宝であり、強烈なメッセージが込められています。ワーグナーがこの作品を構想して以来、様々な解釈が施されて独自のパルジファル像が表現されていますが、この上演はワーグナー生誕200年を記念してスティーブン・ラングリッジが製作したもので、ここに登場するパルジファルは無垢な精神と大きな体を持ち、冒険と経験を通じて成熟していくという過程が丁寧に表現されています。簡素な装置も現代的な衣装も痛々しく、時として観ている側も痛みを共有する必要もありますが、そこはワーグナーの崇高な音楽によって救われるのかもしれません。 偉大なるワーグナー・テノール、サイモン・オニールは完璧であり、とりわけ第3幕での聖金曜日の音楽以降での神がかり的な歌唱には感涙あるのみです。説得力のあるフィンリーのアンフォルタス、ルネ・パーペの冷徹なグルネマンツ、なかなかクールなワイトのクリングゾル、そして物語の鍵を握るクンドリを歌うデノケ。苦悩と浄化の物語を暖かく照らし出すパッパーノの指揮するオーケストラの音楽。この物語が「救済」であることを感じずにはおれない弦の響きも、聴き所の一つでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OABD7159D

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    舞台神聖祝典劇《パルジファル》 詳細ページ

    WAGNER, R.: Parsifal (Royal Opera House, 2014) (Blu-ray, HD)

    発売日:2014年12月24日

    Blu-ray 2枚組日本語字幕あり価格:5,250円(税込、送料無料)

    ワーグナー(1813-1883)の最後の歌劇「パルジファル」は人類の至宝であり、強烈なメッセージが込められています。ワーグナーがこの作品を構想して以来、様々な解釈が施されて独自のパルジファル像が表現されていますが、この上演はワーグナー生誕200年を記念してスティーブン・ラングリッジが製作したもので、ここに登場するパルジファルは無垢な精神と大きな体を持ち、冒険と経験を通じて成熟していくという過程が丁寧に表現されています。簡素な装置も現代的な衣装も痛々しく、時として観ている側も痛みを共有する必要もありますが、そこはワーグナーの崇高な音楽によって救われるのかもしれません。 偉大なるワーグナー・テノール、サイモン・オニールは完璧であり、とりわけ第3幕での聖金曜日の音楽以降での神がかり的な歌唱には感涙あるのみです。説得力のあるフィンリーのアンフォルタス、ルネ・パーペの冷徹なグルネマンツ、なかなかクールなワイトのクリングゾル、そして物語の鍵を握るクンドリを歌うデノケ。苦悩と浄化の物語を暖かく照らし出すパッパーノの指揮するオーケストラの音楽。この物語が「救済」であることを感じずにはおれない弦の響きも、聴き所の一つでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OACD9026D

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    王と廷臣
    レオ・ヌッチ
    ヴェルディ・アリア集
    詳細ページ
    [ヌッチ/イタリア・オペラ室内アンサンブル/マルカリーニ]

    VERDI, G.: Opera Arias (Kings and Courtiers) (Nucci, Italian Opera Chamber Ensemble, Marcarini)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:OACD9026D

    CD価格:2,250円(税込)

    イタリアの名バリトン歌手レオ・ヌッチの最新リサイタル盤。1967年に「セヴィリアの理髪師」のフィガロ役でデビュー、一旦はソリストとしての活動を中断するも、1975年に「ラ・ボエーム」のショナール役で再デビューを果たし、以降世界中で幅広く活動している人です。イタリア・オペラを中心に幅広いレパートリーを持っていますが、最も得意としているのが「リゴレット」で、ここでも最初に歌っているのが「悪魔め、鬼め」というほどに、この役に愛着を抱いています。

    収録作曲家: