オーボエ協奏曲 (48件)
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20世紀のピッコロ協奏曲集
バクサ/クレーク/パパンドプロ [フランチェスコ・ヴィオラ(ピッコロ)/サルヴァトーレ・ペルカッチョーロ(指揮)/マンハイム国立劇場管弦楽団]Piccolo Concertos (20th-21st Centuries) - BAKSA, A. / HIDAS, F. / KREK, U. / PAPANDOPULO, B. (Viola, Mannheim National Theatre Orchestra, Percacciolo)
発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:8.579132
CD価格:1,900円(税込)
20世紀初頭にはあまり書かれることのなかったピッコロのための協奏曲ですが、現在では多くの作曲家たちがこのジャンルの作品を手掛けています。 このアルバムの演奏者、1987年生まれのフランチェスコ・ヴィオラは、2015年に開催されたセヴェリーノ・ガッゼッローニ国際コンクールのピッコロ部門で優勝し現在マンハイム国立劇場とフィレンツェ五月祭管弦楽団でピッコロを担当しています。 このアルバムではルーマニアのバクサ、スロヴェニアのクレーク、クロアチアのパパンドプロとハンガリーのヒダス、4人の東ヨーロッパの作曲家たちの作品を取り上げています。どの作品もピッコロの妙技が遺憾なく発揮されていますが、とりわけバクサから大きな影響を受けたというヴィオラは、このアルバムを手がかりにバクサの音楽に親しんでほしいとブックレットに記しています。
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ヴィヴァルディ(1678-1741):
協奏曲集『四季』
オーボエ協奏曲 [ステファン・プレヴニャク、ミハエラ・フラバーンコヴァー、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]発売日:2023年11月24日
CD価格:2,475円(税込)
フランスの古楽シーンをヴェルサイユから牽引する
精鋭勢のみずみずしいヴィヴァルディずば抜けたヴァイオリン演奏能力と作曲センスを誇り、聖職者でありながら礼拝よりも音楽活動で国際的に注目を集め「赤毛の司祭」の綽名とともに音楽史の1ページを飾ったヴェネツィアの作曲家ヴィヴァルディ。生前からその人気はパリにも及んでおり、20世紀に彼の名が再び有名になるきっかけとなった傑作曲集『四季』は特に大きな関心を集めたばかりか、「春」に至っては作曲者の歿後何十年も公に演奏され続けたほどでした。 そうしたヴィヴァルディ受容を語る上で見過ごせないフランスの古楽シーン最前線を代表する拠点のひとつヴェルサイユ宮殿から古楽器オーケストラによる『四季』最新録音が登場。近年オペラ上演でも活況をみせている王室歌劇場を舞台に、知られざる18世紀以前のオペラの指揮でも実績をあげつつヴィヴァルディの「パリ協奏曲集」(CVS065)やハイドンの「朝・昼・晩」(CVS094)など器楽録音でも注目を集めているステファン・プレヴニャクを中心に、フランス、ポーランド、チェコなど欧州各地から俊才が集うヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団が、傑作の内から湧き上がる興奮を絶妙の一体感の中で鮮やかにドライヴしてゆく精緻な解釈がたまりません。 劇音楽の指揮経験が如実にあらわれるプレヴニャクの芸達者ぶりと妙技にも目を見張るばかり。ヨーロッパ最前線の古楽器演奏の面白さを隅々まで堪能できる『四季』に加え、浮き立つ愉悦と躍動感に貫かれたオーボエ協奏曲ではチェコの俊才ミハエラ・フラバーンコヴァーがバロック楽器の美音とニュアンスの豊かさを存分に楽しませてくれます。収録作曲家:
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ニコラウス・アーノンクール
モーツァルト週間へのデビュー・コンサート
交響曲 第34番・第35番
オーボエ協奏曲、《魔笛》序曲 [ニコラウス・アーノンクール(指揮)/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/カメラータ・ザルツブルク]発売日:2023年11月17日
CD 3枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
モーツァルトの生地に響いた革新の音、
アーノンクールのザルツブルク・モーツァルト週間デビュー・コンサートがCD初登場モーツァルトの生誕200周年にあたる1956年に生地ザルツブルクで始まった音楽祭「モーツァルト週間」は、毎年彼の誕生日(1月27日)前後にオーストリア内外から演奏家を迎えて開催されます。この3枚組のセットでは、CD1にニコラウス・アーノンクールがコンセルトヘボウ管弦楽団を率いて初登場した1980年の演奏を収録。CD2とCD3には2006年の公開リハーサルを収めています。 1980年の演奏は、アクセントの強調、時に極端と思えるテンポ設定、ダンスのステップを思わせるリズムの強調が聴かれ、抑制されたヴィブラートや、荒々しいほどに強奏される金管と打楽器といった、今では珍しくないHIPスタイル。聴衆の拍手は好意的に聞こえますが、『クーリエ』祇には「彼らはモーツァルトのメロディの自然な流れにわざわざ逆らうようなフレージングで演奏した」との批判的な評が載りました。当時はカラヤンやバーンスタインらが名声を極めており、この演奏の3日後には音楽祭にベームが登場して最後の3つの交響曲を指揮しました。後に話題となるアーノンクールとコンセルトヘボウ管の一連のモーツァルト録音はまだ世に出る前で、この演奏は当時の主流や伝統と異なる、非常に挑戦的なものとして響いたことが想像されます。 (曲目・内容欄に続く)収録作曲家:
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R.シュトラウス(1864-1949):
オーボエ協奏曲
ホルン協奏曲
町人貴族 [上岡敏之(指揮)/コペンハーゲン・フィル]STRAUSS, R.: Oboe Concerto / Horn Concerto / Der Bürger als Edelmann Suite (Fosdal, Keiding, Copenhagen Philharmonic, Toshiyuki Kamioka)
発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ORC100261
CD価格:1,950円(税込)
上岡敏之が2016年から首席指揮者を務めるコペンハーゲン・フィルとの初CDが登場。洒落た選曲と演奏者の劇場的センスも活きた、粋で魅力的なアルバムです。 ドイツ各地の劇場とオーケストラのポストを歴任してきた上岡にとってリヒャルト・シュトラウスは自家薬籠中のレパートリーの一つ。ここに収録されているのは、楽団の首席奏者をソリストに立てた協奏曲を2篇と、各パートにソリスティックな見せ場が多く、室内楽的なアンサンブル能力を要する組曲『町人貴族』という、楽団の規模に合わせ、その能力を活かした巧みな選曲です。 コペンハーゲン・フィルはコペンハーゲンの名所チボリ公園のホールで演奏するために、作曲家ハンス・クリスチャン・ロンビが主導して1843年に創設された楽団を起源とし、現在は65名の楽団員を擁して年間120回ほどの公演を行っています。管弦楽のレパートリーに加え、国立歌劇場や王立劇場の舞台上演でも定期的に演奏。また夏の間は創設以来の伝統でチボリ公園のホールでの演奏会も行っています(その際は「チボリ交響楽団」の別名を使用)。ホルンのカイディングは1993年から、オーボエのフォスダルは2003年から、楽団の首席奏者(ソロ奏者)を務めています。
収録作曲家:
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バッハとイタリア
~半音階的幻想曲、イタリア協奏曲 ほか
[ジュスタン・テイラー]Harpsichord Recital: Taylor, Justin - BACH, J.S. / MARCELLO, B. / SCARLATTI, A. / VIVALDI, A. (Bach and L'Italie)
発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ALPHA998
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
俊英ジュスタン・テイラーが紐解くイタリア音楽のバッハへの影響、
スコット・ロスゆかりの名器を使用!コロナ禍に二度も来日し、私たちに素晴らしい音楽を停滞なしに届けてくれたチェンバロの若き俊才、ジュスタン・テイラーが大バッハとイタリアの関係を紐解く一枚。 バッハは故郷のザクセン地方を離れることは滅多にありませんでしたが、ヨーロッパ中の最新の音楽情報を常に収集していました。なかでもコンチェルタンテ様式の発祥の地であるイタリアの革新的な音楽に細心の注意を払い、ヴィヴァルディやマルチェッロ兄弟の作品を研究し、自身の鍵盤作品に、アルプスの向こうの煌びやかな輝きを巧みに盛り込んでいました。 このアルバムには、バッハが研究のために鍵盤独奏用に編曲したイタリアの作品や、その集大成である半音階的幻想曲やイタリア協奏曲を収録。イタリアのオリジナル作品などの小品で収録曲を繋いでゆく構成も興味深いものです。 スコット・ロスが愛奏したことで知られるアサス城の名器を自在に操るテイラーの生き生きとした表現がたいへん魅力的で、チェンバロにもここまで振幅のある表現が出来るのかと感心させられる一枚です。 -
〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.6〉
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲 第11番・第13番
オーボエ協奏曲 [ロマン・ボリソフ、ガブリエル・ピドー、ハワード・グリフィス、ウィーン放送交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団]MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 11 and 13 /Oboe Concerto, K. 314 (Borisov, Pidoux, ORF Vienna Radio Symphony, Griffiths)
発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:ALPHA991
CD価格:2,475円(税込)
注目のシリーズ第6弾には、ガブリエル・ピドーとロマン・ボリソフが登場!無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第6弾。数々の受賞歴と古楽器での活躍、YouTubeでのパフォーマンスと話題を振りまきながら、2022年にALPHAからデビュー・アルバム「ロマンス」(ALPHA789)を発売したオーボエのガブリエル・ピドーと、2021年のルール・ピアノ・フェスティバルに参加しラフマニノフの素晴らしいパフォーマンスで聴衆を圧倒したロマン・ボリソフが登場。両者とも、明朗ながら細やかな歌いまわしで、作品の素晴らしさをごくシンプルかつ効果的に打ち出す才は、まさに新世代の俊英だといえるでしょう。
収録作曲家:
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BACH IN VENICE
ヴェニスのバッハ [ジューリオ・デ・ナルド(チェンバロ)/セスティエール・アルモニコ(古楽器使用)]BACH, J.S.: Harpsichord Concertos, BWV 972-974, 976, 978, 980 (Bach in Venice) (Nardo, Sestier Armonico)
発売日:2023年06月16日 NMLアルバム番号:CDX-72201
CD価格:1,950円(税込)
J.S.バッハは生前イタリアに旅行することはありませんでしたが、ザクセン公ヨハン・エルンストがイタリアの器楽レパートリーに関心を抱いていたため、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、トレッリらの作品に触れることができました。バッハはこれらを研究し、何曲かの作品をチェンバロ独奏用に編曲しています。このアルバムでは、その中から6曲を選び、鍵盤楽器奏者ジューリオ・デ・ナルドがオーケストラとチェンバロのための協奏曲に編曲。デ・ナルドは各々の作品のチェンバロ・パートに改変を加えることなく、弦楽パートを付け加えています。 ジューリオ・デ・ナルドは1994年、トレヴィーゾ生まれ。アンドレア・マルコンに師事し、数多くの国際コンクールに入賞。マルコンの楽団とともに演奏を重ねてきた俊英で、これがソリストとしての初アルバムになります。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
Tranquillity [ジョナサン・フィリップス(ピアノ)]BACH, J.S.: Piano Music (Tranquillity) (J. Phillips)
発売日:2023年05月19日 NMLアルバム番号:DDX21102
CD価格:2,250円(税込)
タイムズ誌で「真のクォリティと技巧を備えた音楽家」と称賛された英国のピアニスト、ジョナサン・フィリップス。BBCをはじめ、ロシア、イタリア、スウェーデンのテレビとラジオに出演し、イギリス、ヨーロッパでリサイタルを行うベテランです。 この「Tranquillity」と題されたアルバムでは、J.S.バッハ作品の中から、静けさと瞑想的な雰囲気を湛えた作品が集められています。演奏にはブゾーニやシロティによる編曲版を使用。
収録作曲家:
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ケヴィン・プッツ(1972-):
シティ
マリンバ協奏曲
オーボエ協奏曲 第2番 「月の光」 [キャスリーン・ニードルマン(オーボエ)/ジス・ジン(マリンバ)/マリン・オルソップ(指揮)/ボルティモア交響楽団]PUTS, K.: City (The) / Marimba Concerto / Moonlight (Needleman, Ji Su Jung, Baltimore Symphony, Alsop)
発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:8.559926
CD価格:1,900円(税込)
2012年、歌劇《きよしこの夜》でピューリッツァー賞を受賞したアメリカの作曲家ケヴィン・プッツ。メトロポリタン・オペラ、フィラデルフィア管弦楽団を含む世界の主要な団体から作品を委嘱され、そのどれもが高く評価されています。 このアルバムには、彼の学生時代の「マリンバ協奏曲」から最近書かれた「オーボエ協奏曲」までの3作品を収録。イーストマン音楽学校の大学院に在籍していたプッツが、マリンバ奏者の名倉誠人とコラボレーションを組み書き上げたのが1997年の「マリンバ協奏曲」。冒頭の変ホ長調の旋律は、彼が愛するモーツァルトの変ホ長調のピアノ協奏曲をモデルとしているといい、これをマリンバが装飾的に彩っていきます。第2楽章は弦楽器の伴奏でマリンバがエレガントに歌い、第3楽章では激しいダンスの中に第1楽章の旋律が回帰し、全体をまとめています。 「シティ」はボルティモアという都市にインスパイアされたカーネギーホールとの共同作品。2015年4月に起きた「フレディー・グレイの死」による騒乱事件を含む、この街のさまざまな側面が万華鏡のように描かれています。 2016年の大統領選挙をきっかけにプッツが覚えたという動揺と深い幻滅感、これを解消した映画「ムーンライト」の印象が作品の根底にあるという「オーボエ協奏曲」には、プッツの今の思いがこめられています。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年2月号)★-
J.S.バッハ(1685-1750):
チェロ・ピッコロによる協奏曲 6編 [マリオ・ブルネロ、リッカルド・ドーニ、アカデミア・デッラヌンチアータ]発売日:2022年12月16日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)
ヴァイオリン作品をチェロ・ピッコロで弾くブルネロの情熱、バッハの協奏曲へ!通常のチェロ演奏でも世界的な活躍を続けてきたイタリアの名手マリオ・ブルネロ。近年はバロック期に使われていたという小型のチェロ(4弦チェロ・ピッコロ=ヴァイオリンと丁度1オクターヴ低い調弦となる楽器)をピリオド奏法で弾きこなし、ARCANAでのバッハの無伴奏曲集や二重奏ソナタ6曲の全曲録音など、当時の習慣に従ってヴァイオリン作品を演奏する機会も増えています。 今回は同じイタリアの古楽器シーン最前線をゆくアカデミア・デッラヌンチアータとともに、バッハの協奏曲6曲をチェロ・ピッコロで演奏。収録曲の大半は当初別の独奏楽器のために書かれていた作品をバッハがチェンバロ向けに編曲したもので、原曲の特定や復元の試みも多くの専門家たちによってなされてきました。18世紀当時は演奏環境に合わせた編成のために楽譜を調えることまでが音楽家の仕事でもあり、バッハ自身も多くの教会カンタータに使用したチェロ・ピッコロでこれらの協奏曲を演奏する試みは、当時流の正当なアプローチであるといえるでしょう。 ブルネロが繰り出す中低音で綴られる旋律は、室内協奏曲型の編曲でも弦楽合奏ありの編曲でも過去の観賞体験を一新する瑞々しさ。合奏向け協奏曲を二段鍵盤チェンバロひとつで再現した独奏曲「イタリア協奏曲」も合奏向けに逆編曲。抜群のピリオド奏法とあいまって作品の意外な一面に驚かされるのではないでしょうか。 なおライナーにはブルネロ自身のコメントの他、ライプツィヒ・バッハ・アルヒーフ館長ペーター・ヴォルニーによる解説が添えられています(英・仏・伊語/国内仕様盤は日本語訳付)。
収録作曲家:
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『トリプティク 三連祭壇画』
バッハによるジャズと古楽のクロスオーバー [ジャン・ポール・エスティヴェナート、マルセル・ポンセール、アンソニー・ロマニウク、イル・ガルデリーノ]Chamber Music (18th-21st Centuries) - BACH, J.S. / ESTIÉVENART, J.-P. / ROMANIUK, A. (Triptyque) (Estiévenart, Ponseele, Romaniuk, Il Gardellino)
発売日:2022年09月23日 NMLアルバム番号:FUG804
CD価格:2,475円(税込)
ジャズ・トランペットとバロック・オーボエ、
2人の名手の出会いが生んだ味わい深いクロスオーバー・アルバムベルギーのジャズ・シーンで最も注目されているアーティストの一人、トランペット奏者のジャン・ポール・エスティヴェナートと、バロック・オーボエの名手マルセル・ポンセールが出会い、ポンセールとヤン・デ・ヴィンネが主宰するイル・ガルデリーノと共に作り上げたバッハ・アルバム。さらに、バロックから現代、ポピュラー音楽までをまたにかける活躍で今話題の鍵盤奏者、アンソニー・ロマニウクも参加し、インプロヴィゼーションやオリジナル曲も盛り込んだ異色の内容に仕上がっています。 ポンセールが奏でる表情豊かなオーボエとエスティヴェナートのアドリブを交えたトランペットを中心に、全体にしっとりとした味わいのなか、さりげなくも鮮やかな絡みを聴かせるロマニウクの鍵盤の存在感にも注目です。 コントラバスのサム・ゲルトマンスもベルギーで活躍するジャズ・ベーシスト。 -
発売日:2022年08月05日
CD 10枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。様々なジャンルの名盤がありますが、この10枚組にはCAPRICCIOレーベルを代表するソリストたちの演奏を収録。 トン・コープマンが1987年に録音したJ.S.バッハの「インヴェンションとシンフォニア」をはじめ、クリスティーネ・ショルンスハイムのバッハ一族のチェンバロ作品やエッカルト・ハウプトのC.P.E.バッハのフルート協奏曲集、ブルクハルト・グレツナーのヴィヴァルディ :オーボエ協奏曲集などバロック期の作品、ラインホルト・フリードリヒの超絶技巧トランペット、タベア・ツィマーマンのシューマン、鬼才ピアニスト、ツィモン・バルトのブラームス: ピアノ協奏曲第2番、リノス・アンサンブルのドヴォルザーク、現在は活動を停止しているペーターゼン四重奏団のロマン派作品、ウラディーミル・スピヴァコフが弾くベルクとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲と、膨大なカタログの中から素晴らしい演奏が選ばれており、レーベルの歴史を俯瞰するものとしても貴重なBOXとなっています。
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〈Capriccioレーベル 40周年記念名演集〉
40 GREATEST RECORDINGS [さまざまな演奏家]Capriccio 40th Anniversary - 40 Greatest Recordings
発売日:2022年01月14日 NMLアルバム番号:C5470
CD 2枚組価格:1,575円(税込)
Capriccioレーベル創設40周年企画第1弾!Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCapriccioは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。 代表的な録音にはヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン: 交響曲全集や、シャーンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのモーツァルト、ヘルマン・マックス指揮ライニッシェ・カントライによるドイツ・バロックの声楽作品、コンチェルト・ケルンによるバロックから古典派の作品、白井光子のドイツ・リート、ウィーン少年合唱団の一連のアルバムなどがあります。 その後NAXOS傘下に移りウィーンに拠点を移し、新ウィーン楽派から「退廃音楽」に至る時代の作品の録音を継続して発表。最近ではハンス・ロットの管弦楽作品全集(全2巻)の録音が高く評価されました。2021年からは国際ブルックナー協会と組んでブルックナーの交響曲の全ての版と稿を録音するプロジェクト“#bruckner2024”を開始するなど、「ウィーンのレーベル」として特色ある活動を意欲的に続けています。 この2枚組にはCapriccioの過去の録音からレーベル・プロデューサーが選んだハイライトを収録。レーベルの歩みを一望できる内容となっています。 2022年には「宗教作品」「交響作品」「器楽曲」「声楽曲」のジャンルごとに各10枚組のBOXが予定されています。
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クリスマス・メディテーション100 [さまざまな演奏家]
100 CHRISTMAS MEDITATION
発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:C7371
CD 5枚組価格:3,375円(税込、送料無料)
クリスマス・クラシックス100(C7331)に続くCapriccioレーベルのクラシック・コンピレーション・アルバム。今作のクリスマス・メディテーション100は、タイトル通り瞑想的で落ち着いた美しい旋律を持つ曲が100曲集められています。 クリスマス・オラトリオ、メサイアなどのクリスマスに欠かせない曲集からの抜粋や、バロック時代の合奏協奏曲やクリスマス・キャロル、バッハ/グノーの「アヴェ・マリア」や「きよしこの夜」などおなじみの作品までヴァラエティに富んだ内容です。 伝統あるドレスデン聖十字架合唱団、ウィーン少年合唱団、ヘルマン・マックスが指揮するライニッシェ・カントライ、ヨッヘン・コヴァルスキーなどCapriccioが誇る名演奏家たちの演奏でお楽しみください。 (演奏家名の詳細は割愛させていただきます)
収録作曲家:
- アダン
- アルビノーニ
- ヴァーゲンザイル
- ヴィヴァルディ
- ウィリス
- エステルハージ
- G.ガブリエリ
- ガリレイ
- グノー
- グリーグ
- グルーバー
- コレッリ
- サン=サーンス
- シューベルト
- シュミット
- シュメルツァー
- チャイコフスキー
- テレマン
- 伝承曲
- ノイナー
- J.C.F.バッハ
- J.S.バッハ
- バルサンティ
- パレストリーナ
- ハンドル(ガッルス)
- ビュファルダン
- フィナーレ
- フランク
- ブルッフ
- M.プレトリウス
- ペシェッティ
- ベネデッティ
- ヘルベック
- ヘンデル
- ボノンチーニ
- A.マルチェッロ
- マンチーニ
- マンフレディーニ
- メンデルスゾーン
- モルター
- ライヒャルト
- ラインベルガー
- ルイエ
- ルター
- レーガー
- ロカテッリ
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ストリング・クァルテット・クリスマス [アルトゥーロ・デルモーニ&アレクサンダー・ロマヌル(ヴァイオリン)/キャサリン・マードック(ヴィオラ)/ナサニエル・ローゼン(チェロ) 他]
発売日:2021年10月22日
CD 3枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
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ヴァスクス(1946-):
管弦楽作品集
オーボエ協奏曲
Vēstījums メッセージ
Lauda ラウダ
[アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)/ラトヴィア国立交響楽団/アンドリス・ポガ(指揮)]VASKS, P.: Oboe Concerto / Vēstījums (Message) / Lauda (A. Mayer, Latvian National Symphony, A. Poga)
発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:ODE1355-2
CD価格:2,475円(税込)
現代ラトヴィアを代表する作曲家の一人、ペトリス・ヴァスクス。初期の作品こそ前衛の最先端を行っていたものの、20世紀の終わり頃にはラトヴィア民謡の素材を効果的に用いた平明な作風へと移行。その頃から注目が高まり、21世紀になると世界中で演奏されるようになりました。 このアルバムに収録されている3つの作品の中で、とりわけ注目度が高いのは名手アルブレヒト・マイヤーがソロを務める「オーボエ協奏曲」でしょう。この曲は、ラトヴィアが「第一共和国」(1940年にソビエト連邦に占領、併合されて一旦消滅)として第一次世界大戦後の1918年に独立を宣言してから100年を経た記念として作曲されたもの。 「朝の牧歌」と題された第1楽章は、朝霧を思わせるオーケストラの淡い響きから立ち上がる凛としたオーボエの旋律が印象的。音楽は少しずつ力強さを増し終盤で輝かしい盛り上がりを見せます。 続く第2楽章、スケルツォは少し哀愁を帯びた民謡風の舞曲に変化。中間部には技巧的なカデンツァが置かれ、最後に圧倒的なオーケストラの盛り上がりを見せます。 そして「夕べの牧歌」と題された第3楽章では、朝とは違う喧騒を残した風景の中をオーボエの旋律が漂います。曲の終わりでは鳥の声を模すオーボエとパーカッションが絶妙な絡みを見せ、希望を感じさせつつ全曲を閉じます。ヴァスクスの祖国と平和への思いが凝縮した聴きごたえのあるこの協奏曲は、こちらが世界初録音となります。 1980年代の2作品「メッセージ」と「ラウダ」は、どちらもラトヴィアがソ連から再度の独立を試みている頃に書かれており、怒りや不安、絶望などの感情も垣間見えるとともに、祈りや希望も描かれています。
収録作曲家:
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Bach Frequencies 60-90
バッハと彼に影響された作品集 [ユリウス・ベルガー(チェロ・ピッコロ)/アンドレイ・プシュカレフ(ヴィブラフォン)/バベル・ベリアエフ(マリンバ)]Chamber Music (Cello Piccolo) - BACH, J.S. / MARCELLO, A. / PIAZZOLLA, A. / SHOSTAKOVICH, D. (Bach Frequencies 60-90) (Berger, Pushkarev, Beliaev)
発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:SM362
CD価格:1,950円(税込)
バッハが影響を受けた作品、そしてバッハから影響を受けた作品を集め、チェリストのユリウス・ベルガーと、クレーメルとのコラボレーションで知られるパーカッション奏者アンドレイ・プシュカレフが新たな編曲を施したという興味深い作品集。タイトルの数字「60-90」は穏やかな心拍数を意味するもので、これを聴くことで脈拍や鼓動を落ちつけて、自分自身と向き合う効果が期待されます。 マルチェッロのオーボエ協奏曲は、バッハが鍵盤のための協奏曲に編曲し、またBWV1052は自身のヴァイオリン協奏曲とされる作品をチェンバロのための協奏曲に編曲したもの。ショスタコーヴィチとピアソラ作品はバッハの影響が強く、他のバッハ作品もしばしば様々な形の編曲題材となっています。 今回はバッハがカンタータで好んで使用したチェロ・ピッコロを主役とし、オーケストラ・パートはヴィブラフォンとマリンバで演奏。現代的な解釈も盛り込まれた見事な演奏をお楽しみください。
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『テンドゥッチの試練』
アイルランドのカストラート、G.F.テンドゥッチにまつわる古典派声楽作品集 [タラ・エロート、ピーター・ウィラン、アイルランド・バロック管弦楽団]Vocal and Orchestral Music (18th Century) - ARNE, T.A. / BACH, J.C. / FISCHER, J.C. / MOZART, W.A. (The Trials of Tenducci) (Erraught, Whelan)
発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:CKD639
CD価格:2,475円(税込)
英国諸島を沸かせた波乱の天才――
人気上昇中の注目歌手と精鋭古楽器陣による古典派傑作選変声期前に特殊な手術を受けることにより高音の美声を保ち、18世紀にはオペラの花形だったカストラートには、絶大な名声を誇った者も少なくなく、世紀後半もその人気は衰えませんでした。 モーツァルトと縁のあったラウッツィーニやイタリア半島を席巻したカッファレッリら古典派時代を沸かせた名歌手たちと並んで見逃せないのが、このアルバムの主人公ジュスト・フェルディナンド・テンドゥッチ(1736頃-1790)。イタリア北西部サヴォイア公国で頭角を現し、軽快な美声でロンドンを虜にした彼は、エディンバラでも成功を収めつつ生涯の多くをダブリンで過ごしました。借金や駆け落ちなどでたびたび裁判沙汰に追われながら、何度も舞台に戻っては大喝采を受け、大成功のうちに引退して絶大な名声のなかで亡くなります。 ここでは欧州歌劇界で今最も注目される新進メゾ・ソプラノの一人、ロマン派以降の作品でも絶好調のタラ・エロートがテンドゥッチの名声を振り返る傑作群を披露。 J.C.バッハやジョルダーニ(名高い「カロ・ミオ・ベン」はこの頃の英国で初出版されたばかりか、実はテンドゥッチ得意の持ち歌の一つでした)ら、大陸の作曲家たちの英国における活躍ぶりがうかがえる名品も並ぶ中、英国18世紀を代表する作曲家アーンの大作『アータゼアクシーズ(アルタクセルクセス)』でテンドゥッチが演じた役柄の歌も収録する充実度。 親交のあったモーツァルトとの縁から選曲されている『エクスルターテ・ユビラーテ』も含め、オーボエ独奏やフォルテピアノの巧みな技も光る、アイルランド・バロック管の抜群の解釈にも注目です。 -
-★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-
『ピアソラ・リフレクションズ』
クセーニャ・シドロワ、アレクサンダー・シトコヴェツキー、トーマス・ヘンゲルブロック [クセーニャ・シドロワ、アレクサンダー・シトコヴェツキー、トーマス・ヘンゲルブロック]PIAZZOLLA, A.: Reflections (Sidorova)
発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:ALPHA664
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)
生誕100年! 熱きアコーディオン奏者シドロワによるピアソララトヴィア出身のクラシカル・アコーディオン奏者、クセーニャ・シドロワ。名門ドイツ・グラモフォンから「カルメン」の編曲版をリリースし、世界中を虜にした彼女が、ALPHAレーベルより待望のピアソラをリリースします。 バンドネオン奏者としても著名なコンスタンティーニによるピアノ、名手アレクサンダー・シトコヴェツキーのヴァイオリン、そして協奏曲の指揮はヘンゲルブロックが務めるなどバックも強力で、ピアソラと、その影響を受けた作品を収録しています。 名曲「リベルタンゴ」「孤独」などのほか、ソリストとして登場した2017年のN響公演に於いてアンコールで披露した「リヴェレーション」なども収録。情熱的なパフォーマンスを聴かせます。
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FAKE BACH
バッハ編曲の旅 [ルイージ・パロンビ(ピアノ)]Piano Recital: Palombi, Luigi - BACH, J.S. / BRAHMS, J. / GODOWSKY, L. / GOUNOD, C. (Fake Bach - A Journey into Bach Arrangements)
発売日:2021年01月22日 NMLアルバム番号:CDS7891
CD価格:1,800円(税込)
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『SERENISSIMA - いとも晴朗なる都』
~ヴェネツィアという都市の肖像、1726年頃~ [ザ・1750プロジェクト、ブノワ・ローラン]SERENISSIMA - A Musical Portrait of Venice Around 1726 (Devillers, The 1750 Project)
発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:RAM1902
CD価格:2,475円(税込)
最も充実した時期のヴェネツィア・バロックと、ピリオド管楽器の魅力がここにバロック後期から古典派時代にかけてのオーボエ作品に通じ、Ricercarレーベルに充実したディスコグラフィを持つブノワ・ローラン。ベルギー、オランダ、フランスなどの音楽仲間たちと立ち上げた気鋭グループ「ザ・1750プロジェクト」とともに、1720年から1750年へと至る、バロック音楽の粋ともいうべき時期の1年ごとに光をあてながら、知られざる名品を有名作品に絡めて紹介してゆく企画を立ち上げました。 その第1弾は1726年、ヴェネツィアの音楽に焦点をあてた充実のプログラム。当時この地で最大の巨匠として活躍していたヴィヴァルディは、『四季』を含む『和声と創意の試み』作品8がヒットを続け、遠く離れたパリでもオペラを上演する人気ぶり。さらにミラノ出身のサンマルティーニ兄やナポリ育ちのポルポラなど、イタリア各地の俊才たちが出入りしてヴェネツィアの音楽界をひときわ盛り上げていました。 今回、演奏陣は欧州各地の図書館に残る当時の手稿譜を精査のうえ、極小編成で協奏曲や室内楽の名品を続々披露しているほか、さらに今上り調子の古楽歌手ペリーヌ・ドヴィレールを迎え、声楽作品でも精彩に富んだ演奏を聴かせてくれます。バロック・オーボエやトラヴェルソなど、独奏楽器としての可能性に当時ヴェネツィアでも注目が集まりつつあった楽器が映える作品も、このアルバムの大きな魅力となっています。
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ホルテン(1948-):
演奏会用歌劇《裸の王様》
オーボエ協奏曲「ロマネスコ」
歌曲集『夕暮れの歌』 [ゲルト・ヘニング=イェンセン(テノール)/パレ・クヌーセン(バリトン)/クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(ソプラノ)/モーテン・オステルゴール(ファゴット) 他/ボー・ホルテン(指揮)/オーデンセ交響楽団]HOLTEN, B.: Emperor's New Clothes (The) / Oboe Concerto / Songs of Dusk (Artved, Odense Symphony, Holten)
発売日:2020年12月25日 NMLアルバム番号:6.220701
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
現代デンマークを代表する作曲家ボー・ホルテン(1941-)。彼は数多くの作品を発表するだけではなく、2つのヴォーカル・アンサンブル“ムジカ・フィクタ”と“アルス・ノヴァ”を率いるなど指揮者としても幅広く活動しています。 このアルバムには様々な時期に書かれた3作品を彼自身の指揮による演奏で収録、全てが世界初録音です。メインとなる《裸の王様》はアンデルセン(1805-1875)生誕200年を記念して書かれた小さな歌劇。エーヴァ・ソンメスタード・ホルテンによる台本にはアンデルセンのテキストがそのまま用いられており、風刺的な内容を反映した楽しい音楽がつけられています。 他には、古典的な作風が用いられたオーボエ協奏曲と、ファゴットと歌が美しく寄り添う歌曲集『夕暮れの歌』が収録されており、複雑なポリフォニーからジャズのイディオムまでを駆使するホルテンの多彩な作風を存分に味わえます。
収録作曲家:
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発売日:2020年10月30日
CD 6枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
結成30年、ゼフィーロによるモーツァルトを集大成!1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロは、ピリオド楽器を用いたイタリアの団体としてはかなり長い歴史を重ねてきた部類に属します。 そのキャリア初期のAstree(現Naïve)レーベルの時代から、様々なレーベルで体系的に取り上げてきたモーツァルトの作品を一堂に集めたBOXセットが登場です。モーツァルトが管楽合奏のために書いたオリジナル作品のほとんどを網羅しているほか、当時人気を博した管楽合奏によるオペラの形式に倣い、ベルナルディーニが「グラン・パルティータ」の編成に編曲したアルバム、創立者3人がソリストとして活躍する協奏曲集までを集めた総括的な内容は、あらゆる方面から歓迎されることでしょう。 限定盤での発売です。
収録作曲家:
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クーラウ/バルト/ゲーゼ:
19世紀デンマークの協奏曲集 [ジャン・トレル(指揮) オーフス交響楽団]Concertos - KUHLAU, F. / BARTH, C.F. / GADE, N.W. (Concertos from 19th-Century Denmark) (O. Nordahl, Aarhus Symphony, Thorel)
発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:6.220664
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
19世紀前半のデンマークは、童話作家アンデルセンや哲学者キルケゴールなどとともに、ドイツ・ロマン派に触発された作曲家たちが活躍、文化芸術が花開く「黄金時代」を迎えていました。このアルバムにはその時代の3人の作曲家の作品が収録されています。 クーラウは、ドイツで生まれデンマークに移住したコンサート・ピアニストとしても知られる人で、日本のピアノ学習者は「ソナチネ・アルバム」でその名に親しんだ人が多いでしょう。ゲーゼはデンマーク王立管のヴァイオリニストで、最初の交響曲がメンデルスゾーンに認められ、1847年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者の座をメンデルスゾーンより引き継ぎました。バルトについては分かっていないことが多いものの、オーボエを演奏する一家に生まれ、デンマーク音楽界のオーボエの発展に貢献。ここに収録されたオーボエ協奏曲は世界初録音作品です。 演奏しているのは、デンマーク2番目の都市、オーフスの交響楽団。ソリストは皆、同楽団の首席奏者たちです。
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J.S.バッハ(1685-1750):
チェンバロ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲全集 [トレヴァー・ピノック(チェンバロ)/ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)/コンチェルト・コペンハーゲン]発売日:2019年12月27日
CD 5枚組価格:5,700円(税込、送料無料)
これまでリリースされ、大好評を博していたコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)と名手ラルス・ウルリク・モルテンセンによる「バッハ協奏曲集」が遂にBOX化されました。最初にリリースされた独奏チェンバロの協奏曲が高く評価されたのに続き、2011年に録音されたトレヴァー・ピノックを迎えた複数チェンバロのための協奏曲集、そして同じ年の録音である「ヴァイオリン協奏曲集(オーボエ協奏曲を含む)」はどれもコンチェルト・コペンハーゲンの奏者たちの自主性を生かしながら、見事なアンサンブルが構築されており、モルテンセンの指揮者としての才能を強く感じさせます。 今回、お求めやすい価格を設定、この機会に素晴らしい演奏をお楽しみください。
収録作曲家:
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HANDEL at Home
ヘンデル(1685-1759):作品集
(フルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとチェンバロ編) [ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ]HANDEL, G.F.: Flute Concerto / Alcina / Solomon / Semele (excerpts) (London Handel Players)
発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:SOMMCD055
CD-R価格:2,025円(税込)
「ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ」のSOMMMレーベル2枚目となる録音。オペラ《アルチーナ》やオラトリオ「ソロモン」、「セメレ」などのアリアを含む曲をフルートを中心にしたアンサンブルでお楽しみいただけます。 一部の曲はヘンデル作品を積極的に出版していたジョン・ウォルシュの編曲版ですが、曲によってはアンサンブルのフルート奏者レイチェル・ブラウンが新たなアレンジを行い、フルートが歌うかのような魅力的な作品に生まれ変わらせています。オーボエ協奏曲をフルートに置き換えた「フルート協奏曲」の出来映えも素晴らしいものです。
収録作曲家:
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ダルバヴィ(1961-):作品集
La source d’un regard
オーボエ協奏曲/フルート協奏曲
チェロ協奏曲 [マリー・リンチ(オーボエ)/ダマーレ・マクギル(フルート)/ジェイ・キャンベル(チェロ)/ルドヴィク・モルロー(指揮)/シアトル交響楽団]DALBAVIE, M.-A.: Source d'un regard (La) / Oboe Concerto / Flute Concerto / Cello Concerto (D. McGill, Lynch, J. Campbell, Seattle Symphony, Morlot)
発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:SSM1022
CD価格:1,950円(税込)
シアトル交響楽団とルドヴィク・モルローが継続して取り組むフランス作曲家の作品集。今作ではフランスの中堅作曲家マルク・アンドレ・ダルバヴィの作品を紹介しています。 ピエール・ブーレーズが高く評価し、クリーヴランド管弦楽団、パリ管弦楽団のレジデントコンポーザーを務めるなど広範囲に渡って活躍するダルバヴィ。彼の協奏曲は、初演時にエマニュエル・パユや千々岩英一など錚々たる奏者たちがソリストを務めるなど、新作が発表される度に注目を集めることでも知られています。 このアルバムでは、前衛的な作風を用いながらも親しみ易さを備えたダルバヴィの4つの作品を演奏。メシアンの生誕100年を祝して2008年に作曲された「La source d'un regard」、オーボエ、フルート、チェロの各楽器が素晴らしい活躍を見せる3曲の協奏曲。それぞれ多彩な音響を生かした聴きどころたっぷりの作品をモルローが共感を持って演奏しています。
収録作曲家:
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グイド・セーヘルス(トランペット)
バロック名曲集 [グイド・セーヘルス(トランペット)/フィリップ・ドヴォルザーク(チェンバロ)/マレク・シュティレツ(指揮)/チェコ室内管弦楽団パルドビツェ]Trumpet Recital: Segers, Guido - VIVALDI, A. / BACH, J.S. / ALBINONI, T.G. / TARTINI, G. (arr. for trumpet and orchestra) (Masters of Baroque)
発売日:2019年09月20日 NMLアルバム番号:UP0185
CD価格:1,650円(税込)
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傑出したオーボエ
名曲集 [さまざまな演奏者]OUTSTANDING OBOE
発売日:2019年03月29日 NMLアルバム番号:8.578178
CD価格:1,900円(税込)
「OUTSTANDING OBOE=傑出したオーボエ」。OUTSTANDINGには「目立つ」という意味もあり、まさにオーボエのユニークな音色そのままの楽しい1枚となっています。もともとは古代ギリシャの伝説に登場するマルシュアス(半人半獣の精霊)が吹いた縦笛が原型とされる楽器にさまざまな改良を加え、17世紀頃に登場したという楽器であり、弦楽器だけで構成されていたオーケストラに初めて入った楽器ともされています。 バロック期にはとりわけイタリアの作曲家たちに愛され、楽器の表現力を最大に生かした数々の名曲が生まれました。このアルバムでは、バロック期から近現代の名曲が集められています。
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クルチェク(1939-):
管弦楽作品集 [ガブリエラ・クルコヴァ(オーボエ)/レンカ・コウブコヴァー=トルゲルセン(ヴァイオリン)/スロヴァキア室内管弦楽団/ボフダン・ヴァルハル(指揮)/ヤロスラフ・クルチェク(指揮)/ムジカ・ボヘミカ]KRČEK, J.: Oboe Concerto / 3 Dances in and Olden Style (Instrumental Music) (Krčková, Koubková-Torgersen, Slovak Chamber Orchestra, Warchal)
発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:UP0201
CD価格:1,650円(税込)
指揮者、録音プロデューサーとしても活躍する作曲家ヤロスラフ・クルチェクの作品集。南ボヘミア近郊で生まれ、プラハ音楽院で作曲を学び、電子音楽とチェコ民謡を研究したというクルチェクは、20年以上に渡りアンサンブル「ムジカ・ボヘミア」を率い、民族音楽を基にした作品や現代作品を演奏、聴衆を魅了しています。 このアルバムではオーボエ、ヴァイオリンのための協奏曲や、怪奇物語「古い水車小屋の秘密」など、クルチェクの特徴的な作品を聴くことができます。どの曲もボヘミア民謡が効果的に使われたとても聴きやすい作風です。
収録作曲家:
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発売日:2018年08月29日
CD価格:2,100円(税込)
20世紀の作曲家マデルナは、オーボエが奏でる官能的な音色を好み、自身の作品でもしばしば重要な役割を与えました。3曲のオーボエ協奏曲はその最たる作品で、マデルナの早すぎる晩年に書かれた傑作揃いです。各楽器がのびのびと歌い交わす第1番、刺激的な音に満たされた第2番、マデルナの死の直前に書かれた、冒頭のオーボエの響きがユニークな第3番と、どれも印象的な作風を見せています。
収録作曲家:
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Early Departures - 早い出発 [ヴァルガ]
Piano Recital: Varga, Matei - DUMITRESCU, T. / LIPATTI, D. / JANÁČEK, L. / BACH, J.S. (Early Departures)
発売日:2018年08月24日 NMLアルバム番号:DSL-92223
CD価格:2,100円(税込)
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イタリア様式探訪
J.S.バッハ(1685-1750):
チェンバロ作品集 [オベルティ]BACH, J.S.: Harpsichord Music (An Italian Journey) (Oberti)
発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:A443
CD価格:2,475円(税込)
シュッツやフローベルガー、ヘンデル、ハッセ、モーツァルト、ワーグナーなど多くの音楽家がアルプスを横断してイタリアに旅行し、この国の雰囲気と特徴を掴み、自身の音楽に生かしたことは知られています。しかし、J.S.バッハは生涯決してイタリアに足を踏み入れることはありませんでした。 とはいえ彼がイタリアに興味を持っていなかったわけではありません。幼い頃から熱心にイタリアの巨匠の作品を研究・編曲し、そのスタイルを身に着け「イタリア協奏曲」などに昇華させたバッハ。その思いを汲んだこのアルバムは「バッハが思い描いたイタリアへの旅」をテーマとし、ヴェネツィアのヴィヴァルディや、ローマのフレスコバルディの影響を受けて書かれた“イタリア様式”の鍵盤作品が収められています。 クリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに学んだ1982年生まれの若き奏者ルカ・オベルティは、ソリスト、室内楽奏者として世界中で活躍、2017年にはアンサンブル“フォンス・ムジケ”のメンバーとして来日。「現在最も才能に恵まれたチェンバロ奏者」として高く評価されています。
収録作曲家:
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ヒグドン(1962-):
全ては壮大な
ヴィオラ協奏曲/オーボエ協奏曲 [ディアス/バットン/ナッシュヴィル響/ゲレーロ]HIGDON, J.: All Things Majestic / Viola Concerto / Oboe Concerto (Díaz, Button, Nashville Symphony, Guerrero)
発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:8.559823
CD価格:1,900円(税込)
現代アメリカにおける最も注目されている作曲家の一人が、このジェニファー・ヒグドンです。彼女の「ヴァイオリン協奏曲」は2010年のピューリッツァー賞を獲得すると共に「パーカッション協奏曲」は同じ年のグラミー賞を受賞。世界中から賞賛が寄せられ、彼女の作品は世界中で演奏され、60枚以上のCDに録音されているということでもその才能は計り知れないものがあります。 このアルバムには世界初録音の作品を2曲収録。2014年の「ヴィオラ協奏曲」は長らくの友人であるヴィオラ奏者ディアスのために作曲された作品で、彼女はその時に“ヴィオラの音はとても暗くて重い”ことに改めて気がついたのだそうです。そのため、ヴィオラから華麗な音色を導き出すための工夫をして出来上がったのがこの作品です。2005年のオーボエ協奏曲は20分程度の長さでありながら、オーボエの美しい音色を生かした聴き応えたっぷりの曲。アルバム・タイトルの「All Things Majestic - 全ては壮大な」は2011年グランド・ティートン音楽祭からの委嘱作品。彼女の自然に対する愛と賛辞に満ち溢れた描写的な音楽です。
収録作曲家:
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発売日:2015年10月28日
CD 8枚組価格:9,780円(税込、送料無料)
18世紀のハンブルクで最も人気のあった作曲家といえば、やはりテレマン(1681-1767)でしょう。彼は機会に応じてたくさんの作品を書いたため「クラシック音楽史上最も多くの作曲家」であるともされています。しかし、あまりその作品が多すぎるせいか、なかなか系統立てて聞くのは難しく(録音も然り)、ごく一部の有名な曲だけが繰り返し録音され、人々の耳に届いているのが現状です。 さて、この8枚組にはそんなテレマンが残した「管楽器のための協奏曲」が全て収録されています。当時存在した管楽器全てのために協奏曲を書いたテレマンですが、時には合奏協奏曲であったり、単一の楽器の華々しいソロであったりと、何とも多彩な編成による音楽が楽しめるものとなっています。どの曲も楽器の特性がとことんまで追求され、その楽器にふさわしい超絶技巧を駆使した旋律が与えられているという驚異的な曲ばかり。自らも優れたリコーダー奏者であるシュナイダーの説得力たっぷりの演奏からは、テレマンを奏する心からの喜びが感じられます。
収録作曲家:
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マリピエロ(1882-1973):
毎日の幻想曲
パッサカリア/協奏曲 [ローマ響/ラ・ヴェッキア]MALIPIERO, G.F.: Fantasie di ogni giorno / Passacaglie / Concerti (Rome Symphony, La Vecchia)
発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:8.573291
CD価格:1,900円(税込)
最近、その復興が著しいイタリアの近代作曲家たちですが、その中の筆頭とも言えるマリピエロ(1882-1973)の珍しい作品の登場です。もともとモンテヴェルディとヴィヴァルディの校訂者としてその名を挙げたマリピエロですが、自作はかなり前衛的であり、フランスの印象派の影響を存分に受けていました。もちろん半音階、12音も積極的に用い、難解な作品も生み出していますが、仄かな叙情性も湛えた不思議な味わいを持っています。 このアルバムには3つの作品が収録されていて、そのうち2曲は世界初録音というもの。「毎日の幻想曲」は彼が持っていた、走り書きのようなアイデアから生まれたものですが、これがまた見事な構造を持った音楽です。「パッサカリア」は、厳格な形式を嫌っていたマリピエロにしては珍しいもので、主題の反転、逆転などの手法を繰り返しながらも、少しずつ「ずれ」が生じていくのを見るのが怖いような楽しいような音楽です。 協奏曲集はこのアルバムの白眉であり、小さな「前置き」と「結び」を持つ7つの部分からできています。各々の協奏曲で使われる楽器は複数で、いわばバロック期の「合奏協奏曲」のような構造を持った小さな協奏曲の集まりです。優雅なフルート、激しいドラム。そしてねっとりとしたコントラバスなど、楽器の特性も存分に生かされた見事な曲たち、これは本当に素晴らしいものです。
収録作曲家:
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R.シュトラウス(1864-1949):
晩年の管弦楽作品集
メタモルフォーゼン/オーボエ協奏曲 [シーリ/バイエルン放送響/ヤンソンス/ヨッフム]STRAUSS, R.: Metamorphosen / Oboe Concerto in D Major (Late Orchestral Works) (Schilli, Bavarian Radio Symphony, Jansons, Jochum)
発売日:2014年10月22日 NMLアルバム番号:OC1802
CD価格:2,475円(税込)
シュトラウスの晩年の名作「メタモルフォーゼン」は、1945年、第二次世界大戦でドイツの敗戦決定間近に書かれた作品で、彼の思い出がたくさん詰まった劇場や、町並みが悉く空爆で破壊されてしまうのを目の当たりにした時に書かれた「ドイツへのレクイエム」とも呼べる悲痛な音楽です。しかしそんなシュトラウスの思いを他所に、イギリスでは「ヒトラーへのレイクエム」として捉えられていたのは彼にとっては心外だったに違いありません。 同じ年の「オーボエ協奏曲」はピッツバーク交響楽団の首席オーボエ奏者ジョン・ド・ランシーの依頼で作曲されたもので、こちらは全てを超越したかのような、モーツァルトを思わせる美しい作品です。メタモルフォーゼンはヨッフムによる歴史的録音、オーボエ協奏曲は2006年の新しい録音。この50年でリヒャルト・シュトラウス演奏における様相も随分変化したようです。
収録作曲家:
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ザドール(1894-1977):
エレジーと舞曲他 [MAVブダペスト響/スモリー]ZADOR, E.: Divertimento / Elegie and Dance / Oboe Concerto / Studies (Budapest Symphony Orchestra MAV, Smolij)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2013年03月20日 NMLアルバム番号:8.572549
CD価格:1,900円(税込)
ユージン・ザドール(1894-1977 ハンガリー名…ザードル・イェネー)はハンガリーのバータセクに生まれ、アメリカ合衆国に移住した作曲家です。音楽を学んだのはウィーンとライプツィヒで、マックス・レーガーにも師事したことがあり、重厚な作風はここで身につけたといってもよいでしょう。1921年からは新ウィーン音楽院で教え、1935年からはブダペスト音楽院でも教鞭を執ります。しかし第二次世界大戦が勃発するとアメリカへ行き、映画音楽の分野でも大きな貢献を果たしました。彼の作風は「椿姫とルルの間」のようなスタイルとされ、伝統的な音色と20世紀のイディオムが融合した独自の作品がいくつも生み出されています。牧歌的な「エレジーと舞曲」、快活で表情豊かな「オーボエ協奏曲」と「ディヴェルティメント」、管弦楽の可能性の極限を追求したかのような「スタディ」と、ヴァラエティ豊かな音が詰まっています。彼の作品が気に入った方は同じ演奏家による作品集(8.572548)もどうぞ。更に色とりどりの刺激がお待ちしております。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313他MOZART, W.A.: Flute Concerto No. 1 / Oboe Concerto / Symphony No. 32 (Grafenauer, Leleux, Bavarian Radio Symphony, Wand, C. Davis)
■協奏曲 ■器楽曲(フルート)
発売日:2010年07月14日
CD価格:1,500円(税込)
3つの違った雰囲気のモーツァルトをお楽しみください。イレーナ・グラフェナウアーは1957年スロヴェニアで生まれた女性フルーティストです。彼女は8歳から音楽を学び、カールハインツ・ツェラー、オーレル・ニコレに師事、ベオグラード、ジュネーブ、ミュンヘンの3つのコンクールで1等賞を得ました。1977年から1987年までバイエルン放送響の首席フルーティストとして活躍、クーベリックやデイヴィスの指揮のもと、素晴らしい演奏を数々残しています。この1981年の録音は、ギュンター・ヴァントが北ドイツ放送交響楽団の首席として招聘される前年のもので、厳しい表情を備えたモーツァルトは、このオーケストラのディスコグラフィーの中でも特別なものの一つとして大切にされています。オーボエのフランソワ・ルルーも1992年から2004年まで、このオーケストラの首席として活躍。2001年のこの演奏は、コリン・デイヴィスとの緊密な関係を物語るかのような、雄弁な音楽が楽しめます。1985年の交響曲第32番では、コンパクトな単一楽章の中にイタリア的な明るさを感じさせるところがさすがデイヴィスです。
収録作曲家:
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アダージョ 2
Adagio 2
■協奏曲
発売日:2010年06月16日
2CD
通常価格:2,900円→ 特価!:690円(税込) -
J.S.バッハ(1685-1750):
チェンバロ独奏のための協奏曲集 [ファー]BACH, J.S.: Concertos for Solo Harpsichord (Complete) (Farr)
■協奏曲
発売日:2010年01月27日 NMLアルバム番号:8.572006-07
2CD価格:2,900円(税込)
バッハのワイマール時代に作曲された一つのジャンルがこの「独奏鍵盤楽器のための協奏曲集」。ヴィヴァルディやマルチェッロなどのイタリアの作曲家のヴァイオリン協奏曲などをチェンバロやオルガンで一人で演奏できるように編曲したもので、バッハがイタリアで体験した新しい音楽を自らの作曲技法に取り込むにも大きな役割を背負った作品群です。そのうちチェンバロ用の曲が16曲、オルガン用の曲が6曲現存していて、ここではチェンバロ用の16曲を名手エリザベス・ファーが説得力ある解釈とゆるぎない技巧で演奏しています。最後に収録されているBWV894のプレリュードとフーガは、逆に後年、フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲BWV1044の第1楽章と第3楽章へと転写された作品です。バッハにしてみれば、小さなものを大きなものへと拡大させるのもお手のものだったに違いありません。
収録作曲家:
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モーザー(1892-1960):
演奏音楽/3つのの歌
オーボエ協奏曲 Op.86/バラード
スケルツォ/ホノルル・フォックストロット [シューター]MOSER, R.: Spielmusik / 3 Lieder / Oboe Concerto, Op. 86 / Ballade / Scherzo / Honolulu Foxtrott (Suter)
■協奏曲
発売日:2010年01月20日 NMLアルバム番号:CDX-20803
CD価格:2,438円(税込)
マックス・レーガーの弟子の中でもとりわけメロディアスな旋律を多く残したモーザーは仲間内でも「詩人」と呼ばれていました。同世代の作曲家たちが次から次へと十二音技法を採用するなか、教会旋法の調性を追求し続け、時に「古臭い」と揶揄されたこともあったものの、流行に惑わされることなく自身の音楽を追求し続けたモーザー。2009年2月にバーゼル州立音楽院がその功績をたたえようと記念コンサートを催し、この収録がCDとしてリリースされました。注目はクラリネット、ファゴットとコントラバスのためのシュピールムジーク。2009年の第78回日本音楽コンクール・クラリネット部門で第1位に輝いたバーゼル州立音楽院卒の田中香織がリーダーを務め、マーラー・ユーゲントの元首席イタリア人ファゴット奏者ディエゴ・ケンナがサポート。コントラバスのボトンド・コスチャクはフランス国立リヨン管の首席を務めるベテランです。
収録作曲家:
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フェルレンディス(1755-1810):
オーボエ協奏曲集&トリオ集 [チアッチ/ボルツァーノ・トレント・ハイドン管]FERLENDIS, G.: Oboe Concertos Nos. 1-3 / Trio Sonatas Nos. 1-6 (Ciacci, Bolzano-Trento Haydn Orchestra)
■協奏曲
発売日:2008年04月09日 NMLアルバム番号:777368-2
CD価格:2,608円(税込)
モーツァルトのK.271のオーボエ協奏曲は彼のために書かれたものベルガモで生まれたフェルレンディスは、当時最も知られたオーボエ奏者の一人です。(モーツァルトのK.271のオーボエ協奏曲も彼のために書かれたものです)そんな彼自身もオーボエのための曲をいくつか書いていますが、そのほとんどは現在聴く機会がありませんので 今回のリリースはまさに渇望を癒すものとして歓迎されることでしょう。その楽章も南国の風を思わせる優美で明るい曲調が魅力的です。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
ギター編曲集 [フォールホルスト]BACH, J.S.: Guitar Transcriptions
■器楽曲(ギター)
発売日:2002年04月01日 NMLアルバム番号:8.555369
CD価格:1,900円(税込)
バッハ編曲界に登場した強力な新規参入バッハといえば、切り離せないのが編曲という分野。まずバッハ本人が自作及び他作の編曲魔でしたし、ブゾーニのピアノ編曲、ストコフスキーのオーケストラ編曲から、ジャズやポピュラー編曲まで、優れたバッハ編曲は色々とありますが、フォールホルストの編曲及び演奏は、先達組に一歩も譲らぬ出来映えです。元曲に対する「手入れ」は少ない忠実系の編曲ですが、ギター曲としての自然さと、それを素直に活かした演奏の素晴らしさが傑出しているといえましょう。また、単旋律の曲に元々暗示的に含まれているともいえる声部を付加するといったような、少ない「手入れ」の部分も大変に効果的なものとなっています。
収録作曲家:
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ザ・ベスト・オブ・ヴィヴァルディ
VIVALDI (THE BEST OF)
■協奏曲
発売日:1997年06月01日 NMLアルバム番号:8.556655
CD価格:1,900円(税込)
「四季」はもはや日本人にとって国民的バロック音楽になってしまいました。ヴィヴァルディなら他にももっといい曲があるに違いないけど、作品があまりに膨大な数でどこから聞いたらいいのか途方に暮れている貴方に最適の一枚です。フルートが心地よい「ごしきひわ」やキュートの極みのピッコロ協奏曲、管楽器ではさらにオーボエやファゴットの協奏曲、2つのギターやトランペットのための協奏曲という珍しい楽器編成、もちろん「四季」の美味しい楽章も抜粋しています。BGMとしてこれほど優れたクラシック音楽は他にちょっと思い当たらないほどです。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
ファゴット協奏曲/オーボエ協奏曲/クラリネット協奏曲 [ウィーン・モーツァルト・アカデミー/ヴィルトナー]MOZART: Bassoon Concerto / Oboe Concerto / Clarinet Concerto
■協奏曲
発売日:1990年02月01日 NMLアルバム番号:8.550345
CD価格:1,900円(税込)
木管楽器のためのコンチェルト短い生涯の間に数々の名作を生み出したモーツァルト。その中から木管楽器のための珠玉のコンチェルトをお届けします。ファゴット、オーボエ、クラリネットとそれぞれ楽器の持ち味を最大限にひきだす優雅な楽曲。モーツァルトコレクションに欠かせない1枚です。
収録作曲家: