ファゴット協奏曲 (21件)
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ウェーバー/クルーセル/ベルク:
ファゴット協奏曲集 [ダーグ・イェンセン(ファゴツト/指揮)/グレゴール・ビュール(指揮)/カンマーアカデミー・ポツダム]WEBER, C.M. von / CRUSELL, B.H. / BERG, O.: Bassoon Concertos (Jensen, Kammerakademie Potsdam, G. Bühl)
発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:555576-2
CD価格:2,475円(税込)
オーケストラの低音から中音部を担当するファゴット。独特な音色を持つ楽器のための協奏曲はそれほど多くありません。 このアルバムには3曲のファゴット協奏曲を収録。1811年、ミュンヘン宮廷楽団のファゴット奏者を務めていたG. F. ブラントのために書かれたウェーバーの作品は、第2楽章の美しい旋律が魅力。1829年のクルーセルの作品はファゴット奏者F. C. プロマイユのために書かれたものです。最後のオラヴ・ベルクの作品はこのアルバムのソリスト、ダーグ・イェンセンのために書かれた曲で、ブックレットには曲に関する2人の対話(ドイツ語、英語)が掲載されています。 ダーグ・イェンセンはノルウェー出身の奏者。名だたるオーケストラとの共演経験を持ち、とりわけ水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラの奏者として日本でもお馴染みです。
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クルーセル(1775-1838):
『最後の戦士』 [ヤニ・スンナルボリ(ファゴット)/フランク・スコーグ(朗読)/アーポ・ハッキネン(指揮)/アウディ青年合唱アカデミー/ヘルシンキ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)]CRUSELL, B.H.: Siste kämpen (Den) (The Last Warrior) (Skog, Sunnarborg, Audi Jugendchorakademie, Helsinki Baroque Orchestra, A. Häkkinen)
発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:ODE1424-2
CD価格:2,475円(税込)
クラリネット作品でお馴染み、
フィンランドの作曲家クルーセルの『最後の戦士』世界初録音!フィンランドの製本業者の息子として生まれ、幼い頃から才能を発揮。軍楽隊を経て宮廷楽団の首席クラリネット奏者から指揮者へと登り詰めたクルーセル。G.J.フォーグラーに作曲を師事し、クラリネットのための作品を多数書き上げ、なかでも協奏曲はモーツァルトに並ぶ、この楽器のための重要なレパートリーになっています。 このアルバムには世界初録音となる朗読、合唱、オーケストラのための『最後の戦士』を中心に、クルーセル晩年の3作品が収録されています。『最後の戦士』はスウェーデンの詩人、評論家エリック・グスタフ・イェイイエル(1783-1847)の詩に触発された曲。古代の英雄オーディンを称え、ヴァイキングを偶像化したこの詩を用いて書かれた大規模な作品で、作曲家が亡くなる前年の1837年12月9日にストックホルム歌劇場で初演されましたが、評価はまちまちであり、その後演奏されることはありませんでした。 《小さな奴隷の少女》はクルーセル唯一の歌劇。娘を失った彼自身の悲痛な思いが込められたという作品で、この序曲も冒頭は重苦しい雰囲気を漂わせていますが、すぐに明るく清澄な旋律が表れます。 ファゴット協奏曲はクルーセル最後の器楽作品で、3オクターブ半の音域を誇ったという彼の娘婿でファゴット奏者フランス・プロイメイエルのために書かれたもの。曲中には、当時ストックホルムで40年ぶりに演奏されたボワエルデューの歌劇《村の新しい領主》の旋律が引用されています。プロイメイエルは宮廷楽団の奏者で同僚たちとしばしばアンサンブルを行い、クルーセルは彼らのために多くの作品を書いています。 アーポ・ハッキネンが指揮するヘルシンキ・バロック・オーケストラがピリオド楽器を用いて未知の作品に光をあてています。収録作曲家:
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〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.2〉
ヴァイオリン協奏曲 第3番 K.216
ファゴット協奏曲 K.191
ピアノ協奏曲 第5番 K.175 [ジユ・ヘ、テオ・プラート、メロディ・チャオ]MOZART, W.A.: Concertos, K. 175, 191, 216 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 2) (Ziyu He, Plath, Mélodie Zhao, Griffiths)
発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA795
CD
通常価格:2,475円→ 特価!:1,790円(税込)30年以上にわたり若いアーティストたちを支援しているスイスのオルフェウム財団とALPHAが協力し、次世代の若いソリストたちによるモーツァルトの協奏曲をリリースするシリーズ。 第2弾には、2016年ユーディ・メニューイン国際コンクールの覇者、中国のジユ・ヘ、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席ファゴット奏者で既にソロ・アルバムの発売もある、ドイツのテオ・プラート、こちらもCD発売歴は既に長く、2021年にはハイドンのピアノ協奏曲全集(CPO 555400)もリリースした中国系でスイス出身のメロディ・チャオらが登場。若手とはいえ既に国際的な評価を得ている彼らならではの高い技術力と個性的な表現を聴かせてくれます。カデンツァはジユ・ヘがサム・フランコ作のもの、プラートとチャオはそれぞれ自作を披露しています。
収録作曲家:
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SENTIMENT
バッハ、ヘルテル、モーツァルト
18世紀ファゴット協奏曲集 [マティス・シュティーア、アンサンブル・レフレクトーア]Bassoon Concertos - BACH, J.S. / HERTEL, J.W. / MOZART, W.A. (Sentiment) (Stier, Ensemble Reflektor)
発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA825
CD
通常価格:2,475円→ 特価!:1,790円(税込)ARD受賞を経て躍進するケルンWDR響の新世代名手、
意外な魅力あふれる18世紀ファゴット協奏曲集20代でケルンWDR交響楽団の首席奏者となり、2019年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で1位なし2位(アンドレア・チェッラッキと同位)に輝いた新世代の俊才マティス・シュティーアが、18世紀の前半・中盤・後半から1作ずつ名作を選んだプログラムで協奏曲アルバムをリリース。 共演のアンサンブル・レフレクトーアは、ベートーヴェンの交響曲第5番にラモーとテュールの作品を加えたアルバムでCDデビューしたのち、近年はバッハをテーマにした音楽祭をリューネブルクで立ち上げ、古典的名作からジャンル越境型の現代作品まで幅広く手掛ける異才集団。彼らの相乗効果で、「穏当なバロック&古典派の協奏曲アルバム」という印象を良い意味で裏切る聴き応えに仕上がっています。 古楽器奏者としても知られるリンドン・ウォッツ門下に学んだシュティーアは隅々まで歌心に満ちていながら甘すぎない、確かな様式感ある演奏を披露。室内楽のように緊密な連携でオーケストラと共に音楽を作り上げてゆきます。疾風怒濤期の陰影鮮やかなヘルテルの短調の作品では古楽器風とも言える音作りが際立つ一方、オーボエ・ダモーレ独奏版として復元されることの多いバッハの協奏曲ではファゴットの美音が驚くほど自然に馴染み、普遍的な編曲作品としての価値さえ感じさせます。 味わい充分のモーツァルト作品まで含め、新世代の活躍にますます期待が高まるアルバムと言えるでしょう。 -
『モーツァルトのファゴット』
モーツァルト(1756-1791):
ファゴット協奏曲
ファゴットとチェロ(低音部)のためのソナタ
セレナード第12番「ナハトムジーク」 [ピーター・ウィラン、クリスティアン・ベザイテンホウト、アンサンブル・マルシュアス]MOZART, W.A.: Bassoon Music (Mozart's Bassoon) (Whelan, Ensemble Marsyas, Bezuidenhout)
発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:CKD680
CD価格:2,475円(税込)
「モーツァルトが知っていたファゴット」を追求し続ける名手による画期的協奏曲録音ヨーロッパ各地の一流古楽器オーケストラのメンバーでありながら、ソリストとしても注目すべき活躍を続ける一流管楽器プレイヤーが集うアンサンブル・マルシュアス。その創設メンバーの一人で芸術監督でもあるピーター・ウィランは、近年モーツァルトがファゴットのために作曲した音楽とじっくり向き合い、数年おきに瑞々しい新録音をリリースし続けてきました。 今回はアンサンブルに弦楽器も加え、ついにモーツァルトの傑作協奏曲を録音。ザルツブルクの楽器注文歴や同時代の史料に見る証言などから多角的な検証を経て、作曲家が知っていたであろうドレスデンのグレンザー・モデルを再現した楽器で味わい豊かな解釈を伝えます。 さらに既存の録音盤から、管楽合奏にしては珍しい短調によるセレナードK. 388と、チェロで演奏されることの多い低音部を通奏低音のように鍵盤(フォルテピアノ)で解釈した珍しい二重奏ソナタK. 292も収録。モーツァルトがファゴットという楽器を通じてどんな音を紡いだか、多角的に聴き深められる構成になっているのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
収録作曲家:
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ラハナー(1803-1890):
交響曲 第6番 ニ長調 Op.56
ファゴット協奏曲 変ホ長調 [スー・チャーファ(ファゴット)/エヴァーグリーン交響楽団/ゲルノート・シュマルフス(指揮)]LACHNER, F.P.: Symphony No. 6 / Bassoon Concertino (Chia-Hua Hsu, Evergreen Symphony, Schmalfuss)
発売日:2021年07月09日 NMLアルバム番号:555210-2
CD価格:2,475円(税込)
フランツ・シューベルトの親友であり、エンゲルベルト・フンパーディンクの師として知られるドイツの作曲家、指揮者フランツ・ラハナー。この「交響曲第6番」は、1837年4月19日にラハナー自身の指揮で初演され、ミュンヘンのマスコミから“優れた傑作”と大絶賛された作品です。付点音符が印象的な短いモティーフを積み上げていく第1楽章、コラール風の旋律が美しい第2楽章、第3楽章は沸き立つようなスケルツォ、第1楽章と同じく付点リズムが多用された快活な終楽章という4つの楽章を持つ古典的な構成でありながら、突然の転調などユニークな作風が楽しめます。 かたや「ファゴット協奏曲」は1824年の作品。ラハナーがウィーンにいた頃に書かれた恐らく彼の初となるオーケストラ作品で、当時のウィーン国立歌劇場管弦楽団首席ファゴット奏者、テオパルド・ヒュールスに捧げられました。 今回の世界初録音となる演奏は、エヴァーグリーン交響楽団の首席奏者スー・チャーファによるものです。
収録作曲家:
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発売日:2020年10月30日
CD 6枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
結成30年、ゼフィーロによるモーツァルトを集大成!1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロは、ピリオド楽器を用いたイタリアの団体としてはかなり長い歴史を重ねてきた部類に属します。 そのキャリア初期のAstree(現Naïve)レーベルの時代から、様々なレーベルで体系的に取り上げてきたモーツァルトの作品を一堂に集めたBOXセットが登場です。モーツァルトが管楽合奏のために書いたオリジナル作品のほとんどを網羅しているほか、当時人気を博した管楽合奏によるオペラの形式に倣い、ベルナルディーニが「グラン・パルティータ」の編成に編曲したアルバム、創立者3人がソリストとして活躍する協奏曲集までを集めた総括的な内容は、あらゆる方面から歓迎されることでしょう。 限定盤での発売です。
収録作曲家:
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ヴィヴァルディ(1678-1741):
メゾ・ソプラノのためのアリアと様々な協奏曲 [ジュピテール(レア・デザンドル、トーマス・ダンフォード、ジャン・ロンドー ほか)]VIVALDI, A.: Bassoon Concerto, RV 495 / Cello Concerto, RV 416 / Nisi Dominus / We Are the Ocean (Jupiter, Dunford)
発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:ALPHA550
CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)
ダンフォード、ロンドー参加!
俗世を愛した大神の名にかけ、ヴィヴァルディの魅力に迫る古楽の猛者たち次々と新たな才人が現れる近年のフランス古楽界の競争率とクオリティ。その熾烈な世界から輝かしく世に出てきたチェンバロ奏者ジャン・ロンドーを通奏低音に迎え、才人ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の両親をもつ古楽界のサラブレッド的リュート奏者トーマス・ダンフォードが、信頼する名手たちとともに結成したアンサンブル「ジュピテール」。その記念すべき第1弾録音は、バロック随一の作曲家ヴィヴァルディの才覚をさまざまな角度から浮き彫りにするプログラム。さまざまな楽器の独奏協奏曲だけでなく、声楽作品も見逃さない選曲が光ります。 ヴィヴァルディが頭角をあらわしたのは、まず何よりヴァイオリンの名手として――しかし当代きっての観光大国ヴェネツィアで名声を博すには、何よりオペラでの成功が不可欠。そのハードルを易々と越えてみせた「赤毛の司祭」の才能の素晴らしさは、ピグマリオンやネヴァーマインドといったフランス最前線の古楽器集団で活躍する猛者ばかりが集う小編成アンサンブルだからこそ実感できるところ。 随所で聴かせる名歌唱と敏腕名演、そして通奏低音の多彩さ……まさに今出会わずにいるのが惜しい、古楽シーン最前線を実感くださいませ。 -
18世紀から19世紀のファゴット協奏曲集
モーツァルト/ヴィンター
フンメル/ロッシーニ
[ヤーコ・ルオマ/ヤンネ・ニソネン/タピオラ・シンフォニエッタ]Bassoon Concertos - HUMMEL, J.N. / MOZART, W.A. / WINTER, P. von / ROSSINI, G. (J. Luoma, Tapiola Sinfonietta)
発売日:2019年04月19日 NMLアルバム番号:ODE1324-2
CD価格:2,475円(税込)
16世紀、ルネサンス時代に使用されていた楽器「ドゥルシアン」が前身とされるファゴット。ヴィヴァルディはファゴットの多様性に着目し、40作近くの協奏曲を作曲しましたが、この楽器が本当に注目されるようになったのは楽器の性能が向上した18世紀後半になってからのことです。 このアルバムには4人の作曲家のファゴット協奏曲を収録。楽器の性能を知り尽くしていたであろう18歳のモーツァルトの華麗な協奏曲、彼の弟子フンメルと、同時代のオペラ作曲家ヴィンターの珍しい作品の聴き比べ、ロッシーニの(作品とされている)唯一のファゴット協奏曲と、その多彩な作風を楽しむことができます。 演奏しているのは1993年からタピオラ・シンフォニエッタのメンバーとして活躍するヤーコ・ルオマ。ソリストとしてパリ管やベルリン放送交響楽団で演奏していたこともある名手が華麗なテクニックを披露しています。
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モーツァルト(1756-1791):
交響曲 第39番-第41番
ファゴット協奏曲 [ジェーン・ガワー(ファゴット)/ジョス・ファン・インマゼール(指揮)/アニマ・エテルナ・ブリュッヘ]MOZART, W.A.: Symphonies Nos. 39, 40 and 41 / Bassoon Concerto, K. 191 (Gower, Anima Eterna Brugge, Immerseel)
発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA352
CD 2枚組価格:1,520円(税込)
インマゼールによるモーツァルトの最後の3つの交響曲と、若き日に書かれたファゴット協奏曲を収録しています。力強く美しい39番、快速テンポが効いている40番、41番。決して軽くも粗くもなくしっかりと歌い上げられる中で、速いテンポだからこその景色をみることが出来る快演です。協奏曲でガワーが奏でるファゴットの、柔らかな音色もたいへん魅力的。
収録作曲家:
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発売日:2018年01月26日
CD 8枚組価格:9,150円(税込、送料無料)
1914年ワルシャワ生まれの作曲家、アンジェイ・パヌフニク。若い頃にパリ、ウィーンの音楽院で学び、前衛的な作風を身に着け、第二次世界大戦中にはポーランドでルトスワフスキとともに盛んに演奏活動を行い、戦後はクラクフ・フィルハーモニー、ワルシャワ・フィルハーモニーの首席指揮者として活躍し、キャリアを積みました。しかし、その作風が「社会主義リアリズムに反している」とされたため、1954年、イギリスに亡命(そのためにポーランドでは彼の作品の演奏、出版が全て禁止されてしまいます)、バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任し、1961年にはイギリス国籍を取得しました。しかし、1977年にポーランドでの禁止令が解けたことで、演奏が再開され、ついに1990年「ワルシャワの秋」に凱旋。ようやく祖国で認められた翌年、77年の生涯を閉じました。 彼の作風は前衛的でありながらも、決して理解の難しいものではありません。なかでも交響曲には各々副題が付けられており、人間の感情表現が豊かに描写されています。このBOXには交響曲全10曲と、管弦楽曲全てが収録されています。
収録作曲家:
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パガニーニ/ロッシーニ/
ヴェルディ/プッチーニ/レスピーギ:
イタリアの管弦楽作品集 [リティス/カステリョー/ヴュルツブルク・フィル/カレッソ]Orchestral Works (Italian) - PAGANINI, N. / ROSSINI, G. / VERDI, G. / PUCCINI, G. / RESPIGHI, O. (de Ritis, Castelló, Würzburg Philharmonic, Calesso)
発売日:2016年02月24日 NMLアルバム番号:8.573382
CD価格:1,900円(税込)
レスピーギ(1858-1924)の「風変わりな店」を中心としたヴュルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団のある一夜のコンサートのライヴ・アルバムです。なかなか凝ったプログラムといい、リティスの極上のファゴット・ソロといい何とも贅沢なコンサートではありませんか! あまり聴く機会のないプッチーニの「交響的前奏曲」は初期の作品ですが、まるでこれから壮大なオペラが始まるかのようなワクワク感たっぷりの美しい曲です。こちらも珍しいロッシーニのファゴット協奏曲も、まるでオペラのアリアを聴いているかのような雄弁な独奏を楽しめます。ヴェルディの奇想曲はアマチュアのオーケストラのために書かれた作品で、ずっと失われていたものですが、20年前に再発見されました。フランスのファゴット奏者A.N.アンリのためにパガニーニが作曲した二重協奏曲も1985年まで公開されなかったもの。流麗な旋律が魅力です。そしてメインは「風変わりな店」。言うまでもなくロッシーニの作品を元にレスピーギが編曲したバレエ音楽で、お馴染みの旋律が次から次へと現れます。
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M.ハイドン(1737-1806):
管楽のための協奏曲全集 第2集 [ザルツブルク・ホーフムジーク/ブルンナー]Michael Haydn: Complete Wind Consertos Vol.2
発売日:2014年10月22日 NMLアルバム番号:777538-2
CD価格:2,445円(税込)
ヨーゼフ・ハイドンの5歳下の弟で才能ある作曲家ミヒャエル(1737-1806)。彼の作品は当時のウィーンの音楽を知る上で大切なレパートリーであり、また教育者としても優れた彼の元からは、ウェーバーやディアベリが育つなど、音楽史的にも大変重要な人であったことは間違いありません。 この協奏曲集は第1集(777781)に続くもので、美しいハーモニーと、巧みな独奏楽器の使い方には感嘆せざるを得ません。最後に収録されているロマンスは、モーツァルトのメロディを転用したものですが、これは何といっても伴奏部分の違いが聞き所でしょう。
収録作曲家:
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Through Time [ロペス]
FRANÇAIX, J.: Divertissement for Bassoon and Strings / MOZART, W.A.: Bassoon Concerto, K. 191 (Through Time) (Lopes)
■室内楽
発売日:2014年08月27日 NMLアルバム番号:SM211
CD価格:1,824円(税込)
ファゴットで辿る音楽の旅。様々な時代の美しい曲を名手ルイ・ロペスが高らかに演奏します。ポルトガルで生まれたルイ・ロペスは18歳からファゴットを学び始めたという、比較的遅いスタートを切った人ですが、すぐさま才能を発揮し、権威あるエストリル国際コンクールで優勝したのを皮切りに、世界中のオーケストラと共演、またたくさんのミュージシャンとも共演するなど、注目を浴びています。 このアルバムはイギリス室内管弦楽団との共演で、2つの世界初録音ヴァージョンを含むなど、この楽器の好きな人にとってはたまらない選曲となっています。彼のレパートリーはとても広く、ヴィヴァルディなどのバロック作品から現代曲まで、またアルゼンチン・タンゴなどは自身がアレンジを施すなど、アレンジャーとしても素晴らしい能力を有しています。冒頭のヴィラ=ロボスの「シランダ舞曲」はもともとファゴットのための作品で、ヴィラ=ロボスらしい大胆な和声と、濃厚な伴奏が魅力的な作品。これを聞いただけでこの人のすごさがわかるというものです。小粋なフランセでの遊び心、モーツァルト、ヴィヴァルディでの端正な雰囲気、そして甘い甘いエルガー。これは確かに素晴らしいです。
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プレイエル(1757-1831):
協奏交響曲集 [ドネヴェーグ/シュトゥットガルト放送響/メーズス]PLEYEL, I.J.: Symphonies Concertantes, Ben. 112, 113 and 115 / Bassoon Concerto (Dönneweg, Stuttgart Radio Symphony, Moesus)
■協奏曲
発売日:2014年04月23日 NMLアルバム番号:777606-2
2CD価格:2,445円(税込)
オーストリアに生まれ、若い頃はヨーゼフ・ハイドンに学び、その後フランスに移住。この地で結婚し音楽家として活躍したプレイエル(1757-1831)。しかし、1791年にフランス革命の余波を受け、教会での演奏会が廃止されたため、職探しのためにロンドンにわたります。そこで成功し財を成した彼は、再度パリに戻り、今度は音楽出版社の仕事を始めます。39年間出版業に就き、4000作品を出版した後、今度は何とピアノ制作会社を立ち上げたというのですから驚きです。 そんなプレイエル。その作品は、企業家としてはアクティヴであった彼らしくなく、とても穏健なものでした。ここではファゴットを含む協奏交響曲と協奏曲を収録。彼のセンス良い楽器の用法と、モーツァルトにも似た典雅な音楽を楽しむことができます。
収録作曲家:
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ウィーン交響楽団のバロックアンサンブル
フィオーリ・ムジカーリ・トリベルク Vols.1-6FIORI MUSICALI TRIBERG, Vols. 1-6
■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲 ■声楽曲
発売日:2014年01月22日 NMLアルバム番号:SM190
6CD価格:3,420円(税込、送料無料)
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アダージョ 2
Adagio 2
■協奏曲
発売日:2010年06月16日
2CD
通常価格:2,900円→ 特価!:690円(税込) -
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ファゴット協奏曲全集 第5集 [ベンコーチ/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ドラホシュ]VIVALDI, A.: Bassoon Concertos (Complete), Vol. 5
■協奏曲
発売日:2009年02月25日 NMLアルバム番号:8.570798
CD価格:1,900円(税込)
最近流行のヴィヴァルディの協奏曲、躍動感、典雅さ、そして高揚感がたまりませんイタリアにおける協奏曲の発展の中で、500もの作品を書いたヴィヴァルディ。その中のおよそ39がファゴット向けに書かれています。聴き手には心地よいスリルをもたらすこれらの曲は、ソリストには優雅さと想像力と恐ろしいまでの超絶技巧を要求するのです。オーケストラの中のファゴットの音色は、まるで熱い鍋に香る柚子こしょうのような鋭いアクセントとなっています。
収録作曲家:
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ヴィヴァルディ(1678-1741):
ファゴット協奏曲全集 第2集 [ベンコーチ/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ドラホシュ]VIVALDI, A.: Bassoon Concertos (Complete), Vol. 2
■協奏曲
発売日:2005年04月01日 NMLアルバム番号:8.555938
CD価格:1,900円(税込)
ファゴット協奏曲の名曲「夜」を収録全37曲のファゴット協奏曲全集の第2集には、ヴィヴァルディの多すぎる協奏曲の中でも特に優れた作品の一つ「夜」を収録しました。ゴースト、眠り、夜明けを描くプログラム性でも人気ですが、なぜ「夜」なのかイマイチわからない、それでも良い物は良いと言える名曲です。ファゴットならば快速の楽章が聴き物かと思いきや、全6曲とも、中間のゆったりした楽章がいいのです。第2楽章だけを集めて連続して聴くと、子守歌のようで、心が落ち着きます、ほんとに。これも、ハンガリーの名手たちによる名演があってこそです。
収録作曲家:
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ザ・ベスト・オブ・ヴィヴァルディ
VIVALDI (THE BEST OF)
■協奏曲
発売日:1997年06月01日 NMLアルバム番号:8.556655
CD価格:1,900円(税込)
「四季」はもはや日本人にとって国民的バロック音楽になってしまいました。ヴィヴァルディなら他にももっといい曲があるに違いないけど、作品があまりに膨大な数でどこから聞いたらいいのか途方に暮れている貴方に最適の一枚です。フルートが心地よい「ごしきひわ」やキュートの極みのピッコロ協奏曲、管楽器ではさらにオーボエやファゴットの協奏曲、2つのギターやトランペットのための協奏曲という珍しい楽器編成、もちろん「四季」の美味しい楽章も抜粋しています。BGMとしてこれほど優れたクラシック音楽は他にちょっと思い当たらないほどです。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
ファゴット協奏曲/オーボエ協奏曲/クラリネット協奏曲 [ウィーン・モーツァルト・アカデミー/ヴィルトナー]MOZART: Bassoon Concerto / Oboe Concerto / Clarinet Concerto
■協奏曲
発売日:1990年02月01日 NMLアルバム番号:8.550345
CD価格:1,900円(税込)
木管楽器のためのコンチェルト短い生涯の間に数々の名作を生み出したモーツァルト。その中から木管楽器のための珠玉のコンチェルトをお届けします。ファゴット、オーボエ、クラリネットとそれぞれ楽器の持ち味を最大限にひきだす優雅な楽曲。モーツァルトコレクションに欠かせない1枚です。
収録作曲家: