ヴェルー(スタニスラフ) Verroust, Stanislas
生没年 | 1814-1863 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 93547 |
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オーボエとピアノのための作品集 [カルカーニ/バラリン]
Oboe Recital: Calcagni, Enrico - COSTE, N. / KLOSÉ, H. / VERROUST, S.
発売日:2016年07月27日 NMLアルバム番号:CDS7759
CD価格:2,325円(税込)
現在では、一般的にギター曲の作曲家として知られているフランス生まれのナポレオン・コスト。フェルナンド・ソルに師事し、数多くの作品を書き、また自身は7弦ギターの愛好家としても知られ、あまりにも華やか過ぎる作品は、演奏不可能とまで言われたほどの人です。 そんなコストですが、実はギター作品だけを書いていたわけでもなく、このアルバムで聞けるような器楽曲もいくつか残しています。彼のオーボエ作品にはまだ不明な点も多く、「カヴァティーナ」のように、もともとはピアノ伴奏だった作品を、後にギター伴奏に書き換えていたりと、その成立も興味深いものです。 そんなコストの作品と、同じくフランスの2人の作曲家のオーボエ曲を収録。19世紀の知られざるレパートリーの発掘です。
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ヴェルー(1814-1863):
オーボエとピアノのための作品集 [カルカーニ/マガーニ]VERROUST, S.: Oboe and Piano Music (Calcagni, Magagni)
■器楽曲
発売日:2014年06月25日 NMLアルバム番号:CDS7696
CD価格:2,325円(税込)
フランスのオーボエ奏者&作曲家ヴェルー(1814-1863)はアールブルックで生まれ、オーボエとヴァイオリンの2つの楽器の名手として活躍します。パリ音楽院では1833年にギュスターヴ・フォークトのクラスで2等賞を獲得、その翌年には1等賞を獲得し、またヴァイオリニストしては、1831年にパレ・ロワイヤルのオーケストラで第2ヴァイオリン奏者に就任したという記録があります。その後はフォークトの後任として1853年から1860年までパリ音楽院のオーボエ科の教授となり後進の指導にあたりました。この演奏会用独奏曲は、彼の代表作であり、少なくとも80曲を超える作品番号が付けられており、どれもがオーボエの超絶技巧を駆使した演奏困難なものとして知られています。素晴らしい作品なのに、なぜか録音がほとんどないのも不思議なことです。オーボエを演奏しているのは1965年ラヴェンナ生まれのエンリコ・カルカーニ。彼はヴェローナ音楽院でディエゴ・ディーニ・チアッチに師事し、サルッツオのコンクールで優勝。数々のオーケストラで首席を務めながら、1992年からはソリストとしてだけでなく、室内アンサンブルにも積極的に参加し、活動範囲を広げてきた人です。ピアノを演奏しているマガーニは作曲家としても高名で、管楽器の構造にも詳しく、ここでも説得力高い演奏を聞かせます。
収録作曲家:
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『知られざるベルリオーズ時代のオーボエ』
フランス初期ロマン派のオーボエ作品 [クリストファー・パラメタ、オリヴィア・シャム]Early French Romantic Music for Oboe and Piano - BOCHSA, N.-C. / BROD, H. / JADIN, L.-E. / KALKBRENNER, F. (Berlioz's Lost Oboe) (Palameta, Sham)
発売日:2023年01月27日 NMLアルバム番号:RAM2108
CD価格:2,475円(税込)
現代モデル誕生直前に作られた二つのオリジナル楽器で、ロマン派の真の響きへ!バロック期に宮廷楽団の楽器として弦楽合奏にいち早く加わり、近代的なオーケストラの歴史を早くから彩り続けてきた管楽器オーボエ。その発展史は意外に知られてはおらず、特に19世紀半ばにベーム式キーシステムが導入される前の楽器を独奏で聴ける機会は滅多にありません。 ここでその未知領域に迫るのは、カナダの古楽器奏者でターフェルムジークやアリオン・バロック・オーケストラの一員として世界的な活躍を続け、ATMAレーベルで18世紀型のオーボエを使った録音を世に問うてきたクリストファー・パラメタ。演奏に使ったのは1835年パリ製のオリジナル楽器で、現代型の構造が発案される直前のオーボエの姿を伝える貴重なモデル。オリヴィア・シャムが弾くピアノもパリ・エラール社のロンドン支部で作られた1840年製オリジナルで、こちらも現代式の大型金属フレームが採用される少し前のモデルです。 二人はショパンやベルリオーズがパリにいた時期、当時のオーボエのために綴られた作品を厳選。素材の温もりを感じさせる美音を通じ、初期ロマン派の作曲家たちが思い描いたであろう19世紀本来のオーボエの音色を現代に甦らせます。 フランス革命期に活躍したジャダンのスリリングな短調作品からリストの好敵手たちの独奏曲まで、当時の楽器ならではの音色と響きで超絶技巧一辺倒ではない魅力に気づかせてくれるピアノの存在感も聴き逃せないところ。Ramée特有の美麗外装を裏切らない、確かな時代感に裏打ちされた初期ロマン派古楽器アルバムです。