グートマン(アドルフ) Gutmann, Adolph
生没年 | 1819-1882 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 90604 |
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「第1回ショパン・フェスティヴァル」
2018年 ハンブルク [エヴァ・ポブウォッカ(ピアノ)/アレクセイ・リュビモフ(ピアノ)/トビアス・コッホ(ピアノ)/エリザベート・ブラウス(ピアノ)/フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(ピアノ)/フーベルト・ルトコウスキ(ピアノ)]Piano Music - CHOPIN, F. / DEBUSSY, C. / DUSSEK, J.L. (1st Chopin Festival Hamburg 2018) (Brauß, Koch, Lubimov, Pobłocka, Poizat, Rutkowski)
発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:8.574058
CD価格:1,900円(税込)
2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」はモダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパンを演奏するというヨーロッパ初の試み。ショパンの時代の楽器と2015年に作られたスタインウェイの音色を聴き比べながら、ショパン時代の作品を堪能するというユニークな音楽祭です。 このアルバムはシューベルトとショパンの音楽で幕を開け、フォルテピアノの繊細な音色と作品の密接な関係を示唆します。19世紀になるとピアノの製造元はウィーンからイギリスに移り、奏でる音色も大きく豊かな響きが得られるようになります。そしてショパンの晩年、1848年から1849年の作品に彼の弟子グートマンとリストの作品を並べ、楽器の発展と、次世代へとつながるピアノ曲の可能性を見せています。ポブウォッカやリュビモフをはじめとした「ショパンの名手」が腕を競っているところも魅力的です。
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ショパンの弟子たち
テレフセン、ミクリ、フィルチ、グートマン [ルトコフスキ]Pupils of Chopin - MIKULI, K. / TELLEFSEN, T.D.A. / FILTSCH, C. / GUTMANN, A. (Rutkowski)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2010年12月15日 NMLアルバム番号:8.572344
CD価格:1,900円(税込)
優れたピアニストが、そのまま優れた教師であるとは決して言えませんが、ショパンは「本当に素晴らしい才能を持った者」に自らの音楽を伝えていたようです。ショパンより9歳年下のミクーリは、「ショパンのピアノ奏法の継承者」と言われてますが、第1番のポロネーズで見られる和声はかなり独特で、また先進的。洗練されているとは言い難いかもしれませんが、今、こうして聴いてみるとかなり面白いと言えるでしょう。ノルウェイのピアニスト、テレフセンは2年半待ってショパンに弟子入りを許されたという人。その後パリで大勢し、確固たる地位を築きました。フィルチは11歳から4年間だけショパンに師事したのですが、残念なことに15歳の時に肺結核で世を去ってしまします。タッチもショパンに似ていたそうですが、この即興曲第1番は、ショパンそのものを彷彿させる繊細な作品で、せめてあと20年生きていれば、ピアノ界の歴史を塗り替えていたかもしれません。そしてグートマンはショパンとは違い、大柄で力強い人だったそうで、ショパンは彼に「スケルツォ第3番」を献呈しています。ショパンが心から信頼を寄せていた人物の一人です。