ムーンドッグ Moondog

生没年 1916-1999
辞書順 NML作曲家番号 7787
  • 商品番号:SHIIIN11

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    ムーンドッグ(1916-1999)
    ピアノ・トリンバ (ピアノとトリンバによる作品集) 詳細ページ
    [ドミニク・ポンティ(ピアノ、ハープシコード)、ステファン・ラカトス(トリンバ)]

    MOONDOG: Piano and Trimba Music (Ponty, Lakatos)

    発売日:2019年12月13日 NMLアルバム番号:SHIIIN11

    CD価格:2,475円(税込)

    友人たちの奏でる、20世紀を生きた吟遊詩人ムーンドッグの作品集カンザス州に生まれ、幼いころからドラムを演奏していたというムーンドッグ(本名ルイス・トーマス・ハーディン)は、十代に事故で失明するもののニューヨークへ出てアルトゥーロ・トスカニーニやベニー・グッドマンらとも親交を結び、ナイトクラブのジャズやネイティブアメリカンの音楽にも影響を受けながら研鑽を重ねました。その生活のほとんどを路上で送り、角の生えた兜を被った服装と活動していた場所から「6番街のヴァイキング」とも呼ばれながら、ストリートミュージシャンあるいは詩人として活動し、多岐にわたるジャンルの多くのアーティストに影響を与えました。晩年は生活の場をドイツへと移し、ヨーロッパ各地でも演奏活動を行いながら、ドイツのミュンスターで亡くなっています。 また彼は独自の打楽器を発明しており「トリンバ」はその一つ。三角形を基本に組んだ木にシンバルなど様々な打楽器が取り付けられており、マラカスやクラベスを組み合わせて演奏するものです。 このアルバムでトリンバを演奏するラカトスは、ムーンドッグ自身から最初に作ったトリンバを譲り受け、作り方も伝授された打楽器奏者。またピアニストのポンティもムーンドッグと親交があり、今回収録された未出版作品も多くは彼女のために書かれたものです。二人はムーンドッグ作品のスペシャリストとして、デュオで彼の作品を演奏する「ピアノ・トリンバ」のプロジェクトを長年行っており、今回のアルバムはその一つの記念碑と言えそうです。ここに収録された作品はいずれも、ほどよく先鋭的で美しく、たいへん聴きやすいもの。

    収録作曲家: