タサン Tassin

生没年 -
辞書順 NML作曲家番号 76881
  • 商品番号:RAM1916

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    『KEY NOTES』
    ルネサンス以前の鍵盤音楽の世界
    ~ヨーロッパ各地の手稿譜から~ 詳細ページ
    [コリーナ・マルティ]

    Keyboard Recital: Marti, Corina - CASCIA, G. da / HENRICUS HESSMAN DE ARGENTORATO / JACOPO DA BOLOGNA (KeyNotes: Early European Keyboard Music)

    発売日:2021年07月16日 NMLアルバム番号:RAM1916

    CD価格:2,475円(税込)

    名手コリーナ・マルティが探る、オルガン&チェンバロ音楽の源流バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭をとるコリーナ・マルティ。リコーダーやルネサンス以前の様々な管楽器を吹きこなす一方、チェンバロやヴァージナルより前に存在した中世の鍵盤楽器の歴史にも詳しく、チェンバロの祖先クラヴィシンバルムや、ふいごを自ら操作し膝上などで演奏する小型のオルガン、オルガネット(ポルタティーフ・オルガン)の名手でもあり、リュート奏者ミハウ・ゴントコとのユニット「ラ・モッラ」でRAMEEレーベルほかから興味深い中世音楽アルバムを制作してきました。 古楽器アンサンブル、アントネッロの鍵盤&ハープ奏者西山まりえとの共演でも知られる彼女が今回ソロで世に問うのは、鍵盤楽器ひとつで弾く西洋音楽の源流ともいうべき楽曲を探るプログラム。ノートルダム楽派からアルス・ノーヴァを経てブルゴーニュ楽派に至るまで、ルネサンスと呼びうる時代以前にどのような音楽が、どのような楽器で、どのように演奏されていたのかを辿るアルバムです。 スクワチャルーピ写本、ファエンツァ写本、ブクスハイム・オルガン曲集など、この種の企画で広く典拠とされる写本はもちろん、演奏者自身の見地から多種多様な史料が用いられており、中世流即興の名手でもあるマルティの解釈も含め、弦をはじく音や管を通る音など、素材感のある響きで奏でられる音楽の異世界的な味わいは格別。どのような歴史的検証のもと選曲されたかなど、充実した解説(英・仏・独語で掲載)が添えられているのも魅力の一つです。