エーベルル(アントン) Eberl, Anton
生没年 | 1765-1807 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「エ」 | NML作曲家番号 | 58436 |
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エーベルル(1765-1807):
弦楽四重奏曲集 Op.13 Nos. 1-3(1801) [カザル四重奏団]EBERL, A.: String Quartets, Op. 13, Nos. 1-3 (Casal Quartet)
発売日:2022年06月24日
NMLアルバム番号:SM391
CD価格:1,950円(税込)
アルバム「ベートーヴェンの世界 1799-1851」(SM283)の録音を進める際、モーツァルトの弟子であったアントン・エーベルルの作品に出会ったというカザル四重奏団のメンバーたち。このアルバムではその作品を取り上げ、当時ベートーヴェンを上回る評価を得るも、絶頂期に病によって不意に人生に幕を降ろしたエーベルルの真価を探っていきます。この3曲の四重奏曲は1801年に書かれたもので、ウィーン古典派の様式に基づきながら、初期ロマン派への移行を感じさせる革新的な作品です。 カザル四重奏団はグラミー賞に3度ノミネートされたほか、ECHO KLASSIK、DIAPASON d'Orをはじめとした音楽誌で数々の賞を受賞した古典派作品を得意とする弦楽四重奏団です。
収録作曲家:
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エーベルル(1765-1807):
ピアノとヴァイオリンのための3つのソナタ集 [ホン・ダヨン/カン・ヒジュン]EBERL, A.: Violin Sonatas (Dayeon Hong, Heejung Kang)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:TOCC0390
CD価格:1,950円(税込)
少年時代より優れたピアニストとして頭角を現していたというエーベルル。9歳年上のモーツァルトに才能を認められて弟子入りし、長らく友人関係を保ちました。そのためか、彼の作品はモーツァルトの名前で出版されたものが多いことでも知られています。古典派の様式を持ちながらも、自由な形式で書かれた作品は非常に聴衆に好まれ、一時期はベートーヴェンの交響曲よりも人気が高く、ハイドンもエーベルルの曲を好んでいたと言われています。18世紀から19世紀への転換期に書かれた3曲のヴァイオリン・ソナタは、すでにロマン派の様式を感じさせる自由な作風を持つ美しい作品です。
収録作曲家: