アプシル(ジャン) Absil, Jean
生没年 | 1893-1974 | 国 | |
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辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 57409 |
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Chansons Française シャンソン・フランセーズ
フランス合唱作品集
(ドビュッシー、ヒンデミット、アプシル、ミヨー、プーランク、サン=サーンス、シェーラー、ラヴェル) [フィリップ・アーマン(指揮)/北ドイツ放送合唱団]発売日:2020年03月27日
CD日本語解説付き 価格:2,400円(税込)
14世紀のギョーム・ド・マショーにまで遡る長い歴史を持つフランスの合唱作品は、一時期、フランス革命の影響で市民の気持ちを反映した親しみやすい合唱行進曲が流行した後、19世紀の終わりから20世紀にかけては、ドビュッシーやラヴェル、プーランク、ミヨーといった作曲家たちによる素晴らしい傑作が生まれています。 ヒンデミットはフランス出身ではありませんが、彼の「6つの歌」は、シャンソン=フランス歌曲への愛があふれたオマージュであり、ミヨーの「ヴァレー地方の四行詩」と同じくリルケによる詩が採用されています。これは1939年の同時期に、ヴァレーの合唱指揮者ヘニがミヨーとヒンデミットの二人に合唱曲を依頼したことによるものです。 プーランクと、アプシルは、アポリネールの詩を採用し、見事な音楽を付けています。ドビュッシーとサン=サーンスの作品は静寂に満ちた作品ですが、ラヴェル、ミヨーとプーランクの作品は当時の流行歌やジャズのテイストを反映させた楽しい味わいを持っています。 フランス・アヴァンギャルドの代表格のシェーラーの作品は、2013年に北ドイツ放送合唱団がドイツ初演を行ったもの。どこか洒脱で独特な趣のあるフランスの合唱を味わい尽くせる一枚です。日本語解説付き。