ピプコフ(パナヨット・フリストフ) Pipkov, Panayot Hristov
| 生没年 | 1871-1942 | 国 | |
|---|---|---|---|
| 辞書順 | 「ヒ」 | NML作曲家番号 | 480956 |
-
発売日:2026年03月06日
NMLアルバム番号:TOCC0789CD価格:2,550円(税込)
ブルガリアの作曲家リュボミール・ピプコフのピアノ作品集シリーズの完結編。作曲家の父パナヨットのもとに生まれ、ソフィア音楽アカデミーで学んだ後、パリに留学。エコール・ノルマル音楽院でポール・デュカスとナディア・ブーランジェに師事し、帰国後はソフィア歌劇場でコレペティートル兼合唱指揮者、さらに音楽監督として活躍しました。彼は西洋音楽の形式とブルガリア民族音楽を融合させ、「ブルガリア第2世代」を代表する作曲家として高く評価されています。後半生には民族舞踊に根ざした不規則な拍節構造に魅了され、《メトロ・リズムの研究》をはじめとする一連のピアノ小品を作曲しました。 このアルバムには「若者のための作品集」を中心に収録。これは標題付きの12曲から成るピアノ小品集で第10番から第12番の3曲は「子供のためのアルバム」として1957年に出版されました。なかでも第11曲「遊び」はラヴェルの影響を示し、師デュカスに高く評価された重要作です。1938年に6曲、1957年にさらに3曲が加えられ、現在の形となりました。入門者から専門家まで幅広く学べる、ピプコフの原点を示す曲集といえます。 アルバムには父パナヨットのピアノ作品全集も併録。民俗的要素とリストを思わせる華麗な技巧を併せ持つその音楽は、「ブルガリア第1世代」の作風を示し、親子二代にわたるブルガリア音楽史の流れを浮き彫りにしています。
