ヴェレール(リュシー) Vellère, Lucie
| 生没年 | 1896-1966 | 国 | |
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| 辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 479423 |
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リュシー・ヴェレール作品集
ヴェレール(1896-1966):
声楽、室内楽、ピアノ作品集 [コリーヌ・デュティユル、ジュスティーヌ・エコー、ソノーロ弦楽四重奏団、ヴィライド弦楽四重奏団、ナミュール室内合唱団、フィリップ・リガ、テレーズ・マレングロー]発売日:2025年11月28日
NMLアルバム番号:MEW2513CD 2枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
ベルギーの知られざる女性作曲家、リュシー・ヴェレールの作品集。ヴェレールは1957年に、国際女性評議会アメリカ支部が主催した「女性作曲家のための国際作曲コンクール」に於いて満場一致で最優秀賞を授与され、受賞作「シランクスの歌」がその才能を一気に世に知らしめました。これを機にそれまで働いていた職場を辞して作曲に専念、病に倒れる1966年までに約80の作品を書き上げたものの、その多くは出版されることなく、没後その娘によってブリュッセル王立音楽院に寄贈されました。 彼女の音楽スタイルは、フランクやフォーレ、そして師であるジョゼフ・ジョンゲンを通したドビュッシーの影響を受けており、アール・ヌーヴォーの曲線美を彷彿させる旋律線、古典的な均整美と簡潔さ、そして印象主義的なテーマ(自然、風景、季節、異国情緒)を特徴としています。生涯を通じて調性の枠組みを維持しつつも、時代と共にストラヴィンスキーやバルトーク、フランス6人組の影響を反映した、より先鋭的な和声を取り入れていきました。 このアルバムは、声楽曲、ピアノ曲、弦楽四重奏曲、合唱曲など、ヴェレールの多彩な作品群を網羅的に収録しており、中にはこれまで未発表であった作品も多く含まれます。20世紀ベルギー音楽史の中で見過ごされてきた重要な作曲家を再評価し、その多面的な個性を明らかにするための画期的な企画と言えるでしょう。
収録作曲家:
