Guliyev(Tofig) Guliyev, Tofig
生没年 | 1917-2000 | 国 | アゼルバイジャン |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 46989 |
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アゼルバイジャンのピアノ協奏曲集 [バダルベイリ/アディゲルザルザーデ/ロイヤル・フィル/ヤブロンスキー]
AZERBAIJANI PIANO CONCERTOS (Badalbeyli, Adigezalzade, Royal Philharmonic, Yablonsky)
■協奏曲
発売日:2011年12月14日 NMLアルバム番号:8.572666
CD価格:1,900円(税込)
どこから聴いても極彩色 「異国情緒」ここに極まれり南コーカサス地方に位置する共和国、アゼルバイジャン。数多くの国と接しており、多彩な文化の行き交う生命力溢れる国として知られています。多くの音楽家を育んでいることでも知られ、ここに収録された4人の作曲家の興味深い作品を聴いただけでも、その豊かな文化的土壌を感じることができるでしょう。アミーロフはもともと民族楽器の奏者であり、父親が民謡歌手です。NAXOSレーベルでも既に2枚の作品集がリリースされていますが、ここでは同郷のピアニスト、ナジーロヴァと2人で仕上げた作品を。異国文化漂う力強い作品です。アディゲザロフも民族音楽の影響を強く受けた人で、カラーエフにピアノを学び、現代最高の作曲家として賞賛されています。彼のピアノ協奏曲も、伝統音楽「ムガム」の影響を強く受けていて、どうにもこうにもたまらないほどの胸苦しい音楽を繰り出してきます。クリーエフは、他の人とは若干違い、ジャズの影響なども受けている変わり種。このガイターギは、あのイスラメイを思い起させるような快活な曲。ピアノ、打楽器、オーケストラがどんちゃん騒ぎを繰り広げます。バダルベイリは監督&俳優シャムシ・バダルベイリを父に持ち、1967年にスメタナ・ピアノ国際コンクールで3位を受賞したことで、国際的な活動を始めました。その後、数々の賞を取りながら、作曲も行い、1991年からはバクー音楽アカデミーで教えています。「スーシャ」はアゼルバイジャンの古代都市ですが、現在でもこの地の文学と音楽の象徴とされ、ここで起きた人々の紛争という悲話を、声とオーケストラで語るという小品。涙が一筋頬を伝うかもしれません。