バル・イ・ガイ(ヘスス) Bal y Gay, Jesus
生没年 | 1905-1993 | 国 | スペイン |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 41829 |
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バカリッセ(1898-1963):
CONCERTO POUR LE JOUR DE L’AN
元旦のための協奏曲他
バル・イ・ガイ(1905-1993):
木管四重奏のためのディヴェルティメント [ムーンウィンズ(アンサンブル)/ジョアン・エンリク・リュナ(指揮&クラリネット)/クリスティーナ・モンテス(ハープ)/ディエゴ・アセーニャ(フルート)]BACARISSE, S.: Concerto pour le jour de l'an / Preludio, Elegia y Pasapié / Chant de l'oiseau qui n'existe pas (C. Montes, Moonwinds, Lluna)
発売日:2020年01月24日
NMLアルバム番号:IBS-152018
CD価格:2,250円(税込)
ヘスス・バル・イ・ガイとサルバドル・バカリッセは「スペイン第27世代」として知られるグループに属する作曲家です。スペインで教育を受けた彼らは、1936年から1939年に勃発した内戦から逃れるために亡命した後にも、さまざまな形でスペイン音楽の復興と発展に寄与しました。 1942年に作曲されたガイの「ディヴェルティメント」はストラヴィンスキーを思わせる新古典派の作風による闊達な作品。バカリッセの「元旦のための協奏曲」は1954年の管楽五重奏とハープのための「Concertto in E flat」を原曲とし、1961年にハープとオーケストラ版として拡張された作品です。20世紀前半のフランス音楽から影響を受けた色彩豊かなハープの響きが印象的。他の3曲も先進的でありながら、深く抒情的な雰囲気を併せ持つ、各々の楽器の音色が溶け合う美しい作品です。