ライフ=ゼルトリウス(リリー) Reiff-Sertorius, Lily
生没年 | 1866-1958 | 国 | |
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辞書順 | 「ラ」 | NML作曲家番号 | 414121 |
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アレクサンダー・シャイヒェト(1887-1964)
スイス初の室内オーケストラ創設者 [ミリアム・チョップ(ヴァイオリン、ヴィオラ)/アンドレア・ヴィースリ(ピアノ)/ヨナス・クライエンビュール(チェロ) 他]ALEXANDER SCHAICHET (1887-1964) - The First Swiss Chamber Orchestra (Wiesli, Kreienbühl, Tschopp, Hottinger, Lienhard, Rossi, Vogel)
発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:SM368
CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
ウクライナ生まれのヴァイオリニスト、指揮者であるアレクサンダー・シャイヒェト(1887-1964)は、スイスの現代音楽発展の立役者でした。1920年「チューリッヒでは演奏機会の少ない作品、未発表の作品、特別な価値のある作品を演奏する」ことを目標にして、スイス初の室内管弦楽団であるチューリッヒ室内管弦楽団を設立。1920年から1943年の間に、スイスの現代作曲家の作品を含む51作の世界初演と215作のチューリッヒ初演を行い、スイスを越えて世界にその名声を広めることになる新しい音楽的才能を発掘しました。 しかし1943年、ユダヤ人移民であったシャイヒェトは音楽監督の地位を退き、チューリッヒ室内管弦楽団は解散してしまいました (現在も活動を続ける同名のオーケストラは、1945年にエドモンド・ド・シュトウツによって設立されたアンサンブルで、2つの団体に直接のつながりがあるわけではありません)。 2020年はそのチューリッヒ室内管弦楽団の設立100周年であり、"Zivilstand Musiker: Alexander Schaichet und das erste Kammerorchester der Schweiz"(市民の音楽家:アレクサンダー・シャイヒェトとスイス初の室内管弦楽団)という本が出版されるとともに、現地ではさまざまなイベントが開催されました。 その一環としてシャイヒェトの芸術的遺産を保管しているチューリッヒ中央図書館の主導でこの2枚組が製作され、彼の先駆的な音楽活動に光が当てられています。CD1では彼の伝記が彼と所縁を持つ音楽とともに語られ(ドイツ語)、CD2では彼が紹介した様々な近代スイス作曲家の音楽を聴くことができます。