ポマザンスキー(エフゲニー・イヴァノヴィチ) Pomazansky, Eugeny Ivanovich
生没年 | 1883-1948 | 国 | |
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辞書順 | 「ホ」 | NML作曲家番号 | 390578 |
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ロシア王朝のピアノ音楽
1839-1940s
リャードフ/ポマザンスキー/アンティポフ [ドミートリー・コロステリョフ(ピアノ)/オルガ・ソロヴィエヴァ(ピアノ)]Piano Music - LIADOV, K.N. / LIADOV, A.N. / LIADOV, A.K. / POMAZANSKY, E.I. (Piano Music from a Russian Dynasty) (D. Korostelyov, O. Solovieva)
発売日:2021年10月15日
NMLアルバム番号:GP858
CD価格:1,950円(税込)
このアルバムには、ロシアに連綿と連なる音楽家の家系に生まれた作曲家たちの作品が収録されています。 最初に登場するコンスタンティン・リャードフは登場人物の中心となるアナトーリ・リャードフの父。帝政ロシア時代の指揮者、作曲家、ヴァイオリニストとして活躍しました。 そしてアレクサンドル・リャードフはコンスタンティンの兄。やはりバレエ指揮者、作曲家として名を成した人物です。 またコンスタンティン・アンティポフはアナトーリのいとこであり、サンクトペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに作曲を学んだ人。才能ある作曲家でしたが1890年代後半には作曲活動をやめてしまったようです。 イヴァン・ポマザンスキーは、アナトーリの姉ヴァレンティーナの夫。アナトーリはしばしばイヴァンに音楽に関するアドヴァイスを求めていました。イヴァンはサンクトペテルブルク音楽院でハープを学び、マリインスキー劇場合唱団の指揮者としても活躍。このアルバムに収録された「ポルカ」はアナトーリに捧げられています。 エフゲニー・ポマザンスキーはイヴァンの息子。伯父であるアナトーリとバラキレフに学び、1940年にはプスコフに音楽学校を設立し後進の指導にあたるとともに、第二次世界大戦後のロシア音楽の復興にも携わりました。残念なことに作品はほとんど残されていませんが、このアルバムには、現存する子供向けの3曲が収録されています。