Marx, Adolf Bernhard
生没年 | 1795-1866 | 国 | |
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辞書順 | NML作曲家番号 | 382761 |
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マルクス(1795-1866):
『モーゼ』
ソリスト、合唱団、オーケストラのための聖典のオラトリオ [ヨハンナ・クナウト(ソプラノ)/ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(ソプラノ) 他/ゲヴァントハウス合唱団/カメラータ・リプシエンシス/グレゴール・メイヤー (指揮)]MARX, A.B.: Mose [Oratorio] (Ochoa, Schwandtke, Hunger, J.S. Wagner, Leipzig Gewandhaus Choir, Camerata Lipsiensis, G. Meyer)
発売日:2020年11月20日 NMLアルバム番号:555145-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
ドイツ初期ロマン派の作曲家ベルンハルト・マルクスの壮大なオラトリオ『モーゼ』。機関紙「ベルリン音楽報知新聞」の編集員として、当時の音楽を批評した他、メンデルスゾーンとも親交を結んだことで知られています。 この『モーゼ』は教会ではなくコンサート・ホールでの演奏を目論み作曲されたオラトリオ。1841年にブレスラウで初演された際は“宗教性が感じられない”という理由で賛否両論を巻き起こしましたが、彼は従来のオラトリオを超えた作品を書きたかったと語っています。 楽器の使い方もユニークで、イスラエル人の苦悩はオーボエが表し、トロンボーンはモーゼやアロンの言葉に尊厳と重さを与えています。また、トランペットはモーゼの神への賛美を強調。ワーグナーの楽劇を先取りするかのようなドラマティックな作品です。