ベンセクリ(エステバン) Benzecry, Esteban
生没年 | 1970- | 国 | |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 364789 |
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ベンセクリ(1970-):
Ciclo de canciones
コロラトゥーラ・ソプラノとオーケストラのための連作歌曲
ヴァイオリン協奏曲/クラリネット協奏曲 [田中彩子(ソプラノ)/シャビエル・インチャウスティ(ヴァイオリン)/マリアーノ・レイ(クラリネット)/パブロ・ボッジャーノ(指揮)/リヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団]BENZECRY, E.: Ciclo de canciones / Violin Concerto / Clarinet Concerto (Ayako Tanaka, Inchausti, Rey, Lviv National Philharmonic, Boggiano)
■協奏曲
発売日:2020年07月10日 NMLアルバム番号:8.574128
CD国内仕様(日本語解説、歌詞訳付き)価格:1,980円(税込)
アルゼンチンが世界に誇る作曲家が、ソプラノ田中彩子のために書き下ろした『連作歌曲』登場!
【国内盤には日本語による解説、歌詞訳付き】アルゼンチンで生まれフランスを拠点に活躍する作曲家、エステバン・ベンセクリ(1970-)。ヒナステラ、ヴィラ=ロボス、チャベスらのように、20世紀の初頭からヨーロッパとラテンアメリカの国々の間で行われてきた音楽的交流の伝統を継承し、豊かな色彩感を持つユニークな作品を生み出すことで注目を集めています。 このアルバムでは、日本が誇るコロラトゥーラ・ソプラノ、田中彩子のためにベンセクリが作曲した『連作歌曲』を含む3作品を収録。田中に出会ってすぐさまその声に魅了されたというベンセクリは、彼女の繊細な声と超絶的なテクニックを存分に生かし、愛、存在の起源、聖なる川をモティーフに、日本とアルゼンチンの文化を融合した見事な歌を書き上げました。田中の息をのむような表情豊かな歌唱は圧倒的存在感を誇ります。 ヴァイオリン協奏曲は南米の民族的なモティーフとリズムを織り交ぜ、クラリネット協奏曲ではスペインに征服される以前の南アメリカ大陸へと聴き手をいざないます。ヴァイオリン独奏はテアトロ・コロン首席コンサートマスター、クラリネット独奏はブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者が担当、作品への共感に満ちた演奏を聴かせます。
この連作歌曲は、作曲家ベンセクリ氏が私の声からインスピレーションを受け作曲、献呈してくださったもので、チェリストのゴーティエ・カプソン、ヴァイオリニストのネマニャ・ラドゥロヴィチ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ピアニストのラン・ランに献呈したものに続く5つ目の献呈作品となります。 彼の作品を初めて聞いた時、近寄り難いような、懐かしいような、そんな感覚がありました。長い間自然のめぐみを受け自然と共に生活してきた私達のDNAは、彼の作品の全てにおいてテーマとなっている原始林や先住民のリズムに、無意識に懐かしさを覚えるのかもしれません。 作曲家の初のとなるこのアルバムに参加でき本当に光栄に思います。ぜひお聞きください! 2020年5月
田中彩子収録作曲家: