ゼーリヒ(ダニエル) Selich, Daniel
| 生没年 | 1581-1626 | 国 | ドイツ |
|---|---|---|---|
| 辞書順 | 「セ」 | NML作曲家番号 | 335639 |
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〔ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第3集〕
ゼリヒウス(1581-1626):
“Opus novum 新しい仕事”
ヴォルフェンビュッテル 1623/1624
宗教的コンチェルト集 [マンフレッド・コルデス(指揮)/ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス]SELICH, D.: Opus novum (Musik aus Schloss Wolfenbüttel, Vol. 3) (Bremen Weser-Renaissance, Cordes)
発売日:2019年03月15日
NMLアルバム番号:555223-2CD価格:2,640円(税込)
ドイツ、初期バロックの作曲家ダニエル・ゼリヒウス。彼は1616年からザクセン地方を治めていたビュナウ公に仕えた後、1621年からミヒャエル・プレトリウスの後任としてヴォルフェンビュッテルの宮廷楽長に任命され、1626年までこの地位にありました。 このアルバムにはコルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスの演奏による、宮廷の祝賀行事のために書かれた一連の宗教的コンチェルトが収録されています。
収録作曲家:
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デマンティウス(1567-1643):
ヨハネ受難曲 [アレクサンダー・シュナイダー、アンサンブル・ポリハルモニーク]DEMANTIUS, C.: Johannes-Passion (Ensemble Polyharmonique, Schneider)
発売日:2025年04月25日
NMLアルバム番号:555583-2CD価格:2,775円(税込)
ドイツ・ルネサンス最後期の作曲家デマンティウスのヨハネ受難曲は、バッハの作品から100年以上前に作られた受難曲で、ドイツ語による聖書の言葉がルネサンス様式の全編多声音楽で歌われます。これは台詞を合唱で歌う、いわゆる「通作受難曲」というジャンルのもので、デマンティウスの「ヨハネ受難曲」はその代表的作とされています。イエス・キリストの受難の物語のリアルな再現よりも、多声音楽によるテキストの表現に重要度が置かれた受難曲なのです。 この録音では、デマンティウスのヨハネ受難曲に、デマンティウスの他の作品や、シュッツ、シャイン、シャイト、ハンマーシュミット、ゼヒリウスといったデマンティウスの後輩に当たるドイツ初期バロックの作曲家の、マドリガーレのようにテキスト表現に注力されたモテットやコンツェルト様式の教会音楽が組み込まれ、受難曲を主体となるルター派の聖金曜日の礼拝を再現するかのように構成されています。 名だたる古楽アンサンブルで主力として活躍してきた百戦錬磨のカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダー率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽、主にドイツ音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ている今注目のアンサンブルです。この録音は、当時、ドイツの一部で用いられていたa=465 Hzのミーントーンで歌われています。その高いピッチによって強い緊張感が生み出されたポリハルモニークの歌唱は、引き締まった見事なアンサンブルでデマンティウスの音楽の真髄を引き出しています。ポリフォニックな受難曲の音楽史上の重要度とその面白さを認識させてくれるまたとない一枚です。

