ソコロヴィッチ(アナ) Sokolović, Ana
生没年 | 1968- | 国 | |
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辞書順 | 「ソ」 | NML作曲家番号 | 29180 |
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ソコロヴィッチ(1968-):
想像上のフォークロア [アンサンブル・トランスミッション]SOKOLOVIĆ, A.: Folklore Imaginaire (Ensemble Transmission)
発売日:2016年04月27日
NMLアルバム番号:8.573304
CD価格:1,900円(税込)
現代カナダを代表する作曲家アナ・ソコロヴィッチ(1968-)の作品集です。彼女は多くの賞を獲得し幅広い人気を誇っています。この彼女の室内楽のための作品は、どれも真摯な風景の中に、ほんの少しのユーモアが感じられるのが特徴で、例えばトラック2の「ポートレート・パール」に隠されたテーマは「人体の各パーツを説明する」というもので、髪、鼻、唇、口、あご、体の側面、正面、などが各々の楽器で描かれているというのです。なかなか難解ではありますが…。 ピアノのための「3つの練習曲」も極めてユニークで、それぞれ「リズム」「ハーモニー」「メロディ」のための曲で、これがまたなんとも面白いというか、ある意味電子音楽のような雰囲気を持っていて、確かにただものではないな。と思わせるだけの魅力があるのです。新しい音楽がここにあります。 ※日本語帯なし
収録作曲家:
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エリザベート王妃国際音楽コンクール2025
ピアノ部門 [久末 航、亀井聖矢、ニコラ・メーウセン、ヴァレール・ビュルノン、アルトゥル・インヌウィンケル、セルゲイ・タニン、ミン・ジアシン]発売日:2025年07月18日
CD 4枚組価格:5,550円(税込、送料無料)
日本先行発売! 久末航、亀井聖矢が入賞のQEC20255月31日に閉幕したばかりの2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門、その入賞者による演奏を選りすぐったライヴ盤が早くも登場! チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる同コンクールの(前身のイザイ・コンクール時代を含む)ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー(1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、ヴァレリー・アファナシエフ(1972)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ(2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルグ(2013)、ジョナタン・フルネル(2021)など、錚々たる顔ぶれが並びます。2021年には務川慧悟と阪田知樹が入賞して大きな話題となりました。 名門コンクールだけに参加者には国際コンクールの上位入賞者が並び、今回もきわめてハイ・レベルの演奏が続々。オランダ人として同コンクール初の第1位に輝いたニコラ・メーウセンは、難曲であるプロコフィエフの協奏曲第2番をはじめ、テクニックの切れと共演者を聴衆を惹きこむ力も圧巻でした。第2位は大津市出身の久末航。日本人としては1987年の若林顕に並ぶ歴代最高位です。ドイツを拠点に研鑽を積んできた成果を発揮して1次ラウンドから安定した完成度の高い演奏を披露し、最終ラウンドの最後に演奏したブラームスの協奏曲第2番は風格さえ感じさせる堂々たる出来栄えでした。ヴァレール・ビュルノンは開催国ベルギー出身者として歴代最高位に並ぶ第3位。聴衆賞も獲得しました。第5位に入った亀井聖矢の「ノルマの回想」は持ち前のテクニックとダイナミックで情熱的な表現に加えて、繊細で優美な歌心も聴かせて聴衆を魅了。動画配信では作品に没入しつつ演奏を楽しむ表情も見られて印象に残りました。 今回日本からは4人がファイナル・ラウンドの12人に選ばれましたが、セミファイナルとファイナルの課題曲の優れた演奏として吉見友貴と桑原志織の演奏が収録されたのも誇るべき記録です。ファイナル・ラウンドを通じて大野和士の指揮するブリュッセル・フィルがサポートを提供し続けたことも特筆すべきでしょう。