パルメリ(マルティン) Palmeri, Martín
生没年 | 1965- | 国 | アルゼンチン |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 283783 |
-
パルメリ(1965-):
ブエノスアイレスのミサ
ピアソラ(1921-1992):
オブリビオン/言葉のないミロンガ
スピタルニク(1919-1999):エル・トロエスマ [リンデ/ハインズ/ショル/エル・アローヨ・タンゴ・オーケストラ/シュテルツェル]PALMERI, M.: Misa a Buenos Aires / PIAZZOLLA, A.: Oblivion (D. Linde, R. Heins, P. Scholl, El Arroyo Tango Orchestra, U. Stötzel)
発売日:2018年03月16日 NMLアルバム番号:C5343
CD価格:2,400円(税込)
パルメリの「ブエノス・アイレスのミサ」は別名「ミサ・タンゴ」と呼ばれます。典礼文はラテン語を踏襲するものの、楽器編成は通常のミサのような独唱、合唱、オルガン(もしくはオーケストラ)ではなく、独唱と合唱、ピアノ、バンドネオン、弦楽オーケストラ。曲調も徹頭徹尾「タンゴ」です。アルゼンチン生まれのパルメリは、先人ピアソラと同じく出生地の伝統音楽を大切にしており、どの作品にも刺激的な味付けが施されていることで知られています。この1996年に作曲されたミサ曲は初演当時から高い人気を博し、世界各地で上演が行われています。 このアルバムではピアソラの作品と、やはりアルゼンチン生まれのタンゴ作曲家スピタルニクの作品を収録、ラテンの神髄を聴かせます。
-
パルメリ(1965-):
ミサ・ブエノスアイレス
タンゴ・グローリア [タウベルト/ラープス/ロッテルダムシジュウソウダン/ザクセン声楽アンサンブル/ユンク]PALMERI, M.: Misa a Buenos Aires, "Misatango" / Tango Gloria (H.M. Taubert, Laabs, C. Heidrich, Cuarteto Rotterdam, Sächsisches Vokalensemble, Jung)
発売日:2017年01月25日 NMLアルバム番号:555092-2
CD価格:2,640円(税込)
タンゴといえば、バンドネオン。このパルメリの「ミサ・タンゴ」はバンドネオンとピアノ、弦楽オーケストラと四部合唱、独唱者のために書かれた、まさにタンゴそのものの曲調を持ったミサ曲です。もちろん歌詞は全てラテン語が用いられています。 アルゼンチン生まれのパルメリは、ピアソラの影響を強く受けており、出生地の伝統音楽であるタンゴと、いわゆる「芸術音楽」との融合によって、新たなジャンルを開発したのです。1996年に初演された直後から人気を獲得し、作曲家自身による指揮での演奏も何回も行われていますが、今回はバンドネオン誕生の地であるドイツで演奏されたことでも注目が集まったコンサートのライヴ録音です。刺激的なリズム、サンクトゥスでの妖艶なピアノソロなど、聴き所たっぷりの「現代のミサ曲」となっています。
収録作曲家: