ウムシュタット(ヨーゼフ) Umstatt, Joseph
| 生没年 | 1711-1762 | 国 | |
|---|---|---|---|
| 辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 260528 |
-
ウムシュタット(1711-1762):
3つのチェンバロ協奏曲
2つのフルート協奏曲 [ジークリンデ・グレシンガー、マヤ・ミヤトヴィッチ、アンサンブル・クリンゲクンスト]発売日:2026年01月23日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
18世紀のウィーン音楽のスペシャリストたちによる
知られざる作曲家ウムシュタットの協奏曲集!1711年、ウィーンに生まれたヨーゼフ・ウムシュタットは、10代半ばから音楽教育機関として知られたスロヴァキアのトルナヴァにあるイエズス会の学校に通いながら、エステルハージ家に重用され、一族お抱えの音楽家として活躍。ハプスブルク家の名門貴族ディートリヒシュタイン家の礼拝堂楽長や、ドレスデン楽長を経て、1752年にバンベルクの司教領主の宮廷作曲家兼楽長の職に就き、死去するまでその地位にありました。オラトリオ、ミサ曲などの教会音楽を中心に、歌劇や室内楽、協奏曲、管弦楽曲を数多く作曲し、その作品の楽譜は、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、そしてアメリカのアーカイヴに残されていますが、現在ではほとんど取り上げられることがなく、忘れられた作曲家となっています。この録音はそうしたウムシュタットのチェンバロ協奏曲とフルート協奏曲をまとめて収録した貴重なアルバムです。 彼のチェンバロ協奏曲は、18世紀半ばの時代の趣味に即した華やかな旋律と技巧性が目立つギャラントな様式を基本としつつ、時に多感様式の傾向を見せるところから、先行作品であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの対位法的な作品よりも、同世代のヴィルヘルム・フリーデマンやカール・フィリップ・エマヌエルといったバッハの息子たちと近い作風を見せています。フルート協奏曲もフラウト・トラヴェルソの特性を生かした甘美な旋律が特徴的ながら、特に激しい音の跳躍やリズム、技巧的なパッセージが登場するなど、やはり多感様式の特徴を併せ持っています。チェンバロ協奏曲3曲は世界初録音、フルート協奏曲は古楽器による世界初録音となっていますが、これまでほとんど取り上げられてこなかったことが不思議に思えるほど魅力のある作品群です。 (...)収録作曲家:
-
皇帝のためのの器楽曲集
帝都ウィーンの祝祭的なソナタ集 [Tubicinatores Gedanenses, Arcus adiuncti]MUSICA INSTRUMENTALIS IMPERIALIS - Festive Sonatas from Imperial Vienna (Tubicinatores Gedanenses, Arcus adiuncti, Hulisz)
発売日:2025年01月10日
NMLアルバム番号:555520-2CD価格:2,775円(税込)
18世紀前半のハプスブルク帝国において、首都ウィーンは政治的に安定しており、絶対君主ヨーゼフ1世とカール6世は音楽のパトロンとして積極的で、美術や建築にも多額の支出を行い、ウィーンの貴族たちも音楽に惜しみなく投資をしました。特に宗教音楽においては、宮廷音楽家は重要な役割を果たし、ヨハン・ヨーゼフ・フックスとアントニオ・カルダーラが音楽監督として影響力を持ちました。 当時の宮廷では「ガラ・グランデ」と呼ばれる宗教音楽の演奏が定められており、演奏する際にはトランペットとティンパニが含まれることが必須とされていました(金管楽器なしの器楽ソナタは「ソナタ・オルディナリエ」として作曲され、時にトロンボーンやヴィオラが加わることもありました)。宮廷トランペット奏者に求められる技術的水準は非常に高く、特にトランペットは非常に高い音が求められました。 このアルバムには6人の作曲家の作品を収録。演奏するのは、グダニスク出身のトランペットとティンパニ奏者によるアンサンブル「Tubicinatores Gedanenses トゥビシナトーレス・ゲダネンセス」と弦楽アンサンブル「Arcus adiuncti アルクス・アディウンティ」。300年前のドナウ川沿いの首都を特徴づけた壮麗さを華麗に描き出すプログラムで、私たちを当時のウィーンへ導きます。 ボーナストラックとして添えられたのは、リガとポーランドで活躍したメーダーの歌劇の一部です。
