ヴィアルド(ポリーヌ) Viardot, Pauline
生没年 | 1821-1910 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 260118 |
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ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):
ヴァイオリンのためのソナチネ
ポール・ヴィアルド(1857-1941):
ヴァイオリン・ソナタ集 [クッペル/マンツ]VIARDOT, Paul: Violin Sonatas Nos. 1-3 / VIARDOT, Pauline: Violin Sonatina (Kuppel, Manz)
発売日:2017年07月28日 NMLアルバム番号:8.573607
CD価格:1,900円(税込)
19世紀の音楽界、文学界において、極めて特異な存在感を放った女性ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド。スペインの高名なテノール歌手マヌエルを父に持ち、自身も声楽家としてデビュー。ショパン、シューマンの親友でもあり、またロシアの文豪ツルゲーネフの相談相手として、多くの芸術家たちに影響を与えたことで知られています。作曲家としても才能を示し、ショパンのマズルカを歌に仕立てた曲や、オリジナル曲など数多くの作品が残されています。 彼女の一人息子ポールも音楽的才能を受け継ぎ、ヴァイオリニストとして活躍。しかし、偉大すぎる母を越えることができず、最終的には音楽を離れてしまいました。ヴァイオリン・ソナタの他にもいくつかの作品が残されていますが、どれも息の長い美しいメロディに彩られています。
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ヴィアルド(1821-1910):
歌曲集 [カンチェヴァ]VIARDOT, P.: Songs (Kancheva)
発売日:2016年03月30日 NMLアルバム番号:TOCC0303
CD価格:2,438円(税込)
スペインの音楽一家に生まれたポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910)。彼女の年の離れた姉マリア・マリブランは、当時最も素晴らしい歌手としてその存在を知られていました。ポーリーヌも幼い頃から音楽的才能を見せていましたが、何より彼女の名前が歴史に刻まれたのは、晩年のショパンに霊感を与えたことと、文豪ツルゲーネフが彼女の熱烈な崇拝者だったことなのかもしれません。 このアルバムでは、そんなツルゲーネフの詩を含む「ロシアの詩」による歌曲と、ショパンのマズルカに詩をつけた一連の歌曲を聴くことができます。音楽史に咲いた一輪の花の馥郁たる香りをお楽しみください。
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