ベネット(ウィリアム・スタンデール) Bennett, William Sterndale
生没年 | 1816-1875 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 25986 |
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ベネット(1816-1875):室内楽作品集
六重奏曲/室内三重奏
弦楽四重奏曲 ト長調 [ヴィラーズ弦楽四重奏団/ジェレミー・ヤング/レオン・ボッシュ]BENNETT, W.S.: Piano Sextet / Chamber Trio / String Quartet (Villiers Quartet)
発売日:2018年10月31日 NMLアルバム番号:8.571379
CD価格:1,900円(税込)
1816年、シェフィールドでオルガニストの父のもとに生まれたスタンデール・ベネット。早くに父を亡くしたため、祖父のもとで音楽の手ほどきを受けました。10歳で王立音楽アカデミーに特待生として入学、10年間に渡りヴァイオリンとピアノ、作曲を学び、在学中に書いた「ピアノ協奏曲」は、彼自身の独奏で初演。これを聴いたメンデルスゾーンはその才能に注目し、ベネットをドイツに招待します。その後、彼はイギリスで演奏活動を行いながらも頻繁にドイツを訪れ、ライプツィヒではシューマンとも親交を結び、お互いに強い友情で結ばれました。 このアルバムにはベネットの3つの室内楽作品を収録。ピアノを伴う六重奏曲は、明らかにメンデルスゾーンの影響が表れていますが、スケールの大きさではメンデルスゾーンを上回るほどの強い感情表現を伴った力作です。他には三重奏曲と、世界初録音となる弦楽四重奏曲を収録。こんなに美しい曲があったのかと驚きの連続の1枚です。
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