アルチョーモフ(ヴャチェスラーフ・リェトローヴィチ) Artyomov, Vyacheslav Petrovich
生没年 | 1940- | 国 | ロシア |
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辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 259638 |
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アルチョーモフ(1940-):
アルバム XI
(ユニークな楽器の組み合わせの室内楽作品集) [ヴャチェスラフ・アルチョーモフ(ピアノ)/イゴール・アブラモフ(ソプラノ&テナー・サックス)/アレクセイ・セミオノフ(チェンバロ) 他]ARTYOMOV, V.P.: Hymns of Sudden Wafts / Sonata / Litanies I and II / Sunday Sonata / 4 Armenian Duets (Album XI) (Abramov, Semionov, Smirnov)
発売日:2020年05月22日
NMLアルバム番号:DDA25198
CD価格:2,250円(税込)
ロシアの現代作曲家の最高峰と呼び名の高いアルチョーモフのユニークな楽器の組み合わせの室内楽作品集。 アルチョーモフの音楽は大変深く、極めてスピリチュアルでありながら、精緻に組み立てられた独特の世界観を持つことで知られています。Divine Artレーベルのアルチョーモフ・レトロスペクティブ・シリーズは、過去のメロディア時代の録音と新録音を組み合わせたもので、11作目となる本作には1970年から91年にかけてのモスクワでのライブ及びスタジオ録音による室内楽作品を収録。「Hymns of Sudden Wafts=突然のうねりの賛歌」と「クラリネット・ソナタ」以外は、初発売作品です。 演奏にはモスクワのトップのオーケストラや室内楽の音楽家たちが集結。巨大な交響楽作品に比べ、本作では作曲家の比較的ライトな側面を味わうことができます。
収録作曲家:
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Astraea
アルチョーモフ(1940-)/
グバイドゥーリナ(1931-)/
ススリン(1942-2012):
〔即興演奏集〕
時の海の音によるアーキペラゴス
ドルチシッシモ/デス・ヴァレー [アストレア・アンサンブル/ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ&マイルズ・アンダーソン]Chamber Music (Contemporary Russian) - ARTYOMOV, V.P. / GUBAIDULINA, S. / SUSLIN, V. (M. Anderson, Astraea)
発売日:2020年02月14日
NMLアルバム番号:MSV28595
CD価格:2,250円(税込)
現代ロシアを代表する3人の作曲家、アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリンが、自分たちの作品や、南コーカサス地域(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)と中央アジアの楽器を用いて即興演奏を行うために1975年に結成した「アストレア・アンサンブル」。 最初の2曲は、1977年と80年にロシアで録音されたもの。3人の作曲家がドゥドゥク(ダブルリードの木管楽器)、サラムリ(リコーダーに似たジョージアの笛)、タール(長いネックのリュート属の楽器)、マンドリンや様々な種類のドラムやベルを演奏、ユニークな響きを楽しめます。3曲目は、卓越した技術をもつアメリカのトロンボーン奏者、マイルズ・アンダーソンとアルチョーモフのコラボによるカリフォルニアのスタジオでの録音。登場するドイツ語の愛の詩のテキストは、最後のロシア皇帝、ニコライ2世の日記からとられたもので、少しだけエレクトロニックな処理が施されています。 この貴重な録音はこれまでロシアのみで発売されてきましたが、今回初めて世界発売となります。
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アルチョーモフ(1940-):
Star Wind - 星の風 [ミハイル・ツィンマン(ヴァイオリン)/アレクサンドル・ルーディン(チェロ)/コンスタンティン・エフィモフ(フルート)/アンドレイ・クズネツォフ(ホルン) 他]ARTYOMOV, V.P.: Star Wind / Variations: Nestling Antsali / Romantic Capriccio / Moonlight Dreams (A. Korneyev, I. Abramov, Tsinman, Artyomov)
発売日:2019年07月19日
NMLアルバム番号:DDA25176
CD価格:2,400円(税込)
現代ロシアで最も称賛されている作曲家、アルチョーモフ。彼の作品を系統的にリリースするシリーズ第9作となるこのアルバムには、1976年から1994年に録音されたさまざまな室内楽アンサンブル作品が収録されています。神秘的な雰囲気を湛えた「星の風」や「月光の夢」、冒頭の旋律が次々に形を変えていくフルートとピアノのための「変奏曲」などアルチョーモフの幅広い作曲様式を知ることができます。「情景」はもともと映画のバレエ・シーンのために書かれた曲。各楽器の活躍が際立つ、躍動的で親しみやすい音楽です。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):
イン・スペ
ラテン語による讃歌集 [イヴァン・ポチェキン(ヴァイオリン)/アレクサンドル・ブズロフ(チェロ)/ナデージダ・パブロヴァ(ソプラノ)/ユルロフ国立カペラ/ヴァレンティン・ウリューピン(指揮)/ロシア・ナショナル管弦楽団]発売日:2019年07月19日
CD価格:2,400円(税込)
DIVINE ARTレーベルのアルチョーモフ・シリーズ第10作目となるこのアルバムは、2018年の最新録音となる2つの宗教作品集。ヴァイオリン、チェロの二重協奏曲である「イン・スぺ(希望に)」は精神性に裏打ちされた彼自身の宗教観をダイナミックな管弦楽法を用いて描いた壮大な作品。ソプラノ独唱をともなう「ラテン語による讃歌集」は、伝統的な歌詞を、慎み深い独唱、色彩豊かな合唱、絶え間なく変化するオーケストラ・パートで歌い上げるモダンな作品です。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):管弦楽作品集
イン・メモリアム/哀歌/ピエタ
トリスティア 第1番 [オレフ・クルイサ(ヴァイオリン)/オレグ・ヤンチェンコ(オルガン)/スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) ドミートリー・キタエンコ(指揮)/モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 他]ARTYOMOV, V.P.: In Memoriam / Lamentations / Pieta / Tristia I (Bunin, Krysa, Rudin, Yanchenko, Annamamedov, Kitayenko, Mynbayev)
発売日:2019年05月17日
NMLアルバム番号:DDA25175
CD価格:2,400円(税込)
現代ロシアで最も偉大な作曲家の一人として讃えられているアルチョーモフ。彼の作品は、後期ロマン派の様式に則りながら新古典派の作風やメシアンの神秘主義を織り込んだものが多いのですが、時にはロシアの人々の苦しみをそのまま写し取ったようなリアリティある曲も書かれています。 このアルバムには4曲を収録。ヴァイオリン・ソロが印象的な「イン・メモリアム」、悲しさと怒りを徹底的に追求した「哀歌」、苦悩が全面的に描かれた「ピエタ」、前衛的な響きを効果的に用いた「トリスティア第1番」。アルチョーモフが意図する「現代音楽を徹底的に聞き取りやすくする」ために、オーケストラ、指揮者、ソリストたちが一丸となって渾身の演奏を聴かせています。ピアニスト、ブーニンが参加しているところも注目です。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):
瞑想ソナタ
朗誦の花輪
トーテム [マルク・ペカルスキー・パーカッション・アンサンブル ウラディーミル・パクリチェフ(フルート)/アナトーリ・リウビモフ(オーボエ)/レフ・ミハイロフ(サクソフォン)/ヴァレリー・ポポフ(ファゴット)/ヴィルコ・バレイ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団]ARTYOMOV, V.P.: Sonata of Meditations (A) / A Garland of Recitations / Totem (Mark Pekarsky Percussion Ensemble)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:DDA25174
CD価格:2,400円(税込)
好評を博しているアルチョーモフの作品集第7集。今作ではロシアで最初に設立されたパーカッション・アンサンブル「マルク・ペカルスキー」をフィーチャーした2作品と、MELODIYAに録音されたオーケストラ作品が収録されており、切り詰められた響きで構成された「冥想ソナタ」と「トーテム」、対照的に多彩な音が使われた「Garland of Recitations 朗誦の花輪」にて彼の天才的なひらめきとユニークな音使いを知ることができます。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):
レクイエム「ロシアで長く苦しむ殉教者たち」 [イェレナ・ブリルヨーヴァ/インナ・ポリアンスカヤ/リューボフ・シャルニナ/アレクセイ・マルティヨノフ/ミハイル・ランスコイ/アンドレイ・アゾフスキドミトリー・キタエンコ/モスクワ・フィルハーモニー交響楽団]ARTYOMOV, V.P.: Requiem (Sveshnikov Boys and Men's Choir, Kaunas State Choir, Moscow Philharmonic Orchestra, Kitayenko)
発売日:2018年11月28日
NMLアルバム番号:DDA25173
CD価格:2,400円(税込)
20世紀ロシアに生まれ、目覚ましい活躍をした作曲家アルチョーモフ。MELODIYAに録音されたライヴ音源をDIVINEARTレーベルが復刻。その偉業を改めて讃えるというシリーズの第7弾は、彼の代表作の一つ「レクイエム」です。マーラーやメシアンを思わせる色彩的なオーケストレーション、ロシア風の重厚な和声、壮麗な合唱を伴うこの作品は、ロシアの殉教者たちに捧げられており、“ロシア人が書いた最初のレクイエム”であるとされています。全編エキサイティングでありながら、哀しみと癒しも漂う美しい作品です。キタエンコら初演者たちによる演奏です。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):
哀歌の交響曲
覚醒/呪文 [ダヴィドヴァ/クルイサ/グリンデンコ/マルク・ペカルスキー・パーカッション・アンサンブル/ソンデツキス]ARTYOMOV, V.P.: Symphony of Elegies (A) / Awakening / Incantations (Davydova, Krysa, Grindenko, Mark Pekarsky Percussion Ensemble, Sondeckis)
発売日:2018年09月28日
NMLアルバム番号:DDA25172
CD価格:2,400円(税込)
新古典派の様式に実験的な要素を加えた独特の作風で知られるアルチョーモフ。一連の録音の復刻により、最近人気が高まっています。このアルバムは以前Melodiyaからリリースされていた音源の復刻で、彼の作品の中では比較的穏やかな「哀歌の交響曲」と、ヴァイオリン・デュオのための「覚醒」、パーカッションとソプラノが神秘的な音楽を作り上げる「呪文」の3曲が収録されています。後期ロマン派から伝統を受け継ぐアルチョーモフの壮大でユニークな作風が楽しめます。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):作品集
交響曲「オリュンポスへの道」
グリアン讃歌
ソネットへの前奏曲/13への協奏曲 [バタゴフ/メシチャニーノフ/メシチャニノフ/ソビエト国立響/ミンバイエフ]ARTYOMOV, V.P.: Way to Olympus / Gurian Hymn / Preludes to Sonnets / Concert of the 13 (Batagov, Meshchaninov, USSR State Academic Symphony, Mynbayev)
発売日:2018年06月27日
NMLアルバム番号:DDA25171
CD価格:2,400円(税込)
注目のロシア人作曲家アルチョーモフの作品集。DIVINE ARTレーベルでは9枚のアルバム・リリースを予定しており、こちらは4枚目にあたります。 タイトルにもなっている交響曲「オリュンポスへの道」は以前、他のレーベルからリリースされていたこともある人気作品。ロシア音楽の伝統にマーラー、オネゲル、メシアンの色彩を加味したとされるアルチョーモフらしい大作で、冒頭の神秘的な混沌の響きから、少しずつ音が立ち上がっていくところが聴きどころです。「ソネットへの前奏曲」はアルチョーモフ唯一のピアノ作品。鬼才バタコフが演奏を担当しています。ロジェストヴェンスキーの指揮による「13の協奏曲」も完成度の高い作品です。
収録作曲家:
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アルチョーモフ(1940-):
バレエ音楽《Sola Fide - 信仰義認》(1987) [カナウス国立合唱団/ムジカ・ヴィーヴァ室内管/キタエンコ/アナマメドフ]ARTYOMOV, V.P.: Sola Fide Suites Nos. 3 and 4 / Tempo costante (Kaunas State Choir, Musica Viva Chamber Orchestra, Kitayenko, Annamamedov)
発売日:2018年04月27日
NMLアルバム番号:DDA25164
3)
CD価格:2,400円(税込)
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アルチョーモフ(1940-):
〈管弦楽作品集〉
道の交響曲 第2番「輝ける世界のとば口に」他 [ロシア・ナショナル・フィル/アシュケナージ]ARTYOMOV, V.: On the Threshold of a Radiant World, "Symphony of the Way No. 2" / Ave Atque Vale (Russian National Philharmonic, Ashkenazy)
発売日:2017年02月24日
NMLアルバム番号:DDA25143
CD価格:2,400円(税込)
アルチョーモフの代表作である「道の交響曲」は四部作であり、この第2番の前には第1番「オリュンポスへの道」が書かれています。第2番「輝ける世界のとば口に」は、30分ほどのコンパクトな作品ながら、チェレスタ、ピアノ、オルガンを用いる色彩的な響きを駆使した神秘的な音楽で、マーラー、オネゲル、そしてメシアンなどの影響も感じさせます。 「Ave atque vale」はラテン語の挨拶の言葉。「そしてお元気で」という意味を持つパーカッションが印象的な作品です。「Ave, Crux Alba」は合唱が歌う伝統的なメロディ(マルタ騎士団の讃歌)に、管弦楽が現代的な伴奏を合わせるというユニークな曲。アシュケナージが共感を持って全曲を指揮しています。
収録作曲家: