ウェルドン(ジョン) Weldon, John

生没年 1676-1736
辞書順 NML作曲家番号 25904
  • 商品番号:AAM-46

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    ウェルドン(1676/77-1736)
    仮面劇《パリスの審判》 詳細ページ
    [トーマス・ウォーカー、ジョナサン・ブラウン 他、ジュリアン・パーキンス、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2025年03月07日

    CD価格:2,475円(税込)

    英国楽団を驚かせたウェルドンの歌劇《パリスの審判》、世界初録音!1701年に開催されたウィリアム・コングリーヴの台本「パリスの審判」によるオペラの作曲コンクールで、大本命をおさえて若きジョン・ウェルドンが優勝し、ロンドンの音楽界を驚かせました。このCDはその作品を世界で初めて収録した全曲盤です。 このコンクールは裕福な英国貴族たちが主催し、羊飼いパリスがヴィーナス、パラス・アテネ、ジュノーの三女神の中から最も美しい者を選び、勝者に黄金のリンゴを渡すという筋書の作品を競うものでした。前評判では、台本作者の友人で劇作品での実績もあり、更に人気女優を自作に起用できるジョン・エクルズが本命視されていましたが、ウェルドンはヴィーナスの勝利を讃える壮麗なコーラスなどドラマティックな音楽作りを行い、また編成を絞るなどしてコンクール当日の短いリハーサル時間で作品を練り上げることに成功して勝利を収めたのでした。 18世紀のロンドンがイタリア・オペラによって席捲されたため埋もれてしまった当作品ですが、すぐれた研究者と演奏家たちが協力して実現した当録音でよみがえりました。ウェルドンの旋律美と機知に富んだドラマは今聞いても新鮮で、指揮者ジュリアン・パーキンスも「ウェルドンが勝者となったことに納得した」と述べています。 演奏の主役を担ったケンブリッジ・ヘンデル・オペラ・カンパニーは、「歴史的なインスピレーションによる演出」でバロック・オペラを上演する団体。様々なアウトリーチ活動も行っています。

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