ベンドル(カレル) Bendl, Karel
生没年 | 1838-1897 | 国 | |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 256921 |
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チェコ、モラヴィア、スロバキアの二重奏曲
ドヴォルザーク(1841-1904):
モラヴィア二重唱曲 Op.32
ベンドル(1838-1897):
12の二重唱曲「自然の中で」
ボドロヴァー(1954-):
スロヴァキアの二重唱曲 [ハナ・ハナ・ドベショヴァー(メゾ・ソプラノ)/ミハエラ・ローザ・ルージチコヴァ(ソプラノ)/ラディスラヴァ・ヴォンドラーチコヴァー(ピアノ)]発売日:2020年04月17日
CD価格:1,650円(税込)
19世紀から20世紀にかけてのチェコを代表する3人の作曲家の「民謡を元にした」作品集。最初に置かれたドヴォルザークの「モラヴィア二重唱曲」は、彼が若い頃ピアノの個人教授を行っていた家の主人である豪商ヤン・ネフの依頼で書かれたもの。ネフ家の人々の楽しみのためにドヴォルザークは次々に民謡を編曲、次第に彼自身も民謡のすばらしさに目覚め、独自の作風を作り上げていくきっかけとなったとされています。 これに触発されたのがドヴォルザークの友人、ベンドルでした。彼もまた抒情的なテキスト「自然の中で」を用い「12の二重唱曲」を書き上げています。 そして、もう一人の作曲家は20世紀チェコの女性ボドロヴァー。こちらはチェコ由来の旋律だけではなく、東ヨーロッパやバルカン半島の旋律まで範囲を広げ、現代的なアプローチによる二重唱曲です。