パチーニ(ジョヴァンニ) Pacini, Giovanni
| 生没年 | 1796-1867 | 国 | イタリア |
|---|---|---|---|
| 辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 25621 |
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ロッシーニ(1792-1868):
歌劇《アディーナ(バグダッドの太守)》 [エマヌエル・フランコ、サラ・ブランク、他、ルチアーノ・アコチェッラ、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団]ROSSINI, G.: Adina [Opera] (E. Franco, S. Blanch, C. Arrieta, A. Godfrey-Mayes, Shi Zong, Cracow Philharmonic Chorus and Orchestra, Acocella)
発売日:2025年11月21日
NMLアルバム番号:8.660606CD価格:2,100円(税込)
ロッシーニの《アディーナ》は、バグダッドを舞台にした一幕のファルサですが、作曲家が生前一度も上演を目にしたことのない唯一のオペラでもあります。ほとんどの曲は他作品からの転用であり、ヒロインと恋人の重要な三重唱が欠けており、これにより筋書に和解と逃亡準備までの空白が生じています。 当初台本には「Terzetto 三重唱」の指示があったものの、作曲されることはありませんでした。この演奏では、「欠落した三重唱」を補うため、かつて1861年にリコルディ社が提案した通り、ロマーニの台本を翻案しパチーニが作曲したオペラ《バグダッドの女奴隷》からの三重唱が史上初めて挿入されました。これはロッシーニの意図と一部矛盾しつつも、物語の進行上不可欠な要素として音楽に彩りを加えています。 サラ・ブランクが演じるアディーナは、作品全体を牽引する力強さを備えており、ルチアーノ・アコチェッラの指揮は、音楽祭の常駐アンサンブルであるクラクフ・フィルハーモニー管弦楽団と合唱団を見事に統率しています。
