橋本 國彦(はしもとくにひこ) Hashimoto, Qunihico
生没年 | 1904-1949 | 国 | 日本 |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 24698 |
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橋本國彦(1904-1949):
交響曲 第1番
交響組曲「天女と漁夫」 [都響/沼尻竜典]HASHIMOTO: Symphony No. 1 / Symphonic Suite
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:8.555881
CD日本語解説付き価格:1,980円(税込)
一度聴いたらクセになる・・・昭和の音楽絵巻物多様化した音楽スタイル、悲しむべき戦争を一端とした日本の動乱。“カオスと化した20世紀”に翻弄されつつも、日本における近代~現代音楽の潮流をリードした橋本國彦。そのあまりに多彩で重要な活動は、第二次世界大戦後になって意識的に封印されていたきらいがあります。第2楽章に沖縄の音階を使ったことで有名な「交響曲第1番」(皇紀2600年奉祝曲)は驚くべきことにこれが初録音。「羽衣伝説」に基づくバレエ音楽「天女と漁夫」は、近代フランス音楽と日本の伝統文化との融合。作品の再評価を促す、沼尻/都響の素晴らしい演奏で。
収録作曲家:
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橋本國彦(1904-1949):
交響曲 第2番
三つの和讃/感傷的諧謔 [藝大フィルハーモニア/湯浅卓雄指揮]HASHIMOTO, Q.: Symphony No. 2 / 3 Wasan / Scherzo con sentimento (Fukushima, Tokyo Geidai Philharmonia, Yuasa)
■交響曲/管弦楽曲 ■声楽曲
発売日:2011年11月09日
CD価格:1,320円(税込)
東京藝術大学が総力を結集したプロジェクト、ついに完成!!
新憲法発布の日、新たな時代の到来を高らかに謳いあげた「交響曲第2番」
魂の永遠の安寧を祈る「三つの和讃」
世界初CD化となる橋本國彦晩年の代表作に加え、初期の秀作「感傷的諧謔」を収録。日本人作曲家の貴重な作品を広く世に紹介するシリーズ企画「日本作曲家選輯」は、長年にわたりリスナーの方々の熱い支持を得て来ました。この度、戦中~戦後という激動の時代を駆け抜けた孤高の作曲家・橋本國彦に焦点をあて、橋本の母校である東京藝術大学の全面的な協力のもと、演奏から録音、ジャケット・デザインに至るまで、すべて藝大の音楽部と美術部の教授、准教授らが担当するプロジェクトによるCDが完成しました。楽曲は橋本の若き日の秀作「感傷的諧謔」と晩年の代表作「交響曲第2番」「三つの和讃」です。戦後、新憲法発布の際に初演された「交響曲第2番」は、新たな時代の到来を寿ぐ明るく輝かしい歌に満ちた作品。「三つの和讃」は、親鸞聖人の和讃をテキストとしたもので、深い叙情性の中に崇高な鎮魂の精神が溢れています。 藝大に学び、後に母校で黛敏郎や矢代秋雄など優れた後進を育成した橋本國彦。21世紀の藝大が、音楽と美術の枠を超え、文字どおり総力を結集して偉大な先達への敬意を表明した貴重なCDアルバムです。収録作曲家: