マルトゥッチ(ジュゼッペ) Martucci, Giuseppe

生没年 1856-1909 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 24609
  • 商品番号:NYCX-10165

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    発売日:2020年09月25日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ブラームス生前の歴史的ピアノ使用、イタリアの才人二人が作曲家の真相へ!21世紀を担うイタリアの大御所指揮者であり、ピアニストとしても稀代の活躍をみせるアントニオ・パッパーノが、なんとブラームスの時代の歴史的ピアノで驚くほど細やかに室内楽の世界を表現したアルバムをArcanaレーベルからリリース。しかもデュオ・パートナーはポリーニ・プロジェクトのチェロ奏者として、またローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のソロ・チェロ奏者として、そして東京フィルのゲスト首席奏者として日本でも知られる才人ルイジ・ピオヴァノで、こちらも18世紀の銘器ガリアーノを手にしての共演。今やイタリア有数の古楽レーベルとなったArcanaが妥協なくブラームスの世界に向き合った新録音として注目必至です。 19世紀後半にあってなお古典派の形式美を追求したブラームスですが、彼がドイツ・ロマン派の多くの芸術家たちと同じく、アルプスの南に広がるイタリアの輝かしさに憧憬を寄せ続けていたことは見過せません。そして同じ頃のイタリアでも、オペラ一辺倒の国情から一転、器楽、そしてドイツに注目を寄せる新世代作曲家たちが徐々に現れはじめます。古楽器奏者としても活躍するイタリアの俊才ピオヴァノはこの点に注目、ドイツ音楽の積極的紹介者だったマルトゥッチの小品をブラームスの傑作チェロ・ソナタ2曲と併録しました。 深い信頼で結ばれた共演のパッパーノは今回、ブラームス生前の1878年に作られた歴史的スタインウェイに向かい、息をのむような弱音の響きをぞんぶんに活かした作品解釈を披露。南国への憧憬とイタリアの歌心にあふれた19世紀音楽の響きを問い直す、演奏者二人へのインタビュー解説とともに深く傾聴したい録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573438

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    マルトゥッチ(1856-1909)
    ピアノ三重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [トリオ・ヴェガ]

    MARTUCCI, G.: Piano Trios Nos. 1 and 2 (Trio Vega)

    発売日:2015年08月26日 NMLアルバム番号:8.573438

    CD価格:1,900円(税込)

    いかにもNAXOSらしいこのアルバムは、19世紀後半のイタリアの作曲家マルトゥッチ(1856-1909)が書いた2曲のピアノ三重奏曲です。当時、ヴェルディなどを初めとしたオペラ作曲家の作品が全盛を誇っていたイタリアにおいて、声を使わない管弦楽曲や、室内楽曲、ピアノ曲などはあまり人気がありませんでした。しかし、一部の作曲家たちはそれに疑問を抱き、純粋な器楽曲を書き続けています。マルトゥッチも、結局生涯に1作も歌劇を作曲することなく(いくつかの優れた声楽曲はあるにしても)、常に目標を器楽曲の作曲に定めていたのです。 このピアノ三重奏曲は第1番は1882年、第2番はその翌年の1883年に書かれたもので、まるでブラームスを思わせるような佇まいの中に、確かに先進的な閃きを宿した見事なものです。例えば第2番、この第1楽章の冒頭の屈託のないメロディを聴いていると、一瞬、時代を50年ほど前に遡ってしまった感を受けるのですが、聴いていくうちに、妖しい雰囲気がやってきて、これが何ともいえずに心をかき乱すのです。第2楽章、第3楽章と聴き進めるに従って、面白さ倍増となります。第1番もなかなかの問題作。息の長いメロディの中に潜む不安感と焦燥感がたまりません。 ちなみに、第1番はミラノの出版社リコルディから出版されましたが、第2番はライプツィヒの出版社キストナーから出版されたことを考えても、彼の作品がドイツで高く評価されていたことは間違いありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570932

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    マルトゥッチ(1856-1909)
    管弦楽作品全集 第4集 詳細ページ
    [ローマ響/ラ・ヴェッキア]

    MARTUCCI, G.: Orchestral Music (Complete), Vol. 4 (Rome Symphony, La Vecchia) - Piano Concerto No. 2 / Momento musicale e Minuetto / Novelletta

    ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲

    発売日:2009年08月26日 NMLアルバム番号:8.570932

    CD価格:1,900円(税込)

    A.ルービンシュタインもトスカニーニも、ワインガルトナーもマーラーも愛した協奏曲大好評、マルトゥッチ管弦楽作品集の第4集は、彼の作品の中でも最も有名な「ピアノ協奏曲第2番」を中心に収録しました。このピアノ協奏曲は、あのマーラーが生前最後にカーネギー・ホールで行った演奏会のプログラムに含まれていたことで知られています。(当時、すでに体調が悪化していたであろう彼にとっては、この大曲を指揮するのはかなり大変だったのではないでしょうか?)第1楽章は演奏時間こそ20分と長いものの、次々と現われては消えていく雄大で美しいメロディを追うだけでも楽しいですし、それに続く夢のように美しい第2楽章ラルゲットと、華やかで息詰まるようなオケとピアノの対決が楽しめる第3楽章も聴きどころ満載です。後期ロマン派の最後の輝きを存分にお楽しみください。余白に収められた小品も、これまた味わい深くて何だか得した気分です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570930

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    マルトゥッチ(1856-1909)
    管弦楽作品全集 第2集 詳細ページ
    [ローマ響/ラ・ヴェッキア ]

    MARTUCCI, G.: Orchestral Music (Complete), Vol. 2 (Rome Symphony, La Vecchia) - Symphony No. 2 / Theme and Variations / Tarantella / Gavotta

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2009年06月24日 NMLアルバム番号:8.570930

    CD価格:1,900円(税込)

    確かにオペラ的なものを求める人には向かないだろう。しかし、交響曲を聴きたい人にはばっちりだベルカントから純音楽へ・・・「オペラではないイタリア音楽の再生」を図ったマルトゥッチ。彼の最高傑作の一つ、交響曲第2番です。この曲は1904年に完成されたブラームスとシューマンへの思い入れを感じさせる堂々たる大曲です。当時「演奏反対運動」が巻き起こったにも拘わらずマルトゥッチは各地で初演を断行、以降はこの曲を愛したトスカニーニによって演奏が引き継がれたという曲、交響曲としての完成された形と、メロディ、語法全てがバランス良く集積された聴き応えのあるものになっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570929

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    マルトゥッチ(1856-1909)
    管弦楽作品全集 第1集 詳細ページ
    [ローマ響/ラ・ヴェッキア]

    MARTUCCI, G.: Orchestral Music (Complete), Vol. 1 (Rome Symphony, La Vecchia) - Symphony No. 1 / Nocturne / Andante / Canzonetta / Giga

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2009年05月27日 NMLアルバム番号:8.570929

    CD価格:1,900円(税込)

    オペラを指揮しても、作曲はしないから。そんな頑固なマルトゥッチの美しいオーケストラ作品名ピアニストで指揮者、そして19世紀後半の最も主要なイタリアの作曲家であるマルトゥッチは、当時の「オペラ万能主義」から脱却を試みた最初の一人です。指揮者としての彼は、「トリスタンとイゾルデ」のイタリア初演を指揮しているのですが、作曲家としての彼はあえてオペラを作曲することはせず、純粋器楽音楽の復興を目指し、交響曲や協奏曲、室内楽曲を数多く作曲しました。この交響曲第1番は、ちょっと聴くとまるでブラームスのような、分厚い響きと熱いうねりを帯びた大作です。まるで歌曲のような4曲の小品がまた絶品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MV008

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    ノクターン
    ショパンとフィールドから離れて 詳細ページ
    [ホス・デ・ソラウン]

    Piano Recital: Solaun, Josu de - BARBER, S. / ENESCU, G. / FAURÉ, G. / GRIFFES, C.T. / HERSCH, F. / MARTUCCI, G. (Nocturnes on the Margins)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:MV008

    CD価格:2,475円(税込)

    様々なノクターンを楽しむ一夜のライヴノクターン(夜想曲)といえば現代ではまずショパン、そしてその創始者と言われるフィールドが思い浮かぶところですが、このアルバムにはそのほかの様々な作曲家によるノクターンが収められています。フォーレなどは比較的知られるところですが、レスピーギやバーバーといった作曲家の名前も見られるのが嬉しいところで、フランス、イタリア、アメリカ、ルーマニア、ブルガリアと、様々な国の音楽が聴ける点もたいへん魅力的。いずれの作品もロマンティックなショパンと比べると、より「夜」の印象が強い静けさを感じさせるもので、中でも鐘を模したエネスクの作品は非常に興味深い響きとなっています。 演奏はGRAND PIANOでのエネスクのピアノ作品全集や、NAXOS、Ibs CLASSICALでの録音でも高い評価を得ているスペインのピアニスト、ホス・デ・ソラウン。それぞれの作品に深く寄り添った美しい演奏を聴かせています。 フアン・マルク財団のオーディトリアムで行われた「Música en la noche 夜の音楽」というシリーズでのライヴ録音。