リエラント(ヨーゼフ) Ryelandt, Joseph
生没年 | 1870-1965 | 国 | |
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辞書順 | 「リ」 | NML作曲家番号 | 24324 |
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1919
1919年に作曲されたヴィオラ・ソナタ集 [マリオン・ルルー(ヴィオラ)/ベルトラン・ジロー(ピアノ)]Viola and Piano Recital: Leleu, Marion / Giraud, Bertrand - CLARKE, R. / HINDEMITH, P. / RYELANDT, J. (1919)
発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:SM410
CD価格:1,950円(税込)
第一次世界大戦終結の翌年である1919年、まだ世界が混乱していた時期に書かれたリエラント、ヒンデミット、クラークの3曲のヴィオラ・ソナタを集めた1枚。収録されている作品の中でも、とりわけロマンティックな雰囲気を持つベルギーの作曲家リエラントのソナタは世界初録音であり、ルルーは以前からこの作品に魅了されていたといいます。 他には短いながらも印象的で技巧的なヒンデミットのソナタ、英国の女性作曲家として名を馳せ、ヴィオラのための作品を数多く遺したクラークの代表作の一つであるヴィオラ・ソナタを聴くことができます。 演奏するマリオン・ルルーはフランス生まれのヴィオラ奏者。タベア・ツィンマーマンに師事し、現在はソロと室内楽の両面で活躍しながら、ベルリン芸術大学で教鞭を執っています。 また共演のピアニスト、ベルトラン・ジローは世界中で活躍するヴェテラン奏者で、今作ではフランスの知られざるピアノ製造メーカー「ステファン・ポレロ(ポレーヨ)」社のモデル「Opus 102」を使用。アルド・チッコリーニも絶賛した楽器を大胆に弾きこなしています。
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リエラント(1870-1962):
ピアノと弦楽のための室内楽作品集 [デ・ラ・ハイエ・アンサンブル]RYELANDT, J.: Chamber Music for Piano and Strings (De la Haye Ensemble)
発売日:2016年04月27日 NMLアルバム番号:TOCC0282
CD価格:2,438円(税込)
1870年、ベルギーのフランダース地方ブリュージュに生まれ、生涯をその都市で過ごしたというヨーゼフ・リエラント(1870-1962)の作品集です。彼はとても謙虚で敬虔な性格であり「もしかして神の意思が介在すれば、自身の作品は将来多くの人に聞かれるようになるだろう」と1940年に記したほどでした。このTOCCATAのシリーズは、神の意思に代わるものとして、彼の作品を多くの人に聞いてもらうために開始されたのです。 彼の作品はロマン派の流れを汲むもので、ドビュッシー、ダンディ、フォーレの影響も感じさせます。もちろん曲調は平易で親しみやすく、自然な息遣いを持つ旋律が溢れています。 演奏しているのはデ・ラ・ハイエ・アンサンブル。ベルギーの同名の象徴画家デ・ラ・ハイエ(1882-1914)の名前を冠したベルギーの若手たちによるアンサンブルです。チェロ・ソナタと2曲のヴァイオリン・ソナタは初録音です。
収録作曲家: