ホルテン(ボー) Holten, Bo
生没年 | 1948- | 国 | デンマーク |
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辞書順 | 「ホ」 | NML作曲家番号 | 23977 |
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ホルテン(1948-):
歌劇《Schlagt sie tot! 死ぬまで叩け!》
- the fire of change 変化の炎 [ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)/トーマス・フォッレ(テノール)/ヤコブ・ヘグストレム(バリトン) 他/マルメ歌劇場管弦楽団&合唱団/パトリーク・リングボリ(指揮)]発売日:2021年09月17日
CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)
現代デンマークを代表する作曲家ボー・ホルテン。彼は数多くの作品を発表するだけではなく、2つのヴォーカル・アンサンブル“ムジカ・フィクタ”と“アルス・ノヴァ”を率いるなど指揮者としても幅広く活動しています。 2017年に作曲された歌劇《死ぬまで叩け!》は宗教改革の中心人物マルティン・ルターを主人公にした作品で、ホルテンの妻で台本作家、舞台美術家として活躍するエーヴァ・ソンメスタード・ホルテンが台本を担当。ルターの多面的な性格を表現するとともに、ルター派とカトリックを盲信する反ルター派、新旧両派の対立が生々しく描かれた傑作です。 ルターを演じるのはヴェテラン、ディートリヒ・ヘンシェル。内なる悪魔と常に戦っていたといわれるルターの複雑な性格を見事に演じています。 第1幕のみが2017年にホルテンの指揮するオーフス交響楽団によって初演されましたが、このリングボリの指揮によるマルメ交響楽団の演奏が全曲の世界初演となります。
収録作曲家:
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ホルテン(1948-):
演奏会用歌劇《裸の王様》
オーボエ協奏曲「ロマネスコ」
歌曲集『夕暮れの歌』 [ゲルト・ヘニング=イェンセン(テノール)/パレ・クヌーセン(バリトン)/クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(ソプラノ)/モーテン・オステルゴール(ファゴット) 他/ボー・ホルテン(指揮)/オーデンセ交響楽団]HOLTEN, B.: Emperor's New Clothes (The) / Oboe Concerto / Songs of Dusk (Artved, Odense Symphony, Holten)
発売日:2020年12月25日 NMLアルバム番号:6.220701
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
現代デンマークを代表する作曲家ボー・ホルテン(1941-)。彼は数多くの作品を発表するだけではなく、2つのヴォーカル・アンサンブル“ムジカ・フィクタ”と“アルス・ノヴァ”を率いるなど指揮者としても幅広く活動しています。 このアルバムには様々な時期に書かれた3作品を彼自身の指揮による演奏で収録、全てが世界初録音です。メインとなる《裸の王様》はアンデルセン(1805-1875)生誕200年を記念して書かれた小さな歌劇。エーヴァ・ソンメスタード・ホルテンによる台本にはアンデルセンのテキストがそのまま用いられており、風刺的な内容を反映した楽しい音楽がつけられています。 他には、古典的な作風が用いられたオーボエ協奏曲と、ファゴットと歌が美しく寄り添う歌曲集『夕暮れの歌』が収録されており、複雑なポリフォニーからジャズのイディオムまでを駆使するホルテンの多彩な作風を存分に味わえます。
収録作曲家:
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ホルテン(1948-):
モダン・バロック・オペラ《ジェズアルドの影たち》 [ボー・ホルテン/ムジカ・フィクタ/コンチェルト・コペンハーゲン]発売日:2018年10月24日
DVD価格:3,760円(税込、送料無料)
デンマークの最前線に位置する現代作曲家でありながら、手兵ムジカ・フィクタを率いてルネサンス、バロック音楽を演奏するボー・ホルテン。彼が最近強く魅了されているのが、強烈な個性と生涯で知られるジェズアルドの音楽です。 彼の劇的な生涯をオペラ化しようと考えたホルテンは、ジェズアルドのマドリガルに、自身の作品を「影」のように沿わせることで、全く新しい作品を創り上げました。ジェズアルドの生涯における異なる3つの時期をそれぞれ描きだし、随所にジェズアルドのマドリガルが挿入されながら進む物語はジェズアルドの苦悩を丹念に描き出すとともに、現代に生きる私たちにも“生きていくこと”の意味を投げかけています。
収録作曲家:
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Again and Again -
小さなマッチ売りの少女の受難曲 [ヨハネス・ヒーメツベルガー /カンパニー・オブ・ミュージック]Choral Concert: Company of Music - HOLST, G. / HOLTEN, B. / LANG, D. / TAVENER, J. (Again and Again)
発売日:2018年11月16日 NMLアルバム番号:Gramola99167
CD価格:2,175円(税込)
誰もが知っているアンデルセンの童話「マッチ売りの少女」からインスパイアされた作品集。指揮者としても活躍するデンマークの作曲家ボー・ホルテンの「初雪」で始まり、原作の「マッチ売りの少女」がドイツ語で朗読されます。 アルバムのメインとなるのはアンサンブル「バング・オン・ア・カン」の主宰者として知られる作曲家デイヴィッド・ラングの「小さなマッチ売りの少女の受難曲」。貧しい少女の苦しみをイエスの受難になぞらえたこの作品には2008年の“ピューリッツァー賞”が与えられています。少女の魂を慰めるかのようなタヴァナーの「子羊」など、美しい合唱作品で構成された1枚です。