レンツ(ジョルジュ) Lentz, Georges
生没年 | 1965- | 国 | ルクセンブルク |
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辞書順 | 「レ」 | NML作曲家番号 | 22507 |
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レンツ(1965-):
イングウェ [バンクス]LENTZ, G.: Caeli enarrant... VII. Mysterium: Ingwe (Z. Banks)
発売日:2011年07月13日
NMLアルバム番号:8.572483
CD
通常価格:1,600円→ 特価!:490円(税込)さて、この1枚は・・・
何も先入観を抱かずに聴いてもらえればそれでいい。正直、解説も何も読まずにこれを聴いた時、「あれ?プレスミス?」と思ってしまうかもしれません。注意深くアーティストなどを見れば間違いないことはすぐにわかるのですが。この作品はルクセンブルク生まれの作曲家、ジョルジュ・レンツの連作「天は語る・・・」の一つの部分です。タイトルの「イングウェ」とはアポリジニの言葉で「夜」の意味。聖書や天文学などと精神性を結びつけた観念的な作品で、8.557019で第3番と4番を聴くことができ、こちらもボーイ・ソプラノやシンバルなどを使った独特の音が展開されていますが、この第7番で使われているのは、なんとエレクトリック・ギター。ジミヘンとオーストリアの砂漠に広がる広大な夜の風景をイメージしているのだそうです・・・。ギターを弾いているのは、1986年生まれの若きギタリスト、バンクス。天はついにエレキ・ギターまでをも味方につけたようです。収録作曲家:
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ECHOES OF AUTUMN AND LIGHT
秋と光のエコー
ルクセンブルクの室内作品集 [マリエッテ・レンツ(ソプラノ)/マルクス・ブレンニマン(フルート) 他]Vocal and Chamber Music (Luxembourgish) - REUTER, M. / KERGER, C. / LENTZ, G. / BRÖNNIMANN, M. (Echoes of Autumn and Light) (Kammerata Luxembourg)
発売日:2021年04月30日
NMLアルバム番号:TOCN0011
CD価格:1,950円(税込)
ルクセンブルクの4人の作曲家による過去10年以内の作品を収録した1枚。バッハ:ゴルトベルク変奏曲の室内合奏版編曲(Fuga Libera FUG533)で知られるマルセル・ロイターは、サミュエル・ベケットやエミリー・ディキンソンなどの文学作品から曲を想起することを得意としており、その作品のほとんどは室内楽のために書かれています。このアルバムに収録された「午後の色合いは無し」と「やわらかい声で」は、ぶつかりあうような楽器の響きが生かされた作品です。 ベニンマンはスイス生まれ。フルート奏者であり、管楽器のための作品を多く書いています。ジョルジュ・レンツはオーケストラと室内楽のための作品で知られ、この20年の製作期間を持つ大作「天は語る…」が代表作の一つ。アルバムに収録された「Nguurraa」はその中の一部で“光”の意味を持ちます。 レンツの少し上の世代にあたるケルジェはトロンボーン奏者として活躍するとともに、テノール歌手としてオペラの舞台に立つなど優れた才能を有した作曲家。歌曲集「秋の歌」は日本の和歌に基づいており、簡潔な筆致で様々な秋の風景が描かれています。