シュテール(リヒャルト) Stohr, Richard
生没年 | 1874-1967 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 222373 |
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シュテール(1874-1967):
〈管弦楽作品集 第2集〉
組曲 第1番 ハ長調 Op.8 - 弦楽オーケストラのために
交響曲 第1番 イ短調 Op.18 [ピオトル・ヴィルチンスキ(オルガン)/イアン・ホブソン(指揮)/シンフォニア・ヴァルソヴィア]STÖHR, R.: Orchestral Music, Vol. 2 (Wilczynski, Sinfonia Varsovia, Hobson)
発売日:2023年07月14日 NMLアルバム番号:TOCC0472
CD価格:1,950円(税込)
リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスの迫害により祖国を追われ、アメリカに亡命した作曲家。激動の人生を送りながらも93年という長命を得て、7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残しました。 第1集(TOCC-468)に続く、管弦楽作品集第2集には1909年までに書かれた2作品を収録。前奏曲、緩徐楽章、フーガというバロック音楽のような形式で書かれた「組曲第1番」、4楽章からなる伝統的な形式が用いられた交響曲第2番。どちらもブルックナーやマーラー、そして同時代のウィーンの作曲家フランツ・シュミットの影響が感じられながらも、シュテール独自の語法も見られる壮大な作品です。
収録作曲家:
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シュテール(1874-1967):
〈管弦楽作品集 第1集〉
古風な様式の協奏曲 Op.68
組曲 第2番 イ短調 Op.120 [アグニェシュカ・コパツカ(ピアノ)/シンフォニア・ヴァルソヴィア/イアン・ホブソン(指揮)]STÖHR, R.: Orchestral Music, Vol. 1 (Kopacka, Sinfonia Varsovia, Hobson)
発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:TOCC0468
CD価格:1,950円(税込)
リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスの迫害により祖国を追われ、アメリカに亡命した作曲家。激動の人生を送りながらも93年という長命を得て、7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残しました。 このアルバムでは1937年と47年、迫害から亡命の時期に書かれた弦楽オーケストラのための2作品を収録。エネルギッシュで反抗的な作風の「古風な様式の協奏曲」に比べ、後期ロマン派の様式を模した内省的で控えめな「組曲第2番」、どちらもシュテールの心情が映し出されています。
収録作曲家:
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シュテール(1874-1967):
オルガン独奏曲とオルガンのための室内楽作品集
オルガンとヴァイオリンのための組曲 Op.102
ピアノとオルガンのための5つの間奏曲 Op.35
オルガン・ソナタ ニ短調 Op.33 [ヤン・レヘトラ(オルガン)/アンナ=レーナ・ハイコラ(ヴァイオリン)-3/アンニカ・コントリ=グスタフソン(ピアノ)-8]STÖHR, R.: 5 Intermezzi for Piano and Organ / Suite for Organ and Violin / Organ Sonata (Haikola, Konttori-Gustafsson, Lehtola)
発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:TOCC0280
CD価格:1,950円(税込)
ナチスによってオーストリアを追われ、アメリカに亡命した作曲家リヒャルト・シュテール(1874-1967)。Toccataレーベルからは、これまでに4枚の室内楽作品集がリリースされており、いずれもコルンゴルトを思わせる、後期ロマン派時代特有の爛熟した響きが聴き手を魅了しています。 今作にはオルガンのための作品を収録。シュテールのオルガン曲は決して多くありませんが、オーケストラ作品にもしばしば登場させるなど、オルガンは彼にとって重要な楽器でした。ここでは、ピアノとオルガンという珍しい組み合わせによる「5つの間奏曲」、オルガン独奏のソナタ、ヴァイオリンとオルガンが美しい音色を紡ぎだす「組曲」を収録。フィンランドのオルガニスト、レヘトラを中心とした演奏でお聴きいただけます。
収録作曲家:
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シュテール(1874-1967):
〈室内楽作品集 第4集〉
組曲 Op.76
弦楽四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.86
弦楽四重奏曲 第3番 イ短調 Op.92 [シュテファン・コッホ(チェロ)/コノール・ネルソン(フルート)/ヴェルダ・ケリー(ヴァイオリン)/プリシラ・ジョンソン(ヴァイオリン)/ユディト・テースドレ(ヴァイオリン)/スーザン・シュライバー(ヴィオラ)/マリー・シチリアーノ(ピアノ)]STÖHR, R.: Chamber Music, Vol. 4 (C. Nelson, V. Kelly, P. Johnson, J. Teasdale, S. Schreiber, S. Koch, M. Siciliano)
発売日:2020年02月07日 NMLアルバム番号:TOCC0536
CD価格:1,950円(税込)
リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスの迫害により祖国を追われ、アメリカに亡命した作曲家。ウィーン音楽院ではローベルト・フックスに作曲を学び、アカデミーの劇場でコレペティートルを務めながら、音楽理論、作曲、音楽史の教師となり、室内楽の指導も始め、1915年には引退したフックスの後任として教授に昇格。順風満帆の生活を送っていましたが、1938年には音楽院を追われ、アメリカへと移住します。しかし不自由な生活の中でも彼は作曲を続け、93年という長い生涯を全うし7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残しました。 このアルバムに収録された3曲は、アメリカに移住してからの作品ですが、生活の不安を感じさせることのない、旋律にあふれた想像力豊かな楽想に満たされています。なかでも穏やかな「セレナード」の美しさが印象的です。
収録作曲家:
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シュテール(1874-1967):
〈室内楽作品集 第3集〉
ヴァイオリン・ソナタ 第1番・第2番 [ウルリケ=アニマ・マテ(ヴァイオリン)/スコット・ファイゲン(ピアノ)]STÖHR, R.: Chamber Music, Vol. 3 (Mathé, Faigen)
発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:TOCC0461
CD価格:1,950円(税込)
ウィーンで生まれ、ウィーン音楽院でローベルト・フックスに作曲を学んだシュテール。合唱団のコレペティートルを務めたのち、フックスの後任として音楽院の音楽理論の教授に就任、数多くの学生を育てながら(学生の中にはカラヤンやゼルキンも含まれる)オーストリア軍の医師としてウィーン郊外の病院にも勤務しています。しかしユダヤ系であったため、1939年にアメリカに亡命、カーティス音楽院の教授となり、ボッサールやバーンスタインを教えました。 シュテールの作風はコルンゴルトやマルクスのようにロマン派の味わいを強く残すもの。Toccataレーベルからはこれまでにチェロとピアノのための作品集(TOCC-210)、ピアノ三重奏曲と歌曲(TOCC-446)の2枚がリリースされており、このヴァイオリン・ソナタ集は第3集となります。彼は生涯に15曲のヴァイオリン・ソナタを作曲しており、アルバムに収録された第1番と第2番は、とりわけウィーンの良き時代の甘い雰囲気を湛えた美しい曲です。
収録作曲家:
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シュテール(1874-1967):
〈室内楽作品集 第2集〉
ピアノ三重奏曲 ホ長調 Op.16
低声、ピアノとチェロの伴奏による3つの歌曲 Op.21 [キートン/レロフス/コッホ/シチリアーノ]STÖHR, R.: Chamber Music, Vol. 2 - Piano Trio / 3 Songs (Keeton, L. Roelofs, S. Koch, M. Siciliano)
発売日:2018年02月23日 NMLアルバム番号:TOCC0446
CD価格:2,080円(税込)
コルンゴルト、シェーンベルク、ツェムリンスキーと同じく、ウィーン世紀末に活躍し、アメリカに亡命した作曲家、音楽理論家リヒャルト・シュテールの室内楽作品集第2集。第1集(TOCC-210)ではチェロとピアノのデュオを聴くことができましたが、第2集では、もう少し編成の大きい「ピアノ三重奏曲」と歌曲を聴くことができます。 美しく雄大な楽想を持つ「ピアノ三重奏曲」は、ベートーヴェン、シューベルトといったウィーンのロマン派の伝統の中に位置する曲です。第2楽章の憂鬱な雰囲気はブラームスを思わせます。4年後に書かれた「3つの歌曲」はコルンゴルトを思わせる甘美で抒情的な歌。チェロのゆったりとした響きが歌声を引き立てています。
収録作曲家: