シリングス(マックス・フォン) Schillings, Max von
生没年 | 1868-1933 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 21164 |
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シリングス(1868-1933):
弦楽四重奏曲 ホ短調
弦楽五重奏曲 変ホ長調 [ウィーン弦楽五重奏団]SCHILLINGS, M. von: String Quintet in E-Flat Major / String Quartet in E Minor (Vienna String Quintet)
発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:999608-2
CD価格:1,520円(税込)
第二次世界大戦中、反ユダヤ主義としての態度を貫いたため、大戦後にはその作品自体の演奏が避けられてしまったマックス・フォン・シリングス。近年ようやく作品の復興が進み、少しずつ管弦楽作品や歌劇などの上演が行われるようになりました。 しかし彼が晩年に力を注いだ室内楽作品は、未だ演奏されることがなく、21世紀の今になっても、1998年に録音されたこのアルバム以外はほとんど目にすることができません。長らく廃盤となっていたこの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲を収録した1枚が復刻されることで、忘れられてしまったシリングスの音楽が注目されるきっかけになることでしょう。 お求めやすい価格設定での再発売です。
収録作曲家:
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シリングス(1868-1933):管弦楽作品集
「オイディプス王」のための交響的序章 Op.11
対話 Op.8/花の踊り/魔女の歌 Op.15 [エリザベート・グラス(ヴァイオリン)/アルバン・ゲルハルト(チェロ)/マルタ・メードル(語り)/ヤン・ストゥーレン(指揮)/ケルン放送管弦楽団]SCHILLINGS, M. von: Hexenlied (Das) / Symphonic Prologue / Ein Zwiegesprach / Dance of the Flowers (Mödl, Cologne Radio Orchestra, Stulen)
発売日:2019年08月30日 NMLアルバム番号:999233-2
CD価格:1,520円(税込)
ドイツ出身の作曲家マックス・フォン・シリングス。1919年から1925年までベルリン国立歌劇場の首席指揮者を務めた彼は、熱心なナチス政権支持者であったため、第二次世界大戦後は音楽界からほとんど排斥されてしまい、かろうじて、オペラ《モナリザ》の作曲家として現代に名前を残しています。 このアルバムは1991年と1992年に録音された作品集。後期ロマン派の作風による重厚な音楽が展開されています。とりわけ「魔女の歌」は1902年の初演されすぐに大人気を博したという作品で、ドラマティック・ソプラノとして一世を風靡したマルタ・メードルの迫力ある語りとともに劇的な物語が展開するという聴きごたえのある曲です。 お求めやすい価格設定での再発売です。
収録作曲家:
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シリングス(1868-1933):作品集
海のあいさつ/海の朝
鐘の歌他 [ロベルト・ヴェルレ(テノール)/シュテファン・ゾルテシュ(指揮)/ベルリン放送交響楽団]SCHILLINGS, M. von: 2 Symphonische phantasien / Glockenlieder (Worle, Berlin Radio Symphony, Soltesz)
発売日:2018年09月05日 NMLアルバム番号:999404-2
CD価格:1,520円(税込)
ドイツの作曲家、指揮者シリングスの作品集。反ユダヤの姿勢を貫いたため、第二次世界大戦後は彼の作品を取り上げるのはタブーとされ演奏の機会を逸してしまい、近年になってようやく再評価が進んだ作曲家の一人です。 このアルバムには4つの描写的作品を収録。海を題材にした「2つの交響的幻想曲」、ワーグナー風の作風によるシリングスの最初の歌劇《イングヴェルデ》からの前奏曲と、同じく《モロク》からの前奏曲。マーラーを思わせる歌曲集「鐘の歌」。20世紀初頭のドイツ音楽の潮流に乗った重厚な作品です。
収録作曲家:
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Lieder im Volkston -
民謡のスタイルによる歌曲集 [ダムラウ/ミューレマン/ナズミ/シュヴァイガー/バイアヌ]Vocal Music (German) - REGER, M. / ALBERT, E. d' / BECKER, R. / BLECH, L. (Lieder im Volkston) (Damerau, Mühlemann, Nazmi, Schwaiger, Baianu)
発売日:2017年10月27日 NMLアルバム番号:OC1875
CD価格:2,475円(税込)
ベルリンの出版社「August Scherl」が1899年から1944年に刊行していた週刊誌「Die Woche」。ここで1903年に開催されたコンペティション“im Volkston - 新しい民謡“のために30人の作曲家が曲を提出、特別号に掲載されました。どの曲も「民謡の形式」を持ってはいましたが、少々芸術的になり過ぎてしまって、本来の目的「簡潔で美しく歌いやすい曲を発見する」には至らず、出版社は2回目のコンペティションを開催することになりました。 今回は出版社から作曲家に直接依頼することはなく、自然に集まった様々な曲をWoche誌に掲載。大好評を得ました(残念なことにレーガーの「森の孤独」は素晴らしい出来栄えにも拘わらず落選、誌面では発表されませんでした)。 このアルバムでは、全ての応募作中から美しい作品を選び演奏したものです。