Srnka(Miroslav) Srnka, Miroslav
生没年 | 1975- | 国 | |
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辞書順 | 「ス」 | NML作曲家番号 | 186753 |
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モダンタイムズ
ラヴェル、アレンスキー、スルンカ(1975-):
ピアノ三重奏曲集 [トリオ・パントゥム]Piano Trios - RAVEL, M. / ARENSKY, A.S. / SRNKA, M. (Modern Times) (Trio Pantoum)
発売日:2025年04月11日
NMLアルバム番号:LDV145
CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
若きピアノ・トリオの意欲的デビュー・アルバム2016年、パリ国立高等音楽院の学生によって結成されたトリオ・パントゥム。初めて集まって初見で弾いた曲がラヴェルのピアノ三重奏曲第2楽章「パントゥム」だったことが名前の由来という彼らは、各地の名高い国際コンクールに積極的に参加、2023年だけでウィーン、リヨン、ミュンヘン、そして大阪など6つのコンクールに出場し、栄えある賞に輝いています。 そのデビュー・アルバムの軸にラヴェルを据えるのは当然の成り行きであったといいますが、彼らは一つの美学にとらわれることなく、好奇心に導かれるままに、対照的で多彩なレパートリーを探求することを目指しました。そのためここには彼らの最も愛する作品に加え、ロシアのロマン派アレンスキーの佳作、そしてチェコ音楽界新進気鋭のスルンカによるSNSを題材とした作品を組み合わせ、それぞれの影響を明らかにしています。その演奏はリリカルで瑞々しくダイナミックですが、単に若々しいだけでなく、どの作品にも思慮深く誠実に対峙しているのがよく表れた、たいへん美しく好感の持てるものとなっています。 ピアノを担当する岡田浩二朗は1999年ボルドー生まれ。ベルギーやスペインで開催されたコンクールに度々入賞するなど、ソロでも実績を重ねてきた期待の新鋭です。