シュトルツァー(トーマス) Stoltzer, Thomas
生没年 | 1480-1526 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 18217 |
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シュトルツァー(1480-1526):
通年用ミサ・デュプレクス
詩篇モテット集 [マンフレート・コルデス(指揮)/ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス]STOLTZER, T.: Missa duplex per totum annum / Psalm Motets (Weser Renaissance, Cordes)
発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:999295-2
CD価格:1,520円(税込)
15世紀から16世紀にかけてドイツで活躍した作曲家、シュトルツァー。この時代のドイツで主流を占めていたのは「マイスタージンガー」の歌で、これらは伴奏が付いていたとはいえ、単旋律であり、複雑なポリフォニー音楽では他国に一歩遅れを取っていました。そこで16世紀初めのドイツの作曲家たちは「他国の音楽技術を吸収しよう」と努力を重ね、このアルバムに収録されているシュトルツァーをはじめ、何人かの人々がフランドルやブルゴーニュの音楽技法を取り入れた宗教曲を書き始めました。 このシュトルツァーのミサ曲は、研究者でもあるコルデスが編纂したもので、当時の礼拝時を彷彿させる見事な演奏です。
収録作曲家:
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クルムホルン合奏による
ルネサンスの響き [シンタグマ・アミーチ]Chamber Music - SUSATO, T. / ALAMIRE, P. / ISAAC, H. / SENFL, L. (Krummhorn, cromorne, storto, tournebout) (Syntagma, Amici, Stilz)
発売日:2020年03月27日
CD価格:1,425円(税込)
ルネサンス期に一世を風靡したクルムホルン(ドイツ語/イタリアではストルト、フランスでは主に低音域のものをトゥルヌブー)は、Jの文字のように曲がった形をした2枚リードの木管楽器。大きな音がしたため、野外での舞曲の演奏などに適していました。 このクルムホルンと、やはり2枚リードの楽器ボンバルド(ショーム)、そしてリコーダーを操るアンサンブル、シンタグマ・アミーチによるアルバム。ゲストを加えて最大8本ものクルムホルンなどが鳴り響き(レーベル主宰者で音楽学者でもあるジェローム・ルジュヌまでクルムホルン奏者として参加しています)、スザート編纂のダンスリー(舞曲集)を始めとしたルネサンスの小品を多数収めた、たいへん楽しいRicercarきっての大ヒットアルバムです。