ケイ(ユリシーズ) Kay, Ulysses

生没年 1917-1995
辞書順 NML作曲家番号 17166
  • 商品番号:CKD731

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    アフリカン・アメリカン・ヴォイス II
    アフリカ系アメリカ人作曲家の管弦楽作品集2 詳細ページ
    [ケレン・グレイ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団]

    African American Voices II - BONDS, M.A. / KAY, U. / PERKINSON, C.-T. (Royal Scottish National Orchestra, K. Gray)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:CKD731

    CD価格:2,475円(税込)

    サウスカロライナ出身のアフリカ系アメリカ人指揮者ケレン・グレイが祖国の先人たちの作品を、彼がアシスタント指揮者を務めるロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と共に深い共感を持って描きあげるアルバムの第2弾。 詩人ラングストン・ヒューズとの交流でも知られるマーガレット・ボンズによる、ゴスペル「I Want Jesus to Walk with Me」を元にジャズのイディオムも導入して書かれた「モンゴメリー変奏曲」は、唯一残る彼女の純粋な管弦楽作品。7つの楽章がそれぞれ公民権運動の出来事に結び付けられており、モンゴメリー・バス・ボイコット運動の先頭に立ったマーチン・ルーサー・キング牧師に捧げられています。 ウィリアム・グラント・スティルに認められ、パウル・ヒンデミットの教えを受けたユリシーズ・ケイによる「管弦楽のための協奏曲」は、各楽器の独奏よりも弦、木管、金管といったセクションの対比が特徴的な新古典主義の作品。 英国のアフリカ系作曲家サミュエル・コールリッジ=テイラーにちなんでその名が付けられたコールリッジ=テイラー・パーキンソンは映画音楽やポップスでも知られますが、ここに収められた「Worship(崇拝、あるいは礼拝)」はバロック的な対位法、ブルース、ゴスペルなどの要素、讃美歌「Praise God From Whom All Blessings Flow」のメロディなども用いて、聖なる信仰と通俗の融合が試みられた作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559870

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    ドーソン(1899-1990)
    ニグロ・フォーク・シンフォニー
    ケイ(1917-1995)
    幻想変奏曲/ウンブリアの情景 詳細ページ
    [アーサー・フェイゲン(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    DAWSON, W.L.: Negro Folk Symphony / KAY, U.: Fantasy Variations / Umbrian Scene (Vienna Radio Symphony, Fagen)

    発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:8.559870

    CD価格:1,900円(税込)

    アフリカ系アメリカ人作曲家ウィリアム・ドーソンの代表作「ニグロ・フォーク・シンフォニー」。古典的な形式の中に黒人霊歌の要素をふんだんに折り込んだこの作品は、1934年にレオポルド・ストコフスキーが指揮するフィラデルフィア管弦楽団によって初演され、爆発的な人気を獲得しました。しかしこの人気は一過性のものであり、人々はすぐさま作品への興味を失ってしまいました。とはいえ、ドーソンはこの作品を大切にしており、1952年に西アフリカへ旅行した際に体感した、アフリカのリズムを再度作品に折り込み作品を改訂。1963年にはストコフスキーがこの改訂版をシンフォニー・オブ・ジ・エア(旧NBC交響楽団)と再録音したことでも知られています。ドヴォルザークの「新世界より」を思わせる哀愁漂う旋律と、重厚なオーケストレーションが魅力で、ストコフスキーが愛奏したのも頷ける力作です。 同時収録のユリシーズ・ケイもアフリカ系アメリカ人作曲家で、彼の「幻想変奏曲」は、指揮者アーサー・ベネット・リプキンの委嘱で書かれた作品。実際の主題は最後まで演奏されることがありません。決してイタリア風ではなく、ドイツ風の音楽が展開する「ウンブリアの情景」も楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0026

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    アメリカのヴィオラ・ソナタの一世紀 詳細ページ [バジル・ヴェンドリース (ヴィオラ)/ウィリアム・デイヴィッド(ピアノ)]

    A Century of American Viola Sonatas

    発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:TOCN0026

    CD価格:1,950円(税込)

    20世紀から21世紀にかけてアメリカで作曲されたヴィオラのための作品集。 アフリカ系アメリカ人で20世紀前半に先駆的な作品を遺したユリシーズ・ケイ、フリーランスの女性作曲家で、ジャズやラグタイムなどの要素を用いた作品で知られるリビー・ラーセン、教育者としても名高く、わかりやすい音楽を書くエリック・イウェイゼン、ラジオや劇音楽の分野の作品にも力を入れ、このアルバムの準備中にこの世を去ったデイヴィッド・チムピディス。 それぞれルーツも活躍分野も違う4人の作品を、1993年からコロラド交響楽団の首席奏者を務めるバジル・ヴェンドリースが演奏。作品の魅力を引き出しています。

  • 商品番号:8.559911

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    アメリカの協奏曲と管弦楽組曲集
    コープランド/クレストン/ケイ/ピストン 詳細ページ
    [アンナ・マティクス(コールアングレ)/ティモシー・マカリスター(アルト・サクソフォン)/ジョアン・ファレッタ(指揮)/ナショナル・オーケストラ・インスティトゥート・フィルハーモニック]

    COPLAND, A.: Tender Land Suite (The) / CRESTON, P.: Saxophone Concerto / PISTON, W.: The Incredible Flutist Suite (Mattix, T. McAllister, Falletta)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.559911

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀半ばのアメリカ音楽の形成に貢献した4人の傑出した作曲家たちの作品を集めたアルバム。 コープランドの「入札地」は高校卒業を間近に控えた少女を巡る、米国中西部の農家の出来事を題材にした歌劇からの組曲。のどかな牧場風景と都会への憧れがコープランドらしい明快な曲調で描かれています。歌劇では合唱が入る「The Promise of Living 生活の約束」もここではオーケストラのみで奏されます。 クレストンの「サクソフォン協奏曲」は、1930年代のアメリカにサクソフォンを広めた奏者セシル・リーソンのために書かれた曲。ジャズ・バンドで活躍することの多かったこの楽器の“本当に美しい音色と可能性”を追求した作品として評価されています。 コールアングレと弦楽オーケストラのための「ピエタ」を作曲したユリシーズ・ケイはローマ賞を受賞した初の黒人作曲家。彼がローマに赴いた際、現在バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に安置されているミケランジェロの有名な同名彫刻にインスピレーションを得た作品とされています。ソリスト、アンナ・マティクスがこの作品を発見し、ファレッタに演奏を持ちかけたというものです。 ピストンの「不思議な笛吹き」は、1938年にアーサー・フィードラーがボストン・ポップス・オーケストラのために依頼した作品。聞く人の悲しみを癒すことができる魔法の音楽家が率いる旅するサーカス団を描いたバレエ音楽です。 ファレッタの巧みな指揮が各作品のすばらしさを際立たせています。