柴田 南雄(しばたみなお) Shibata, Minao
生没年 | 1916-1996 | 国 | 日本 |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 154812 |
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柴田南雄(1916-1996):
シンフォニア/金管六重奏のためのエッセイ
夜に詠める歌/トリムルティ [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]SHIBATA, M.: Sinfonia / Essay for 6 Brasses / Poem Recited in the Night / Trimurti (Yoshiko Okumura, Hiroyuki Iwaki)
■交響曲/管弦楽曲 ■室内楽 ■現代音楽
発売日:2011年10月05日 NMLアルバム番号:NYNG-005
HQCD価格:2,200円(税込)
学者一族に生まれ、作曲家としてだけでなく、音楽評論、音楽学者としてもその功績を讃えられた柴田南雄の作品集。自身が創立メンバーとなった「二十世紀音楽研究所」が主催する現代音楽祭では、1960年代当時の最先端の技法を取り入れた斬新な作品を数多く紹介し、自らも、それらの技法を駆使した作品を書き上げています。十二音の普及にも尽力し、音だけでなく、わかりやすい文章でも「現代音楽」の魅力を紹介したことで知られます。
ここに収録されたのは1960年代の作品が中心で、「フォニア」シリーズの第1作目である『シンフォニア』、トランペットとトロンボーン、この楽器の可能性を追求した『金管六重奏のためのエッセイ』、演奏者に曲順を選ばせるといった「不確定性」と、意味のある詩の文章が融合された『夜に詠める歌』、特殊奏法から生み出される音や、電気的に加工されたいろとりどりの音がバッハの「音楽の捧げもの」と混じり合う『トリムルティ』の4曲です。若き吉田秀和氏による含蓄溢れた解説、そして作曲家自身による対談も興味深いところです。収録作曲家: