アゴスティーニ(ロドヴィコ) Agostini, Lodovico
| 生没年 | 1534-1590 | 国 | |
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| 辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 151207 |
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分割合唱
シャルパンティエ『4つの合唱のためのミサ曲』と、
そこに至る作品集 [ジャン=バティスト・ニコラ、コンソート・ムジカ・ヴェーラ、ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団、パリ国立地方音楽院児童合唱団 他]発売日:2025年10月10日
CD価格:2,775円(税込)
複合唱全盛のローマでシャルパンティエが学び、フランスに伝えた至芸若い頃に画家として研鑽を積むため渡ったローマで音楽に開眼、作曲家となってフランスに戻り才能を開花させたシャルパンティエ。王室音楽総監督リュリ存命中は執拗な妨害によりルイ14世の王室から直接の依頼を受けることはなかったものの、ギーズ公女やパリ市中の諸組織など作品を買い上げてくれる相手は絶えず、様々な分野に多くの作品を残しました。 このアルバムの表題作は複数の合唱・合奏隊が歌声や楽音を交わす複合唱形式で書かれていますが、これは教皇庁の作曲家ベネヴォリをはじめ、シャルパンティエ滞在中のローマで活躍していた作曲家たちが深めた作曲手法。アルバム前半には(ベネヴォリたちの手本でもあったガブリエーリやモンテヴェルディらヴェネツィアの作曲家たちのものも含め)イタリア半島で複合唱形式を用いた先達の作品も収録、その影響を音で確認できるようになっています。 1994年生まれの若き指揮者ジャン=バティスト・ニコラが、自ら結成したムジカ・ヴェーラを奏楽隊に迎え、児童合唱を含む大編成の多重合唱を巧みに導くみずみずしい演奏が見事。金管・木管奏者の総数が弓奏弦奏者の倍以上ある特徴的な器楽編成で、史料に残る17世紀ローマの演奏慣習に従い拍子を打つ打楽器を取り入れている点も聴きどころの一つです。

