アゼヴェード(セルジオ) Azevedo, Sergio
生没年 | 1968- | 国 | |
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辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 142537 |
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BOWS UP! 弓をあげよ
20世紀、21世紀ポルトガルの弦楽のための作品集
アゼヴェード、ブラガ・サントス、フラゴーソ [カメラータ・アトランティカ/アナ・ベアトリス・マンザニッラ(指揮/独奏ヴァイオリン)]Music for Strings (Portuguese) - AZEVEDO, S. / BRAGA SANTOS, J. / FRAGOSO, A. (Bows Up!) (Camerata Atlântica, A.B. Manzanilla)
発売日:2021年12月17日 NMLアルバム番号:8.579105
CD価格:1,600円(税込)
20世紀を迎えるまで、ポルトガルではオーケストラ作品はあまり作曲されませんでした。古典派の時代にはジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842)が2曲の交響曲を書きましたが、ロマン派の時代に活躍した人はほとんどおらず、ようやくルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955)が登場したことで、ポルトガル近代音楽の基礎が作られたといってもよいでしょう。 このアルバムには3人の近現代ポルトガル作曲家の知られざる作品を収録。 若くしてこの世を去ったフラゴーソの「ロマンティック協奏曲」は、フォーレとドビュッシーの影響を感じさせる瑞々しい作品。フレイタス・ブランコに学んだジョリー・ブラガ・サントスの「弦楽のための協奏曲」は民謡に根差した旋律とウォルトンやヴォーン・ウィリアムズを思わせるイギリス風の響きが融合しています。アゼヴェードは新古典主義の様式を愛する作曲家。このアルバムではバルトークへのオマージュである弦楽のための音楽と、シンフォニエッタを聴くことができます。
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アゼヴェード(1968-):
フクヴァルディ・サイクル
「草陰の小径にて」からの2つの小品
フクヴァルディ・ソナタ/霧の中で … 1912/キツネの探索 [マリーナ・カンポニェス(フルート)/エルデル・マルケス(ピアノ)/ホセ・ペレイラ(ヴァイオリン)/アンサンブル・ダルコス/ヌノ・コルテ=レアル(指揮)]AZEVEDO, S.: Hukvaldy Cycle - 2 Pieces after On the Overgrown Path / Hukvaldy Sonata and Trio / In the Mists… 1912 (Ensemble Darcos, Côrte-Real)
発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:8.579079
CD価格:1,600円(税込)
レオシュ・ヤナーチェクが生まれた村「フクヴァルディ」にちなんで名付けられた室内楽アルバム。 全ての作品を書いたのは数多くの受賞歴を持つポルトガル出身の現代作曲家、セルジオ・アゼヴェードで、さまざまなヤナーチェク作品を素材とし新たな曲を創り上げました。なかでも「草陰の小径から」と「霧の中で」の素材を用いた作品では、ヤナーチェクの作風を辿りながらも、新たな発展形を提示。2つの異なる時代で活躍する2人の作曲家たちの深遠なコミュニケーションが生まれています。 例え原曲を知らなくても、ヤナーチェクの世界を垣間見ることができる興味深い1枚です。
収録作曲家:
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〈ポルトガルのピアノ三重奏曲 第1集〉
コスタ、カルネイロ、アゼヴェード [トリオ・パンゲア]COSTA, L.: Piano Trio / CARNEYRO, C.: Piano Trio / AZEVEDO, S.: Hukvaldy Trio (Portuguese Piano Trios, Vol. 1) (Trio Pangea)
発売日:2016年04月27日 NMLアルバム番号:8.573402
CD価格:1,600円(税込)
19世紀から20世紀にかけて、ポルトガルから生み出された多彩な音楽の中でも「交響曲」と「ピアノ音楽、それにまつわる室内楽」の発展の目覚しさには驚くべきものがあります。交響的作品の作曲家ではボンテンポ、ダ・モッタ、ブランコなどが知られますが、ピアノ曲、室内楽曲では更に多彩な人々が思い思いの作品を作曲し、レパートリーに彩りを添えています。 このシリーズではそんな作曲家たちのピアノ三重奏曲に焦点を当て、この時代のポルトガルの音楽がどれほど豊潤なものであったかを検証していきます。第1集では、コスタ、カルネイロ、アゼヴェードの3人の作曲家の作品を聴くことができます。フォーレを思わせるコスタ、ミヨーやコープランドから影響を受けたカルネイロ、ロペス・グラサに師事したアゼヴェード。この特色あふれる作品からは、確かに多様な色合いが感じられます。 ※日本語帯なし
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Raízes - ポルトガルの弦楽四重奏曲集
カラパトゾ/マルケス/アゼヴェード/ラパ [マトジニョシュ弦楽四重奏団]String Quartets (Portuguese) - AZEVEDO, S. / CARRAPATOSO, E. / LAPA, F.C. / MARQUES, T. (Raízes) (Matosinhos String Quartet)
発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:8.579114
CD価格:1,600円(税込)
アルバムタイトルの「Raízes」とは、ポルトガル語の「ルーツ」の意。このアルバムに収録されているのは、全てマトジニョシュ弦楽四重奏団の委嘱による新作で、ポルトガルの伝統的な民謡の旋律や、舞曲、物語からインスピレーションを得た作品が並びます。 ゆったりとした哀愁漂う旋律と、軽やかな舞曲が交互に置かれたカラパトゾの「ラソス、コントルダンスとデスカンテ」とラパの「ミランダ組曲」はどちらも北ポルトガルに伝わる舞曲と物語が元になったもの。幾分現代的なハーモニーが楽しいマルケスの「幸福の島」のルーツはアゾレス島とマデイラ島の神話であり、アゼヴェードの「ポプラルスキア I」は民俗音楽の研究で知られるロペス=グラサとベーラ・バルトークらの思い出に捧げられた作品です。