シテインベルク(マキシミリアン) Steinberg, Maximilian
生没年 | - | 国 | |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 130667 |
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シテインベルク(1843-1946):
受難週間(1923) [クラリオン合唱団/フォックス]STEINBERG, M.: Passion Week (Clarion Choir, Fox)
発売日:2016年08月26日 NMLアルバム番号:8.573665
CD価格:1,900円(税込)
ロシアの作曲家、音楽教師シテインベルク(1843-1946)はリムスキー=コルサコフの愛弟子であり、1908年には師の娘ナジェージダと結婚し、その作風を受け継いだ人です。保守的な路線を貫いたため、ほとんどジダーノフ批判にさらされることもなく、1934年から1939年の間にはレニングラード音楽院の院長を務めるなど、近代ソ連の音楽発展に寄与しました。しかし、その穏健さが却って忘れられる原因となり、現在ではほとんどその作品を耳にする機会はありません。 この「受難週間」も長い間楽譜が散逸していた合唱曲で、作曲されたのは1920年から1923年頃と推測されています。スラブ聖歌に基づく無伴奏合唱は、ラフマニノフの「晩祷」を思わせる力強さを備えた感動的な典礼音楽になっています。 ※日本語帯なし