マチエイェフスキ(ロマン)
生没年 | 1910-1998 | 国 | |
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辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 122560 |
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マチエイェフスキ(1910-1998):
〈2台ピアノによる編曲作品集 第2集〉
J.S.バッハ / ヴィヴァルディ、クライスラー、ヘンデル、グラナドス、パデレフスキ、リスト、黒人霊歌 [カタジナ・ライス(ピアノ)/ピョートル・ケピンスキ(ピアノ)]発売日:2021年08月27日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
ポーランドの作曲家マチエイェフスキ。ベルリンで初期の教育を受け、ポーランドではシマノフスキ、パリではブーランジェに学びました。1934年から住んでいたパリではミヨー、ストラヴィンスキー、プーランク、オネゲルらと親交を持ち、アルトゥール・ルービンシュタインとも交友関係がありました。 宗教的な作品や管弦楽曲など、多数の作品を発表しましたが、これらの「2台ピアノのための編曲作品」は恐らくスウェーデンに滞在していた1940年代に書かれたと推測されます。ここではパロックの名作と、後期ロマン派の作品、そして彼が愛した黒人霊歌の数々が、マチエイェフスキの感性のフィルターを通して再構築されています。 第1集と同じく、カタジナ・ライスとピョートル・ケピンスキのピアノ・デュオが忘れられた響きを現代に蘇らせています。
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マチエイェフスキ(1910-1998):
〈2台ピアノによる編曲作品集 第3集〉
J.S.バッハ、チャイコフスキー、フランク、パデレフスキ、クライスラー、アルベニス、タウベ [カタジナ・ライス(ピアノ)/ピョートル・ケピンスキ(ピアノ)]発売日:2021年08月27日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
ポーランドの作曲家マチエイェフスキの「2台ピアノのための編曲集」第3集。 マチエイェフスキはドイツで生まれ、ベルリンのシュテルン音楽院で学び、ポズナン音楽院を経てワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに師事、初期の作品はカロル・シマノフスキに評価されました。ナディア・ブーランジェに師事するために1934年にパリに留学しましたが、その後は亡くなる直前までポーランドに戻ることはなく、イギリスやスウェーデンでピアニスト、作曲家として活躍しました。 そんなマチエイェフスキの生涯の物語はポーランド国内で2回も映像化されるなど、近年その人気が高まりを見せています。とりわけ完成までに10年以上の年月を要した「死者のためのミサ曲」(1959)は1960年に初演されて高い評価を受けました。彼の「2台ピアノのための編曲」はライフワークの一つで、自身のコンサートで演奏されただけではなく、ユニークなピアノのレパートリーとして多くのピアニストたちにも愛奏されました。近年、作品の人気が再燃の兆しを見せています。 第3集にはバッハやチャイコフスキーらの作品に加え、フランクの難曲「交響的大曲」の編曲も含まれています。