バルシス(エドゥアルダス) Balsys, Eduardas

生没年 1919-1984
辞書順 NML作曲家番号 122318
  • 商品番号:ODE-1358

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    バルシス(1919-1984)
    ヴァイオリン協奏曲 第1番
    弦楽オーケストラのための詩「海の反映」
    劇的なフレスゴ画 詳細ページ
    [ジェラルダス・ビドヴァ(ヴァイオリン)/インドレ・バイクシュタイテ(ピアノ)/リトアニア国立交響楽団/モデスタス・ピトレナス(指揮)]

    BALSYS, E.: Violin Concerto No. 1 / Dramatic Frescoes / Reflections of the Sea (Bidva, Baikštytė, Lithuanian National Symphony, Pitrėnas)

    発売日:2021年04月16日 NMLアルバム番号:ODE1358-2

    CD価格:2,475円(税込)

    1919年、ウクライナで生まれたエドゥアルダス・バルシス。2歳の時に父の故郷リトアニアに移住し、音楽とサッカーを始めます。合唱団で歌い、吹奏楽団ではヴィオラとテューバを演奏。同時にサッカー選手としても才能を発揮、1938年にはリトアニア代表チームとしてプレーするなど大活躍しました。1940年に陸軍士官学校に入学、作曲に興味を覚えた彼は、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク国立音楽院)の大学院に進み研鑽を積みます。1960年から1984年にかけてリトアニア国立音楽院で作曲を指導、数多くの弟子を育てるとともに、作曲も続け《蛇の女王エグレ》などの歌劇や、オーケストラ、室内楽作品をはじめ、映画音楽まで幅広いジャンルの作品を生み出しました。 このアルバムには1950年代から1984年に亡くなるまでのバルシスの3作品を収録。音楽院で研究を終えたばかりの時期に書かれた「ヴァイオリン協奏曲」は伝統的な様式を用いたハチャトゥリアン風の作品。その後、12音技法を用いるようになり作風は変化、「劇的なフレスコ画」は印象派風の「音で絵を表現する」方式で書かれており、独奏を担当するピアノとヴァイオリンに、オーケストラのさまざまな楽器が絡み合うことで、不安な時代の劇的な対立を表現しています。 「海の反映」はバルシスの晩年の作品の一つ。オーケストラの楽器を響きによって細分化し、まとめていくという方式で、ダイナミックに移り変わるな海の様子を表情豊かに描いています。

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