カーニッツ(エルネスト) Kanitz, Ernest
| 生没年 | 1894-1978 | 国 | |
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| 辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 120436 |
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発売日:2026年01月30日
NMLアルバム番号:CHAN20374CD価格:3,075円(税込、送料無料)
ARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservator)による優れた企画「亡命者たちの音楽」シリーズ最新作。 ウィーン出身の作曲家エルネスト・カーニッツは裕福な家庭に生まれ、幼少より母に勧められて音楽を学び、フランツ・シュレーカーに師事しました。法律を学びつつ作曲活動を続け、その作品はジョージ・セルやクレメンス・クラウスらによって演奏されました。 1922年には新ウィーン音楽院で教鞭を執りましたが、ユダヤ系の出自ゆえナチスの台頭後に亡命を余儀なくされます。妻と共に米国に渡り、南カリフォルニア大学で教育者として活躍、退職後は作曲に専念し、その作品はフィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、サンフランシスコ交響楽団など、多くのオーケストラによって初演されました。しかし没後は忘れられてしまい、ようやく近年再評価が進められています。 ヴァイオリン・ソナタは、後期ロマン派の様式による3楽章の作品で、豊かな旋律と洗練されたピアノ・パートが特徴。楽譜には妻ゲルテルへの献辞があり、表情記号が緻密に書き込まれています。弦楽四重奏曲ニ長調は、ウィーンのノスタルジーと現代的な要素を巧みに融合させた作品。ソナタ・カリフォルニアーナはエネルギッシュな音楽で、後の時代を予見させる作風が特徴です。 他には、技巧的な無伴奏チェロ・ソナタ、伝統的な形式の中にユーモラスな旋律が織り込まれた5人の奏者のための「コンチェルティーノ」が収録されています。
収録作曲家:
