Opera Australia
-
ドニゼッティ(1797-1848):
歌劇「ランメルモールのルチア」 [オーストラリア・オペラ合唱団/エリザベス・シドニー管弦楽団/リチャード・ボニング指揮]■オペラ
発売日:2013年11月20日
2CD
通常価格:2,085円→ 特価!:990円(税込)スコットランドの作家ウォルター・スコットの小説をもとに、1835年にドニゼッティ(1797-1848)が書き上げた名作歌劇です。17世紀のスコットランドで実際に起きた事件が元になっており、意に沿わぬ婚約を強いられた花嫁が狂気に至り、ついには婚約者の命を奪ってしまうまでを、ドニゼッティは力強く、そして美しく歌いあげます。もちろん聴きどころは第2幕の「狂乱の場」であり、この役を得意とするサザーランドは、すでに最盛期を過ぎた時期でありながらも完璧な歌唱を聴かせます。
収録作曲家:
-
ドニゼッティ(1797-1848):
歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 [オーストラリア・オペラ合唱団/エリザベス・シドニー管弦楽団/リチャード・ボニング指揮]■オペラ
発売日:2013年11月20日
2CD
通常価格:2,085円→ 特価!:990円(税込)1833年に作曲されたドニゼッティ(1797-1848)の意欲作。タイトル・ロールであるルクレツィアは稀代の悪女。人を殺すことについて、全く罪悪感を感じることのなかった彼女ですが、自らの息子までをも手に掛けてしまい、ようやく悲しみに打ちひしがれるという物語。サザーランドの絶妙な歌唱、彼女の夫アルフォンソ役のオールマンのバランスの取れた歌唱。この2人を取り巻く他の歌手たち。そしてボニングの指揮。全てが絡み合い、この強烈な苦悩と悲しみのドラマが進行していきます。
収録作曲家:
-
マイヤベーア(1791-1864):
歌劇「ユグノー教徒」(フランス語歌唱) [オーストラリア・オペラ合唱団/オーストラリア・オペラ・アンド・バレエ管弦楽団/リチャード・ボニング指揮]■オペラ
発売日:2013年11月20日
3CD価格:2,600円(税込)
ジョン・サザーランドは30年以上の長き時に渡って、世界中の歌劇場の舞台を支配していました。イタリアでは「La Stupenda(とてつもない声を持つ女)」と称賛されてもいました。 そんな彼女も80年代になるとさすがに声が衰えはじめますが、この86年の「ユグノー教徒」での彼女は、煌めく超絶技巧で聴衆を魅了したことがはっきりわかります。引退公演に選んだのもこの作品であり、サザーランドにとっては最も大切なレパートリーであったことは間違いありません。
収録作曲家:
-
■オペラ
発売日:2013年10月23日
2CD価格:2,224円(税込)
ニホンの都「ティティプー」の死刑執行大臣ココの家にやってきた旅芸人ナンキ・プー(彼の真の姿は若くハンサムな皇太子で、その父はミカドです)。彼は父の決めた許嫁かてぃーしゃから逃れるために家出し、旅芸人になっているのです。そんなナンキ・プー。若く美しいヤムヤムと恋に落ちますが、彼女はココの婚約者。悔しい思いをするのです。そんな時、ココとヤムヤムが「いちゃつきの罪(!)」で死刑宣告を受けるのですが…。1885年にロンドンで初演されたオペレッタ「ミカド」。当時ナイツブリッジで開催されていた「日本博覧会」が人気を博し、イギリスで起きた空前の日本ブームに乗じた楽しい物語です。当時は“未知の国”であった日本を舞台にしながらも、実はイギリスの上流階級を皮肉った作品であり、観客はそれと知らずに批判に加担しているという凝ったものでもあります。モーンダーの演出は幻想的であり、私たちの知っている日本とは違った「ニホン」が見事に描かれています。 豪華な衣装、繊細なセット。どれもが魅惑的で楽しいものです。登場人物がリンゴのマークの付いた機械を操作していたりと時代も上手くぼかされています。指揮はブライアン・キャッスル=オニオン。全てにおいて溌剌とした活力ある音楽を紡ぎ出しています。途中で聞こえてくるのは「宮さん宮さん」?だったりとなんとも楽しい作品をぜひどうぞ。
収録作曲家:
-
■オペラ
発売日:2013年10月23日
DVD日本語字幕なし
通常価格:3,184円→ 特価!:1,490円(税込)祖国を追われて放浪中の身であるダッタン国の王子カラフ。彼は紫禁城の広場でトゥーランドット姫を見かけ、その美しさの虜となります。しかし彼女に求婚するためには3つの謎を解かなくてはいけません。求婚の名乗りを上げたカラフはトゥーランドットのかけた謎を次々と解いていくのですが、トゥランドットは頑なに結婚を拒否します。そこで彼はなぜか、トゥーランドットに対して「誰も知らぬはずの私の名を夜明けまでに知ることができれば、私は死んでもよい」と宣言するのです。トゥーランドットは国中に命令を出し彼の名を知るために奔走します。果たして最後に勝利するのは誰なのでしょうか? アリア「誰も寝てはならぬ…Nessun dorma」で知られるプッチーニ(1858-1924)の未完のオペラ「トゥーランドット」。残酷なトゥーランドット姫の真意は「異国の男性に騙され失意の内に死んだ過去の姫の恨みをはらすため、全ての男性に復讐をする」というものでしたが、その氷の心が少しずつ溶けていく様子はまさに感動的であり、普遍の女心を描くものとして高く評価されています。この演出は、幻想的な美しさとオリエンタリズムを融合させたもので、白を基調にした衣装や不思議な装置など、極めて空想的な雰囲気に満ちています。タイトル・ロールのスーザン・フォスターの強靭な声も魅力的。全てにおいてバランスのとれた映像と言えるでしょう。
収録作曲家: