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二重跳びは誰でもとべる

二重跳びは難しく思えますが、練習すれば必ず誰でも跳べるようになります。


小学校の体育の授業では必ず扱われますし、最近では体力低下対策として幼稚園の授業でも二重跳びをさせるところが増えてきました。


そう、二重跳びは正しい道具と練習方法を知れば、誰にでも跳べるんです。


この記事では二重跳びに適した縄跳びの選び方と、練習方法を順を追って紹介しています。

二重跳びに適した縄跳びは?

二重跳びに適した縄跳びのポイントは大きく2つです。


  • ロープが固くて細くて、ある程度の重さがある
  • グリップが長めで力が伝えやすい

この2つが跳びやすさのポイントになります。とくロープの材質によっては跳びやすさが大きく変化するので、いま使っている縄跳びと見比べながら確認してみましょう!



ビニール製の縄跳びが最適

ある程度の重さがあって細いロープの代表格は「ビニール製」の縄跳びです。


一般的に市販されている縄跳びの、ほとんどがこのビニール製です。ただし、ここで注意したいのが「硬さ」と「グリップ」についてです。


ロープの硬さは力の伝わりやすさに関係します。硬いほど「伸び」が減るため力が伝わりやすく、素早い回転が可能です。反対に柔らかいロープはゴムのように伸びてしまい、力が十分に伝わりません。


回したときには硬いロープのほうが重く感じることがしばしばありますが、それは十分に力が伝わっている証拠です。


次にグリップが短いものはあまりオススメではありません。短いグリップは小学校中学年以上だと手の大きさに収まらず、指が外れてしまうことが多くあります。


指が外れると握る力が弱くなり、二重跳びのように素早く回す技にはよくありません。

二重跳びに布製やビーズはNG

幼稚園やスポーツクラブの指定で布製なわとびを使っている人がいますが、二重跳びには不向きです。


布製は太い割に重さがなく、うまく力が伝わりません。


また弊ショップでも販売してるビーズロープは、まえとびの練習には向いていますが、重すぎて二重跳びには適していません。


もしこれらの縄跳びを使っている場合は、二重跳びをするためにステップアップとして違う縄跳びを購入するのをオススメします。

二重跳びの練習方法

いよいよ具体的な二重跳びの練習方法に入ります。


まずは1回目を跳ぶ練習方法を紹介します。


すでに1回目が跳べて連続にチャレンジしている人は、少しだけ読み飛ばしてください。

二重跳び1回目の練習/前とびを早くとぶ

まずは前とびを素早く跳ぶ練習をしましょう。


具体的には10秒で25回を目指してとんでみてください。このスピードは1秒で2回ちょっとまわす早さで、二重跳びを同じぐらいになります。


誰かと一緒に練習するときには、ぜひスマホなどで時間を測ってお互いに回数を数えてみましょう。25回という具体的な目標があると、練習のモチベーションも湧きますよ!

二重跳び1回目の練習/手を叩く

空中で手を2回たたき、2回まわすリズムを掴みましょう。


連続でジャンプをしながらだとリズムがグチャグチャになるので、


1回たたく

1回たたく

1回たたく

2回たたく


このリズムで手を叩いてみましょう。とくに4回目のジャンプのときに大きく跳ぶのがコツです。


また手をたたくだけだと飽きてしまうので、太ももやお尻、ヒザなど体の他の部位を叩いてもOKです!

二重跳び1回目の練習/抱え込みジャンプ

空中で体を抱え込むように小さくなるジャンプの練習をします。


二重跳びは高いジャンプが必要ですが、想像以上にうまくジャンプが出来ていない人が多いです。


抱え込みジャンプとは、準備運動の屈伸のような姿勢をジャンプ中に作ることで、高いジャンプをする練習に効果的です。


とくに小学生では上手くジャンプが出来ていないケースが多いので、抱え込みジャンプを練習するだけで二重跳びが跳べてしまう子も多いです!


二重跳び連続の練習/前とびに戻る

二重跳びを連続で跳ぶには、すぐに連続をせずに前とびに戻る練習をしましょう。


前とび

前とび

前とび

二重跳び

前とび

前とび

前とび

二重跳び


このようなイメージで、二重跳びと前とびをサンドイッチしていきます。


慣れてきたら徐々に間に挟む前とびの回数を減らしていき、二重跳びと前とびを交互にとべるようになったら、もう連続までスグです。

二重跳び連続の練習/記録を伸ばす

二重跳びの連続記録を伸ばすには、以下の3つの流れで練習しましょう。



①目標回数を設定する

目標にする回数を決めます。まずは無理のない目標にするのがポイントです。


②回数を刻みながら目標回数を跳ぶ

一気に目標回数を跳び切るのは大変なので、回数を分割して跳び切る練習をしましょう。


たとえば目標が50回だとしたら、


20回


20回


10回


といった具合に、目標回数まで跳び切ります。いきなり徐々に分割を少なくしていき、目標回数を目指します。



③引っかかっても目標まで跳ぶ

目標回数まで分割無しでチャレンジしていきます。仮に途中で失敗してもスグに止まらず、その場でやり直して目標回数まで跳び続けます。


この練習を続けていくと、最終的に目標回数まで跳びこなせるようになっていきます。

焦らずコツコツ練習を

二重跳びは練習すれば誰でも跳べます。


ただし、ボタンのスイッチを押すようにすぐに跳べるようになるわけではありません。


何度も失敗し、体にぶつけ、徐々に成功していく。少しずつ記録が伸びていくモノです。


焦ってはいけません。


5分、10分練習したぐらいで諦めてはダメです。


大切なのは1日5分を続けること。少しずつでもコツコツ練習を続けていくことが、上達するための一番のコツです。