RELAX2000・ウッドスプリングシステム
「まるで雲の上の寝心地!」しなやかに、やさしくしっかり体を支えるRELAX2000・ウッドスプリングシステム
スラット(木の板)の代わりに天然木の円盤とそれを支えるサスペンション(サポートエレメント)を縦横に並べて、体を支えるしくみなのがRELAX2000ウッドスプリングです。
それぞれが独立して体を支え、中央でも端でも同じ寝心地
RELAX2000は金属スプリングマットレスでいえば、ポケットコイルタイプと同じ。それぞれのユニットが独立して支えますので、中央でも端でも同じ寝心地が得られます。ナチュールフレックスに比べると上下のストロークが多いために、特に横向き寝の場合はその効果は絶大です。体重のかかる中央部3列には、ラテックスの層を下に設けて腰砕けがないように、しっかりと体を支えています。
調節方法について:基本的には調節フリー
9列のサポートエレメント。中央3列はラテックスとの2重構造でしっかりめ、その外側各2列は横向き寝時に肩の出っ張りをソフトに受け止めるため、やわらかめの設定です。一番外側各1列は固さはあまり関係ないのですが、調節のためのラバースティックを2本付けて、そのうち1本を他の列に使うことができるようになっています。
シルバーネス・マットレス14㎝との組み合わせの場合、リラックス2000の寝心地を快適に思って選んでいただいた方なら、ほとんど調節は不要である場合が多いので、その面ではメンテナンスが楽でしょう。
RELAX2000の調節方法
調節方法:ラバースティックを組み合わせて5段階の硬さ調節を行う
リラックス2000の最大の特徴は「こぶ」が2つあるサポートエレメントに付いているラバースティックです。スティックを伸ばして内側のこぶで止めるようにすると硬くすることができます。
リラックス2000のウッド板の下には2本の棒が入っています。この棒はラバーで伸縮性があり、途中に突起部分があります。この棒を引っ張って突起部分を引っかけると硬くなります。あるいは棒を1本にすると柔らかくなります。このような組合せによって6段階で硬さを変えることができるのです。
下記の順に硬くなります。
- ラバースティックなし
- ラバースティック1本で 外側のこぶ
- ラバースティック1本で 内側のこぶ
- ラバースティック2本で 2本とも外側のこぶ
- ラバースティック2本で 1本は外側のこぶ、1本は内側のこぶ
- ラバースティック2本で 2本とも内側のこぶ
標準では中央3列は2重構造で 3.の状態
その外側各2列は 1.の状態
外側各1列は 3.の状態です。
実際の使用方法
専用の落とし込みタイプのベッドを使う
この方法が最もベストです。落とし込み式ですので、サスペンションやスラット(板)がずれることがありません。地元長浜産ひのきを使ったオリジナルベッドはコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。
市販のスノコベッドを使う
一般的なスノコベッドを用意して、その上にウッドスプリングを置きます。簡易にできますが、ウッドスプリングがずれたりする可能性がありますので、すべり止めシートなどを併用いただいた方がいいでしょう。なお、一般のスノコベッドは長さが195㎝ですが、RELAX2000は200㎝ありますので、少しはみ出ますが、実用には差し支えありません。
フローリング等床に直接置く
リラックス2000を床置きできないわけではありませんが、畳や床との間に5mm厚程度のカーペットの端切れやシリコンゴムブッシュのような緩衝材を入れた方がいいかもしれません。セミダブルサイズは強度確保のため、裏側中央に木の補強がされているので、直接置くことができません。
組み合わせるマットレスは
シルバーネス・天然ラテックスマットレス14cm(硬め)
リラックス2000に組み合わせるマットレスは14cmぐらいのラテックスマットレスが最もバランスに優れています。
リラックス社のシルバーネス・マットレス14cmは12cm厚の硬めの天然ラテックスフォームにカバーがかかっています。厚みがあるので、腰の部分は固く、肩の部分はソフトにと5ゾーンで固さを変えている高級タイプ。カバーの生地には、抗菌性のある銀糸が織り込まれており、さらに中綿にはユーカリから生まれたテンセルのわたがキルティングされています。テンセルの中わたは天然素材と同じで吸湿性に優れている一方で、ホコリがでないという特徴があります。
天然ラテックスフォームはにヨーロッパ製で、インドネシアを始めとしたアジアでフォームされたものに比べると、天然ゴム特有の臭いがほとんどありません。これがヨーロッパのラテックスフォームの特徴です。
シルバーネス・天然ラテックスマットレス14cm(ふつう)
体重が軽い方や、肩幅が広くて横向き寝の方むけにふつうの硬さのシルバーネスマットレスもご用意しています。ただ、あおむけ寝の方には過去の例からいいますとふつうの硬さは向かないようです。硬めになさった方が無難でしょう。
シルバーネス・馬毛ラテックスマットレス(硬め)
RELAX2000の場合9㎝のラテックスマットレスはお勧めできませんが、片面には馬毛シートが入ったタイプなら使用することができます。しっかりとした寝心地で通気性の良い馬毛面と、ラテックス面の好きな寝心地を選べます。 中の天然ラテックスフォームは7cmで、シルバーネスと同じ硬さのタイプに加え、より密度の硬いラテックスフォームをおすすめします。
一般的なマットレスはおすすめしません
12~15㎝のラテックスフォーム、合成ラテックスフォームのマットレスなら問題はありませんが、通常の金属スプリングのマットレスやウレタンマットレスの組み合わせはおすすめできません。
マニフレックスなどのウレタン系で15㎝程度厚みがあるタイプは使うことができますが、基本的にはラテックスマットレスとの組み合わせがベターでしょう。
ベッドパッドは必ず必要です
しばしばマットレスの上にシーツだけという方がいらっしゃいますが、ベッドパッドは快適な睡眠環境である温度33℃湿度50%を保つために必ず必要なものです。
ベッドパッドは布団、敷パッド(パッドシーツ)はシーツ
ベッドパッドと汗取りパッドは、同じパッドという名前、形もよく似ていますが、実はベッドパッドは布団の一種であり、汗取りパッドはシーツの一種と、機能が異なるのです。ですから、ベッドパッドはシーツをかけて使いますし、汗取りパッドはそのまま直に使って丸洗いします。
敷パッド(パッドシーツ)は直に使って、皮膚近くの温湿度を調節します。ベッドパッドを使って基本的な機能を満足させた上で、さらに季節に合わせて、夏なら麻などの熱がこもりにくいものを、中間季節ならパイルやガーゼなどの、表面の吸湿性が良いものを、冬ならウールなど保温力を高めるものを選びます。
温度と湿度を調節する敷寝具に必須なのがベッドパッド
ベッドパッドは敷布団の延長です。一晩に200~400ccといわれる発汗・不堪蒸散の湿気を吸い発散させて、快適な温湿度を調節するのが役割です。
ウールの場合、ベッドパッドだとシングルサイズで1.5kgの羊毛わたが必要とされます。一晩に発散される汗や水蒸気を吸うにはこれぐらいの量が要るのです。敷パッドシーツでは薄いので、汗の吸湿発散が不十分です。
つまり、ベッドパッドは敷布団なので必なる必要なものであり、敷パッドはシーツとして補助的に使用するものなのです。
この調整能力が最も優れていて、しかも使用感が快適なのがドイツ・ビラベック社の羊毛ベッドパッド・羊毛敷布団です。当社は、片面にリトアニア製のリネン麻を付けて、オールシーズン快適なオリジナル仕様をおすすめしています。
ドイツ・ビラベック社羊毛ベッドパッド
快適な睡眠を研究する眠りのプロショップSawadaの快眠寝具研究室。不眠を改善して、快適な睡眠環境を生み出すドイツ・ビラベック社の羊毛布団。当店オリジナルのリトアニア・リネン麻生地を片面に使い、通気性の良いマコトリコット生地を使うことでオールシーズン使える極上の寝心地が生まれます。
通常はシングルで羊毛わた1.5kgのベッドパッドですが、寒がり・冷え性の方には厚手3.2kgの羊毛敷布団の方がおすすめです。
RELAX2000 価格表 (2023/7/1~)
商品名/サイズ | シングル 100×200㎝ | セミダブル 120×200㎝ |
---|---|---|
RELAX2000・ウッドスプリング | 297,000円 | 352,000円 |
シルバーネス・ラテックスマットレス14㎝ ハード | 187,000円 | 264,000円 |
シルバーネス・ラテックスマットレス14㎝ ミディアム | 数量限定:187,000円 | — |
シルバーネス・馬毛ラテックスマットレス10cm ハード | 220,000円 | 297,000円 |
ミルフィ12エクスクルーシブ・ラテックスマットレス12㎝ ミディアム | 121,000円 | — |
ビラベック・リネン麻付羊毛ベッドパッド | 46,000円 | 55,000円 |
ビラベック・リネン麻付羊毛敷布団 | 73,000円 | 87,000円 |
(10%税込み)価格は予告なく変更する場合がございます。現在の価格はリンク先をご確認ください。
その他のサイズは別注(納期6カ月以上) セミシングル80㎝巾、90㎝巾は100㎝と同価格 ダブル以上は別途