アライヘルメット

アライとは

アライとは
VALUE OF ARAI
アライヘルメットは、日本を含む世界中のライダーに愛されている高品質な モーターサイクル用ヘルメットのブランドです。 アライは、1950年代初頭のまだ規格も存在しない時代にバイク乗りだった創業者自身 が純粋に自身の頭を護りたいという気持ちからスタートしました。 そしてライダーの頭を護るにはどうすればいいかを自分で考え『FRP帽体』 と『発泡スチロールの緩衝ライナ』の組み合わせという、現在なお引き継がれている 乗車用ヘルメットの原型を作り上げ、今に至ります。 創設から今までの間、創業家により経営され、外部資本による影響を受けない事により たとえ手間やコストが嵩んでもライダーを護る事に集中し、生産から管理に至るまで ほぼ全ての工程がアライヘルメット社内で行われています。 頭を護ることを信念とし、その為には小さなことでもできる事を続ける。 その信念に社員一同が賛同し、長い歴史を通じてプロテクションの進化を追求し続けて きた背景がアライヘルメットにはあるのです。
CONTENTS

1.ヘルメットの衝撃吸収能力の限界・転倒痕

ヘルメットの吸収能力の限界

いかなるヘルメットにも、衝撃吸収の能力には限界があります。

いかなるヘルメットにも、衝撃吸収の能力には限界があります。
ヘルメットの現実の転倒痕
いかなるヘルメットにも、衝撃吸収の能力には限界があります。

2.Araiヘルメットの特長 ―ヘルメットの護る仕組み

ヘルメットの特長ヘルメットの護る仕組み

「かわす性能」と「衝撃吸収性能」で頭を護る。
例えて言うなら車の両輪と同じ。どちらも欠けてはいけない大切な働きで万が一の時にあなたの頭を護っているのが、ヘルメットなのです。頭を護るために数値化できない『かわす性能』を向上させるためにあらゆる可能性を追求し、何十年も改善を積み重ねてきたのです。そしてその追及は止むことはありません。
護りの強化、かわす性能を進化させるために、可能性を模索しできる事全てを尽くす。進歩するための小さな改良を積み重ねるという妥協なき姿勢がアライヘルメットの信念とも言えます。 頭を護るという強い信念を持ち、その考えをヘルメット開発に注ぎ込む。信念に賛同する社員のもと長い歴史の中で小さな違いを積み重ねてきた実績があるからこそ、プロテクションを追求し続ける事ができるのです。
アライが護ろうとするのは値の付けようもないほど尊いライダーの頭とライダーを取り巻く環境全てであると考えています。

『衝撃吸収性能』と『かわす性能』は、車の両輪のようにどちらも欠けてはいけない働きです。 《ヘルメットの護る仕組み》を正直にお話します。

3.『かわす性能』 ―動きを止めることなく引っかからずにすべり続ける性能

特長 Features01『かわす性能』

■アライヘルメットのキーワード
アライヘルメットを語る上で非常に重要なキーワードがいくつか存在します。
ヘルメットは『衝撃吸収』・『かわす性能』この2つの主な働きにより内側の頭を護っています。アライは衝撃吸収だけでなく『かわす性能』を重視して1980年代からその向上に取り組んできたパイオニアです。
アライヘルメットのキーワード
■『かわす性能』とは
アライヘルメットの『かわす性能』とは、ヘルメットが障害物にぶつかった瞬間やヘルメットが衝撃を受けた際、 ヘルメットが動きを止めることなく引っかからずにすべり続ける性能です。その為に「かわす性能」の土台は『滑らかな(設計)、丸く(技術)、強い帽体(素材)』 これらのキーワードは無くして成り立ちません。
すべる事で衝撃を分散させながらエネルギーを減衰させる『かわす性能』とはヘルメットの中の頭に衝撃エネルギーを向かわせない様にする処理を指しています。
『かわす性能』とは
『かわす性能』とは

4.『衝撃吸収性能』 ―衝撃吸収性能を生かすためにアライで用いられている技術

特長 Features02『衝撃吸収性能』

▼衝撃吸収性能を生かすために
「衝撃吸収性能」を最大限に生かすためにアライで用いられている技術が【多段発砲一体成形ライナ】です。
世界でもアライのみが使用するその技術は、一体成形により繋ぎ目で衝撃が止まることがなく、ゆっくりと吸収させることができます。 必要以上の厚みを設ける必要が無く、滑らかでコンパクトな帽体を作る事ができそれを採用することによりコンパクトで衝撃をかわしやすい帽体フォルムを維持することができています。
3kgものストライカを3mの高さから落下させる「耐貫通性試験」。路上や路面の突起物やオートバイのスッテプなど尖ったものを措定し、強度を調べる試験。 [多段階発泡ライナー] [スパーファイバーベルト]
『衝撃吸収性能』

5.Araiのkeyword

滑らかにするための設計

keyword01-R75

アライの「かわす性能」を語る上で欠かすことができない【R75】というキーワードは衝撃を逃がすフォルムを指す事でもあります。
万一の転倒の際、衝撃を「かわす」ために、アライの帽体は全てのモデルに対し規格による参照平面上の頭部保護範囲において曲率半径75mm以上の連続した局面で構成された「R75 SHAPE」を遵守しています。
アライは卵型の帽体を保つことが、より安全性の高いヘルメットであると認識しています。

keyword01-R75 keyword01-R75
【R75】ビデオクリップ
規格

keyword02-SNELL規格

規格として世界一厳しいと言われるのが【SNELL規格】アメリカで生まれたSNELL規格は、日本のJIS規格や欧州のCE規格とは異なりより厳しい基準を設けています。 SNELL規格の衝撃吸収性能を満たしたうえで、さらに衝撃をかわす性能の向上のために丸く滑らかな形状を 突き詰めるアライのヘルメットは他のスネル規格取得ヘルメットとは別次元にあります。
さらに、その最も厳しいとされるSNELL規格に加え、自社で厳しく設定された独自規格「アライ規格」を考案・実行しています。

keyword02-SNELL規格 keyword02-SNELL規格 keyword02-SNELL規格
「スネル規格」とは
技術

keyword03-多段発砲一体成形ライナ

厚みを大きく変化させることなくヘルメット上部側頭部・前頭部・後頭部、それぞれに適した硬度の異なる発泡体を一体成形したアライだけの技術で作られたライナ。通常パーツごとに分かれている場合は衝撃が断層部でストップしてしまうが、一体成型することで衝撃をストップさせることなくゆっくりと吸収できる。 それぞれのモデルやサイズの帽体に合わせた設定で硬度のことなるライナを採用することによりコンパクトで衝撃をかわしやすい帽体フォルムを維持することが可能です。

世界で唯一、アライだけの技術で高度の違う発泡スチロールを部位毎に細かくチューニングしています。 世界で唯一、アライだけのMDL技術(Multi Density Liner)。ベストなプロテクションを引き出すために、モデル毎のみならず、サイズ毎のみならず、サイズ毎にも細かく高度を設定している。
世界でもアライでしか使用していない、部位ごとに最も適切な発泡倍率を組み合わせ一体成形するMDL(Multi Density Liner)技術。衝撃の加わる面積に合わせ、頭頂部、側頭部、後頭部、前頭部、それぞれに適した硬度の異なる発泡体を使用し、一体成形することで継ぎ目がなく、衝撃を受けた際、スチロールの切れ目でエネルギーが途切れることなくライナが潰れていくことで、理想の衝撃吸収性能を発揮します。
衝撃吸収ライナの秘密
剛くするための素材

keyword04-スーパーファイバー

アライのヘルメットには特殊な「通称:スーパーファイバー」が採用されています。
高級ヘルメットによく見られる通常のグラスファイバーに比べ、30%の強度向上と6倍のコストがかかると言われています。そのスーパーファイバーをシートベルトのように織り込みシェルに箍(たが)を締めるかのように成形しているのがアライのみが使用するスーパーファイバーベルトです。
ヘルメットの開口部などのヘルメットのウィークポイントに配することで縦方向のクラックを抑制する働きをして帽体全体の強度向上の効果を持ちます。ヘルメット内部の構造は一見するだけでは見ることはできませんが、見えない部分に経験と工夫と積み重ねることでアライとしての違いを生んでいるのです。

keyword04-スーパーファイバー keyword04-スーパーファイバー keyword04-スーパーファイバー
帽体素材編-1
帽体素材編-2

6.ヘルメットの選び方 ―自分に合ったヘルメットを選ぶ。注意点・正しい被り方

▼ヘルメットを被る前の注意点
ヘルメットを正しく被ることは、頭部を保護し、安全性を確保するために非常に重要です!
  1. 頭のサイズに合わせたヘルメットを選ぶ
    サイズは頭の周囲に合わせて選ぶ必要があります。ヘルメットが大きすぎると頭が揺れたりヘルメットが取れたりすることがあり、逆に小さすぎると頭を保護できない可能性があります。
    サイズ表
  2. ヘルメットの位置を調整
    ヘルメットを被る前に前後左右の位置を調整する必要があります。
  3. ヘルメットのストラップを調整
    ヘルメットを正しく被るためにストラップを調整する必要があります。ストラップが緩んでいるとヘルメットが取れたりストラップがきつすぎると不快に感じることがあります。ストラップを調整して快適なフィット感を得るようにしましょう。
  4. チンストラップを留る
    ヘルメットを被った後にチンストラップを留めます。チンストラップはヘルメットが頭部を保護するために正しく機能するのに非常に重要です。
  5. ヘルメットが正しく被れているか確認
    ヘルメットを被った後、ヘルメットが正しく被れているか確認しましょう。ヘルメットが正しく被れている場合、前後左右に動かすことはできず、頭皮が引っ張られたり、圧迫感を感じることはありません。

    以上が、ヘルメットを正しく被るための基本的な手順です。ヘルメットを被る前に必ずヘルメットの取扱説明書を確認してから正しく被るようにしてください。
▼ヘルメットの正しい被り方
  1. あご紐をしっかり持ち、左右に広げる
    間口が少し広がるのでヘルメットが被りやすくなります。(※脱ぐときも同様にあご紐を左右に広げると脱ぎやすくなります。)
  2. 額から先にかぶる
    真上からではなく、額から先に被る事により前髪が目の前に垂れ下がりにくくなり、耳たぶの折れも防げます。
  3. ヘルメットの位置を整える
    天井パットが頭に触れるまであご紐を下に引っ張りながら位置を整えます。最後にあご紐を締めれば装着完了です。
    ヘルメットの正しい被り方
How to wear

7.頭の測り方 ―メジャーとフィッティングスケールによる測定方法

頭のサイズに合わせたヘルメットを選ぶことが非常に重要です。ヘルメットのサイズは頭の周囲に合わせて選ぶ必要があります。
ヘルメットが大きすぎると頭が揺れたりヘルメットが取れたりすることがあります。逆に、小さすぎると頭を保護できない可能性があります。

▼頭の周長と縦・横を正確に計測する!
▼頭の周長と縦・横を正確に計測する!

◆メジャーによる測定方法

まゆ毛の上、おでこの一番でている部分(まゆ毛から人差し指1本ぐらい上辺り)から耳の上に回し、後頭部の一番高い位置を通って1周するように測ります。
※頭の周長の一番長い部分がヘルメットの内径の一番広いところに合わせる

きつめに計測、少し緩めに計測と2回測り両方の数値を参考にサイズを選定しましょう。
例:きつめ57cm 緩め58cmの場合、推奨サイズは57-58サイズ

◆メジャーによる測定方法

◆フィッティングスケールによる測定方法

頭の縦長/横長を計測する際に定規が斜めにならないように真っすぐに頭の一番張っている部分を計測しましょう。
※斜めに測ると誤差が生じますので注意してください。

◆フィッティングスケールによる測定方法
▼フィッティングスケールの作り方
*フィッティングスケールはココ↓からPDFをダウンロード

※注意※ 印刷の際には縮尺の変更はしない様にしてください。
■用意するもの
〇1mm程度の厚紙
〇ハサミ・カッター
〇のり

▼フィッティングスケールの作り方

8.サイズ調整について ―アジャスタブル・システム対応。サイズ調整が可能

▼調整パットによるサイズ調整が可能

アジャスタブル・システム対応のヘルメットは
標準仕様「頭周り・頬部」がキツイと感じた場合には、簡単に自分のサイズに微調整できます。

調整パット対応表・サイズ調整表を確認してから行ってください。

<調整パット対応表>はこちらをクリック!

アジャスタブル・システム内装 アジャスタブル・システムパッド
◆アジャスタブル・システム内装
システムパッド部分に取り外し可能な『調節パッド』があります。このパーツを抜き取ることで側頭部を約4mm(片方)ほど緩くすることができます。 ※パットを剥がす時には丁寧に剥がしましょう!
◆アジャスタブル・システムパッド
システム内装パッド部分に取り外し可能な『調節パッド』を配置。調節パッドを取り除くことで約5mm(片方)ほど緩くすることができます。

9.対応について ―製品のサイズ交換・返品 対応窓口

[アライヘルメット製品のサイズ交換・返品について]

当店では、ご購入後でもアライヘルメットのサイズ交換を承っております。
大変お手数ではございますが、商品をお受け取りになられましたら、早めにご試着をして頂けますようお願いいたします。

○ご試着時のお願い
商品と併せてヘルメット試着用の不織布のフェイスカバーを付けさせていただいております。
商品を着用する際には必ずご使用くださいますようお願い申し上げます。
※サイズ交換のヘルメットも原則、再販を目的としております。
大変お手数ではございますが、商品をお受け取りになられましたら、早めにご試着をして頂けますようお願いいたします。
○サイズ交換・返品について
サイズ交換又は返品に関してはメールを使って行われます。
当店お問い合わせフォームより、必須項目をご記入の上ご要望をお知らせください。
※ お電話でご連絡いただいてもEメールで再度ご連絡をお願いする場合がございます。
※ ご希望のサイズが完売の場合は、返品での対応となります。
【お問い合わせはココをクリック!】
○返品交換をお断りする場合
1.外観上の傷がある場合
2.シールドラベルが剥されている場合
3.内装が汚れている場合(臭いなども付着していない状態)
4.ヘルメット袋の紛失
5.各モデルの付属品が使用されているまた、欠損している
6.エアロフィンのラベルが剥されている(RX-7X)
7.各モデルの規格ラベルが剥されている
8.屋外で使用している
9.試着時に落としたりぶつけてしまっている
10.外箱が破損または欠損してしまっている
11.商品到着から7日以上の期間が過ぎてしまっている

交換返品希望商品が手元に戻り次第、検品を行わせていただきます。
*検品結果の後、弊社で再販不可能を判断しましたご注文に関しては返品・交換をお受けできませんのでご了承下さい。

【対応窓口】

月-金/10:00-16:00
(※12:00-13:00までは自動音声に切り替わります。13時以降に改めてご連絡をお願い致します。)

商品に関するお問合せ、アフターサービス・修理・不具合などのご相談は下記にて販売資格員がご対応致します。 尚、作業工賃が発生する場合や部品代金、発送を伴う場合の往復発送送料などはお客様負担となります。

担当:杉本・平岡