中洞牧場のスタッフは、牛の生活リズムにあわせて一日を過ごします。

山地酪農は、本来の生態に限りなく近い牛の暮らしを最優先し、その中に「人間が必要とするだけの牛乳を分けてもらう」というプロセスを組み込んでいます。

したがって、搾乳を除き人間が酪農を営むために必要なこと( もともと牛にとっては余計なこと ) は、牛たちが山にいる時間を使って行っているのです。